化学材料の生産にグリーン水素投入、エボニックとシーメンスEがプロジェクト
化学大手のエボニックは17日、独西部のヘルネにある工場にシーメンス・エナジーの新世代電解槽を設置すると発表した。自社製品のカーボンフットプリントを低減する狙い。シーメンス・エナジーは化学業界の複雑な製造現場で自社製品の性 […]
化学大手のエボニックは17日、独西部のヘルネにある工場にシーメンス・エナジーの新世代電解槽を設置すると発表した。自社製品のカーボンフットプリントを低減する狙い。シーメンス・エナジーは化学業界の複雑な製造現場で自社製品の性 […]
陸上風力発電用のタービンを手がける独ノルディックは3月31日、グリーン水素分野の合弁会社2社を設立したと発表した。風力タービン市場は競争が厳しいことから、安定した経営を保てるようにするため、将来性の高い水素事業に参入する
電機大手の独シーメンスは4日、製造業の脱炭素化に向けNTTコミュニケーションズ、NTTデータの2社と協業すると発表した。シーメンスのビジネスプラットホーム「Xcelerator」とカーボンフットプリント(CFP)管理ソフ
経営危機に直面するケーブル大手の独レオニは3日、同社の再建案に過半数の債権者および大株主シュテファン・ピーラー氏が同意したと発表した。再建案は債務整理と減資・増資手続きを通して経営の立て直しを図るというもの。同社は再建案
半導体大手の独インフィニオンは3日、「産業パワー・コントロール(IPC)」部門の名称を1日付で「グリーン産業パワー(GIP)」に改めたと発表した。主力製品であるパワー半導体がエネルギー効率の向上やグリーンエネルギー機器へ
エネルー設備大手の独シーメンス・エナジー(SE)は28日、イタリアの送電網事業者テルナがティレニア海に敷設予定の送電線「ティレニアン・リンク」向けに高圧直流送電(HVDC)インフラを共同受注したと発表した。交流と直流の変
ドイツの消費者の90%が今冬に暖房の使用を抑制したことが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。節約を行いやすくするために、暖房のエネルギー消費量をリアルタイムで表示するデジタルメーターを利用したい
スマートフォンないし携帯電話機が壊れた場合、修理するユーザーは全体の52%に上ることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の消費者アンケート調査で分かった。ベルンハルト・ローレーダー専務理事は「壊れたスマートフォンあるい
●欧州市場での需要増大に対応、2工場を新設し3拠点体制に ●投資額2,000万ユーロ、従業員を今後2年で約4倍に増員 クリーンルームやハイテク施設向け製品を手がける独エキサイト(Exyte)は21日、チェコでの生産能力を
●自社の産業制御システムの導入企業にSaaSでソフトを提供 ●仮想空間で現場環境を再現するデジタルツインの機能も持つ 電機大手の独シーメンスがトルコで、オープン・デジタル・ビジネスプラットフォーム「エクセラレータ(Xce
米電子部品大手ビシェイ・インターテクノロジーは20日、ドイツ北部のイツェホーで半導体工場の鍬入れ式を行った。拡大し続ける顧客ニーズに対応する考えで、既存工場の隣接地に新工場を設置する。 3億2,500万ユーロを投じて工場
電動車用の次世代モーターを開発する独スタートアップ企業ディープドライブは21日、シリーズAの資金調達で1,500万ユーロを確保したと発表した。既存の株主のほか、自動車大手BMWと自動車部品大手コンチネンタルがベンチャーキ
電池製造の独ファルタは24日、経営再建策に融資銀行と過半数株主が同意したと発表した。融資行の意思決定機関が承認すれば正式発効する。コスト削減と成長分野への投資を通して業績を改善する意向だ。 同社は充電可能なコイン型リチウ
パナソニック空質空調社は14日、HVAC(暖房・換気・空調)欧州事業部を4月1日付で独ヴィ―スバーデンに開設すると発表した。ヒートポンプ式給湯暖房機(A2W)など急拡大する環境配慮の水循環型暖房空調市場に迅速かつ柔軟に対
東レは17日、グリーン水素製造用の固体高分子(PEM)形水電解装置向けに、中核部材である触媒付き電解質膜(CCM)の生産をドイツで拡大すると発表した。グリーン水素の需要が今後、飛躍的に拡大すると見込まれることを踏まえ、生
配達ドローン開発・製造の独ウイングコプターは16日、独ZAL応用航空研究センターと共同で水素燃料電池を動力源とする電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発すると発表した。リチウムイオン電池を用いたこれまでの機材よりも航続距離
