環境

乗用車新車登録が今年初の増加、9月は+8.4%

ドイツ連邦陸運局(KBA)が5日発表した9月の乗用車新車登録台数は26万5,227台となり、前年同月を8.4%上回った。増加は9カ月ぶりで、今年初めて。新型コロナ危機の影響緩和策の一環で環境対応車の購入補助金が引き上げら […]

シュコダ自、コンテナ輸送効率化にAIを活用

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は9月30日、人工知能(AI)を利用してコンテナ輸送の無駄を減らす取り組みを紹介した。それによると、コンテナ内の限られたスペースにパレットの大きさを考慮しなが

NEDO、ポーランドにハイブリッド蓄電池システム設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模

VW、コロナ禍で構造改革を加速

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は9月30日、従来型の自動車メーカーからの脱皮に向けた取り組みを強化する意向を表明した。ヘルベルト・ディース社長は株主総会で、「コロナ禍を理由に改革を遅らせるのではなく、加速する」

独化学大手コベストロ、蘭DSMの塗料用樹脂部門を買収

独化学大手のコベストロは9月30日、オランダ同業DSMの塗料用樹脂部門であるRFMを買収することで合意したと発表した。将来性の高い水溶性塗料分野で競争力を強化するのが狙い。買収額は同社史上最高の16億1,000万ユーロに

NEDO、ポーランドにハイブリッド蓄電池システム設置

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2日、ポーランド北部グダニスクのビストラ風力発電所に国内最大規模のハイブリッド型蓄電池システム(BESS)を設置し、実証運転を開始したと発表した。同地で予定されている大規模

ボルボの電動パワートレイン搭載の消防車両、試験運用が開始

スウェーデン商用車大手のボルボグループは9月24日、傘下のエンジンメーカー、ボルボ・ペンタの電動パワートレインを搭載した電気消防車3台の試験運用を、ベルリン、アムステルダム、ドバイの消防当局と協力して開始したと発表した。

エアバス、水素航空機を35年までに投入

欧州航空機大手のエアバスは9月21日、水素を燃料とする商用機を2035年までに投入する計画を発表した。温室効果ガスの排出がゼロの水素航空機の商用化は世界初。3種類の試作機を製造する予定だ。 「ゼロe(排出ゼロ)」と命名さ

高レベル放射性廃棄物の保管候補地を選定、計90地域

放射性廃棄物の最終保管業務を引き受けるドイツの政府機関「連邦処分会社(BGE)」は28日に発表した中間報告で、高レベル放射性廃棄物を最終保管する候補地域として計90カ所を選定したことを明らかにした。地質学的にみて最終保管

ダイムラー―エンジン工場で4000人削減か―

独自動車大手のダイムラーが同社最大の部品生産拠点であるウンターチュルクハイム工場(シュツットガルト市)で大規模な人員削減を行うとの観測が浮上している。同工場の事業所委員会(従業員の代表機関)が従業員向けの情報で明らかにし

マーレ―エンジン部品工場を閉鎖―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は24日、エンジン部品を製造する独ガリドルフ、フライベルクの2工場を閉鎖すると発表した。今月中旬に打ち出したコスト削減策に基づく措置。他の拠点でも人員削減を実施する。 同社は自

バルト3国におけるEV意識調査、リトアニアが最も好感度高く

リトアニア国民の電気自動車(EV)に対する好感度がバルト3国の中で最も高いことが、シタデレ銀行と調査会社Norstatが実施した調査により明らかになった。ガソリンエンジンなど従来型のエンジン車を今後も購入すると回答した人

エアバス―水素航空機を35年までに投入―

欧州航空機大手のエアバス(蘭ライデン)はこのほど、水素を燃料とする商用機を2035年までに投入する計画を発表した。温室効果ガスの排出がゼロの水素航空機の商用化は世界初。3種類の試作機を製造する予定だ。 「ゼロe(排出ゼロ

シーメンス―再生エネ利用の水素製造プロジェクト実施へ―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は25日、再生可能エネルギーを用いて水素を製造するパワーツーガス(P2G)プロジェクトを独南東部のヴンジーデルで実施すると発表した。現地企業と手を組んで電解施設を設置。同市と周辺地域に水

シーメンス・エナジー

独電機大手シーメンスのエネルギー子会社シーメンス・エナジーが28日、フランクフルト株式市場で上場を果たした。初値は22.01ユーロ。厳しい市場環境を受けてアナリストの予想平均(27~28ユーロ)を下回ったものの、時価総額

フォルクスワーゲン―初の環境債を発行―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は16日、環境債(グリーン・ボンド)を発行した。同社が環境債を発行するのは初めて。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにするカーボンニュートラルを2050

BASF―廃タイヤからの油リサイクル企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は21日、廃タイヤを熱分解して油へとリサイクルする技術を持つ新興企業ピルム・イノバティオンスと協業すると発表した。製品製造に用いる原料の一部を熱分解油へと切り替える方針に基

BASF―社内サービス分野で人員削減―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、財務から物流、通信、人事、環境、ヘルスケア、セキュリティまでの幅広いサービスを社内向けに提供する「グローバル・ビジネス・サービス・ユニット」で人員削減を実施すると

BASF

化学大手の独BASFは22日、同業・中国石油化工(シノペック)との折半合弁BASF-YPC(BYC)が南京の統合生産拠点のネオペンチルグリコール(NPG)生産能力を8月に従来の2倍の年8万トンに拡大したと発表した。環境に

