化学業界の先行き見通しが大幅悪化
Ifo経済研究所が9日発表した独化学業界の7月の期待指数(今後6カ月の見通しを示す)はマイナス44.4ポイント(DI)となり、前年同月のプラス11.8ポイントから大幅に悪化した。ロシアのウクライナ進攻が景況感を圧迫してい […]
Ifo経済研究所が9日発表した独化学業界の7月の期待指数(今後6カ月の見通しを示す)はマイナス44.4ポイント(DI)となり、前年同月のプラス11.8ポイントから大幅に悪化した。ロシアのウクライナ進攻が景況感を圧迫してい […]
農業化学大手の独バイエルは1日、米農業テック企業カバークレス(CCI)に対する出資比率を65%に拡大し、子会社化することで合意したと発表した。CCIが開発中の技術は農業の脱炭素化、窒素肥料の投入削減のほか、農家の収入増に
●来年7月に4台を納車、将来的に最大40台を受注の可能性 ●ウルビーノ12ハイドロジェンは独ZF製の電動アクスルを採用 ポーランドのバス製造大手ソラリスは7月29日、スロバキアのブラチスラバ交通公社(DPB)と燃料電池バ
ドイツ連邦統計局が7月29日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比29.9%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は2カ月連続で縮小した。直近のピークである4月は31.7%に上っていた。最上流に位置する
・改正エネルギー安定確保法(EnSiG)が7月12日付で施行。天然ガス輸入会社の調達コストが急上昇した場合、ガス料金に上乗せされる分担金を通して川下に迅速転嫁することが可能に。同ルールは10月1日付で適用される見通し ・
化学大手の独BASFは7月27日、2022年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の「740億~770億ユーロ」から「860億~890億ユーロ」へと上方修正。営業利益(EBIT、
化学大手の独コベストロは2日の決算発表で2022年12月期の営業利益(EBITDA)見通しを引き下げた。原料価格の高騰と世界経済の減速を踏まえたもので、従来予測の「20億~25億ユーロ」から「17億~22億ユーロ」へと下
アイルランドに本社を置く独米系工業ガス・プラント大手のリンデは7月28日発表の2022年4-6月期決算で9億9,300万ドルの特別損失を計上した。ロシア子会社の減損処理と連結除外で特損が膨らんだ。 ロシアのウクライナ進攻
航空大手の独ルフトハンザは1日、石油大手の英シェルから持続可能な航空燃料(SAF)を調達することで基本合意したと発表した。フライトに伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を削減する狙い。販売する航空燃料の10%を2030年まで
農業化学大手の独バイエルは1日、米農業テック、カバークレス(CCI)への出資比率を65%に拡大し、子会社化することで合意したと発表した。CCIが開発中の技術は農業の脱炭素化、窒素肥料の投入削減のほか、農家の収入増につなが
特殊ガラス大手の独ショットは1日、医薬品包装材事業を法的に分離すると発表した。利益を伴う成長を加速させるとともに、資金調達の選択肢を増やす考え。新会社の新規株式公開(IPO)を視野に入れている。フランク・ハインリヒト最高
労働力不足で業務に支障が出ている企業が7月はドイツ全体の49.7%に達し、調査を開始した2009年以降の最高を更新したことが、Ifo経済研究所の2日の発表で分かった。4月に記録したこれまでの最高(43.6%)を6ポイント
●レンズ豆を使った実験では、抽出率92%という高成績を実現 ●2023年を目途に製品の市場投入を開始する予定 イスラエルのフードテック企業、ガバン・テクノロジーズ(Gavan Technologies)が廃棄物やエネルギ
●生産工程を自動化、オンデマンドで適量の肉を製造 ●ロボットは6分で3つのパテを生産 イスラエルのフードテック企業、セイバーイート(SavorEat)はこのほど、ロボットが調理する完全菜食主義者(ビーガン)向けのハンバー
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン開発の迅速化に向けた人工知能(AI)プラットフォームを開発している。2020年の設立で、当初は新型コロナウイルス用の遺伝子検査方法である逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PRC)法
ポーランドのバス製造大手ソラリスは7月29日、スロバキアのブラチスラバ交通公社(DPB)と燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」4台の受注契約を結んだ。来年7月に納車する。ソラリスが同国で燃料電池バスを受注するのは