半導体大手の独インフィニオンは21日、これまで産業向け分野に限られていた台湾のデルタ電子との長期協業を自動車向け分野にも拡大すると発表した。急成長する電気自動車(BEV)向けに高電圧・低電圧ディスクリート半導体やパワーモ
ドイツの総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合が2022年は20.4%となり、前年の19.2%から大きく拡大したことが、連邦環境庁(UBA)の15日付の発表で分かった。電力と暖房部門が全体をけん引。欧州連合(
独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は14日、国内の公共の電動車用充電ケーブル数(チャージングポイント)が1月1日時点で8万541本となり、前年同日から35%増加したと発表した。出力150キロワット(kW)以上の急速充
独電気電子工業会(ZVEI)が16日に発表した同国の1月の電機輸出高は前年同月比17.8%増の205億ユーロとなり、1月の過去最高を更新した。インフレで額が膨らんだため、大幅増となった。 電機製品の輸入高は18.5%増え
●セニカ工場はヒートポンプ専門、年産能力は30万台 ●暖房メーカーはヒートポンプ事業を積極的に拡大 暖房機器大手の独ファイラントはこのほど、スロバキア西部のセニカに新設したヒートポンプのメガ工場が5月から操業を開始すると
独自動車部品大手のヘラーは9日、LED補助ヘッドライト「ブラックマジック(Black Magic)」シリーズのバーライト製品のラインナップを拡充したと発表した。公道用に14種類、オフロード用に18種類を新たに投入する。
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーがイラクの発電所のメンテンナンスなどを同国エネルギー省から受注した。アンナレーナ・ベアボック独外相の同国訪問に合わせて7日、契約の調印が行われた。受注額は明らかにされていない。
電子材料大手の独メルクは9日、米半導体大手インテルと持続可能な半導体製造技術の共同研究を欧州で行うことで基本合意したと発表した。エネルギーと資源を大量に使用する半導体製造の現状を改めていく狙い。人工知能(AI)と機械学習
独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した同国電機業界の1月の新規受注高は前年同月を10.3%上回った。国内が18.3%増えて全体をけん引。ユーロ圏(ドイツを除く)は5.8%増、ユーロ圏外は3.5%増だった。ZVEIのチ
5G通信インフラで現在、使用している重要な構成機器の詳細情報を提出するようドイツ内務省が国内の移動通信サービス事業者に命じたことが7日、明らかになった。安全保障上のリスクなどを踏まえた措置。同省は特定のメーカーを対象とし
暖房機器大手の独ファイラントは10日、スロバキア西部のセニカに新設したヒートポンプのメガ工場が5月から操業を開始すると発表した。同社は炭素中立実現に向けた欧州連合(EU)の取り組みなどを受けてヒートポンプ事業を強化中。新
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は13日、カナダ南東のオンタリオ州セントトーマスに車載電池セル工場を建設すると発表した。同社が欧州域外に設置する初のセル生産拠点となる。北米で生産するグループブランドの電気自動車(
電機大手の独シーメンスは7日、米ノースカロライナ州レキシントンに鉄道車両工場を設置すると発表した。同国需要の拡大を受けた措置で、ローラント・ブッシュ最高経営責任者(CEO)は「米国は鉄道に投資し、わが社は米国に投資する」
半導体大手の独インフィニオンは2日、カナダ同業のGaNシステムズを買収することで合意したと発表した。パワー半導体市場での主導的な地位を一段と強化する狙い。買収金額は8億3,000万米ドルで、インフィニオンは手元資金で賄う
米IT大手アップルは2日、ドイツ南部のミュンヘンにある半導体設計センターに今後6年で10億ユーロを投資すると発表した。同センターは10億ユーロ強を投じて昨年秋に開設したばかり。同社は半導体メーカーへの依存度を早急に引き下
ドイツ連邦統計局は1日、ソーラー発電設備の輸入額が昨年は約36億ユーロに上ったことを明らかにした。その約87%に当たる31億ユーロ強を中国製が占めており、2位のオランダ製(1億4,300万ユーロで4%)を大きく引き離して
独自動車部品大手のコンチネンタルは2月22日、車載モーター制御用の誘導型高速回転位置センサー(eRPS)を発表した。同期モーターのローター(回転子)の正確な位置を検出する新製品で、自動車機能安全規格の「ISO26262」
