欧州電気通信業界の動き

カザフスタンのフィンテック企業、ロンドン証取に上場

カザフスタンの金融・フィンテックグループであるカスピ(Kaspi)が15日、ロンドン証券取引所(LSE)でグローバル預託証券(GDR)を公開した。テクノロジー株の需要の大きさを反映して、売り出し価格は仮条件の上限である3 […]

ブルガリアでロボティクス見本市開催

新型コロナウイルスの流行は、これまでのところ、ロボティクス業界にとっては追い風となっている。基本サービスの自動化需要が拡大しているためだ。ブルガリアでも過去数カ月に食事デリバリー、外科手術サポート、空気清浄、医療技術輸送

ポーランドEC最大手アレグロ、ワルシャワ証取に上場

ポーランド電子商取引(EC)最大手アレグロが12日、ワルシャワ証券取引所に上場した。初日の取引は公募価格(43ズロチ)を大きく上回る65ズロチでスタート。一時71ズロチまで価格が上昇した。初値を基にした時価総額は660億

eスポーツで「観光立地」~ウクライナ

ウクライナの首都キエフの一等地にある4つ星ホテル「ドニプロ」。ゼレンスキー大統領が掲げる「不採算国営企業の民営化」の一環として、7月に3,400万ユーロで、とある不動産会社に売却された。この会社の名がほとんど知られていな

トルコのスタートアップ投資、上半期に8,000万ドル

中東地域の新興企業向けデータプラットフォームを運営するマグニットがこのほど発表した調査結果によると、トルコのスタートアップ企業に対する投資額は今年上半期に8,000万米ドルへ拡大した。これは前年通期の80%に当たる。一方

エストニアのパイプドライブ、CRM製品の中国語版をリリース

エストニアの顧客管理ソフト(CRM)大手パイプドライブは6日、中国語(繁体字)版の製品の提供を開始した。アジア事業を強化する戦略の一環だ。まずは台湾に照準を定める。 アニキン最高技術責任者(CTO)は、台湾に期待する理由

ロシア、船舶・トラムの自動運行システムを試験運用

ロシアで今月初めから、船舶自動航行システムの試験運用が始まった。サンクトペテルブルク市、レニングラード州、アストラハン州、カリーニングラード州、マガダン州、ムルマンスク州、ロストフ州、サハリン州、クラスノダル地方、沿海地

トルコEC大手トレンドヨル、欧州市場に進出

中国電子商取引(EC)大手アリババのトルコ子会社トレンドヨル(Trendyol)が欧州市場向けポータルを立ち上げた。イタリア、スペイン、英国、フランス、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、オランダなど27カ国が対象だ。ま

エストニア、eヘルスソリューション開発でWHOと提携

エストニアのラタス首相と世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は6日、WHOのデジタル化プロジェクトにエストニアの起業家・研究者が参加することで合意し、覚書を交わした。デジタル予防接種証明書の開発などが対象となる。情報

エストニア中銀、デジタル通貨導入に向けた技術調査を開始

エストニアの中央銀行であるエストニア銀行は2日、テクノロジー企業のガードタイムおよびSW7グループと提携し、電子政府の核を構成する技術が、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の運営に適しているかどうかを調査すると発表した。欧

独クノール・ブレムゼ、ブダペスト工科経済大と提携

独ブレーキ大手クノール・ブレムゼのハンガリー子会社が、ブダペスト工科経済大学(BEM)電気・情報工学部と5年の提携協定を結んだ。共同研究・奨学金プログラムに2,500万フォリント(約700万ユーロ)を支出する内容で、同大

蘭ヒアと米インリックス、駐車情報サービスで提携

デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは15日、米交通情報プロバイダー大手のインリックス(Inrix)と駐車情報サービスの開発で提携すると発表した。ヒアの駐車場検索サービスである「ヒア・パーキング」とインリックスの交通デ

ハンガリーのスタートアップ、生体認証決済システムを開発

ハンガリーのスタートアップ企業ピージーペイ(PeasyPay)が、顔と手のひらを組み合わせた生体認証決済システムを立ち上げた。ハンガリー、スペイン、英国、スロベニアでパイロットプロジェクトを実施中だ。導入に専用の設備やエ

