鉄道

落書き対策に無人ヘリ活用へ=ドイツ鉄道

ドイツ鉄道(DB)は車両や施設への落書き対策として無人ヘリコプターを投入する計画だ。同社のセキュリティ担当者などへの取材をもとに『ビルト・アム・ゾンターク(日曜版ビルト)』紙が報じた。 \ 赤外線カメラ搭載の無人ヘリを利

「駅で身の危険を感じる」は3人に1人

公共交通機関の利用者の3人に1人は駅や停留所で不安や身の危険を感じている――。調査会社Forsaのアンケート調査をもとに25日付『ヴェルト』紙が報じたもので、「電車やバスの車内であまり、もしくは全く安全だと感じない」も1

ロシア鉄道、極東~モスクワを7日間でコンテナ輸送

ロシア鉄道(RZD)はこのほど、極東~モスクワを7日間でコンテナ輸送するシベリア横断鉄道の定期運行を開始した。仕分けステーションに途中停車しないノンストップ輸送のため、従来の鉄道コンテナ輸送の急送便(11~14日)や船便

Deutsche Bahn AG―競合の中東欧バス事業買収―

鉄道大手のDeutsche Bahn(DB)は16日、仏同業Veolia Transportから中東欧のバス事業(VTCE)を買収したと発表した。欧州の近距離旅客輸送事業を強化する狙い。買収金額など取引の詳細は明らかにし

プルコヴォ空港に地下鉄乗り入れか

ロシアのサンクトペテルブルク市内とプルコヴォ空港が地下鉄で結ばれる可能性が高まっている。日刊紙『RBCデイリー』が、複数の関係筋の話として伝えたところによると、同市のポルタフチェンコ市長は先ごろ、ソコロフ運輸相に宛てた書

EBRD、鉄道車両製造業に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10日、スイスの鉄道車両製造大手シュタッドラーとミンスク州政府(MREC)との合弁会社であるシュタッドラー・ミンスクに1,450万ユーロを融資すると発表した。ベラルーシの鉄道車両製造業の成長

ハンブルク港運営会社、チェコ鉄道貨物ターミナルが開業

独ハンブルク港運営会社(HHLA)の運送子会社メトランスは今月初め、チェコ東部のチェスカー・トジェーボヴァーで、コンテナ積み替えを主眼とした鉄道貨物ターミナルを正式にオープンした。海運と組み合わせた中東欧向け内陸輸送ネッ

Siemens AG―業績見通し引き下げ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は2日の決算発表で2013年9月通期の業績見通しを下方修正した。第2四半期決算が振るわなかったうえ、赤字が続くソーラー事業の売却先模索が難航しているためで、継続事業の利益で「45億

キーロフ、電車生産でチェコ・シュコダと提携

ロシア機械・冶金大手のキーロフ・ザヴォードはこのほど、チェコの鉄道車両大手シュコダ・トランスポーテーションと合弁で鉄道車両生産会社を設立すると発表した。初期投資額は1,500万ユーロ。1年以内に生産体制を整え、年間売上高

VTG AG―鉄道輸送でKuehne+Nagelと合弁―

鉄道貨車リース大手の独VTG(ハンブルク)とスイスの物流大手Kuehne+Nagelは4月25日、鉄道輸送事業の一部を合弁化することで基本合意したと発表した。欧州鉄道貨物市場で競争力を強化する狙い。VTGは合弁会社の過半

Siemens AG―Eurostar向け高速鉄道、納期遅れの見通し―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は欧州鉄道運営会社のEurostarから受注した高速鉄道10編成の納期を遵守できない見通しだ。各国鉄道当局からの認可取得に手間取っているためで、引当金の計上が避けられなくなっている

鉄道設備業界、12年受注28%減に

独鉄道設備業界団体VDBが16日発表した独業界の2012年の新規受注高は前年比28%減の105億ユーロと大きく縮小した。主力の車両部門が36%減の75億ユーロに後退したことが響いた格好。インフラ設備は国外が好調で7%増の

金属盗難の予防策が効果、DBなどで件数減少

ドイツ鉄道(DB)、RWE(エネルギー)、ドイツテレコム(電気通信)の3社と独金属販売事業者連盟(VDM)は9日、3社を対象とした金属盗難犯罪の件数が昨年は約3,400件となり、前年から10%以上減少したと発表した。防犯

ロシア鉄道、東シベリアと極東でインフラ投資強化

ロシア鉄道(RZD)は、東シベリアと極東でインフラ投資を強化する。同社が先ごろ極東国家開発委員会に提出した計画書によると、2018年までに総額5,620億ルーブル(140億ユーロ)を投じてこれらの地域の鉄道網を整備する。

公共交通機関の利用者、昨年は110億人突破

連邦統計局は3日、ドイツの公共交通機関の利用者数が昨年初めてのべ110億人を越えたと発表した。統計を取り始めた2004年以降、増え続けており、1日当りの利用者数は前年比0.7%増の3,000万人に達した。 \ 近距離路線

