2013/5/22

バルト三国

クライペダ港、大規模なインフラ投資

この記事の要約

リトアニアのクライペダ港では、大規模なインフラ整備計画が進んでいる。同港はバルト海最北の不凍港であり、コンテナ貨物取扱量はバルト3国最大で、特にベラルーシ、ウクライナ、中央アジア方面の貨物輸送では重要な役割を持つ。\ 今 […]

リトアニアのクライペダ港では、大規模なインフラ整備計画が進んでいる。同港はバルト海最北の不凍港であり、コンテナ貨物取扱量はバルト3国最大で、特にベラルーシ、ウクライナ、中央アジア方面の貨物輸送では重要な役割を持つ。

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今年は9,500万ユーロを投じて旅客および貨物船用のターミナルを拡充するほか、浚渫工事を実施する。総工費のうち4,400万ユーロについては北欧投資銀行(NIB)から融資を受ける。また、2014年には年間処理能力75万TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナターミナルが完成する予定で、欧州復興開発銀行とスウェーデンのSEBが資金を提供している。このほか、4億3,000万ユーロというクライペダ港の歴史上最高額の資金を投じて、海上液化天然ガス(LNG)ターミナルが建設が進んでいる。ノルウェーのHoegh LNGが建設を担当し、ターミナルとクライペダの送ガス所を結ぶパイプラインは独PPSパイプラインシステムズが建設する。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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