EU

欧州中銀、マイナス金利の悪影響軽減策を検討へ

欧州中央銀行(ECB)は10日の定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。ただ、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の景気減速が続けば、対応するための「多くの措置がある」と発言。圏内の銀行を圧迫しているマイナス金利政策に […]

フォルクスワーゲン―新ゴルフ開発に遅れ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は今年末に市場投入する次世代「ゴルフ」を当初、標準装備車に限定する意向だ。開発が遅れているためで、オプション機能搭載車の投入を先送りする。週刊誌『シュピーゲル』が

欧州委がAI倫理指針を発表、「信頼できるAI」実現に向け

欧州委員会は8日、人工知能(AI)の有効活用に向けた倫理指針を発表した。人間を主体とした「信頼できるAI」を目標に掲げ、実現するために順守すべき7項目の原則を明示した。今夏には企業や研究機関の協力を得て指針を検証するため

EU・中国首脳会議、20年までの投資協定妥結で合意

EUと中国は9日、ブリュッセルで首脳会議を開き、2020年までに投資協定を妥結する方針で合意した。世界貿易機関(WTO)の改革に向けて協力することも確認し、自国企業に対する補助金や外国企業に対する技術移転の強要など、市場

欧州中銀、マイナス金利の悪影響軽減策を検討へ

欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた定例政策理事会で、現行金融政策の維持を決めた。一方、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の景気減速が続けば、対応するための「多くの措置がある」と発言。圏内の銀行を圧迫しているマイナス金利

ユーロ圏の19年予想成長率、IMFが1.3%に下方修正

国際通貨基金(IMF)は9日に発表した最新の世界経済見通しで、世界全体の19年の予想成長率を3.3%とし、前回(1月)から0.2ポイント下方修正した。米中の貿易戦争などが要因で、ユーロ圏は前回から0.3ポイント引き下げ、

英が有害コンテンツ規制強化、違反企業に多額の罰金

英政府は8日、インターネットの安全性を確保するための取り組みの一環として、ソーシャルメディア(SNS)や検索サイトを運営するグーグルやフェイスブックをはじめとするデジタルプラットフォーマーに対する規制強化策を発表した。S

ユーロ圏鉱工業生産、2月は0.2%低下

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の2月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.2%の低下となり、マイナスに転じた。前月は1.9%の上昇だった。(表参照) 分野別では非耐久消費財が0.9%上昇

英のEU離脱期限を10月末まで延期、首脳会議で合意

EU加盟国は10日に開いた臨時首脳会議で、英国のEU離脱期限を10月31日まで延期することで合意した。2日後の12日に取り決めがないまま離脱する「合意なき離脱」を回避し、英国議会が離脱協定案を承認するための時間を稼ぐ。た

ボルボ・カーズの1-3月販売数9.4%増、SUVモデルがけん引

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは3日、2019年1-3月期(第1四半期)の世界販売が16万1,320台となり、前年同期から9.4%増加したと発表した。欧州、中国、米国の主要市場が好調で全体を押し上げた。3月単月で

独ZF、BMWから8速ATの大型受注

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは4日、独自動車大手のBMWから8速自動変速機(AT)の長期供給で、数百億ユーロの大型受注を獲得したと発表した。同社の単発受注としては過去最大の契約規模となる。ZFが2009

e.GO Mobile、中古車販売サイトと協力

独アーヘン工科大学(RWTH)が設立した電気自動車の開発ベンチャー企業e.GO Mobileは4日、同社が開発した4シートの小型電気自動車「e.GO Life」の新車販売で、法人向け(B2B)中古車販売サイトを運営するド

米フォード、「プーマ」をコンパクトSUVとして復活

米自動車大手のフォードは3日、2002年頃まで販売していた小型クーペ「プーマ」をコンパクトSUVとして復活させるとしてティーザー画像を公開した。2020年に市場投入する予定。 この新コンパクトSUVの標準モデルは1.0リ

