自動車

「化石燃料のエンジン車は35年までに禁止」=交通相

ドイツのアンドレアス・ショイアー交通相は日曜版『ヴェルト』紙のインタビューで、「化石燃料を用いるエンジン車を2035年までに止めることは我々の目標でなければならない」と述べ、15年以内の販売禁止に意欲を示した。その一方で

トルコ初の国産電動トラクター、6月に生産開始

トルコで初の国産電動大型トラクターの生産が6月に開始される。開発・製造を手がけるZYエレクトリックトラクターのヨル社長が8日、現地通信社アナドルに明らかにした。生産準備はおおむね完了しており、まず25台を組立てる計画だ。

フォルクスワーゲン―欧州の電池セル工場を6カ所に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は15日、車載電池分野の2030年までの事業計画(ロードマップ)を発表した。電動車の今後の生産拡大を見据えて電池セルの生産能力を大幅に拡大するとともに、電池製造コストを大幅に引き下

ロスアトム、韓国リチウムイオン電池メーカーと戦略提携

ロシア原子力公社(ロスアトム)はこのほど、韓国のリチウムイオン電池メーカーであるエナテック・インターナショナルの株式49%を買収した。非原子力事業の立ち上げ・強化を目指すグループ戦略に沿うものだ。契約に基づき、2025年

ロシア、年内にも自動運転車の公道走行試験スタート

ロシアで年内に完全自動運転車の公道走行試験が実現する見通しだ。ロシア交通省によると、完全自動運転車の導入に必要な法整備を認めることが閣議決定された。この措置は2024年まで有効。 同国で2019年から自動運転車の公道試験

アウディ―「エンジンを新規開発せず」=社長―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは新たなエンジンを開発しない意向だ。マルクス・デュースマン社長が16日発行『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで明らかにした。 内燃機関車は現在、アウディ

シュコダ新型「オクタビア」、中国に特別仕様で投入

フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ自動車最大手シュコダ・オートは9日、中型乗用車(Cセグメント)「オクタビア」の4代目モデルを中国で特別仕様の「オクタビア・プロ」として発売すると発表した。 中国は「オクタビア」の

BMW―CO2無排出製鉄の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは12日、二酸化炭素(CO2)を排出しない製鉄技術を持つ米スタートアップ企業ボストン・メタルに出資すると発表した。BMWは製品ライフサイクル全体で排出されるCO2の総量を削減する戦略を打ち出してお

ポリマー樹脂加工の独レーハウ、ルーマニアにハブ拠点を新設

ポリマー樹脂加工の独レーハウは15日、1,000万ユーロを投じてルーマニア中部のシビウに地域ハブ拠点を設置すると発表した。生産・サービス・物流能力を引き上げ、ルーマニアおよび東欧事業を強化する狙い。ハブ拠点開設と同時に、

BMW―減益も黒字確保、CO2排出量は平均99グラムに―

高級車大手の独BMWが11日発表した2020年12月期決算の純利益は38億5,700万ユーロとなり、前期を23.2%下回った。コロナ禍で4-6月期に赤字へと転落したことが響いた格好。下半期は業績が改善し、10-12月期の

フォルクスワーゲン―2月販売2割増、中国市場回復で―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が12日発表した2月のグループ新車販売台数は前年同月比19.3%増の65万1,600台と大幅に拡大した。比較対象の2020年2月はコロナ禍に伴う中国市場の大幅縮小が響いて24.6%減

EV用電池のノースボルト、米スタートアップ企業を買収

電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を手がけるスウェーデンのノースボルトは10日、米国の電池技術スタートアップ企業キュバーグを買収したと発表した。キュバーグの革新的な技術を活用し、高出力の次世代電池を開発する計画だ。買

トルコ初の国産電動トラクター、6月に生産開始

トルコで初の国産電動大型トラクターの生産が6月に開始される。開発・製造を手がけるZYエレクトリックトラクターのヨル社長が8日、現地通信社アナドルに明らかにした。生産準備はおおむね完了しており、まず25台を組立てる計画だ。

ベアリング大手SKF、伊アイラスカ工場でSuPB生産へ

スウェーデンのベアリング大手SKFは4日、伊北部トリノ近郊のアイラスカにある工場を拡張すると発表した。工作機械用の超精密軸受(SuPB)の生産強化が目的。近在の既存2工場から生産移管する形で整備する。 4億スウェーデンク

VWグループ、供給網の持続可能性リスク分析にAI活用

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは3日、供給網(サプライチェーン)の持続可能性リスクの分析に人工知能(AI)を活用したパイロットプロジェクトを実施していると発表した。2020年10月からグループブランド

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、同社の電気自動車(EV)「ID.3」にコンバーチブルモデルを設定することを構想しているとし、同モデルのスケッチデザインをソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上

Daimler

独自動車大手のダイムラー は4日、同社のスポーツ系高級車ブランドのメルセデスAMGがバーデン・ヴュルテンベルク州のアファルターバッハに電気駆動システムの開発・試験センターを建設すると発表した。このほど同センターの起工式が

英新車登録、2月は35.5%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は4日、同国の2021年2月の乗用車新車登録が5万1,312台となり、前年同月に比べ35.5%減少したと発表した。これは1959年2月(4万1,474台)以降で最も少ない水準。SMMTは、1年の

Trinity

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が進める電気自動車の開発プロジェクト。このほど初のスケッチ画像を公開した。フラットでスポーティーなデザインが特徴のセダンで、航続距離、充電速度、デジタル技術において新しい基準を設定す

ロシア新車販売、2月は0.8%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2021年2月の新車販売(乗用車・小型商用車)が12万81台となり、前年同月に比べ0.8%増加したと発表した。 自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長

