企業情報

ヘンケル―売上・利益が過去最高に―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が2月23日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前期比8.5%増の31億7,200万ユーロとなり、初めて30億ユーロを突破した。3部門すべてで増益を確保 […]

フレゼニウス―13期連続で売上・利益記録更新―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)が2月22日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比12%増の43億2,700万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。主力の人工透析子会社フレゼニウス・メ

RWE―過去最大の赤字に―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が2月22日発表した2016年12月期暫定決算の純損益は57億ユーロの赤字となり、13年12月期に記録した過去最大の赤字(28億ユーロ)を更新した。赤字は2期連続。電力卸価格の見通し悪

三井物産―欧州硫黄・硫酸販社を買収―

三井物産は2月28日、工業用無機薬品・水処理剤の製造・販売を手がけるカナダのケムトレード・ロジスティックスから欧州硫黄・硫酸販社ケムトレード・アグロビスを完全買収することで合意したと発表した。三井物産は極東、アジア、中東

ハパックロイド―運賃下落が打撃、大幅減益に―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)が2月28日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前期比66%減の1億2,600万ユーロと大幅に縮小した。運賃の下落が響いた格好。売上高は12.5%減の77億3

メトロ―ミャンマー進出―

流通大手の独メトロ(デュッセルドルフ)は2月24日、ミャンマー市場への進出計画を発表した。シンガポールで上場しミャンマーで不動産事業などを手がけるヨマ・ストラテジック・ホールディングスと合弁会社メトロ・ホールセール・ミャ

ティッセンクルップ―ブラジル粗鋼工場を売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は2月22日、ブラジルの粗鋼工場CSAをアルゼンチン鉄鋼大手のテルニウムに売却することで合意したと発表した。同工場はすでに手放した米国の圧延工場とともに経営の巨大な圧迫要因

MAN―配達用電気トラックの実用試験、墺で実施―

独フォルクスワーゲン(VW)のトラック子会社MANトラック・アンド・バス(ミュンヘン)は20日、都市部での配達に用いる電気トラックの商品化に向けオーストリアの企業コンソーシアム「持続可能な物流(CNL)」と協力することを

DMG MORI―3Dプリンター会社買収―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター、ビーレフェルト)は14日、金属3Dプリンターの有力企業である独リアライザー(REALIZER)を買収すると発表した。デジタル化の進展を受けて製造業のあり方が大き

ラインメタル―米同業レイセオンとグローバル提携―

独軍需大手のラインメタル(デュッセルドルフ)は17日、米同業のレイセオンとグローバル提携することで基本合意したと発表した。両社の強みを持ち寄って幅広い分野のソリューションを一手に提供。市場開拓力を強化する。 ラインメタル

MTU エアロ・エンジンズ―整備分野でルフトハンザと合弁―

航空機エンジン大手の独MTU エアロ・エンジンズ(ミュンヘン)と独航空大手ルフトハンザのメンテナンス子会社ルフトハンザ・テヒニクは21日、航空機エンジンの整備、修理、重整備(MRO)を行う合弁会社の設立で合意したと発表し

シーメンス―風力発電用ブレード工場を閉鎖―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は15日、風力発電用のブレードを製造するデンマークのエンゲスヴァン工場を閉鎖すると発表した。風力発電のローターは大型化しているが、同工場では大型ローター用のブレードを生産できないため、

クーカ―営業減益に、受注は20%以上増加―

産業ロボット・自動化機器大手の独クーカが15日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は1億6,600万ユーロとなり、前期比で15.0%減少した。中国の家電大手・美的集団が同社を対象に実施した株式公開買い

ビルフィンガー―経営資源を集約―

独産業サービス大手のビルフィンガー(マンハイム)は13日、事業分野と地域、顧客産業を絞り込む方針を明らかにした。同社は経営が悪化していることから、将来性の高い分野を重点強化していく意向だ。 事業分野をプロセス産業向けプラ

双日―独化学商社を買収―

双日は20日、独化学品商社ソルバディス・ホールディング(solvadis holding)の発行済み株式を独投資ファンド、オーランド・マネージメントなどから譲り受け完全子会社化すると発表した。欧州に化学品の新たな販売拠点

コベストロ―利益記録更新―

化学大手の独コベストロ(旧バイエル・マテリアルサイエンス、レバークーゼン)が20日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比22.7%増の20億1,400万ユーロとなり、過去最高を記録した

ゲレスハイマー―米新政権のオバマケア見直しが直撃―

特殊包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は15日の決算発表で、米国の製薬会社からの受注が低迷していることを明らかにした。1月に発足したトランプ政権がオバマ前大統領の医療保険制度改革(オバマケア)を見直す方針を

