陸運

環境対策でトラックに新通行料、欧州議会が指令採択

欧州議会は7日の本会議で、EU域内の幹線道路を通行する大型商用車に対する課金ルールを定めた「ユーロビニエット指令」の改正案を賛成多数で可決した。トラック輸送の増加に伴う渋滞や環境の悪化に歯止めをかけることを目的として、大 […]

―中国・中東~米国間に路線開通―

Deutsche Post傘下の物流大手DHL(物流)は5月31日、香港~シンシナティ(米国)間でエクスプレス便、シンシナティ~バーレーン間で直行便をそれぞれ運行すると発表した。中国・中東と北便の通商拡大に対応する狙いで

中国海外工程集団、ポーランド高速道建設から撤退

ワルシャワとベルリンを結ぶ高速道路A2号線の建設工事がストップしている問題で、ポーランド道路総合管理局(GDDKiA)は3日、工事を請け負った中国海外工程集団有限責任公司(COVEC)が、契約を解消する方向であることを明

Brenntag

化学商社の独Brenntagは5月30日、米国の同業G.S. Robins & Companyを買収すると発表した。米国でのプレゼンスを強化する狙い。取引金額は公表していない。G.S. Robins &#038

トラック走行料金、一般国道80カ所にも適用へ

連邦議会(下院)は15日、トラック走行料金が適用される一般国道を大幅に拡大することを柱とする法案を可決した。運送業者などが物流コストを圧縮する目的で課金対象外の道路にトラックを迂回させる動きを強めていることに対応するのが

自動車運送業界、料金引き上げ要求

独運送・ロジスティクス産業連盟(DSLV)の下位組織である自動車運送協会(AML)は、自動車運送料金が低すぎると批判する声明を発表した。景気回復に伴い運送量は増加しているものの利益が確保できず、長期的な投資ができない現状

欧州委が運輸政策の新戦略、50年までにCO2排出6割削減へ

欧州委員会は3月28日、EU域内における人や物の流動性を高め、成長と雇用促進につながる競争力のある輸送システムの構築に向けた新戦略「トランスポート 2050」をまとめた。原油の輸入に大きく依存する現行の輸送システムを変革

VW、モビリティをテーマに産学協同プロジェクト

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は11日、モビリティをテーマとする研究プロジェクト「キャンパス・モビリティ」をスタートした。同プロジェクトはブラウンシュヴァイク工科大学、ニーダーザクセン州自動車

ポーランド国鉄、貨物事業を民営化

ポーランド政府が国営鉄道PKPの貨物輸送子会社PKPカーゴを民営化する。PKP広報のクルピエフスキ氏が現地日刊紙『ジェチポスポリタ』に語ったところでは、政府は株式の50%プラス1株を売却する方針で、近々入札を公示する計画

旅行業界が回復

景気回復を追い風に旅行業界の業績が上向いてきた。業界団体DRVによると、加盟企業の2010年売上高は前年比2.5%増の213億ユーロ拡大。旅行会社を通して旅行した人の数は5%増の4,050万人に達した。今年も成長が見込ま

クラウドの経済効果、2015年までに欧州5カ国で7,630億ユーロに

米情報管理ソリューションのEMCは2月22日、欧州主要5カ国のクラウドコンピューティング市場予測を発表した。それによると、需要が順調に拡大した場合、ドイツ、フランス、イタリア、英国、スペインの5カ国における経済効果は20

ドイツ鉄道の独子会社売却を承認

欧州委員会は16日、ドイツ鉄道(DB)が国内の鉄道・バス事業を手がけるアリバ・ドイチュラントをイタリアの鉄道運営会社フェッロヴィーエ・デッロ・スタート(旧国鉄)と仏投資会社キューブに売却する計画を承認したと発表した。 \

フェーマルン海峡横断プロジェクト、橋からトンネルに変更

デンマーク議会はこのほど、独フェーマルン島とデンマークのロラン島を結ぶ道路建設プロジェクトについて、構造物の種類を当初計画の橋からトンネルに変更することを賛成多数で可決した。沈埋工法で全長18キロメートルのトンネルを敷設

ロシア、高速鉄道幹線整備へ

ロシア国鉄(RZD)は28日、高速鉄道幹線の新設計画に関連する入札を今年12月から開始すると発表した。対象となるのは2018年のサッカー世界選手権(W杯)開催に向けて敷設されるサマラ―サンクト・ペテルブルグ線で、まずモス

