石油・石炭・ガス

ロスネフチ、ハッカソンで先端ソリューションを発掘

●業務プロセスのデジタル化に役立つソリューションを発掘 ●最優秀技術は同社の探査・採掘用ソフトウエアに組み込まれる ロシア石油最大手で国営のロスネフチは5日、自社の主催するハッカソン「ITマラソン」が終了したと発表した。 […]

エネ大手ユニパーが露ガスプロムに損賠請求

●同社はガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上 ●政府は同社を国有化の意向、支援額は最大330億ユーロの見込み エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手

ハンガリーなど4カ国が天然ガス回廊の実現で合意

●ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国 ●「垂直ガス回廊」は欧州の南北間でガスを双方向に輸送 ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の相互接続と輸送能力の向上に向け協力

輸入物価の上げ幅2カ月連続で縮小、10月は23.5%に

ドイツ連邦統計局が2日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比23.5%増となり、上げ幅は2カ月連続で縮小した。上昇率自体は依然として大きいものの、直近のピークである8月(32.7%)に比べると9ポイント以上、低い。最大

イネオス

化学大手の英イネオスは2日、米エネルギー大手センプラ・インフラストラクチャーとLNG(液化天然ガス)の長期調達契約を結んだと発表した。テキサス州ポート・アーサーLNGターミナルから年140万トンの供給を受ける。調達したL

エネ大手ユニパーがガスプロムに損賠請求

エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手続きを開始したと発表した。ガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上していることから、損害賠償を請求する。クラウスデ

ポルシェがDAX採用

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、主要な3株価指数(DAX、MDAX、SDAX)の入れ替えを発表した。最有力40社を対象とするDAXには高級スポーツ車のポルシェが採用され、スポーツ用品のプーマはワンラ

ノルウェー、25年まで油ガス田の探査ライセンス発行凍結

ノルウェーのアースランド石油・エネルギー相は11月29日、2025年9月に実施予定の次回総選挙まで未開発地における油ガス田の探査ライセンスを発行しない方針を明らかにした。2023年予算案をめぐる交渉で、中道左派の労働党と

シェル、欧州のバイオガス最大手を買収

英石油大手シェルは11月28日、バイオガス生産で欧州最大手のネイチャー・エナジー・バイオガス(デンマーク)を買収することで合意したと発表した。脱化石エネルギー戦略の一環で、買収額は19億ユーロに上る。 シェルはオランダ子

ロールス・ロイス、航空機用水素エンジンの試験に成功

航空機エンジン大手の英ロールス・ロイスは11月28日、ジェット燃料の代わりに水素を動力源とするエンジンの始動試験に世界で初めて成功したと発表した。飛行試験に向けて、2回目の試験を実施する計画だ。 同社は英格安航空最大手イ

カタールが独にLNG供給へ、26年から15年間

エネルギー大手の米コノコフィリップスは11月29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロ

ハンガリーなど4カ国、天然ガス回廊の実現で合意

ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の相互接続と輸送能力の向上に向け協力することで覚書(MoU)を交わした。4カ国を経由して欧州の南北間でガスを双方向に輸送する「垂直ガス回廊」の実現

消費者信頼感2カ月連続改善

市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・

インフレ率が4カ月ぶりに低下、11月は10%に

ドイツ連邦統計局が29日に発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.0%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は前月の10.4%から縮小した。インフレ率の低下は4カ月ぶり。最大の物価押し

ユニパー―国の出資が80億から最大330億ユーロに拡大―

天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が従来計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむ見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化してい

LNG再ガス化船がドイツに初到着

LNG(液化天然ガス)を再ガス化する浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)「ネプチューン」が23日、独北東部のリューゲン島ムクラン港に入港した。FSRUがドイツに入るのは初めて。当局の承認を得て稼働を開始する予定だ。

カタールが独にLNG供給へ、26年から15年間

エネルギー大手の米コノコフィリップスは29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロシア産

独ユニパー、国の出資が最大330億ユーロに拡大

天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り、国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が当初計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむとの見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化

