自動車

充電インフラに補助金10億ユーロ、交通省が予算要求へ

ドイツ連邦交通省は充電インフラの拡充に向けて2020年度予算で総額10億ユーロの上乗せを要求する方針だ。充電スタンドの不足が電動車の普及の大きな足かせとなっているためだ。電動車の利用が大幅に広がらないと同国の二酸化炭素(

輸入物価の上げ幅4カ月ぶりに拡大、2月は1.6%に

ドイツ連邦統計局が3月29日発表した2月の輸入物価指数は前年同月比1.6%増となり、上げ幅は4カ月ぶりに拡大した。エネルギーの上昇率が前月の同1.4%から7.5%へと拡大したことが反映された格好。エネルギーを除いた輸入物

ダイムラー―スマートを吉利との合弁に、生産は中国に移管―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3月28日、超小型乗用車ブランド「スマート」を筆頭株主である中国同業・浙江吉利控股集団との合弁会社へと改めることで両社が合意したと発表した。スマート事業は乗用車部門の足かせと

独ZF、商用車ブレーキのワブコを買収

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは3月28日、スイス同業のワブコを買収することで合意したと発表した。商用車ブレーキ分野の事業を獲得することで、乗用車だけでなく商用車分野でも総合的なソリューションを提供できる

ダイムラー、「スマート」を吉利との合弁に

自動車大手の独ダイムラーは3月28日、超小型乗用車ブランド「スマート」を筆頭株主である中国同業の浙江吉利控股集団との合弁会社とすることで両社が合意したと発表した。スマート事業は乗用車部門の足かせとなっていることから、合弁

ヤマト運輸と独ポスト、EVトラックを共同開発

ヤマト運輸は3月27日、ドイツポストの電気自動車(EV)子会社ストリートスクーター(STS)と共同開発した宅配に特化した日本初の小型商用EVトラックを調達する契約に調印した。物流全体の課題である環境負荷を軽減するとともに

VW、産業用クラウドをアマゾンと共同構築

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは3月27日、産業用クラウドを米IT大手アマゾンと共同構築すると発表した。工場の生産性を大幅に引き上げることが狙い。将来的にはサプライヤー網も同クラウドに統合する計画

米フォードがロシア乗用車市場から撤退、商用車生産は継続

米自動車大手フォードがロシアでの乗用車生産から撤退する。不採算地域の事業を再編するグローバル戦略に沿うもので、現地同業ソレルスとの合弁会社フォード・ソレルスで3工場を閉鎖。同国乗用車市場から撤退する。今後はロシアで商用バ

セルビア、EV購入補助金を検討

セルビア政府が電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)に対する購入補助金を検討している。トリヴァン環境相が3月28日に明らかにした。年内は財政面で余裕がないため、2020年から導入する予定だ。 セルビアは2017年末、

西車部品大手ゲスタンプ、メキシコでシャシ部品工場を開設

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは3月19日、メキシコ中部のサン・ルイス・ポトシでシャシ部品の工場を開設したと発表した。新工場は敷地面積が14万平方メートルで、熱間プレスやバルジ加工(ハイドロフォーミング)などの最新設

独マーレ、景気後退などでコスト削減

独自動車部品大手のマーレは3月25日、景気後退など事業環境の変化に対応するため、コスト削減を実施すると発表した。市場の不安定化や売上高の減少を受けて今後の見通しが悪化しているためで、2018年初めに開始した利益率改善を目

独ZF、商用車ブレーキ大手ワブコを買収

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月28日、商用車用のブレーキや安全装置を製造するワブコ(ベルギー)の買収について法的拘束力を持つ合意書を締結した。買収価格は1株あたり136.50米ドル、総額で約70億米

独ネット中古車ポータル大手のMobile.deとAutoScout24が合併か

ネット仲介ポータルサービス事業を手掛けるScout24が、ネットオークション大手eBayのクラシファイド事業の買収に興味を示している。独業界紙『オートモビルボッヘ』(3月25日付、電子版)が消息筋の情報として報じた。eB

