鉄道

NipponExpress:日通がカザフに駐在員事務所開設、欧・アジア間の物流事業強化へ

日本通運は22日、カザフスタン南東部のアルマトイに駐在員事務所を開設したと発表した。

また、国営カザフスタン鉄道との連携を強化し、中国・欧州間の鉄道輸送のオペレーション向上を図る。

日通は駐在員事務所を通じて◇同国を含むCIS(独立国家共同体)諸国における物流ビジネスの情報収集◇市場やインフラなど物流環境の調査◇カザフスタン鉄道との連携を通じた国際鉄道輸送事業の強化――を進める。

DB:ドイツ鉄道―貨物車をIoT化―

ドイツ鉄道(DB)は27日、貨物車3万4,000両をIoT化したと発表した。

積荷情報をリアルタイムで顧客に提供できるようにするための取り組み。

貨物車の車両にセンサーとRFIDタグ、NFCタグ、テレマティックモジュールを搭載し、積荷情報を送信する。

GE Transportation:ウクライナ国鉄、GEトランスポーテーションから機関車調達

ウクライナ国鉄は来年、米GEトランスポーテーションから機関車20~40両を調達する。

2018年のGEとの契約は、15年間にわたりGEから機関車を調達する内容で、契約規模は10億ドルに上る。

ウクライナ国鉄はあらゆる企業と交渉する姿勢で、企業の拠点のある国からの融資条件も勘案したうえで調達先を決定するもようだ。

中国が欧州への鉄道輸送を強化、ブダペスト線の運行開始

中国の山東省済南市が国際鉄道貨物輸送を強化している。

今月中旬には済南ーハンガリー・ブダペスト線が運行を開始し、同市と欧州・中央アジアを結ぶ路線は5本に増加した。

今年上半期には済南から欧州・中央アジアへ81本の貨物列車を運行し、1億5500万ドルに相当する貨物を6万5,000トン輸送した。

OneFiber:鉄道路線への光通信敷設で通信格差解消へ

ドイツ国内の全鉄道路線沿いに光ファイバー通信ケーブルを敷設することを、同国の新興企業ワンファイバー・インターコネクト・ジャーマニーが計画している。鉄道のデジタル化を推進するほか、人口希薄地域の通信環境を一気に改善すること

Skoda Vagonka:ラトビア国鉄、電車32編成をチェコ・シュコダに発注

調達する電車は4両編成で、全長109メートル、1両当たりの座席数は400超となる。

PVは現在電車26編成を保有し、総座席数は約1万席。

今回の発注をめぐっては、昨年11月にスペインのタルゴが2億2,530万ユーロで落札していたが、公共調達監視局から長期的な電力価格を考慮して発注先を再検討するよう求められた。

Alstom:仏アルストム、アゼルバイジャンとカザフで鉄道関連事業を受注

仏鉄道車両・設備大手アルストムは先ごろ、アゼルバイジャンとカザフスタンの鉄道関連事業を相次いで受注した。

受注したのは、アゼルバイジャンの国営鉄道会社ADYの車両の保守サービスとカザフスタン国有鉄道KTZの保安装置の更新事業。

ADYと契約したのは、アゼルバイジャン、ジョージア、ウズベキスタン及びトルクメニスタンを統括するアルストム子会社。

鉄道網投資を1.5倍に、政府とドイツ鉄道が合意

独連邦交通省は26日、鉄道網への投資額を大幅に増やすことでドイツ鉄道(DB)と合意したと発表した。道路・航空輸送に比べて環境負荷の小さい鉄道輸送の強化を求める声が強まっていることを受けたもの。連邦議会(下院)の承認を経て

クロアチア鉄道近代化入札に10社・グループが応札

クロアチア鉄道インフラ運営会社HZインフラストゥルクトゥーラが実施したハンガリー国境付近の鉄道近代化工事入札で、欧州、中国、トルコの10社・企業連合が応札した。工事費用は推定2億9,700万ユーロで、うち85%が欧州連合

FS:伊アリタリア航空の救済、アトランティアも参加

イタリア国鉄のフェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS)は15日、経営破綻した伊アリタリア航空の救済について、新たに国内運輸インフラ大手のアトランティアと提携すると発表した。FSとアトランティアは伊政府、米デルタ航空と共

