生産者物価が74年10月以来の上げ幅に、9月は14%
ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比14.2%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年10月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は10カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続 […]
ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比14.2%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年10月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は10カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続 […]
化学大手の独BASFは25日、中国電池大手の蜂巣能源科技(SVOLT)と協業合意したと発表した。電池正極材の開発と、SVOLT製電池セルのリサイクルで協力する。また、原料の共同調達を検討する。BASFはSVOLTの競合で
●26年までの4年間、「NVX-CoV2373」ワクチン用の抗体を製造 ●マビオンはモノクロナール抗体などに基づく最新医薬品を開発 ポーランドのバイオ医薬技術会社マビオン(Mabion)はこのほど、米ノババックスと同社の
スウェーデン商用車大手のボルボグループは13日、同国の鉄鋼大手SSABの化石燃料フリーの高品質鋼板を使った史上初の車両を発表した。これは鉱山作業用の運搬車両で、全重量の約70%を占める鉄鋼と鋳鉄部品を同鋼板製にすることに
●トルコの需要拡大に対応する目的 ●ザプシブネフチキムはロシア最大の石化プラント ロシア石油化学最大手のシブールが、トルコの需要拡大に対応するため、シベリアにあるロシア最大の石油化学プラント、ザプシブネフチキム(ZapS
化学大手の独BASFは14日、バイオインフォマティクス分野の独スタートアップ企業コンピュトミクス(Computomics)に他の投資家とともに資本参加すると発表した。コンピュトミクスは栽培地域の特性に適した品種改良を速や
化学大手の英イネオスは18日、独西部のケルン工場に電解施設を設置すると発表した。欧州でのグリーン水素生産拡大に向けた総額20億ユーロと投資計画の一環。グリーン水素ベースのアンモニアを製造する。 ケルン工場に100メガワッ
特殊化学大手の独エボニックは14日、微粒子シリカの生産施設を東南アジアに建設する計画を発表した。同事業を強化する狙い。計画は現在、基本設計段階にあり、工場の設置場所など詳細は決まっていないもようだ。基礎設計作業を来年に完
独電気電子工業会(ZVEI)は14日、世界のパワー半導体市場規模が2030年までに現在の3倍に拡大するとの見通しを明らかにした。半導体市場全体の6倍のスピードで成長すると指摘。シェア30%で世界最大の市場となっている欧州
●農業廃棄物からバイオ燃料を製造する独自技術を導入 ●年間5万トンのセルロース系エタノールを生産 スイスの特殊化学大手クラリアントは15日、ルーマニアのセルロース系エタノール工場の建設が完了したと発表した。農業廃棄物から
特殊化学大手の独エボニックは14日、微粒子シリカの工場を東南アジアに開設する計画を発表した。計画は現在、基本設計段階にあり、工場の設置場所など詳細は決まっていないもようだ。基礎設計作業を来年に完了し、その後に生産と投資規
独カナダ系の資源会社ロック・テック・リチウムは10日、ドイツ東部のブランデンブルク州に水酸化リチウム工場を建設する計画を発表した。水酸化リチウムはリチウムイオン電池の正極材に投入される物質。同州には米電気自動車(EV)大
三菱ケミカルはこのほど、独南部のヴィスバーデン工場でポリエステルフィルムの生産能力を増強すると発表した。世界需要の拡大を見据えたもので、2018年稼働の米国・サウスカロライナ工場、22年稼働予定のインドネシア・ジャカルタ
ドイツ連邦統計局が11日発表した上半期の国内乗用車タイヤ生産台数は1,950万本だった。コロナ禍で生産が激減した前年同期(1,630万本)を20.0%上回ったものの、コロナ禍前の2019年同期(2,620万本)に比べると
●シリコン基板にGaAs半導体を積層する方法で材料費を抑える ●航空宇宙、防衛産業での利用に期待 トルコでこのほど、高品質が求められる航空宇宙分野や防衛産業向けの安価な薄型ソーラーセルが開発された。一般に同製品にはエネル
●EV用リチウム電池セパレータの年産能力は3.4億平方メートル ●24年第2四半期までに第4工場まで開設の予定 韓国SKイノベーション(SKI)の系列企業であるSKアイイーテクノロジー(SKIET)が6日、ポーランド南部