英JLR、廃車のアルミ部品のリサイクルを推進

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は2日、廃車のアルミニウム部品を新車生産のためにリサイクルする活動、「リアリティ・プロジェクト」を開始すると発表した。アルミ部品の循環型生産プロセスを確立し、原料アルミ

電動キックボードの公道利用、ドイツで夏前にも可能に

ドイツ連邦政府内閣は3日、公道での電動キックボードの利用を可能にする新しい交通規制(eKFV)案を可決した。連邦参議院(上院に相当)は5月17日にも同規制案を採決する予定。可決されれば同規制が発効し、夏前にも電動キックボ

仏PSA、自動運転研究事業「L3Pilot」に参加

仏自動車大手PSAグループは3日、欧州における自動運転の研究事業「L3Pilot」の一環として今月から自動運転のテストを開始したと発表した。「レベル3」の自動運転機能を搭載した6~8台の車両を用い、仏国内の2車線の一般道

欧州3カ国の国境をまたぐ走行試験区域が開設

ルクセンブルク南部のシェンゲンで3日、ルクセンブルク、ドイツ、フランスの3カ国の国境をまたぐ自動車走行試験区域の開設を祝うイベント「クロス・ボーダー・デジタル・テストベッド・プロジェクト・デー」が開催された。同イベントで

独研究所、トラック用タイヤの合成ゴムを開発

ドイツのフラウンホーファー研究機構では、トラック用タイヤのバイオミメティック(生物模倣)合成ゴム「BISYKA」を開発している。ゴムの木に比べ生育が早いタンポポを原料にしたゴムの構成物質を研究して摩耗に強い合成ゴムを開発

英新車登録、3月は3.4%減少

英自動車工業会(SMMT)は4日、2019年3月の同国の乗用車新車登録が45万8,054台となり、前年同月に比べ3.4%減少したと発表した。政治的、経済的な不透明感やディーゼル車の販売低迷などが影響した。1~3月の累計は

Daimler

自動車大手の独Daimlerがブラジルで従業員を削減する。

同国経済の低迷を受けた措置で、商用車・バス部門の1,600人を整理する。

独『ジュドヴェスト・プレッセ』紙が報じ、同社が追認した。

ロシア新車販売、3月は1.8%増加

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が4日発表した同国の2019年3月の新車(乗用車・小型商用車)販売は16万180台となり、前年同月に比べ1.8%増加した。1~3月の累計は前年同期比0.3%減の39万1,650台と、ほぼ

Volkswagen

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループ は、2020年から、自社工場に第5世代移動通信システム(5G)の導入を始める計画のもようだ。同社の広報担当者が独経済誌『ヴィルツシャフツボッヘ』に明らかにした。同誌によ

BMW

生産ラインはすでに3月1日から稼動している。

同工場では3シリーズを生産。

工場の敷地面積にゆとりがあることから、将来的には他のモデルの生産も視野に入れている。

新車CO2排出量、17年は微増=EEA

欧州環境庁(EEA)が4日公表したリポートによると、2017年に欧州連合(EU)域内で登録された乗用車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートルあたり平均118.5グラムで、前年の水準を0.4グラム(約0.3%)上

Solaris

ポーランドの商用車大手ソラリス は4月3日、リトアニア中部にあるタウラゲ(Taurage)市のバス運行会社、UAB Taurages autobusu parkasから今年3月、100%電動(EV)バス「ウルビーノ8.9

VWグループ、中国メーカーとリチウム長期供給で合意

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは5日、中国のリチウム資源大手である江西ガンフォンリチウム(以下、ガンフォンリチウム)とリチウムの長期供給について趣意書を締結したと発表した。電気自動車を積極的に市場投入

Scania

スウェーデン商用車大手のスカニア は4月3日、独北部シュターヴェンハーゲンの物流会社KPロジスティック(KP Logistik)から、天然ガス(LNG)トラック「R410」を100台受注したと発表した。スカニアが受注した