DB:ドイツ鉄道―車両の重要交換部品を3D製造―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は10日、車軸用軸受カバーの交換部品を3Dプリンターで作製したと発表した。車両の走行で重要な役割を果たす重量部品を同社が3D製造したのは初めて。同技術の投入を今後、一段と拡大していき、修理時間

エネルギー価格の上げ幅、6月は2.5%に縮小

ドイツ連邦統計局は11日、6月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.6%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比2.5%増となり、上げ幅が前

Marubeni:丸紅とロシア鉄道、極東に予防医療センター設立の覚書

丸紅は25日、露国営ロシア鉄道と健康診断・予防医療サービスを提供する「日露予防医療診断センター」(仮)設立に向けて覚書を交わしたと発表した。極東のハバロフスクで、日本の医療機関のサポートを受けて質の高い予防医療サービスを

Hyundai Rotem:現代ロテム、ワルシャワのトラム受注

韓国の鉄道車両・防衛装備メーカー、現代ロテムは13日、ポーランド・ワルシャワの公共交通機関トラムヴァイェ・ヴァルシャフスキェ(TW)にトラム(路面電車)123編成を供給する契約を交わした。2022年までに納入する。オプシ

Powerchina:中国電力建設、20年にベオグラードの地下鉄工事開始

セルビア政府は先ごろ、インフラ建設大手の中国電力建設集団(パワーチャイナ)がベオグラード市の地下鉄建設を2020年に開始することを明らかにした。建設予定期間は5年間。セルビア政府は今年4月にパワーチャイナと同事業に関する

Hyundai Rotem:現代ロテム、ワルシャワのトラム受注

韓国の鉄道車両・防衛装備メーカー、現代ロテムは13日、ポーランド・ワルシャワの公共交通機関トラムヴァイェ・ヴァルシャフスキェ(TW)にトラム(路面電車)123編成を供給する契約を交わした。2022年までに納入する。オプシ

中国電力建設、20年にベオグラードの地下鉄工事開始

セルビア政府は先ごろ、インフラ建設大手の中国電力建設集団(パワーチャイナ)がベオグラード市の地下鉄建設を2020年に開始することを明らかにした。建設予定期間は5年間。セルビア政府は今年4月にパワーチャイナと同事業に関する

カザフ代表団が来日、日本企業との提携に意欲

カザフスタンが日本企業の投資に期待している。同国のハイロフ、クルマンセイト両特使、投資招致機関(カザフインベスト)関係者などから成る代表団が先月末、東京で開かれた第25回国際交流会議「アジアの未来」に出席するために来日し

ロシア国鉄、日欧間のコンテナ一貫輸送開始

ロシアの海運会社FESCOと国営ロシア鉄道(RZ)はこのほど、シベリア鉄道を経由して横浜港からポーランド西部のヴロツワフまで運ぶコンテナ一貫輸送を開始した。同ルートを利用することで輸送日数が19日まで短縮される。従来のス

ロシア国鉄、日欧間のコンテナ一貫輸送開始

ロシアの海運会社FESCOと国営ロシア鉄道(RZ)はこのほど、シベリア鉄道を経由して横浜港からポーランド西部のヴロツワフまで運ぶコンテナ一貫輸送を開始した。同ルートを利用することで輸送日数が19日まで短縮される。従来のス

アルストム―燃料電池列車を独で受注、世界最大の27編成―

鉄道車両大手の仏アルストム(サン・トゥアン)は21日、独フランクフルトを中心とする地域の公共交通機関ライン・マイン・フェアケーアスフェアブント(RMV)が実施した燃料電池列車の入札で落札に成功したと発表した。受注数は燃料

ポーランド、ハイパーループ開発企業に1,650万ズロチ助成

ポーランド経済省に付属する国家研究開発センター(NCBR)はこのほど、超高速の次世代交通システム「ハイパーループ」を開発するハイパー・ポーランドに1,650万ズロチ(380万ユーロ)の助成金を支給することを決定した。 ハ

チェコ初の高速鉄道、25年に着工へ

チェコのクレムリーク交通相はこのほど、同国初の高速鉄道幹線を2025年に着工すると発表した。フランスのTGVの仕様を採用することで建設までの準備期間を5年短縮する。 チェコの鉄道施設を管理するSZDCは、TGV技術の使用

BLG

ブレーメン港湾会社のBLG は4月24日、2018年12月通期決算の売上高が前年比4.9%増の1億4,130万ユーロに拡大したと発表した。税引き前利益(EBT)は、前年比約12%増の3,750万ユーロとなり、EBITベー