ドイツ初のグリーン水素輸入ターミナル、ハンブルクに建設へ

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

10月卸売物価、上げ幅縮小も17.4%の高水準

ドイツ連邦統計局が15日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比17.4%増となり、上げ幅は前月を2.5ポイント下回った。ただ、エネルギー、原料、中間財の価格高騰を受けて水準自体は依然として極めて高い。 全体を最も強く押

製造業受注残高の記録更新がストップ

ドイツ連邦統計局が17日発表した9月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で151.9(暫定値)となり、前月を0.9%下回った。8月までは統計開始(15年)後の最高を7カ月連続で更新

EnBW―発電所の電源をガスに転換、将来は水素を使用―

エネルギー大手の独EnBWは17日、シュツットガルト市ミュンスター地区にある熱電併給型火力発電所の電源を石炭からガスへと切り替えるプロジェクトで、当初から水素燃料を投入できるようにする計画を明らかにした。約3年後の稼働開

シーメンス―産業分野で過去最高益を更新―

電機大手の独シーメンスは17日の決算発表で、2022年9月通期の産業分野の税引き前利益(EBT)が前期比17%増の102億7,700万ユーロとなり、過去最高を更新したと発表した。ロシアのウクライナ進攻、高インフレ、コロナ

ティッセンクルップ―通期で黒字転換―

独複合企業ティッセンクルップが17日発表した2022年9月通期決算の純損益は11億3,600万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億1,500万ユーロ)から大幅に改善した。経営再建が奏功したほか、素材・鉄鋼価格が大幅に上昇

独初のグリーン水素輸入ターミナル建設へ、26年稼働

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

独製造業の生産成長率、今年は大幅低下

ドイツ産業連盟(BDI)は22日、同国製造業の生産成長率が今年は0.25%となる見通しを明らかにした。受注残高が多いことからかろうじてプラス成長を保つものの、前年の4.7%からは大幅に低下する。来年についてはエネルギー価

ガス使用メーカーの89%が消費量を抑制

天然ガスを使用する独メーカー(全体の59%)のうち89%が過去6カ月間に消費量を引き下げたことが、Ifo経済研究所の10月のアンケート調査で分かった。そのうちの75%は生産以外の分野で消費量を抑制。生産分野で抑制を行った

1-9月期機械輸出+4%、ユーロ安で米国向けが大幅増に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が15日発表した同国の1-9月期の機械輸出高は1,403億ユーロ(暫定値)となり、前年同期を4.0%上回った。エネルギー、原材料コスト上昇分の川下転嫁が反映されており、物価調整後の実質ベース

シェルと中国企業、仏の洋上風力発電事業を中止

英石油大手シェルは15日、中国企業と共同でフランスに洋上風力発電所を建設するプロジェクトを中止すると発表した。インフレ率の高進でコスト負担が増大したことなどを理由としている。 シェルは中国の原子力発電企業、中国広核集団(

ドイツ初のグリーン水素輸入ターミナル、ハンブルクに建設へ

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

温効ガス排出削減、「努力分担規則」改正案で基本合意

欧州議会と閣僚理事会、欧州委員会は8日、EU排出量取引制度(EU-ETS)の対象に含まれていない農業や運輸などの産業分野における温室効果ガス排出削減目標を厳格化する法案の内容で基本合意した。加盟国ごとの削減目標を定めた「

「国の支援はピンポイントで」=5賢人委

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は9日、『秋季経済予測(経済鑑定)』を提出した。今回の重点テーマはエネルギー危機と高インフレ問題。政府が市民や企業の負担軽減策を行っていることを原則的に評価しながらも、不適切な措

インフレ率が2カ月連続で統一後の最高更新

連邦統計局が11日発表した10月の消費者物価指数は前年同月比で10.4%上昇し、東西ドイツ統一後最高のインフレ率を2カ月連続で更新した。エネルギー価格の高騰とそれに伴う幅広い分野での値上げに加え、サプライチェーンのひっ迫

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