電子、電機

CeBITがビジネス見本市の色合い強化へ

世界最大の情報通信技術見本市「CeBIT」は来年から、ビジネス見本市としての色彩を強める。一般消費者が来場すると企業が商談に集中しにくく、これが出展者の減少につながっているためだ。CeBITを主催するDeutsche M […]

コーヒーチェーン大手、伊社と提携しネスプレッソ追撃

コーヒー小売で国内最大手のTchibo(ハンブルク)は、コーヒーマシンメーカーの伊Saecoとカプセル用コーヒーマシン事業で提携する。共同でカプセル用マシンを開発・製造・販売するほか、特許を相互利用できるようにする。デパ

トロリーバスの超高速充電プロジェクト、スイスで実施

重電大手のABB(スイス)は、ジュネーブ交通公社(TPG)などと共同でトロリーバス向けの超高速充電システム「TOSA」の実証試験を実施する。停留所に組み込まれた充電装置にパンタグラフを押しつけて蓄電池を充電するもので、充

Centrotherm Photovotaics AG―更生手続き終了―

機械メーカーの独Centrotherm(ブラオボイレン)は3日、会社更生手続きが終了したと発表した。今後は太陽電池製造装置事業の経営資源をセル分野に絞り込むほか、半導体製造装置事業を強化。業績の拡大を目指す。 \ 同社は

Lapp Holding AG―アジアを中心に事業強化―

ケーブルメーカーの独Lapp(シュトゥットガルト)がアジアを中心に事業を強化する。アンドレアス・ラップ社長などへの取材をもとに3日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ 同社のアジア製造拠点は現在、韓国、中

Metro AG―ProMarktの一部店舗買収に関心か―

小売大手のMetro(デュッセルドルフ)が競合Rewe傘下の家電量販チェーンProMarktの一部店舗買収に関心を示しているもようだ。ロイター通信が業界情報として5月31日、報じた。Metroの広報担当者は問い合わせに対

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

シーメンス、チェコ事業を強化

独電機大手のシーメンスがチェコ北部にあるトゥルトゥノフ工場の拡張工事を完了した。これによって低圧制御機器の生産を強化する。 \ 今回の増産措置によって輸出が10%増加し、売上高も全体として拡大する見込みだ。投資額は2億1

貿易摩擦の対話解決で独中首脳が一致

ドイツと中国の首脳会談が26~27日にかけてベルリンで行われ、欧州連合(EU)と中国の貿易摩擦を、対話を通して解決していくことで意見が一致した。メルケル首相は共同記者会見で中国製太陽光発電パネルと通信設備のダンピング容疑

ロシア通信大手メガフォンに光伝送装置を納入

日本電気(NEC)は28日、ロシア移動通信大手メガフォンに都市内ネットワークで利用する光波長分割多重伝送(WDM)装置を納入したと発表した。スウェーデンの通信設備メーカー、トランスモードの製品で、LTE(ロング・ターム・

Aixtron SE―独従業員20%以上を削減へ―

半導体製造装置の有力メーカーAixtron(ヘアツォーゲンラート)は23日、ドイツ本国の従業員を20%以上、削減すると発表した。生産効率を引き上げることで長期的に利益を確保できる体制を構築することが狙い。国内の従業員数を

Leifheit AG―オーナー一族が売却取り止め―

独ホーム・キッチン用品メーカーLeifheit(ナッサウ)の過半数資本を保有するシューラーボイト家とクナップボイト家が、保有株を全量売却する計画を撤回した。買収には多くの投資家が関心を示したものの、条件が折り合わなかった

政府のEV 開発補助金受給、民間トップはボッシュ

電気自動車(EV)の普及に向けて2012~13年に10億ユーロを拠出するという連邦政府の研究開発支援プログラムで、助成金交付額が最も多い民間企業はボッシュであることが分かった。2位にはダイムラー、3位にはシーメンスが付け

落書き対策に無人ヘリ活用へ=ドイツ鉄道

ドイツ鉄道(DB)は車両や施設への落書き対策として無人ヘリコプターを投入する計画だ。同社のセキュリティ担当者などへの取材をもとに『ビルト・アム・ゾンターク(日曜版ビルト)』紙が報じた。 \ 赤外線カメラ搭載の無人ヘリを利

深夜電力暖房、2020年以降も利用可に

独連邦議会(下院)は17日、節電法の改正案を与党の賛成多数で可決した。割安な深夜電力を利用した蓄熱暖房機を2020年以降も利用できるようにすることが柱。これまでは同年以降、全面的に禁止することになっていた。 \ 深夜電力