PKPカーゴ、貨物輸送車両330両で入札実施

ポーランドの国営鉄道貨物会社PKPカーゴがコンテナ輸送用80フィート貨車の競争入札を公示した。同社は大量貨物の輸送量を大幅に減らしコンテナ輸送に一段と注力する方針で、その輸送能力を引き上げるのが目的だ。 \ 発注するのは

Deutsche Bahn AG―燃料高が追い風に―

独鉄道最大手のDeutsche Bahn(DB、ベルリン)が21日発表した2012年の売上高は前年比3.7%増の392億9,600万ユーロとなり、10年来の高水準に達した。乗客数が4900万人増の19億7000万人に拡大

墺ポル、鉄道近代化工事を受注

ポーランドの鉄道インフラ事業者PKP PLKは13日、オーストリアの建設会社ポルに、南部のブウォトニツァ・ストレシェレツカ―オポーレ・グロショビツェ間(全長35キロ)の近代化工事を発注した。落札価格は2億1,900万ズロ

ロシア鉄道、国際列車で免税品を試験販売

ロシア国営鉄道会社RZDは、国際列車内での免税品の試験販売を実施する。同社の広報担当者が明らかにしたところによると、対象はモスクワ~キエフを結ぶ国際高速列車で、夏季ダイヤに変わる5月最後の日曜日からスタートする。RZDの

Knorr-Bremse AG―顧客企業の値下げ圧力が利益圧迫―

トラックや鉄道車両用のシート製造大手Knorr-Bremse(ミュンヘン)が18日発表した2012年12月期の最終利益は前期比10.4%減の2億9,500万ユーロに縮小した。人件費の上昇のほか、顧客メーカーの値下げ圧力が

個人消費2000年比で27%増加

連邦統計局が15日の世界消費者権利デーに合わせて発表したデータによると、ドイツの個人消費額は昨年1兆5,200億ユーロに達し、2000年に比べ27.3%増加した。物価調整後の実質でも7.2%拡大している。 \ 各世帯の支

ドライブ・ナウ、ケルンの交通公社と提携

BMWと独レンタカー大手シクストの合弁会社であるカーシェアリングサービスのドライブ・ナウは5日、ケルンの交通公社KVBと提携すると発表した。KVBの定期券利用者はドライブ・ナウの登録料が無料(通常:29ユーロ)となるほか

ナブッコとTANAPが協力で合意

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトの推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナル(NIC)は4日、アゼルバイジャン産天然ガスを欧州に輸出する「トランスア

シュツットガルト駅再開発、費用膨張も推進堅持

住民の反対運動を受けて建設計画が遅れているシュツットガルト駅再開発プロジェクト「Stuttgart 21(S21)」をめぐり、ドイツ鉄道(DB)の監査役会は5日、事業予算をこれまでの45億2,600万ユーロから20億ユー

鉄道貨物輸送、昨年は2.4%減少

ドイツ国内の鉄道を使って2012年に輸送された貨物の量が前年比2.4%減の3億6,610万トンに縮小したことが、連邦統計局が2月28日に発表したデータで分かった。全体の3分の2以上を占める国内間の輸送量が3.9%減少した

ダイムラー、スマートフォン用アプリの機能を強化

独自動車大手のダイムラーは2月18日、スマートフォン用アプリ「moovel」にタクシー予約機能を追加したと発表した。同アプリではこれまでCar2goや公共交通機関、相乗りサービスの検索・予約などのサービスが利用できたが、

チェコ鉄道車両大手、米GEから大型受注

鉄道車両大手シュコダ・トランスポーテーションは6日、傘下のシュコダ・エレクトリックが米ゼネラルエレクトリック(GE)の鉄道車両部門GEトランスポーテーションからディーゼル電気機関車向け機械式駆動装置の大型受注を獲得したと

ルーマニア政府、鉄道路線近代化に11億ユーロ

ルーマニア運輸省はこのほど、ルーマニア鉄道(CFR)に鉄道路線の改修費として49億8,000万レウ(約11億ユーロ)を融資する契約を結んだ。うち7億4,000万ユーロは欧州連合(EU)の結束基金から支払われる。 \ CF

鉄道車両のスタッドラー、ロシアで6.2億ユーロ受注

スイスの鉄道車両メーカー、スタッドラーがロシア国鉄(RZD)の関連会社であるアエロエクスプレスから2階建て車両112両を受注した。60両の追加発注が可能なオプション契約付きだ。契約規模は250億ルーブル(6億1,800万

ドイツ鉄道がボンバルディア提訴、損賠1.6億ユーロ請求

ドイツ鉄道(DB)が鉄道車両メーカーのボンバルディアを相手取った裁判を2件起こしたことが、14日付『南ドイツ新聞』の報道で分かった。調達したボンバルディア製車両でトラブルが相次ぎ巨額の損失を被っているため、損害賠償を求め

