バイオテクノロジー

ワクチン接種義務化で国と州が合意、小売店にも2Gルール適用

ドイツのアンゲラ・メルケル首相とオーラフ・ショルツ次期首相、および国内16州の首相は2日のテレビ会議で、新型コロナウイルスの感染防止策を強化することで合意した。感染者が急増し、集中治療体制崩壊の可能性を排除できなくなって […]

ヘキスト工業団地の売却を出資3社が検討

フランクフルト西部のヘキスト工業団地を仏サノフィなど出資3社が売却することを検討している。複数のメディアが報じたもので、売却の可能性をすでに投資銀行と協議したもようだ。関係者は『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』

代替肉開発のフードテック企業 スロベニア

植物由来の代替肉製品を開発するフードテック企業。ひき肉の形状が一般的な従来製品と異なり、厚切りのステーキ肉の外観と味を再現しており、本物志向の上質な代替肉を提供する。消費者は牛肉とそん色のない「ステーキ」を味わえることで

非接種者への圧力強化、職場・公共交通機関で陰性証明義務化

新型コロナウイルスワクチンの接種を受けない人への圧力をドイツ政府と州政府が強化する。新規感染者が急増し、地域によってはすでに集中治療病床が不足するなど、医療崩壊の懸念が強まっているためだ。連邦議会(下院)と州の代表からな

ビオンテック

独バイオ医薬品企業ビオンテックは19日、開発中の皮膚がん治療薬「BNT111」に米食品医薬品局(FDA)の迅速承認手続きが適用されたと発表した。同薬は標準的な治療法が少ない進行性黒色腫腫患者を対象とする医薬品。同社が米フ

18歳以上にブースター、独予防接種委が勧告へ

国の予防接種常任委員会(STIKO)は18日、追加免疫(ブースター)接種の勧告対象を18歳以上の新型コロナウイルス用ワクチン接種完了者全員に拡大する意向を発表した。これまでは70歳以上の高齢者などに限定してきたが、感染者

化学業界がコロナ禍前を凌駕、売上記録更新へ

独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで

ブースター接種を全面解禁、新規感染者は2日連続で記録更新

ドイツのイェンス・シュパーン保健相と国内16州の保健相は5日の会議(GMK)で、新型コロナウイルス用ワクチンの接種完了者が全員、追加免疫(ブースター)接種を受けられるようにすることで合意した。国の予防接種常任委員会(ST

ビオテスト―製薬大手グリフォルスのTOBを支持―

血液製剤製造の独ビオテストは5日、スペインの製薬大手グリフォルスが同社を対象に実施する株式公開買い付け(TOB)を支持すると発表した。グリフォルスはすでにビオテストの親会社である中国企業、科瑞集団(Create Grou

EU当局、モデルナ製ワクチンも追加接種容認

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は10月25日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象とする追加接種(ブースター接種)を勧告した。同年齢層での追加接種容認は、米ファイザーと独ビオンテック

11月1日付の法令改正

◆交通違反の新反則金政令が9日付で施行 ・歩道・自転車レーン上の駐停車、2列駐停車の罰金が最大110ユーロに。電動車・カーシェア車両専用駐車場にその他の車が駐車した場合は罰金55ユーロ。急カーブなど見通しの悪い路上に停車

FMC―組織再編へ、従業員5000人を削減―

総合医療大手フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)は2日、組織再編計画を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けていることから、再編を通して収益力を強化する。 人工透析患者は免疫力が

BASF―業績見通し引き上げ、7-9月期営業益は3倍以上に―

化学大手の独BASFは10月27日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。7-9月期の実績が良好だったうえ、今後も堅調な需要が予想されるためで、売上高を従来の「740億~770億ユーロ」から「760億ユーロ

12歳以上であればブースター接種は可能=保健省

12歳以上のドイツ在住者は新型コロナウイルス用ワクチンの追加免疫(ブースター)接種を受ける権利があることが分かった。独保健省の確認を得た情報として10月27日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 ドイツではす

コロナ感染者が一段と増加

独ロベルト・コッホ研究所(RKI)が2日発表した新型コロナウイルスの人口10万人当たりの直近7日間の新規感染者数(7日間の発生数)は153.7人に上った。前日(1日)の159.7人からやや減少したものの、1週間前の10月

EU当局、モデルナ製ワクチンも追加接種容認

EUの欧州医薬品庁(EMA)は10月25日、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、18歳以上を対象とする追加接種(ブースター接種)を勧告した。同年齢層での追加接種容認は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発し

ビオンテック―アフリカにmRNAワクチン工場建設へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、伝令RNA(mRNA)ベースのワクチン工場をアフリカに建設することでルワンダ政府および、セネガルのダカール・パスツール研究所(IPD)と基本合意したと発表した。アフリカの人々に十分

ノバルティス―後発薬事業から撤退も―

スイス製薬大手のノバルティスは26日、後発医薬品部門サンドについて戦略的措置を検討すると発表した。サンドは業績が振るわず、同社はこれまで再建に取り組んできた。ヴァサント・ナラシンハン最高経営責任者(CEO)は、「今こそサ