ハンガリーとセルビアは7月25日、グリーン水素分野における提携で基本合意した。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換するとともに、共同プロジェクトを立ち上げる。エネルギーを国内生産する可能性を追求し、需要を適当
●グリーン水素の生産・貯蔵・輸送について情報を交換 ●セルビアはエネルギー転換に向けハンガリーのノウハウを活用 ハンガリーとセルビアは25日、グリーン水素分野における提携で基本合意を結んだ。グリーン水素の生産・貯蔵・輸送
●同法案は昨年、当時のバビシュ政権が議会に提出していたもの ●EU指令に則り国内で施行 チェコ議会はこのほど、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の製造販売を禁止する法案を可決した。前バビシュ政権が昨年、同法案を議会に
ドイツ連邦統計局が20日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比32.7%増となり、上げ幅は前月を0.9ポイント下回った。上昇率自体はこれまでに引き続き極めて大きいものの、6カ月続いた記録更新にひとまず歯止めがかかった格
トラックとバスを燃料電池車に改良する事業を手がける独スタートアップ企業クリーン・ロジスティクスは25日、オランダの小規模車両メーカー、ジナフ(Ginaf)を完全買収すると発表した。車両生産に参入する。 ジナフを最大480
化学大手の独BASFは20日、日本で展開する戸田工業との合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)でハイ・ニッケル系正極材料(CAM)の生産能力を増強すると発表した。需要の拡大に対応するとともに、日本でのサプ
独ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは26日、ブラジルの化学大手ユニジェル(Unigel)から水電解槽を受注したと発表した。受注高は1億2,000万ドル。ブラジル初のグリーン水素量産プロジェクトと
ドイツ連邦統計局は21日、国内供給が厳しい状況に陥っている天然ガスに関する各種データを公表した。それによると、5月の輸入価格指数(2015年=100)は332.2となり、前年同月を235.6%上回った。6月の産業向け価格
●同社はAIとMLを利用し、新型コロナ用のRT-PRC方式を改良 ●同方式は同国における新型コロナ遺伝子解析の半数に利用 メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン開発を迅速化するシステムを手がけるポーランドの新興企業ディ
化学大手の独BASFは20日、日本で展開する戸田工業との合弁会社BASF戸田バッテリーマテリアルズ(BTBM)でハイ・ニッケル系正極材料(CAM)の生産能力を増強すると発表した。需要の拡大に対応するとともに、日本でのサプ
チェコ議会はこのほど、ストローなどの使い捨てプラスチック製品の製造販売を禁止する法案を可決した。前バビシュ政権が昨年、同法案を議会に提出していたが、任期内に議決に至らなかった。欧州連合(EU)指令に則り、国内で施行する。
ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは13日、カナダに電池材料工場を建設すると発表した。電気自動車(EV)用バッテリーの正極材(カソード)と、その前駆体(PCAM)を生産する計画。同社にとり北米初の生産拠点となり、世界的な電池
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、ドイツなど加盟15カ国が水素分野の開発プロジェクト合わせて41件に補助金を交付することを承認した。各国は「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の枠組みで助成を行う
ドイツ連邦統計局が14日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比21.2%増の136.8となり、4カ月連続で20%超の上げ幅を記録した。ただ、過去最高となった4月(同23.8%)からは2カ月連続で上昇率が縮小。ロシアのウク
化学大手の独バイヤスドルフがコスメティック部門の主力ブランド「ニベア」で製品の種類を削減する意向だ。年初に新設された同ブランド専門の取締役であるグリータ・レープザック氏が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、
ライン川の水位が大幅に低下している。降水量が極めて少ないためだ。ドイツ連邦水理研究所(BfG)は、今後2週間は低下が続くと指摘しており、物流に支障が出る可能性がある。 ライン川は穀物や石炭、石油、化学品などを運ぶ重要なル