DPD―食品宅配サービスをスタート―

独小包配達大手のDPD(アシャッフェンブルク)は16日、食料品の宅配サービス「DPDフード」を立ち上げると発表した。国内食品宅配市場は規模が小さく今後の拡大の余地が大きいことから、潜在需要を掘り起こせると判断した。まずは

ドイツ鉄道―貨物部門の人員削減で労使合意―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は14日、貨物部門DBカーゴ(従業員数1万8,000人)の人員削減計画で労使が合意したと発表した。当初は3,000人の削減を予定していたが、従業員が強く反発したため2,000人に改めた。経営上

ドイツ銀行―中国企業が出資、3位株主に―

中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)は17日、ドイツ銀行の株式3.04%を取得したと発表した。ドイツ銀の株価は法務問題絡みの巨額引当金が響いて低迷していることから、今後の回復を見込んで資本参加した。出資比率を最大1

ロイズ・バンキング―ベルリンにEU統括拠点か―

英金融大手ロイズ・バンキング・グループが独ベルリン支店を子会社に昇格させるもようだ。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をにらんだ措置で、子会社化したうえで年内にも銀行免許を申請。EU事業の統括拠点とする。ロイター

アリアンツ―4期連続の営業増益に―

欧州保険最大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が17日発表した2016年12月期暫定決算の営業利益は108億3,300万ユーロとなり、前期比で0.9%増加した。営業増益は4期連続。生保・医療保険部門が好調だったことから、かろ

ゼネラル・モーターズ―欧州部門の黒字化ならず―

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)は7日、独オペルと英ボクソールで構成される欧州部門(GME)の営業損益が昨年は2億5,700万ドルの赤字だったことを明らかにした。8億1,300万ドルの赤字だった前年に比べると大

BMW―3Dプリンターのスタートアップに出資―

3Dプリンター製造の米スタートアップ企業デスクトップ・メタルは6日、自動車大手の独BMWが同社に資本参加したことを明らかにした。デスクトップ・メタルは小規模な企業でも購入できる低価格の金属3Dプリンターを開発しており、調

ボッシュ―パワートレイン事業を新部門に統合―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は7日、パワートレイン事業の統合計画を発表した。電気自動車(EV)などの今後の普及拡大をにらんだ措置で、顧客ニーズや市場の変化に柔軟かつ速やかに対応できるようにする考えだ。パ

グラマー―中国同業と戦略提携、会社乗っ取り阻止へ―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は14日、中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件と戦略提携する計画を発表した。中国市場の開拓を加速するとともに、筆頭株主のハスター家による会社乗っ取りを阻止する狙いだ。 寧

パイオニア―地図・位置情報でヒアと提携―

パイオニアとデジタル地図サービスの蘭ヒア(HERE)は8日、グローバルな地図ソリューションと、自動車などの各種業界向け次世代位置情報サービスで戦略提携合意したと発表した。両社は2015年、自動運転・高度運転支援向け高度化

ソーラーワールド―経営資源を集約、多結晶製品から撤退―

経営不振の独太陽電池大手ソーラーワールド(ボン)は10日、経営資源を単結晶シリコン製品分野に絞り込む方針を明らかにした。単結晶シリコン製の太陽電池は発電効率が高く寿命も長いことから競争力を保つことができると判断。発電効率

シャープ―スイスの複写機販社を買収―

シャープは8日、スイスの複写機販売会社フリッツ・シューマッハーを独子会社シャープ・エレクトロニクス(ヨーロッパ)を通して同日付で完全買収すると発表した。同国の複合機市場は成熟していることから、大手販売代理店である同社の買

BASF―ディスプレー材料分野で買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8日、液晶・有機ELディスプレー用光配向材料の有力企業であるロリックを買収したと発表した。電機産業向け材料事業を強化することが狙い。取引金額は公表しないことで合意した。

BASF―欧州宇宙機関と農業向けサービスを共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は10日、欧州宇宙機関(ESA)と協業することで合意したと発表した。ESAが持つ衛星データ・画像を農業向けサービスに活用する方法を農家の協力を受けながら開発していく。 衛星

マウザー―投資会社が転売―

産業用容器大手の独マウザーは7日、米投資会社CD&Rが同社を投資会社ストーン・キャニオン・インダストリーズに売却することで合意したと発表した。取引金額は23億ドル(21億ユーロ)。CD&Rはマウザーの

シュターダ―投資会社の買収標的に―

独後発医薬品大手のシュターダ(バート・フィルベル)は12日、投資会社2社から拘束力のない買収提案をそれぞれ受け取ったと発表した。英『フィナンシャル・タイムズ』の報道を追認したもので、2社のうち1社は英投資会社シンベンであ