BMW、10億ユーロ超の特別損失を計上

独自動車大手のBMWグループは5日、排ガス浄化技術をめぐりBMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)の3社が談合したとして、欧州連合(EU)の欧州委員会から、3社がEU競争法に違反した可能性があると警告する異議告知書

OmniSteer

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)が支援した電動車向けの新しい操舵システムを開発する研究プロジェクト。実施期間は2016年1月1日~2018年12月31日までの3年間。カールスルーエ技術研究所(KIT)の共同研究プロジェク

ポルシェ、世界販売1~3月期12%落ち込む

独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェは9日、2019年1~3月期の世界販売台数が前年同期比で12%減の5万5,700台にとどまったと発表した。 地域別でみると、欧州は前年同期比3

独車3社カルテル法違反を欧州委が暫定認定

欧州連合(EU)の欧州委員会は5日、独自動車大手BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン・グループ(VW、アウディ、ポルシェ)が長年に渡って違法なカルテルを結んでいたとの暫定見解(異議告知書)を3社に送付したことを明らかに

独自動車業界の生産高、昨年下期は実質7%減少

ドイツ連邦統計局は9日、国内自動車・部品業界の昨年下半期の生産高が営業日数と季節要因を加味した実質で前期(上半期)を7.1%割り込んだことを明らかにした。欧州連合(EU)の新排ガス検査方式(WLTP)導入に伴う混乱が響い

鉄道・バスの利用者が過去最高に

ドイツ連邦統計局によると、同国で昨年、鉄道・路線バスを利用した乗客は前年比0.6%増の延べ115億7,200万人となり、過去最高を更新した。長距離鉄道の利用者が大きく伸びて全体をけん引した格好。近距離交通は輸送能力の関係

中東欧経済、成長鈍化の見通し=WIIW春季予測

ウィーン経済比較研究所(WIIW)がこのほど発表した最新の中東欧経済予測によると、同地域の経済成長は今後、鈍化する見通しだ。輸出への依存が大きいことから、世界、特に欧州経済の動向に左右されやすいうえ、人件費高騰で投資先と

西バルカン6カ国、ローミング料金廃止協定に調印

西バルカン6カ国は4日、ベオグラードで開催された第2回西バルカン・デジタルサミットで、ローミング料金の廃止協定に調印した。今年7月1日から2021年にかけて料金を段階的にゼロまで引き下げる。将来的に欧州連合(EU)加盟国

ポーランド製電気自動車、22年末/23年初めにも量産開始

ポーランドの電力大手4社が設立した合弁会社エレクトロモビリティ・ポーランドは、2022年末または2023年初めにも電気自動車の量産を開始する計画だ。エレクトロモビリティ・ポーランドのピョートル・ザレンバ社長が現地のPAP

チェコでAI応用工学研究センター設立、EUが4,500万ユーロ助成

チェコが人工知能(AI)応用工学研究センターを設立する。関連研究機関とネットワークを構築し、生産ラインの開発に役立てる狙い。プラハ大学のチェコ情報科学(IT)・ロボティックス・サイバネティクス研究所(CIIRC)がブルノ

製造業受注が2年来の大幅減に、2月は-4.2%

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が4日発表した2月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を4.2%下回り、2年1カ月来(2017年1月以来)の大幅減となった。減少は2カ月連続

スロベニア郵便、国内物流大手を買収

スロベニア国営郵便(ポシュタ・スロベニエ)が国内物流大手インターヨーロッパの株式72%を1億500万ユーロで買収するもようだ。物流事業を強化して売上高を拡大する狙いで、今週中に契約に調印する見通しという。取引に伴い、イン

ウニクレディト―コメ銀買収に関心か―

イタリアの大手銀行ウニクレディト(ミラノ)が独同業コメルツ銀行の買収に関心を示しているとの観測が浮上している。英『フィナンシャル・タイムズ』紙などが消息筋の情報として報じた。3行は報道内容へのコメントを控えている。 コメ

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