医療品

キュアバック―次世代コロナワクチン開発へ、GSKと協業―

独バイオ医薬品企業キュアバックは3日、新型コロナウイルス用の次世代ワクチンを英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発すると発表した。新型コロナワクチンは計3種類の製品の接種が始まったばかりだが、ワクチンの効

メルク―ビオンテック向けワクチン原料供給を増強―

ライフサイエンス大手の独メルクは5日、新型コロナウイルス用ワクチンを製造する独バイオ医薬品企業ビオンテックへの脂質供給を大幅に増強すると発表した。脂質は伝令RNA(mRNA)をベースとする医薬品に必要不可欠な原料。脂質の

デルマファーム―ビオンテックのワクチン生産を拡大―

独製薬大手デルマファームは9日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン「162b2」の生産を拡大すると発表した。同ワクチンの生産拠点を2カ所に増やす。 デルマファー

キュアバックとグラクソ、次世代ワクチンを共同開発

独バイオ医薬品企業キュアバックは3日、新型コロナウイルス用の次世代ワクチンを英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発すると発表した。すでに承認され、接種が開始された新型コロナワクチンは変異したウイルスに対す

医療大麻の英GWファーマ、アイルランド企業が買収

アイルランドのバイオ医薬品企業ジャズ・ファーマシューティカルズは3日、英同業GWファーマシューティカルズを72億ドルで買収することで合意したと発表した。GWファーマは大麻由来の医薬品に特化した製薬会社。ジャズ・ファーマは

スロバキア、新型コロナワクチン国産化でメーカーと交渉

スロバキアが新型コロナワクチンの国産化に向けて複数の製薬会社と交渉している。クライチ保健相が2日、現地通信社SITAに明らかにしたもので、世界的に認可済みのワクチンを製造する米ファイザー・独ビオンテック連合、米モデルナと

人口当たりの感染数、ピーク時の半分以下に

ドイツの人口10万人当たりの直近7日間の新型コロナウイルス新規感染者数が1月27日に98人となり、およそ3カ月ぶりに100人を下回ったことが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)の発表で分かった。本格的なロックダウンの導入な

政府が成長率予測引き下げ、今年は3%止まり

ドイツ政府は1月27日、2021年の国内総生産(GDP)成長率を下方修正した。昨年11月に再導入したロックダウン(都市封鎖)が長期化し、第1四半期の景気低迷が避けられない見通しとなっているためで、従来予測(9月)の実質4

サノフィ―ビオンテックのコロナワクチンを受託製造―

製薬大手の仏サノフィは1月27日、独バイオ医薬品企業ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することでビオンテックと合意したと発表した。サノフィは独自のコロナワクチンを開発し

ノバルティス―ビオンテックのワクチンを生産へ―

スイス製薬大手ノバルティスは1月29日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することで両社と基本合意したと発表した。両社のコロナワクチンについては仏製薬

バイエル―キュアバックとの協業をワクチン生産にも拡大―

製薬大手の独バイエルは1日、新型コロナウイルス用ワクチンの分野で独バイオ医薬品企業キュアバックとの協業を拡大すると発表した。コロナワクチンの不足がドイツを含む欧州で大きな政治・社会問題となっていることを踏まえたもので、同

第2・3次産業の売り上げが12月も増加

ドイツ連邦統計局は1月28日、ロックダウン(都市封鎖)の強化にも関わらず第2次産業と第3次産業の12月の売上高が季節要因・営業日数調整値で前月比5.1%増(暫定値)となったと発表した。同売上は4月を直近の底に拡大が続いて

ハンガリー、中国製ワクチンを承認

ハンガリー医薬品局(OGYEI)は1月29日、中国・国薬控股(シノファーム)から調達予定の新型コロナワクチンを正式に承認した。同国で承認を受けたワクチンは、米ファイザー/独ビオンテック連合、米モデルナ、英アストラゼネカ、

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな

ロシアのハイテク義手開発モトリカ、3億ルーブルを調達

ハイテク義手の開発を手がけるロシアのスタートアップ企業モトリカ(Motorica)はこのほど、政府系ファンドのロシア直接投資基金(RDIF)と極東ハイテク基金から3億ルーブル(400万米ドル)を調達した。義手製品と仮想現

ハンガリー、モロッコと原子力分野の研究で提携

ハンガリーのエネルギー研究センターとモロッコの核エネルギー・科学技術国立センター(CNESTEN)が20日、原子力分野での提携合意を交わした。同分野での研究や研修、知見の共有で科学的かつ技術的に協力し、テクノロジーと専門

ハンガリー、ロシアから新型コロナワクチンを調達

ハンガリーがロシアから新型コロナワクチン「スプートニクV」を200万回分調達する。欧州連合(EU)加盟国が同ワクチンを購入するのはこれが初めて。スプートニクVはEUでは承認されていないが、ハンガリーは国内の医薬品当局の緊