スウェーデンのゲーム開発会社、クロアチアの同業を買収

スウェーデンのゲーム開発会社スティルフロントがクロアチアの同業ナノビットを創業者2人から買収する。取引額は最大1億4,800万米ドル。 スティルフロントはまず、今月末日付でナノビット株の78%を1億ドルで取得する。残る株

トルコ企業、安全性の高いビデオ会議ソフトを開発

トルコ軍需大手アセルサンのテクノロジー子会社BITESが開発した新しいビデオ会議ソフト「XperMeet」が、15~17日のアンカラ国際安全保障防衛会議(SEDEC)で初めて実際に使われた。同会議は新型コロナ流行を受けて

ロシアIT大手ヤンデックス、トルコ拠点を閉鎖

ロシアIT大手のヤンデックスが来月1日にトルコ拠点を閉鎖するもようだ。現地メディアによると、大規模なネットプラットフォーム運営者を対象とするソーシャルメディア法の施行を受けた判断で、トルコ事業は今後、ロシアから運営する。

エストニア企業、マッピング技術「アイヴィ」を独自開発

エストニアのアイヴィ(EyeVi)・テクノロジーズが、道路標示や路面の傷みを自動検出するマッピング技術「アイヴィ」を開発した。すでに国内のほか、ギリシャ、ルワンダ、カリブ諸国でも道路検査を実施しているという。今後は他のバ

仏イリアッド、ポーランド携帯電話最大手を買収へ

仏通信会社のイリアッドは21日、ポーランド携帯電話サービス最大手のプレイを買収すると発表した。買収額は債務引き受けを含めて最大35億ユーロ。実現すれば欧州の携帯電話サービス市場で6位に浮上する。 イリアッドは株式公開買い

テレフォニカと楽天モバイル、5G「オープンRAN」で提携

スペイン通信最大手のテレフォニカは16日、次世代の移動通信規格「5G」を用いた通信システムで楽天モバイルと提携したと発表した。基地局設備をオープン化する「オープンRAN」と呼ばれる無線アクセスネットワークの推進などで連携

ポーランドEコマース最大手のアレグロ、来月上場へ

ポーランド電子商取引最大手のアレグロ(Allegro)は14日、来月、ワルシャワ証券取引所に上場する計画を明らかにした。時価総額で100億~120億ユーロを想定しており、実現すれば、同国の新規株式公開(IPO)として過去

ハンガリー2社、自動運転用AIツールを衛星向けに改良

自動運転ベンチャーのエーアイモーティブ(AImotive)と人工衛星・宇宙技術のC3Sエレクトロニクス・ディベロップメントのハンガリー2社が提携し、人工知能(AI)搭載型衛星のハードウエア・プラットホームを開発している。

セルビア政府、華為技の位置づけで米国と対立も

華為技術は14日、セルビアの首都ベオグラードでイノベーション・開発センターを開設した。ヴルナビッチ首相は開設式に出席し、政府と華為技の提携が、4日に結んだ米国との協定に違反しないと強調したが、今後のプロジェクト実施に協定

エストニア議会、議事録作成に音声認識ツール活用

エストニア議会で14日、議事録作成に音声認識技術が組み込まれたシステム「Hans」が導入された。作成作業の迅速化が目的だ。まずは本会議で活用し、将来的には委員会審議にも導入する。 「Hans」は、エストニアのIT企業ファ

ロスナノ、デジタル技術投資基金を創設

ロシア国営のハイテク企業ロスナノはこのほど、デジタル技術投資基金を創設した。資金規模は40億ルーブル(4,480万ユーロ)で、その半分を政府のデジタル経済振興予算から得た。今年末から5件以上のプロジェクトに投資を開始し、

トルコ、大型テクノロジーパークを開設

トルコ金属産業経営者連合会(MESS)は8月29日、イスタンブールで大型テクノロジーセンターを開設した。コジャエリ県で同時に開設された工場40軒と連動し、トルコの開発・生産力を強化する狙い。テクノロジーセンターには2億米

エストニア、東アフリカ諸国とICTで提携

エストニア外務省は8月31日、東アフリカ科学技術委員会(EASTECO)及びエストニア情報技術電気通信協会(ITL)と提携に向けた基本合意書を交わした。情報通信技術(ICT)分野におけるEASTECO加盟国とエストニアの