チェコAZD、ベラルーシに鉄道保安システム供給

鉄道保安システムを手掛けるチェコのAZDプラハは先ごろ、ベラルーシ国営鉄道と供給契約を締結したと発表した。AZDが供給するのは信号システム及び閉塞制御システムで、設置までを含む契約の総額は2億7,000万コルナ(1,05

インフレ率2%に上昇、イースター効果で

ドイツ連邦統計局が4月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.3%から大幅に拡大した。インフレ率が2%台となるのは5カ月ぶり。今年はイースター休暇が昨年

VWがスロバキアの1工場を閉鎖、露の輸入関税引き下げで

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)はこのほど、ロシア向けに完成車の分解輸出を行っていたスロバキア東部ハニスカの工場を閉鎖した。輸入車の関税引き下げに伴い同工場が意味を失ったことが理由。輸出台数は2004年の開所以来、

鉄道・バスの利用者が過去最高に

ドイツ連邦統計局によると、同国で昨年、鉄道・路線バスを利用した乗客は前年比0.6%増の延べ115億7,200万人となり、過去最高を更新した。長距離鉄道の利用者が大きく伸びて全体をけん引した格好。近距離交通は輸送能力の関係

アムール川鉄橋、軌道敷設工事が開始

中国とロシアの共同インフラ事業アムール川鉄橋プロジェクトで、このほど土木工事が完了し、両国の建設会社が鉄道架線工事に着手した。現地日刊紙『黒竜江新聞』が2日報じたもので、5月20日までの完工を目指す。同鉄橋は両国極東部の

最新のICE車両に欠陥、ドイツ鉄道が受け取りを停止

ドイツ鉄道(DB)は4日、シーメンスが製造する最新の高速鉄道「ICE4」に欠陥が見つかったとして、車両の受け取りを当面、停止することを明らかにした。安全性に支障はないものの、長期的にみてメンテナンス費用の増加につながるこ

シーメンスの露合弁、2階建電車開発へ

独電機大手シーメンスとロシア機関車製造会社シナラ(Sinara)との合弁企業LLCウラル・ロコモーティブズはこのほど、国営ロシア鉄道(RZD)と2階建て(ダブルデッカー)電車の開発協力で合意した。長距離路線用の車両を開発

ロシア鉄道貨物大手、来月にもロンドン証取に上場

ロシア鉄道貨物大手のルストランスコム(Rustranscom)は2日、ロンドン証券取引所(LSI)での新規株式公開(IPO)を計画していることを明らかにした。来月にも新規発行株のグローバル預託証券(GDR)を公開し、3億

フリックスブス―ウーバーと提携でドアツードアのサービス―

長距離バス独最大手のフリックスブス(ミュンヘン)は21日、配車大手の米ウーバーと業務提携すると発表した。ウーバーがドイツに持つ事業網を活用してフリックスブスの乗客にドアツードアの輸送サービスを提供する。22日付で同サービ

ZF、オランダの自動輸送システム企業を買収

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がけるオランダの2ゲットゼアの株式60%を取得し、子会社化したと発表した。自動運転分野での有力メーカーとなることを目指す戦略に沿った

鉄道車両のシュタッドラー、上場を計画

スイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラー・レールは19日、スイス証券取引所での上場を計画していることを明らかにした。中国の中国中車(CRRC)などライバル企業との競争が激化する中、事業拡大に向けて資金調達力を強化するのが

ZF―自動輸送システムの蘭2ゲットゼアを買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、自動輸送システムの開発・製造を手がける蘭2ゲットゼア(2getthere)の資本60%を取得し子会社化したと発表した。自動運転分野で主導的なメーカーになるための措置

欧州・アジア連絡鉄道が開通=トルコ

トルコで12日、イスタンブール近郊のハルカラとコジャエリ県ゲブゼ地区を結ぶ鉄道路線(マルマライ線)が開通した。ボスポラス海峡横断鉄道の13.5キロメートルを含めた全長76.6キロメートルを1時間55分で結ぶ。イスタンブー

独クノールブレムゼ、18年は7.5%増収

独商用車・鉄道車両用ブレーキ大手のクノールブレムゼが7日発表した2018年通期の売上高は66億1,600万ユーロとなり、前年から7.5%増加した。受注好調を受け鉄道と商用車の両部門で売り上げが拡大した。営業利益(EBIT

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