金属業界でベア合意、2段階で計5.6%

独バイエルン州の金属業界(自動車・電機・機械など)の労使は15日、賃金を計5.6%引き上げることで合意した。ベースアップ幅は7月が3.4%、来年5月が2.2%で、有効期間は2014年末までとなっている。 \ 金属雇用者団

Conergy AG―サプライヤーが転換社債引き受け―

経営不振の太陽電池メーカーConergy(ハンブルク)は14日の決算発表で、サプライヤー2社が同社の転換社債、合わせて460万ユーロを引き受けることを明らかにした。事業のグローバル化資金に充てる意向だ。同社は3月末時点で

Metabowerke GmbH―アジア事業強化へ―

電動工具メーカーの独Metabo(ニュルティンゲン)がアジア事業を強化する。ホルスト・ガブレヒト社長などへの取材をもとに17日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ 同社はアジア事業強化のため、すでに上海に

Rewe

独流通大手のReweは15日、経営不振の家電量販チェーン子会社ProMarktの売却を検討すると発表した。家電市場の販売チャンネルが実店舗からネットショップに移行していることを踏まえると、同子会社が黒字転換するメドが立た

Thyssenkrupp

鉄鋼系複合企業のThyssenkruppが15日発表した2013年3月中間期決算の最終損益は8億2,200万ユーロの赤字となり、前年同期(同10億6,700万ユーロの赤字)に引き続き巨額の赤字を計上した。現在売りに出して

ウクライナ現地法人を設立

日本電気(NEC)は17日、ロシア・独立国家共同体(CIS)事業強化に向けて、ウクライナに現地法人「NECウクライナ」を設立したと発表した。資本金は15万ユーロで、ロシア現地法人ネバ・コミュニケーションシステムズの100

中国とEUの通商摩擦を財界が懸念

欧州連合(EU)と中国の通商摩擦の行方をドイツが懸念している。対立が激化するとドイツの製造業に悪影響をもたらすためで、経済界は話し合いを通した問題解決を要請。政府は20日、「中国からのソーラー製品の輸入で公正な競争をもた

3月製造業売上1.7%増、自動車がけん引

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年3月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.7%増(暫定値)となり、2カ月連続で改善した。自動車が好調で全体が押し上げられた格好。地域別ではユーロ圏外

石油製品がインフレ率押し下げ

連邦統計局は13日、2013年4月の消費者物価指数(CPI)統計の詳細を発表した。それによると、前年同月比の物価上昇率は1.2%にとどまり、4カ月連続で縮小。10年8月以来の低水準を記録した。自動車燃料と灯油がそれぞれ6

Aleo Solar AG―来年4月にも倒産の恐れ―

自動車部品大手Boschの太陽電池子会社Aleo Solar(プレンツラオ)は14日の決算発表で、来年4月にも経営破たんする可能性があることを明らかにした。業績不振が続いているうえ、Boschの資金援助が打ち切られるため

Windreich GmbH―従業員削減へ―

風力発電パークの開発・運営を手がける独Windreich(ヴォルフシュルーゲン)が従業員数を削減する。経営不振を受けて事業を大幅に整理するためで、全従業員(計130人)の6分の1を解雇する。創業者のヴィリー・バルツ社長が

ウシオ電機

ウシオ電機は9日、独アーヘンにある次世代半導体露光用EUV光源の研究開発会社、XTREME technologies GmbHの活動を停止すると発表した。今後はEUV光源事業を日本国内に集約したうえで、検査・開発向けの事

SMA Solar

ソーラーインバーター世界最大手の独SMA Solarが電力管理事業を重点的に強化する。太陽電池市場の不振を受けて主力のソーラーインバーター事業が低迷していることに対応する狙い。ピエールパスカル・ウルボン社長がdpa通信に

中国製太陽光パネルに反ダンピング税、欧州委が決定

欧州委員会は8日、中国製の太陽光パネルに暫定的な反ダンピング(不当廉売)税を課すことを決めた。欧州の主要メディアが一斉に報じた。加盟国の承認を経て、6月6日までに実施する見通しだ。 \ 欧州委員会は昨年9月、欧州で太陽光

欧州委がモトローラに異議告知書、アップルとの特許侵害訴訟

米携帯端末大手モトローラ・モビリティが、いわゆる標準必須特許の侵害を理由にドイツで米アップルの製品販売差し止めを求めている問題で欧州委員会は6日、モトローラにEU競争法違反の疑いがあるとして異議告知書を送付したことを明ら