高級乗用車大手のBMWがドイツ南部に車載電池の組み立て工場を建設する。地元紙『パッサウアー・ノイエ・プレッセ』が報じ、同社が23日に追認した。 BMW最大の完成車工場があるディンゴルフングから40キロほど離れたイルバッハ
電子商取引大手(EC)の米アマゾンは2月23日、ブラザー工業のプリンター用カートリッジの偽造品を販売するドイツのネットワークを相手取り、ブラザーと共同で民事訴訟を起こしたと発表した。純正品の偽造を行う者に対しアマゾンが欧
情報通信業界連盟(Bitkom)は2月21日、消費者アンケート調査を踏まえドイツのスマートフォン市場規模が今年は前年比1%増の386億ユーロとなり、前年に引き続き拡大するとの予測を発表した。分野別ではデータ・音声サービス
●自動化された物流拠点の整備と併せ、生産能力を引き上げる ●ミシュコルツ工場は電動工具や電動自転車用電池製品を生産 独自動車部品・産業機器大手ボッシュのハンガリー電動工具部門はこのほど、同国東部のミシュコルツ工場を増強す
富士通は15日、独プロサッカーリーグのブンデスリーガに所属するアイントラハト・フランクフルトと、同チームのホームスタジアム「ドイチェ・バンク・パーク」で人工知能(AI)を活用した実証実験を行うと発表した。混雑状況の可視化
独電気電子工業会(ZVEI)が16日に発表した同国の2022年の電気製品輸出高は前年比8.6%増の2,458億ユーロとなり、過去最高を更新した。物価を加味した実質ベースでもわずかに増加したとしている。 輸入高も18.4%
ドイツ国内の暖房販売台数が昨年は前年比5%増の98万台となり3年連続で拡大したことが、独暖房産業全国連盟(BDH)の発表で分かった。環境に優しいヒートポンプが特に大きく増えて全体をけん引した。 ヒートポンプの販売台数は2
独コンチネンタル子会社で車載組込ソフトウエアを供給しているエレクトロビット(EB)は7日、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)の完全電気自動車(BEV)ブランド「アフィーラ(AFEELA)」の試作車にソフトサービスを提供し
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の2022年の売上高は前年比12.0%増の2,246億ユーロとなり、2年連続で過去最高を更新した。新規受注は第4四半期に伸び率が鈍化したものの依然として拡大。工場稼働
米半導体大手のインテルが、ドイツに工場を建設する計画に絡んで補助金の大幅引き上げを求めている。高インフレと市場環境の変化を受けて、エネルギー、物流、建設コストが大きく膨らむ見通しとなっているためで、広報担当者は公共放送M
電機大手の独シーメンスは8日、2023年9月通期の業績予測を引き上げた。第1四半期(10~12月)決算が好調だったうえ、サプライチェーンひっ迫の緩和で受注の消化が進むと予想されるためで、売上成長率(為替とポートフォリオの
半導体大手の米ウルフスピードと自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは1日、西南ドイツのザールラント州エンスドルフで記者会見を開き、研究開発(R&D)センターと工場をそれぞれ合弁で建設する計画を明らかに
高級乗用車大手のBMWは1日、独東部のライプチヒ工場でリチウムイオン電池セルのコーティング処理ラインが本稼働を開始したと発表した。同工場で計画する5本のうちの1本で、残り4本も年内に本稼働体制に入る。 同ラインは1時間に
独ヒートポンプ業界団体BWPはこのほど、2022年の国内ヒートポンプ販売台数(設置件数ベース)が23万6,000台となり、前年を53%上回ったと発表した。天然ガス価格の高騰や政府の助成策を背景に需要は急速に増えており、2
電機大手の独シーメンスは1月26日、アーバン・エア・モビリティ(UAM)向けサービスを手がける米スカイウエイと垂直離着陸機用のインフラ開発で協業すると発表した。効率的でスケーラブルなインフラを実現する。 協業の中心となる
中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は1月26日、ドイツ中部のアルンシュタット市で車載電池セル工場の開所式を行った。同社初の欧州生産拠点で、同地の自動車メーカーに供給する。現地需要は今後、大幅な拡大が見込まれる
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは1月25日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)の上場を廃止する計画がSGREの臨時株主総会で承認されたと発表した。今後はスペイン証券取引委