賃金と物価のスパイラル懸念

経済危機で遠のいていたインフレ懸念が再び浮上してきた。ユーロ圏の1月の消費者物価指数は前年同月比で2.4%上昇し、2008年10月以来27カ月ぶりの高水準を記録。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%を2カ月連続で

蘭トムトム、交通データ分析サービス開始

蘭ナビゲーション機器大手のトムトムは24日、同社の交通データベース「トラフィック・スタッツ(Traffic Stats)」に蓄積・保存されている情報を、都市開発機関や交通・運輸関連企業向けに提供するサービスを開始した。実

DHL Global Forwarding、車両輸送ソリューション発表

ドイツポスト傘下の物流大手DHLは20日、航空・海上貨物輸送子会社DHL Global Forwardingが自動車業界向けに新たな車両輸送ソリューションを開発したと発表した。新たに開発したのは折りたたみ式輸送ボックス「

自動車物流業界の景気回復せず

自動車業界が好景気に沸いているにもかかわらず、自動車物流業界では厳しい状況が続いているもようだ。自動車大手ダイムラーが欧州の自動車運輸企業およそ200社を対象に実施したアンケートによると、2010年に赤字を計上した企業は

非居住者の交通違反摘発強化、新システムで“逃げ得”許さず

EU加盟国は先ごろ開いた運輸相理事会で、域内で悪質な交通違反を犯したドライバーを、国境を越えて摘発できるシステムを構築する法案を承認した。ある加盟国のドライバーが他の加盟国を走行中に違反を犯した場合、現在は非居住者による

高速料金が値上げ

ハンガリーで1日から高速道路料金が改定された。全ての車種区分で料金を支払ったことを示すステッカー(ヴィニェット)の価格が引き上げられたほか、乗用車を対象とした冬季特別割引制度が廃止された。 \ ヴィニェットの改定価格は、

貨物情報の事前申告ルール、EUで発効

欧州連合(EU)域内で輸出入に携わるすべての事業者に対し、事前に貨物の安全性に関するデータの提出を義務づけるルールが2011年1月1日付で正式に発効した。同措置は国際貿易のセキュリティ強化を目的として、EUが09年7月か

寒波で物流に支障、輸送量2割減 除雪は北部で問題目立つ

11月末から続く寒波と大雪による交通の混乱で、物流業界が打撃を受けている。独運送・ロジスティクス産業連盟(DSLV)によると、多くの会員企業で貨物輸送量が例年に比べ20%以上減少した。独運送業者全国連盟(BGL)は、トラ

非居住者の交通違反摘発強化、新システムで“逃げ得”許さず

EU加盟国は先ごろ開いた運輸相理事会で、域内で悪質な交通違反を犯したドライバーを、国境を越えて摘発できるシステムを構築する法案を承認した。ある加盟国のドライバーが他の加盟国を走行中に違反を犯した場合、現在は非居住者による

トラック走行料金、適用対象の一般国道を拡大

ドイツ政府は15日の閣議で、トラック道路利用料金の適用対象となる一般国道を大幅に増やす法案を了承した。運送業者などが物流コストを圧縮する目的で課金対象外の道路にトラックを迂回させる動きを強めていることに対応する狙い。来年

蘭トムトム、交通情報サービスを欧州15カ国に拡大

蘭ナビゲーション機器大手のトムトムは、移動端末が発信する電波信号を活用して正確な渋滞情報を提供する「HD Traffic」サービスを8カ国から15カ国に拡大した。対応機種は現在のところ、「Go Live 1000」と「G

18年のサッカーW杯、ロシア開催が決定

国際サッカー連盟(FIFA)は2日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の2018年開催地にロシアを選出した。14年の冬季オリンピックのソチ開催に続き、プーチン首相の精力的な活動が実を結んだ格好だ。同首相によると、ロシア政府

寒波で景気減速の恐れ

11月末に始まった寒波と大雪の影響でドイツ経済が減速する懸念が浮上してきた。ドイツ商工会議所連合会(DIHK)の主任エコノミストは3日ロイター通信に対し、「例年よりも早い冬の到来は2010年最終四半期の成長を鈍らせる可能

融雪剤、今冬も不足の恐れ

道路の雪を溶かす融雪剤(Streusalz)が昨冬に引き続き今冬も不足する懸念が浮上してきた。冬の寒波と積雪が例年よりも早く到来したためで、独肥料大手K+Sの塩事業担当者は『ベルリナー・ツァイトゥング』紙に対し、昨冬のよ