●バイオ燃料の生産大手を目指す方針に沿ったもの ●6億ズロチを投じ、約30万トンの年産能力整備を目指す ポーランド石油大手のPKNオルレンが、建設中のプウォツク石油化学工場で水素化植物油(HVO)を生産する方針だ。6億ズ
ドイツ連邦統計局が9月29日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を16.5%上回り、上げ幅は前月の同15.0%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった198
特殊化学大手の独エボニックは1日、ケルン南部のニーダーカッセル市リュルスドルフ地区にある工場の売却方針を発表した。当局の環境規制を受けた措置。基礎化学メーカーであれば同工場を今後も有効に活用できることから、譲渡先の模索を
再生可能エネルギー電力ベースの「持続可能な航空燃料(SAF)」を量産する施設の開所式が4日、ドイツ北部のヴェルルテで行われた。再生エネベースのSAFを量産するのは世界初。式典にはアンゲラ・メルケル首相などが参列した。 S
原材料不足に苦慮する独メーカーの割合が9月は77.4%に達し、前月(同69.2%)に引き続き過去最高を更新したことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。調査責任者は「調達サイドのボトルネックはますます狭まっ
●企業評価額は30億ドル、調達額は最大8億ドルを目指す ●7月に行った第3者割当増資ではダイキン工業などが出資 ロシアのカーボンナノチューブ大手、オクシアル(OCSiAI)が欧米の証券取引所で年内の上場を計画している。未
仏製薬大手サノフィは9月28日、メッセンジャーRNA(mRNA)技術を活用した新型コロナワクチンの開発を中止すると発表した。mRNA型ワクチンが米ファイザーと独ビオンテックの連合、米モデルナの独壇場となっていることから、
三洋化成工業は9月27日、独化学大手BASFとポリウレタン・ディスパージョン(PUD)開発での提携に関する覚書に調印したと発表した。製品を共同開発することで市場投入までの時間を短縮するとともに、両社のグローバル拠点を通し
スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは9月23日、内装製品に本革(レザー)を用いず、代替の高級素材への置き換えを進めていくと発表した。2040年までに完全な循環型ビジネスの確立を目指す戦略の一環で、リサイクルおよびバイオ
欧州委員会は9月21日、米イーライ・リリーが開発した新型コロナウイルス感染症の中和抗体薬の購入契約を結んだと発表した。欧州連合(EU)27カ国のうち18カ国が共同で最大22万人分を調達する。契約額は非公表。 中和抗体薬は
化学大手の独コベストロは28日、これまで凍結してきたメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)のワールドスケール工場建設計画を再開すると発表した。需要の拡大が見込めるようになったことを受けた措置。2026年の稼働開始を
三洋化成工業は27日、独化学大手BASFとポリウレタン・ディスパージョン(PUD)開発の戦略的協業に関する覚書に調印したと発表した。製品を共同開発することで市場投入までの時間を短縮するとともに、両社のグローバル拠点を通し
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは16日、内燃エンジン(ICE)のラインナップに13リットル・ガス燃料エンジン「スカニア OC13」を追加したと発表した。新型エンジンは長距離輸送用途の大型
インド鉄鋼大手のタタ製鉄は15日、欧州子会社のタタ・スチール・ヨーロッパを通してオランダのエイマイデン製鉄所の脱炭素化に向けて水素利用の実現可能性を調査すると発表した。同製鉄所は環境対応を強化するため二酸化炭素(CO2)
ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比12.0%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年12月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は9カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き
化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で戦略パートナーシップを締結すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業。電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに
化学・製薬大手の独メルクは20日、電子材料部門に2025年末までの5年間で総額30億ユーロ強を投資すると発表した。データ送信量の急増や5G、IoTを背景に半導体とディスプレー向け材料の需要が大幅に拡大すると見込まれること
特殊化学大手の独ランクセスは17日、南アフリカ北部のルステンブルクにあるクロム鉱山の権益を現地の鉱山会社クローバー・アロイズに売却したと発表した。ランクセスはクロム化学事業を昨年、売却し、クロム鉱山の権益を持ち続ける必要
●投資額は約1.8億ユーロ、稼働開始は2023年の予定 ●リチウムイオン電池用のセパレータフィルムを生産 中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技:Semcorp)はこのほど、ハンガリー東部デブレツ
東京電力と中部電力の合弁会社であるJERAは13日、水素貯蔵・輸送技術開発の独ハイドロジーニアスLOHCテクノロジーズに出資すると発表した。水素経済実現で大きな役割を果たすと期待されている液体有機水素キャリア(LOHC)
中国のバッテリー部品メーカー、上海エナジー(上海恩捷新材料科技)はこのほど、ハンガリー東部デブレツェン近郊で工場建設を開始した。同国外務省によると、投資額は650億フォリント(1億8,600万ユーロ)。政府が130億フォ
化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で提携すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業し、電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに、CATLの欧州事業
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は6日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回の接種を終えた人に対する追加接種(ブースター接種)の可否をめぐる審査を開始したと発表した。
JERAは13日、水素貯蔵・輸送技術開発の独ハイドロジーニアスLOHCテクノロジーズに出資すると発表した。水素経済実現で大きな役割を果たすと期待されている液体有機水素キャリア(LOHC)技術の知見を得るとともに、欧州、北
自動車部品大手の独コンチネンタルは10日、2020年度の最優秀サプライヤー12社を選定したと発表した。日本企業は村田製作所(エレクトロニクス部門)、ヒロセ電機(エレクトロメカトロニクス部門)、新光ネームプレート(車両ネッ
●シノファームのコロナワクチンを年に最大4,000万回分製造 ●工場は来年3月末から稼働開始の予定 セルビア政府は9日、中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナワクチンの現地生産に向け、工場建設を開始したと発表し
●メタノールを輸送と同時に船舶燃料としても利用 ●海上輸送時の有害物質排出量の大幅な削減を実現 商船三井(MOL)と丸紅は8日、ロシア連邦極東・北極圏発展省、国営の開発対外経済銀行VEB、国営VTB銀行、複合企業のESN
●新設予定は「南東欧持続可能技術国際研究所(SEEIIST)」 ●スイスの「CERN」を手本に、欧州の研究者の緊密な協力の場に 南東欧に最先端の研究機関を設立する動きが具体化している。世界的にその実績が認められているスイ
●ロスアトムやロシア国鉄などが共同で実施 ●同州での「水素クラスター」設立に向けた動き ロシア極東のサハリン州政府、ロシア原子力公社(ロスアトム)と国営ロシア鉄道、鉄道車両最大手トランスマシュはこのほど、サハリン島の鉄道
EUの欧州医薬品庁(EMA)は6日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回の接種を終えた人に対する追加接種(ブースター接種)の可否をめぐる審査を開始したと発表した。迅速に審査を
仏製薬大手サノフィは8日、米バイオ医薬品企業カドモン・ホールディングスを19億ドルで買収することで合意したと発表した。これによってカドモンが開発した慢性移植片対宿主病(慢性GVHD)の治療薬などを手にする。 1株当たりの
東レと独エネルギー設備大手シーメンス・エナジーは6日、再生可能エネルギー由来の電力を用いて生産する「グリーン水素」の分野で提携することで合意したと発表した。東レ独自の炭化水素系電解質膜をシーメンス・エナジーのPEM型大型
独バイオ医薬品企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの接種対象が、数週間以内に12歳未満の子供にも拡大される見通しだ。ビオンテックのウール・シャヒン最高経営責任(CEO)とオズレ
ポーランドの水素技術企業ハイドロジェン・ユートピア・インターナショナル(HUI)は5日、プラスチック廃棄物から水素を得る技術をポーランドに導入するプロジェクトで、独産業ガス大手リンデと提携する見通しだと発表した。廃プラ・