ファイザー連合のワクチン、欧州出荷を一時削減

米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは15日、共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの欧州への出荷を一時的に減らすと発表した。量産体制の強化に向けてベルギー工場での生産を一時縮小するためだが、ワクチン接種が遅

ハンガリー、新型コロナワクチンを中国から調達

ハンガリー政府は14日、中国の医薬品卸最大手で国営の国薬控股(シノファーム)と新型コロナワクチンの調達で合意したと発表した。経済への影響緩和に向けてワクチン接種を加速する狙い。加盟国のワクチン共同調達を調整する欧州連合(

ファイザー連合のワクチン、欧州への出荷を一時削減

米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは15日、共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの欧州への出荷を一時的に減らすと発表した。量産体制の強化に向けてベルギー工場での生産を一時縮小するためだが、ワクチン接種が遅

トルコで中国製ワクチンの接種開始、医療関係者など優先

トルコ政府は14日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認し、大規模接種を開始した。当初は医療関係者と感染すると重篤化する恐れがある人を優先して接種する。

独スタートアップの資金調達件数6%増に

独スタートアップ企業の資金調達件数が2020年は743件となり、前年を6%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べで分かった。コロナ禍という向かい風のなかでこれまでの増加傾向が継続され

独バイオ業界の資金調達が過去最高に

独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が昨年は30億ユーロを超え、2018年に記録した過去最高(13億ユーロ)の2倍以上に達したことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。新型コロナウイルス用ワクチンの開発に取

アストラゼネカ、EUにワクチン承認申請

EUの欧州医薬品庁(EMA)は12日、英製薬大手アストラゼネカがオックスフォード大学と共同開発した新型コロナウイルスのワクチンの承認申請を受けたと発表した。EMA は29日にも承認し、欧州委員会に勧告する見込みだ。 アス

ファイザー連合のワクチン、欧州への出荷を一時削減

米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは15日、共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンの欧州への出荷を一時的に減らすと発表した。量産体制の強化に向けてベルギー工場での生産を一時縮小するためだが、ワクチン接種が遅

サノフィ、英バイオ医薬品企業カイマブを買収

仏製薬大手サノフィは11日、抗体医薬品の開発を手掛ける英バイオ医薬品企業カイマブを買収すると発表した。抗体医薬部門の強化が目的で、買収額は最大14億5,000万ドルに上る。 カイマブはヒトモノクローナル抗体を活用した抗体

トルコで中国製ワクチンの接種開始、医療関係者など優先

トルコ政府は14日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認し、大規模接種を開始した。当初は医療関係者と感染すると重篤化する恐れがある人を優先して接種する。

新型コロナの治療薬開発を政府が支援

ドイツ政府は6日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発支援プログラムを発表した。ワクチンは感染予防に寄与するものの、感染者には効果がないことから、治療薬の開発を促進する。アンヤ・カルリツェク研究相は、ワクチン接種率が高水

ブルガリア製薬ソファーマ、ラトビアBRIZを完全子会社化

ブルガリアの製薬企業ソファーマ(Sopharma)は8日、ラトビア同業のBRIZを完全子会社化したと発表した。取引額などの詳細は明らかにしていない。従来の出資比率は68.14%だった。 ソファーマ・グループは12工場を操

バイエル―コロナワクチン開発のキュアバックを支援―

製薬大手の独バイエルは7日、新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の独バイオ医薬品企業キュアバックを支援することで合意したと発表した。キュアバックは事業規模が小さく、医薬品の認可手続きに不慣れなうえ、輸送能力も限られること

トルコでもコロナワクチン接種開始、15日から

トルコが15日から新型コロナワクチンの接種を開始する。最初に対象となるのは医療関係者およそ120万人。その後、65歳以上の人、養護施設や老人ホームの居住者、教師、警官へと対象を広げる。 トルコはすでに中国の科興控股生物技

メルク―mRNA事業強化に向け買収―

ライフサイエンス大手の独メルクは7日、医薬品製剤開発・製造支援事業(CDMO)の有力企業である独アンプテック(AmpTec)を買収すると発表した。ワクチン、治療薬、診断薬に投入される伝令RNA(mRNA)の開発・生産能力

アストラゼネカのワクチン、英が接種開始

英国で12月30日、英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンが承認され、1月4日に接種が開始された。同ワクチンの承認、接種開始は世界初となる。さらに8日には米モデルナが開発

新薬の独市場投入件数、昨年は32件に増加

研究開発型製薬工業会(VfA)によると、2020年に独市場に新規投入された特許薬(新薬)の件数は32件となり、前年を7件上回った。増加は2年ぶり(グラフ参照)。バイオ医薬品開発の独ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同

化学・製薬業界売上、今年は2.5%増加見通し

独化学工業会(VCI)は12月16日、同国の化学・製薬業界の売上高が2021年は前年比2.5%増となり、拡大に転じるとの予測を発表した。需要の安定が続いているうえ、会員企業アンケート調査で売上増を見込む企業が多かったため

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