再可エネ運用ソリューション開発 スロバキア

人工知能(AI)とブロックチェーン技術に基づく再生可能エネルギー活用のソリューションを提供する。「地産地消型のエネルギーシステム構築」を掲げており、既存の送電網を利用してオフィス、工場、公共施設、店舗やアパート・戸建てな

シュコダ自、シリンダーブロックにプラズマコーティング採用

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車は16日、ムラダー・ボレスラフ本社工場のエンジン生産工程でプラズマコーティング技術を新導入したと発表した。現在シリンダーブロックに採用している鋳鉄製のシ

エストニア、電気バス導入と給電インフラ整備を支援

エストニア政府が電気バスの購入や給電施設の設置などに400万ドルを助成する。タービ経済・インフラ相がこのほど同法案に署名した。同省は助成金を通して交通機関の電化などを進め、二酸化炭素(CO2)の削減を図る方針だ。 法案に

使い捨てプラ製品が禁止に、連邦議会が法案可決

独連邦議会(下院)は17日、使い捨てプラスチック製品の販売などを禁止する法案を可決した。欧州連合(EU)法を国内法に転換するもので、連邦参議院(上院)の可決を経て法案が成立すると、プラスチック製のストローやナイフ、フォー

三菱自動車―独市場に新型車投入、欧州戦略を部分修正―

三菱自動車が欧州市場への新規商品投入を凍結するとした方針を部分修正したもようだ。独法人MMDオートモービルのコルヤ・レープシュトック社長はディーラー500社向けのビデオメッセージで、クロスオーバーSUV「エクリプス クロ

コロナ復興基金向けの独自財源確保、欧州議会が採択

欧州議会は17日の本会議で、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金のための独自財源確保を支持する決議案を賛成多数で採択した。これによって復興基金創設に向けて大きく前

エストニア、電気バス導入と給電インフラ整備を支援

エストニア政府が電気バスの購入や給電施設の設置などに400万ドルを助成する。タービ経済・インフラ相がこのほど同法案に署名した。同省は助成金を通して交通機関の電化などを進め、二酸化炭素(CO2)の削減を図る方針だ。 法案に

ボルボ・バスの古バッテリー再利用プロジェクト、順調に進展

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループのバス部門、ボルボ・バスは10日、バスの使用済みバッテリーを地域用電源などとして二次利用するプロジェクトが順調に進展していると発表した。同プロジェクトはスウェーデンの電池リサイクル

独コンチネンタル、CO2規制及びVECTOの情報提供サイトを開設

独自動車部品・タイヤ大手のコンチネンタルは10日、欧州連合(EU)が定めた大型商用車(トラック・バス)に関する最新のCO2排出規制と、車両エネルギー消費計算ツール(VECTO)の詳細を説明するサイト(マイクロサイト)を開

シュコダ自、生分解性フィルムを部品包装で実証試験

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車が、部品包装で使うプラスチックフィルムの使用を減らすため、代替となる生分解性フィルムの実証試験に取り組んでいる。インドのプネー工場への部品出荷で行った試

PKNオルレンが排出ゼロ戦略発表、2050年の実現目指す

ポーランド国営石油大手のPKNオルレンは9日、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出ゼロの実現を目指す新戦略を発表した。第1段階として30年までに250億ズロチ(56億1,570万ユーロ)超を投じ、環境負荷の軽減措置と

卸売物価7カ月連続で低下、8月は-2.2%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比2.2%減となり、7カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が16.9%低下したことが最大の押し下げ要因。下落幅自体は5月の4.3%をピークに3カ月連

BASF―電力変換装置の韓スタートアップと協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、電力変換装置の開発・生産を手がける韓国のスタートアップ企業Gフィロスと協業することで基本合意したと発表した。Gフィロスのパワー・ツー・ガス(P2G)事業を支援する

BMW―中国合弁の電池生産能力倍増―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は14日、中国合弁の華晨宝馬汽車(BBA)が瀋陽市鉄西区にある工場で電池生産施設の竣工式を行ったと発表した。同国の電動車需要拡大に対応するために、BBAの電池生産能力を2倍強へと引き上げ

フォルクスワーゲン―電池サプライチェーンを透明化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10日、サプライチェーン分析サービスを手がけるRCSグローバルとの協業関係を戦略パートナーシップに発展させると発表した。車載電池分野のサプライチェーンを全面的に

トヨタ―電力走行距離に応じて保険料を割引、独で導入―

ハイブリッド車の電動走行距離が長ければ長いほど保険料の割引率が高くなる新サービスを、トヨタ自動車の独法人トヨタ・ドイチュラント(ケルン)が導入する。対象となるのは新型「ヤリス」の1.5リットルハイブリッドモデル。顧客に可

ダイムラー―米排ガス問題で和解の本合意―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、同社のディーゼル車に排ガスを違法に操作する装置が搭載されていたとされる問題で米国の当局および集団訴訟の原告と和解合意したと発表した。和解総額は22億ドル。和解費用に関

ドイツ鉄道―ハイブリッド機関車をシーメンスに発注―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は8日、ハイブリッド機関車を鉄道車両大手の独シーメンス・モビリティから調達する枠組み契約を締結したと発表した。保有するディーゼル機関車の一部を、軽油と電力を路線に応じて使い分けるハイブリッド機

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