エルベ川浚渫の早期実施を外国海運会社が要求

計画実施が大幅に遅れているエルベ川浚渫(しゅんせつ)事業に対し、国外の海運会社が苛立ちを強めている。中国の国営海運会社Coscoの魏家福(Wei Jiafu)最高経営責任者(CEO)は11月26日開催された中国・欧州フォ

モスクワが渋滞税導入へ

ロシアの首都モスクワは、市中心部の交通渋滞緩和に向け、渋滞税(コンジェスチョン・チャージ)を導入する方針だ。同市の交通局が20日、ホームページ上で明らかにした。 モスクワは、8月に発行された米外交専門誌「フォーリン・ポリ

モスクワが渋滞税導入へ

ロシアの首都モスクワは、市中心部の交通渋滞緩和に向け、渋滞税(コンジェスチョン・チャージ)を導入する方針だ。同市の交通局が20日、ホームページ上で明らかにした。 モスクワは、8月に発行された米外交専門誌「フォーリン・ポリ

ユーロコンビ、全国導入は見送り

国(連邦)と州の交通相は6~7日に開催された閣僚会議で、超大型トレーラー「ユーロコンビ(ギガライナー)」の全国実用試験を2011年から実施する計画案を、反対8州、賛成7州、棄権1州で否決した。ただ、賛成した7州は州レベル

チェコ、11年から道路料金値上げ

チェコで2011年から道路通行料金が平均25%値上げされる。ニュースサーバー『Tyden.cz』と日刊紙『ムラダー・フロンタ・ドゥネス(MfD)』がそれぞれ9月30日報じた。 \ 道路通行料金の徴収対象となるのは高速道路

SchenkerDBシェンカー、チェコに新物流センター開設

独運輸大手のDBシェンカーが21日、チェコのバルドゥビツェに新物流センターを開設した。同市はチェコの東北部に位置し、国内の重要な経済圏のひとつであるフラデツ・クラーロベー地方やポーランド国境に近い。「交通上の重要な中継点

産業界、交通インフラ予算引き上げを要求

ドイツ産業連盟(BDI)やドイツ自動車工業会(VDA)など計13の経済団体・企業は15日、政府に交通インフラ予算の拡大を求める共同声明を発表した。国内の交通インフラの質は慢性的な投資不足で劣化しているとして、具体的な戦略

高速料金値上げを独政府が凍結

ドイツ政府は9日の閣議で、2011年1月に予定していたトラック高速道路料金の引き上げを凍結した。昨年秋の政権協定を履行したもので、ラムザウアー連邦交通相は「現政権の期間中は値上げを行わない」との立場を表明した。今回の決定

ドイツの競争力5位に上昇=世界経済フォーラム

世界経済フォーラム(WEF)が9日発表した「2010年版世界競争力レポート」で、ドイツの競争力ランキングは前年の7位から5位へと上昇した。インフラの充実などが評価された。1位は2年連続でスイスが獲得。昨年初めて2位に転落

ポーランド、交通インフラの整備が課題に

欧州の中央部に位置するポーランドは、西欧と東欧を結ぶ交通の要衝として重要な役割を果たしている。しかし、その交通インフラは貧弱であり、特に道路事情の悪さは大きな問題となっている。2012年にサッカー欧州選手権(ユーロ201

Deutsche Bahn AG―英Arriva買収を欧州委が承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、独鉄道最大手Deutsche Bahn(DB、ベルリン)が英鉄道・バス運行大手Arrivaを買収する計画を承認した。競争上で問題となったドイツの鉄道・バス事業で、Arrivaの独子会

ドイツ鉄道の英アリバ買収を承認

欧州委員会は11日、ドイツ鉄道(DB)が英鉄道・バス運行大手アリバを買収する計画を承認した。競争上で問題となったドイツの鉄道・バス事業で、アリバの独子会社アリバ・ドイチュラントを手放すことが条件となる。 \ DBは鉄道・

超大型トラックの導入試験、結果は良好

独テューリンゲン州のエアフルト専門大学はこのほど、同州で1年半にわたり実施された超大型トレーラー「ユーロコンビ(EuroCombi)」の実用試験プロジェクトについて、「環境、経済の両面で大きなプラス効果が確認された」との

鉄道貨物輸送、「環境にやさしい」とは言い切れず

サステナビリティコンサルティング会社のPE Internationalはこのほど実施した調査をもとに、「鉄道はトラックよりも環境にやさしい輸送手段だ」という従来の考えは必ずしも当てはまらないとの見解を示した。貨物の種類や

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