アルディ・ジュド―米国で巨額投資、店舗照明にLED採用―

独ディスカウントスーパー大手アルディ・ジュド(ミュールハイム・アン・デア・ルール)は8日、米国での巨額投資計画を発表した。既存店舗を増改築・近代化するとともに、新規店舗を開設。同国で展開する店舗を約2,000カ所へと拡大

コメルツ銀行―大幅減益に―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した2016年12月期決算の純利益は2億7,900万ユーロとなり、前期の10億8,400万ユーロから大幅に縮小した。低金利と船舶市場悪化の直撃を受けたほか、09年に買収し

ミュンヘン再保険―3年連続で純利益減少―

再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険が7日発表した2016年12月期暫定決算の純利益は26億ユーロとなり、前期の31億ユーロから16%減少した。減益は3期連続。自然災害向け保険金の増加や再保険部門での保険料下落、元受子会

ウィズエアー

東欧最大のLCCであるハンガリーのウィズエアーは14日、独フランクフルト空港に進出することを明らかにした。同空港とブルガリアのソフィアを結ぶ便を5月22日、ハンガリーのブダペストを結ぶ便を12月15日からそれぞれ運航する

PSA―GMの欧州事業買収も―

自動車大手の仏PSAグループ(パリ)が独オペルと英ボクソールからなる米同業ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州事業(GME)を買収する可能性があることが14日、明らかになった。ブルームバーグ通信などが報じ、両社が追認したも

ティッセンクルップ―ノルウェーに潜水艦供給へ―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は3日、軍用船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)がノルウェー海軍に潜水艦を供給すると発表した。TKMSは昨年、オーストラリアの潜水艦入札で仏競合DCN

ティッセンクルップ―ハンガリーに車部品工場を新設―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は3日、ハンガリー東部のデブレツェンに自動車部品工場を新設すると発表した。投資規模は3,500万ユーロで、来年からコイルばねとスタビライザーを年間600本以上、生産する。2

ナブテスコ―独自動車部品メーカーを買収―

ナブテスコは1月31日、自動車部品製造の独オバロ(OVALO)を独投資会社インターグローバル・インダストリーホールディングから完全買収することで合意したと発表した。欧州事業を強化するとともに製品のシステム化・メカトロニク

ボイゼン―今後数年で5工場を開設―

排ガス浄化装置の有力メーカーである独ボイゼン(アルテンシュタイク)はこのほど、今後数年以内に新工場を5カ所、開設する計画を明らかにした。排ガス規制の強化を背景に自動車メーカーからの受注が増えているためで、同社の工場は現在

インフィニオン―車載製品けん引で増益に―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が2日発表した2016年10-12月期(第1四半期)の営業利益(特別要因を除く)は前年同期比12%増の2億4,600万ユーロへと拡大した。車載半導体部門が好調で全体が押し上げられ

ダイムラー―研究開発費や引当金が利益の足かせに―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が2日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比2%減の129億200万ユーロへと落ち込んだ。研究開発費が膨らんだほか、トラックカルテルやタカタ製エアバックの

ダイムラー―ウーバーに自動運転車を供給へ―

自動車大手の独ダイムラーと配車サービス大手の米ウーバーは1月31日、自動運転分野で協力することで基本合意したと発表した。ダイムラーは「メルセデスベンツ」ブランドの自動運転車を将来、ウーバーを通して提供していく。ダイムラー

シーメンス―利益率見通し引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1月31日の決算発表で、2017年9月通期の業績見通しを上方修正した。第1四半期(16年10~12月)の利益が好調だったためで、製造分野全体の売上高税引き前利益率を従来予測の10.5

ボッシュ―電力需給調整の蓄電池で合弁―

自動車部品系複合企業の独ボッシュ(シュツットガルト)は3日、独電力大手EnBWと電力受給の調整に用いる蓄電池の分野で提携すると発表した。合弁会社を設立。ボッシュは蓄電池の設計、開発を引き受ける。EnBWは建設、送電網への

エボニック―デジタル化に向け子会社設立―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は7日、事業のデジタル化を推進する目的で子会社エボニック・デジタルを年初に設立したと発表した。デジタル化の分野で競合企業に先んじることで競争力を高める狙い。デジタル活動を統括する役職

旭化成―独にテクニカルセンター開設―

旭化成は1日、ドイツ西部のドルマーゲンにある子会社、旭化成スパンデックスヨーロッパ内に「旭化成ヨーロッパ機能樹脂テクニカルセンター」を6日付で開設すると発表した。欧州における自動車関連ビジネスなどの拡大に向け、樹脂コンパ

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