ベラルーシ国鉄、物流分野でハンブルグ港と提携

ベラルーシ国鉄(BEB)は11日、ドイツ・ハンブルグ港と提携すると発表した。傘下の運輸・物流センターBELINTERTRANSとハンブルグ港のマーケティング事業体「ハーフェン・ハンブルグ・マーケティング」が締結した契約に

Knorr-Bremse AG―ロシア国鉄と合弁―

ブレーキ大手のKnorr-Bremseは12日、ロシア国鉄RZDの子会社FGKと共同で同国に合弁会社を設立したと発表した。鉄道車両用ブレーキの現地生産を強化してロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国市場の開拓を加速する

貨物輸送、昨年は2.2%減に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2012年の国内貨物輸送量(暫定値)は42億8,580万トンで、前年から2.2%減少した。景気減速を受けて物流需要が低下したため。全体の77%を占めるトラック輸送が2.7%減少、鉄道と航空も

公共交通機関の利用者が増加

ドイツ連邦統計局は6日、2012年の国内交通機関利用者数が前年に引き続き増加したと発表した。増加幅は近距離路線バス・鉄道が0.5%、フライトが1.8%で、鉄道では2.6%、国際線では2.7%に達した。フライト利用者数は1

ポーランド国鉄、通信子会社売却を中止

ポーランド国鉄PKPは6日、傘下の通信会社TKテレコムの売却を中止すると発表した。身売り先候補の企業が提示した買収額が希望額に達しなかったため。PKPは今後、TKテレコムの事業体制を再編して企業価値を引き上げ、6カ月以内

独シェンカー、チェコに新物流センター建設

ドイツ鉄道(DB)傘下の物流大手DBシェンカーは、チェコ事業を強化する。首都プラハ郊外のルドナー・ウ・プラヒに新物流センターを建設中で、今年秋にも稼働開始予定だ。同センターでは約320人の従業員体制で航空貨物、海上貨物を

クノールブレムゼ、ロシア国鉄と合弁

ブレーキ大手のクノールブレムゼは12日、ロシア国鉄RZDの子会社FGKと共同で同国に合弁会社を設立したと発表した。鉄道車両用ブレーキの現地生産を強化してロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国市場の開拓を加速する考え。

Deutsche Bahn AG―競合Veoliaの東欧事業買収か―

鉄道大手のDeutsche Bahn(DB、フランクフルト)が競合の仏Veoliaから東欧子会社Veolia Transport Central Europe (VTCE)を買収するとの観測が浮上している。ロイター通信が

ブルガリアのソフィア、交通インフラ整備に10億ユーロ投資

ブルガリアの首都ソフィア市は今後4年で、総額20億レフ(10億ユーロ)以上を交通インフラ整備に投資する。地下鉄・道路の拡張・保守が主眼。費用は欧州連合(EU)の助成金のほか、欧州投資銀行(EIB)からの融資、自治体予算で

鉄道自由化包括法案を発表、国内旅客輸送の自由化など

欧州委員会は1月30日、域内鉄道市場の完全自由化に向けた包括法案(第4次鉄道パッケージ)を発表した。2019年末までに国内旅客輸送サービスを開放して他国の事業者が参入できるようにすることや、鉄道網管理と鉄道運営の両方を手

Siemens AG―10-12月期の純利益12%減少―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)が23日発表した2012年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は12億1,400万ユーロで、前年同期から12.2%減少した。Deutsche Bahn(DB)への高速鉄道ICEの

地域鉄道会社PR、車両の入札を開始

ポーランドの地域鉄道会社Przewozy Regionalne(PR)は、車両入れ替えに伴う入札を開始した。入札対象となるのはEN57型車両44台で、発注額は3億1,000万ズロチ(7,500万ユーロ)を見込む。入札期間

国営企業NISZ、GSM-R導入で入札実施

ハンガリー国営の国家情報サービス会社(NISZ)は12月27日、鉄道向け移動通信システム「GSM-R」の構築に関する入札を実施すると発表した。 \ GSM-Rは鉄道に特化した無線通信プラットフォームで、既存のアナログ鉄道

Hiriko

ドイツ鉄道(DB) は同社が実施する電気自動車のカーシェアリングサービス「eFlinkster」に、折り畳み式の小型電動シティーカー「Hiriko」を導入する。ベルリンで2013年にパイロットプロジェクトとして試験運用し

DBがティッセンクルップなどを提訴、レールカルテルで

ドイツ鉄道(DB)は12月20日、ティッセンクルップなど鉄鋼メーカー3社を相手取って損害賠償請求訴訟を起こしたと発表した。鉄道用レールのカルテルで被害を被ったため。和解による解決を目指したが、合意のメドが立たないため裁判

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