欧州商用車販売、2月は4.7%増加

欧州自動車工業会(ACEA)が3月22日発表した商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)における2019年2月の商用車新車販売は、前年同月比4.7%増の18万1,636台に拡大した。主要国では

仏ルノーが世界最大のV2G実証事業、EV「ゾエ」15台を使用

仏自動車大手ルノーは3月21日、電気自動車(EV)を使った世界最大規模のヴィークル・トゥ・グリッド(V2G)の実証事業を開始すると発表した。大規模なシステムの実現可能性と収益性の調査が目的。年内にオランダのユトレヒトとポ

ヤマト運輸、ドイツから電動小型商用車500台調達

ヤマト運輸(東京都中央区)は3月27日、独郵便・物流大手ドイツポストDHLグループの子会社ストリート・スクーターから電動小型商用車を500台調達すると発表した。両社が共同開発した日本市場向けの小型で扱いやすいEVトラック

ダイムラーと吉利が合弁設立、スマートEVを中国で生産

独自動車大手のダイムラーは3月28日、中国の自動車メーカー、浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ、以下、吉利)と折半出資で中国に合弁会社を設立すると発表した。同合弁では、ダイムラー傘下の超小型車ブランド、スマ

独ボッシュ、逆走車の警告ソフトウエアを開発

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、逆走車およびその周辺車両に警告するソフトウエアを開発した。車載インフォテイメントシステムに組み込めば、車載ディスプレーに警告を表示することができる。現在、多数の自動車メーカーと当該ソ

VW、アマゾンと産業用クラウドを共同開発

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは3月27日、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と産業用クラウド「フォルクスワーゲン・インダストリアル・クラウド」を共同開発すると発表した。当該クラウドに将来、VWグ

VW、中国にデジタルサービス合弁を設立

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は19日、中国の第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAW VW)とフォルクスワーゲン・グループ・チャイナ(VWチャイナ)が中国にデジタルサービスの開発・提供を事業とする

米Evelozcity、経営陣を強化・21年にEV発売へ

独自動車大手BMW出身のウルリッヒ・クランツ氏とステファン・クラウゼ氏が米国で立ち上げた電気自動車(EV)の新興企業Evelozcityの経営計画が具体化してきた。同社はこのほど、社名を「カヌー(Canoo)」に変更し、

BMW、新しい取締役人事を発表

BMWグループは9月25日、新しい取締役人事を発表した。

ネデリコビッチ氏は1993年からBMWグループに勤務しており、現在は企業クオリティの責任者を務めている。

ホルストマイアー氏は1995年からBMWグループに勤務しており、現在は、ディンゴルフィング工場の責任者に就いている。

Volvo

スウェーデンの商用車メーカー、ボルボ・バス は3月18日、オーストラリアの西オーストラリア州公共交通局(PTA)から、今後10年間にバスを最大900台供給する大型受注を獲得したと発表した。受注額は当初5年間で総額2億7,

Severstal

ロシア最大の鉄鋼企業セヴェルスターリ(PAO Severstal) は3月22日、仏パリに本拠を置く産業用ガス世界大手のエア・リキード(Air Liquide)と、酸素、窒素、アルゴンの供給に関する新たな長期提携契約を締

レオニと亨通光電、ドイツに光ファイバの合弁設立

独電線大手のレオニと中国のケーブルメーカー、ヘントン・グループ(亨通光電)はこのほど、ドイツのマウア(イェーナ)にシングルモード光ファイバを生産する合弁会社を設立した。 新合弁会社(j-fiber Hengtong Gm

Carl und Carla

商用バンに特化したカーシェアリングを事業とするドイツの新興企業。ドレスデン工科大学の学生5人が2013年5月に共同出資で設立した。現在は、フォルクスワーゲン(VW)の商用バン「T6」を使用してドイツの11都市で事業を展開