●培養タンパク質・脂質をミーテックの3Dプリンタ技術で成形 ●世界の水産食品市場規模は1,100億米ドル、年成長率は3.6% 代替シーフードを手がけるシンガポールのウマミ・ミーツが、イスラエルのフードテック企業ミーテック
●同財団は両国の技術系企業の製品開発協力促進を目的とする ●選ばれた9つのプロジェクトの総額は2,000万ドルに上る 米・イスラエル二国間産業研究開発財団(BIRD財団)は12日、同財団の助成事業の対象となる両国の共同プ
●セルビア社の年間販売量は240万トン、純益は2,000万ユーロ ●ホルシムは今年に入り買収戦略を加速 スイスの建材大手ホルシムは12日、セルビアの骨材大手テコ・マイニング・セルビア(Teko Mining Serbia
ロシアのウクライナ進攻に伴う天然ガス・電力価格高騰の直撃を受けるエネルギー集約型企業などを対象とする支援をドイツ政府が開始した。経済・気候省傘下の連邦経済・輸出監督庁(BAFA)は15日、支援申請の受付窓口をサイト上に開
ドイツ連邦保健省は15日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を今秋に開始する見通しを明らかにした。少なくとも2種類を提供する。 現在の新型コロナワクチンは武漢で見つかった野生株に基づいて開発された。
スイスの建材大手ホルシムは12日、セルビアの骨材大手テコ・マイニング・セルビア(Teko Mining Serbia)を買収したと発表した。取引額は明らかにしていない。テコ・マイニングは4つの採石場を持ち150人を雇用す
ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは7日、中国の江蘇省常熟市に燃料電池触媒の大規模工場を建設すると発表した。水素モビリティ市場の拡大を見越したグリーンフィールド投資で、同社が強みを持つプロトン交換膜燃料電池(PEMFC)用の
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した5月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で106.6(暫定値)となり、前月を0.1%上回った。増加は4カ月ぶり。ユーロ圏外からの受注が
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した5月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で97.8(暫定値)となり、前月を0.2%上回った。増加は2カ月連続。同指数はロシアのウクライナ進
化学大手の独BASFが11日発表した2022年4-6月期暫定決算の純利益は20億9,000万ユーロとなり、前年同期を26%上回った。連結対象外の子会社である天然ガス・石油大手ヴィンタースハル・デーエーアーの業績が好調だっ
化学大手の独コベストロは8日、上海工場でポリウレタン・ディスパージョン(PUD)とエラストマーの生産能力を拡大すると発表した。需要の拡大に対応する。投資額は千万ユーロのケタ台の半ば。ポリウレタン・エラストマー製造施設を2
独化学工業会(VCI)は6日、同国化学・製薬業界の2022年の生産高が前年比で1.5%減少するとの予測を発表した。化学品の販売量が減少しているうえ、状況改善の兆しも見えないことから、生産が減少に転じるとみている。好調な製
鉄道を用いた貨物輸送を削減するようドイツ鉄道(DB)が化学業界に要請している。独化学工業会(VCI)のクリスティアン・クルマン会長(エボニック社長)が6日の記者会見で明らかにした。DBの貨物輸送子会社DBカーゴから数日前
●組織工学などの技術を活かし、同分野を強化する狙い ●代替タンパク質などの開発を進める企業や研究機関を支援する イスラエル政府はこのほど、食品関連技術に関する研究開発事業の公募を開始した。同事業は総額100万ドル余りの大
英新興バッテリーセルメーカーのブリティッシュボルトは6月30日、韓国鉄鋼大手ポスコ傘下のポスコケミカルと、バッテリー素材の安定供給を確保するための覚書(MoU)を交わした。ブリティッシュボルトが予定する電池セルの量産に向
製造業のサプライチェーンひっ迫は当面、続く見通しだ。Ifo経済研究所が独メーカーを対象とする6月のアンケート調査結果をもとに29日発表したところによると、「材料・部品不足が今後、どの程度の期間、続くと思いますか」との質問
●ノキアンは昨年の乗用車タイヤ生産の約8割をロシア工場に依存 ●ミシュランは事業を現地経営陣へ売却する方向 タイヤ大手の仏ミシュランとフィンランドのノキアンタイヤは6月28日、ロシアからの撤退を発表した。ロシア・ウクライ
●欧州での市場地位を強化する狙い ●クアリティスは臨床研究やコンサルティングサービスを提供 クロアチアの医薬品開発業務受託機関(CRO)オプティマファーム(Optimapharm)は6月27日、ギリシャの臨床検査機関クア