スイスのクラリアント、ルーマニアのエタノール工場が完成

●農業廃棄物からバイオ燃料を製造する独自技術を導入 ●年間5万トンのセルロース系エタノールを生産 スイスの特殊化学大手クラリアントは15日、ルーマニアのセルロース系エタノール工場の建設が完了したと発表した。農業廃棄物から

独キュアバック、コロナワクチンの承認申請撤回

独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、EUの欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が思わしくなく、当局の承認を得て販売しても大きな需要が

キュアバック―コロナワクチンの承認申請撤回―

独バイオ医薬品企業キュアバックは12日、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)に提出していた新型コロナウイルス用ワクチン「CVnCoV」の承認申請を撤回したと発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大

チェコ、大学発医療系企業の支援ファンド設立

●チェコ科学アカデミー、プラハ大学などが中心となり立ち上げ ●医学・バイオ分野の研究成果の実用化を目指す案件が対象 チェコでこのほど、医療分野の大学発企業を支援するための専門基金が設立された。国営ラジオプラハによると、基

EUがワクチン追加接種勧告、ビオンテック製など対象に

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は4日、独ビオンテック・米ファイザー連合と米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、免疫力が著しく低下している人に対する追加接種(ブースター接種)を勧告した。ビオンテック連合

ワクチン接種で健康被害は労災か

新型コロナウイルス対策として大きな企業などはワクチンの職域接種を実施した。では、接種に伴う健康被害が被用者に出た場合、労働災害とみなされ、補償を受けることができるのだろうか。新型コロナではないが、ワクチン接種に伴い健康被

コロナ隔離時の収入補償、10月末で打ち切り

ドイツのイエン・シュパーン保健相と国内16州の保健相は22日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触し当局から隔離を命じられた就労者への収入補償を10月末で基本的に打ち切ることを取り決めた。バーデン・ヴュルテンベルクなど一部

バイエル―有機種子を市場投入―

農薬・種子大手の独バイエルは22日、有機種子事業に参入すると発表した。有機食品のニーズが世界的に拡大していることから、需要を取り込む意向だ。 温室栽培の主要な野菜であるトマト、パプリカ、キュウリの有機種子を来年、発売する

ノバルティス―遺伝子治療の新興企業を買収―

スイス製薬大手ノバルティスは21日、失明に至る疾患の遺伝子治療技術開発を手がける同国の新興企業アークトス・メディカルを買収したと発表した。買収額は明らかにしていない。 アークトスは遺伝性網膜疾患(IRD)、加齢性黄斑変性

「接種者と非接種者で保険料の差別化も」=R+V社長

新型コロナウイルスワクチンの接種者と非接種者とで医療保険料を差別化すべきとの考えが浮上してきた。独保険大手R+Vのノルベルト・ロリンガー社長がインターネットポータル「Tオンライン」のインタビューで表明したもので、「接種ス

新型コロナ後遺症の研究を国が支援へ

独研究省は23日、新型コロナウイルスへの感染後に一部の患者で発症する後遺症の研究を支援すると発表した。ワクチン接種の進展で感染が重症化するリスクは大幅に低下しているものの、後遺症については実態の解明や治療法の開発が遅れて

シュコダ自動車、植物由来の内装用素材を開発

●テンサイを原料とする素材をリベレツ工科大と共同開発 ●ススキ由来の素材と併せ内装製品に使用 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、車の内装に用いる植物由来のバイオ素材を開発し、特許申請

コロナ「2Gルール」を大半の州が導入

飲食店の入店者やイベントの参加者を新型コロナウイルスワクチンの接種完了者などに制限する「2Gルール」を導入する州が増えている。これまでに国内16州のうち11州が導入したか導入を検討中だ。 ドイツではコロナ感染防止のための

医療緊急事態対応のEU新機関が発足、コロナ禍の反省受け

感染症の大流行など公衆衛生上の危機に対応する新機関「医療緊急事態準備対応庁(HERA)を欧州連合(EU)が16日、発足させた。新型コロナウイルス感染拡大へのEUレベルでの対応が遅れた反省を踏まえたもので、将来の新たな危機

ロシュ―独社買収、PCR検査のポートフォリオ拡充へ―

スイス製薬大手ロシュは9日、ドイツのバイオ企業TIBモルビオール・グループを完全買収することで合意したと発表した。PCR検査のポートフォリオを拡充する狙い。新たな感染症や変異株にも速やかに対応できるようにする。買収金額は

南東欧に最先端研究所を設置、国際協力の推進狙う

●新設予定は「南東欧持続可能技術国際研究所(SEEIIST)」 ●スイスの「CERN」を手本に、欧州の研究者の緊密な協力の場に 南東欧に最先端の研究機関を設立する動きが具体化している。世界的にその実績が認められているスイ

隔離の収入補償、一部の州が非接種者に不支給へ

新型コロナウイルス感染者に濃厚接触し、隔離を命じられた人に隔離で失われた収入を補償するルールを改める動きが一部の州で出てきた。ワクチン接種が進展し、希望すれば12歳以上の誰もが接種を速やかに受けられるようになったことを踏

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