独デクラ、中国に車検センターを開設

独技術監査サービス大手のデクラはこのほど、中国の深セン市に商用車と大型車の車検センターを開設した。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、新センターの従業員数は20人で、1時間当たりの検査能力は20台、年5万台を検査でき

独ベルトラント、高電圧バッテリー試験施設を開設へ

ドイツの自動車エンジニアリング大手ベルトラントは3月7日、エーニンゲン(シュツットガルト)に国内最大級の高電圧バッテリー試験施設を5月に開設すると発表した。投資規模は約1,500万ユーロ、施設の総床面積は1,200平方メ

中国リンロンタイヤのセルビア工場、30日に着工

中国のタイヤ―メーカー、山東玲瓏(リンロンタイヤ)は今月30日にセルビア北部のズレニャニン自由貿易区で工場を着工する。ズレニャニン市当局によると、敷地面積は70ヘクタールで、新規雇用は1,200人。2021年に稼働を開始

中国バス製造大手、セルビアで電気バス生産へ

中国のバス製造大手、銀隆(YinLong)グループが、買収を予定しているセルビア同業イカルバス(Ikarbus)の工場で電気バスを生産する計画だ。イカルバスのヴィチェンティッチ社長が22日明らかにした。 イカルバスは1月

成長率予測を約半分の0.8%に引き下げ=5賢人委

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は19日、メルケル首相に提出した春季経済予測で、2019年の実質国内総生産(GDP)成長率(物価調整値)を従来予測の1.5%から0.8%へと大幅に引き下げた。従来予測は昨年11月

トルコ自動車生産、2月は15.5%減

トルコ自動車工業会(OSD)が20日発表した2月の自動車生産台数は11万9,473台となり、前年同月比で15.5%減少した。生産縮小は11カ月連続。乗用車は8万77台で14.9%減少した。 自動車販売台数は47.5%減の

GMウズベク、カザフにSKD部品輸出開始

ウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)傘下のGMウズベキスタンは18日、カザフスタン自動車最大手サリアルカアフトプロム(SariarkaAvtoProm)のコスタナイ工場に組み立て部品の供給を開始したと発表し

BMW―22年までに120億ユーロ削減へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は20日、2022年までの4年間でコストを120億ユーロ以上、削減する方針を明らかにした。車両の電動・IoT化やデジタル技術を活用した移動サービスなど自動車業界のあり方を根本的に変える動

アウディ―本社工場の夜間生産シフト削減―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディが生産シフトを削減する。需要減少に対応するためで、インゴルシュタット本社工場の一部の生産ラインを対象に夜間の操業を停止する。広報担当者の確認を得た情報として独メディアが報じ

ダイムラー―北京汽車への出資比率引き上げか―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が中国の主要な合弁先である北京汽車工業(BAICグループ)への出資比率を引き上げる方向で協議しているもようだ。関係筋の情報としてロイター通信が22日、報じたもので、米投資銀行ゴ

フリックスブス―ウーバーと提携でドアツードアのサービス―

長距離バス独最大手のフリックスブス(ミュンヘン)は21日、配車大手の米ウーバーと業務提携すると発表した。ウーバーがドイツに持つ事業網を活用してフリックスブスの乗客にドアツードアの輸送サービスを提供する。22日付で同サービ

車載電池セルの欧州研究連合、VWなどが形成へ

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは21日、車載電池セルを研究する欧州コンソーシアムを同社とスウェーデン電池メーカーのノースボルトが中心となって設立すると発表した。セル製造の包括的な知識や技術を確保し、欧州

CO2排出削減に向けた自動車業界の論争に幕

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、BMW、ダイムラーの3社の社長と独自動車工業会(VDA)のベルンハルト・マッテス会長は20日、電話会談し、乗用車の二酸化炭素(CO2)排出削減強化に向けて欧州連合(EU)が打ち出し

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