仏ルノー、欧州市場で三菱自にOEM供給

仏自動車大手のルノーは10日、アライアンスパートナーである三菱自動車に2023年から2車種の「姉妹モデル」をOEM供給すると発表した。三菱自動車は、当該モデルを欧州の一部市場で販売する。具体的な販売国およびOEM供給の対

BMWとダイムラー、モビリティ事業の一部を売却

独自動車大手のBMWグループとダイムラーの子会社ダイムラー・モビリティは9日、両社の合弁会社YOUR NOWの事業のうち、駐車関連サービスを提供するパークナウ・グループを駐車・充電関連サービスを提供するイージーパーク・グ

商用車大手スカニア、脱炭素で新興鉄鋼企業と投資提携

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は1日、同国の新興鉄鋼メーカー、H2グリーンスチール(H2GS)との投資提携を発表した。化石燃料の代わりに水素を用いて鉄鋼を生産する同社との協力を通じ、

独VW、ソフトウエア志向のモビリティ戦略を発表

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は5日、新戦略「Accelerate」を発表し、ソフトウエア志向のモビリティプロバイダーへの転換を加速する方針を明らかにした。車両へのソフトウエアの統合やデジタル技術による顧客体験

独ヘラー、25年までに生産拠点の気候中立を目指す

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは4日、2025年までに気候中立(クライメート・ニュートラル)の生産を目標とすると発表した。世界にある同社の38の生産拠点すべてで目標達成を目指す。 主に、省エネと再生可能エネルギーへの

独エルリングクリンガー、バッテリー部品の大型受注を獲得

独自動車部品大手のエルリングクリンガー(EK)は9日、バッテリー部品の大型受注を獲得したと発表した。契約期間は約9年、取引規模は総額で5億ユーロ前後としている。ドイツのノイフェン工場で今後15カ月以内に量産を開始する予定

独ボッシュのドレスデン工場、完全自動で半導体生産

独自動車部品大手のボッシュは8日、ドイツ東部のドレスデンに建設した新しい半導体工場で試験生産を開始していると発表した。新工場では自動車向けのマイクロチップなどを生産する。2021年6月に開設し、2021年末に本格生産を開

ポルシェ・エンジニアリング、ルーマニア事業を強化

独ポルシェのエンジニアリング・サービス部門であるポルシェ・エンジニアリングがルーマニア事業を強化する。計画中の新規プロジェクトの実施に向けて採用を進め、年内に従業員数を280人に増員する。主な求人対象はソフト開発技術者と

独コンチネンタル、セルビアで電子機器部品の工場開設

独自動車部品大手コンチネンタルがセルビア北部ボイボディナ自治州の州都ノビサドに新工場を開設した。同国政府が7日明らかにした。投資額は1,400万ユーロで、ディスプレイやカメラなどを含む車載電子機器を生産する。従業員は約5

鉱工業生産9カ月ぶり減少、1月は-2.5%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%減の98.6(暫定値)へと低下した。同指数の減少は9カ月ぶり。自動車と建設業界が足

独ポルシェ、クロアチアのリマックへ追加投資

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスポーツカー製造子会社ポルシェが、クロアチア電動車メーカー、リマック・オートモビーリへの出資比率を従来の15.5%から24%へ引き上げた。追加投資額は7,000万ユーロ。リマックの部

独特殊化学メーカー、ルーマニアに販売拠点

ドイツの特殊化学メーカー、ボドメラー・ケミーは1日、ルーマニアのブカレストに販売拠点を開設したと発表した。同国のほかブルガリア、モルドバでの事業拡大が目的。販路開拓や既存の取引先との関係を強化し、南東欧でのシェア拡大を図

パークナウ―親会社ダイムラーとBMWが売却―

独高級車大手のダイムラーとBMWは9日、駐車仲介サービス合弁パークナウをスウェーデン同業のイージーパークに売却することで合意したと発表した。ダイムラーとBMWの移動サービス合弁は業績の足かせとなっていることから、今回の取

ポルシェ―クロアチアEVメーカーに追加投資―

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスポーツカー製造子会社ポルシェが、クロアチア電動車メーカー、リマック・オートモビーリへの出資比率を従来の15.5%から24%へ引き上げた。追加投資額は7,000万ユーロ。リマックの部

ボッシュ―半導体新工場、年末に生産開始―

自動車部品大手ボッシュは8日、独東部のドレスデンに建設した半導体工場での生産を年末に開始すると発表した。同工場では需要の拡大が見込まれる車載品とIoT向け製品を製造する。 ボッシュはこれまで西南ドイツのロイトリンゲンにあ

ボロコプター―NTTや東京センチュリーから資金調達―

空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターは3日、総額2億ユーロを投資家から調達する契約に調印したと発表した。自動車大手ダイムラーなど既存の出資者のほか、東京センチュリー、NTT、資産運用大手ブラックロック、インフラ大手アトラ

メルク

製薬・化学大手の独メルクは4日、液晶や半導体材料を手がけるパフォーマンスマテリアルズ部門の名称を「エレクトロニクス」に改めると発表した。ハイテク材料向け事業の強化戦略に基づく措置。「半導体ソリューション」「ディスプレー・

メルセデスベンツ

ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは9日、炭素中立目標の実現にサプライヤーの大半が同意したと発表した。同社は2039年までに炭素中立を実現する目標を掲げ、これに合致した部品の納入をサプライヤー要請。要請に応じ

独特許出願8%減少

ドイツ特許・商標庁(DPMA)が5日発表した2020年の特許出願件数は前年比7.9%減の6万2,105件となり、2年連続で落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。他の主要国でも減少している。 出願件数が最も多い輸送機械で16.

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