Siemens AG―業績見通し引き下げ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は2日の決算発表で2013年9月通期の業績見通しを下方修正した。第2四半期決算が振るわなかったうえ、赤字が続くソーラー事業の売却先模索が難航しているためで、継続事業の利益で「45億

Infineon Technologies AG―業績底打ち―

独半導体大手Infineon(ミュンヘン)のラインハルト・プロス社長は2日の決算発表で「谷は過ぎた」と述べ、業績が好転していることを明らかにした。競合の米Texas Instrumentsも需要が回復したとしており、半導

廃電球類の回収率3分の1止まり

寿命が切れた電球・蛍光管の回収率が向上しない。2012年にドイツ国内で交換された廃電球・蛍光管の数は推定1億5,000万個に上るのに対し、リサイクルセンターや資源ごみ収集所、小売店の回収ボックスなどを通して回収されたのは

キッチンの購入価格が上昇基調に、昨年は平均7,100ユーロ

独キッチン業界団体AMKによると、ドイツの消費者が昨年購入したキッチンの平均価格は7,101ユーロとなり、5年前の2008年に比べ800ユーロ以上、増加した。低金利でハイエンド製品を購入しやすくなっていることが背景にあり

シーメンス(2013年1-3月期決算)

2013年1-3月期(第2四半期)決算の営業利益は13億3,600万ユーロで、前年同期から4.9%減少。景気低迷のほか、高速鉄道と洋上風力発電タービンの納期遅延が響いた格好で、中核4部門の営業利益は29%減の13億7,4

蘭トムトム、13年1-3月期は赤字に

蘭ナビゲーション機器大手のトムトムが4月23日発表した2013年1‐3月期(第1四半期)決算の最終損益は200万ユーロの赤字となった。欧州債務危機の影響で自動車販売市場が冷え込んでいることが打撃になった。ただ、赤字幅は前

Balda AG―不採算のマレーシア工場売却―

樹脂部品メーカーの独Balda(バート・エーンハウゼン)は4月26日、不採算のマレーシア子会社 Balda Solutions Malaysia Sdn. Bhd. (BSM)を同子会社の経営陣に売却することで合意したと

Thyssenkrupp AG―超高速エレベーターのテストタワー建設へ―

独鉄鋼大手のThyssenkrupp(エッセン)が超高速エレベーターの開発に向けて高さ235メートルのタワーを建設する計画だ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じたもので、最有力候補地として西南ドイツのロットヴ

Airbus

欧州航空機大手のAirbusは4月25日、中国国営の中国航空器材集団から航空機60機を受注した。両社は仏オランド大統領の訪中に合わせて基本合意。Airbusは中距離機「A320」を42機、長距離機「A330」を18機、納

サンデン、ポーランド工場を拡張

自動車用コンプレッサー製造のサンデンが、ポーランド南西部レグニツァ経済特別区にある自社工場を拡張する。経済特区の管理当局によると、追加投資額は最低9,500万ズロチ(2,300万ユーロ)で、100人以上の雇用創出が見込ま

3月小売売上実質2.8%減に、衣料品は天候不順が直撃

ドイツ連邦統計局が4月30日発表した2013年3月の国内小売売上指数(自動車販売店を除く)は前年同月を名目で1.4%下回り、物価を加味した実質では2.8%減少した。比較対象の12年3月に比べ営業日数が2日少なかったことが

Solarworld AG―債務整理で主要債権者と合意―

経営難の太陽電池大手Solarworld(ボン)は4月30日、債務整理計画に対する主要債権者の暫定合意を取り付けたと発表した。減資を実施したうえで増資を行い、債務を株式に転換するという内容で、旧株主の出資比率は5%に低下

Sunways AG―銀行が融資枠を解約―

中国LDKソーラー傘下の独太陽電池メーカーSunways(コンスタンツ)は4月23日、取引先銀行から融資枠契約を解除されたと発表した。ソーラー業界と同社業績の低迷が理由。同社は企業の存続をかけて銀行と交渉するとしており、

Repower System SE―従業員750人削減へ―

印Suzlon傘下の独風力発電大手Repower(ハンブルク)は4月26日、組織再編計画を発表した。業界が抱える過剰生産能力や中国勢の台頭を受け、事業環境が厳しさを増していることに対応する考えで、各国子会社の重複業務を解

Loewe AG―5月末までに資本金半減の見通し―

シャープが出資する独民生家電メーカーLoewe(クローナハ)は4月25日、資本金が5月末までに半減するとの見通しを明らかにした。1-3月期(第1四半期)の業績が大幅に悪化したためで、同社は事業資金の確保策を検討中だ。株価

上部へスクロール