香港のフィンテック企業、リトアニアに子会社設立

香港のニッチ・グローバル・フィンテックが8月28日、リトアニアに子会社ルル・ファイナンシャルス(Lulu Financials)を設立した。資本金は110万ユーロ。ニッチ・グローバルが全額出資する。 ニッチ・グローバルの

産業用ソフトの英アヴィバ、ソフトバンク出資の米社を買収

英産業用ソフトウエア大手アヴィバ・グループは25日、ソフトバンクグループ傘下のビジョン・ファンドなどが出資する同業の米OSIソフトを50億ドルで買収すると発表した。世界各地で導入されているリアルタイムデータ管理ソフト「P

スイス投資会社クエロ、ラトビアのデータセンターを買収

スイスの投資会社クエロ(Quaero)・キャピタルはこのほど、傘下のファンドを通じてラトビアのデータセンター「デジタル・エコノミー・デベロプメントセンター(DEAC)」を完全買収した。取引額などの詳細は明らかにされていな

楽天子会社バイバー、ミンスク拠点を一時閉鎖

楽天子会社で無料通話・メッセージアプリを提供するバイバーが、ベラルーシの首都ミンスクにある拠点を一時的に閉鎖した。中東欧ニュースサイト『bne』が23日に報じたもので、ルカシェンコ大統領による反政府集会の弾圧を受けた措置

エストニアのソフト開発会社、ポーランド企業を買収

エストニアのソフトウエア開発会社アップタイム(Uptime)がポーランド同業JMMJを買収した。中欧市場での足がかりを築くのが狙いで、過半数の株式を取得した。買収額など詳細は明らかにされていない。 JMMJは2008年の

米リバティ、スイスの携帯電話サービス大手を買収

米メディア大手リバティ・グローバルは12日、スイスの携帯電話サービス大手サンライズを買収することで合意したと発表した。買収額は68億スイスフラン(約7,970億円)。リバティはスイスでの事業基盤を大きく強化し、最大手スイ

ラトビアのIT企業が合併、親会社の合併に伴い

ラトビアのIT企業であるティエト・ラトビアが国内同業のエヴリ・ラトビアを吸収合併する。両社の親会社が昨年、合併したことによるもので、エヴリの債務もティエトが引き継ぐ。エヴリを合併することで、ティエトはラトビアIT大手の一

EUがサイバー攻撃で初の制裁、露・中・北朝鮮対象に

EUは7月30日、ロシアと中国、北朝鮮によるサイバー攻撃への制裁を決定した。対象となるのはロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の特殊技術部門、中国と北朝鮮の企業の3組織と6人の関係者。EUへの渡航禁止し、EUにある資産を凍

EUが欧州裁に上訴、ハチソンのO2買収阻止めぐり

欧州委員会は7月29日、香港の複合企業CKハチソン・ホールディングスによる英携帯電話サービス会社O2の買収を阻止した問題で、欧州司法裁判所の一般裁判所が同決定を無効とする判決を下したのを不服として、上訴すると発表した。

ボーダフォン―タワー事業を独でIPO―

電気通信大手の英ボーダフォン(ニューベリー)は24日、移動通信用のタワー事業を手がける独子会社ヴァンテージ・タワーズの新規株式公開(IPO)計画を発表した。独フランクフルト証券取引所で来年初頭にIPOを実施する。時価総額

スロベニアテレコム、5G導入を開始

スロベニア国営の通信大手スロベニアテレコムは23日、次世代通信規格「5G」を活用した携帯電話サービスの運用を開始したと発表した。第1段階として150の基地局を5G対応に強化。サービスカバー率を年末までに当初の25%から3

通信大手の仏オレンジ、スロバキアで5G周波数免許を買収

仏通信大手オレンジが、スロバキアの競合スワンから次世代移動通信(5G)向け周波数帯の事業免許を買収した。取引価格は明らかにされていない。昨年のスロバネットとの取引に続くもので、同国における5Gサービス開始への準備をさらに

エストニアとシンガポール、デジタル化で世界的提携を呼びかけ

エストニアのレインサル外相は1日開催された「電子政府・サイバーセキュリティに関する国連友好国グループ」の世界ビデオ会議で、世界のデジタル化推進に向けた「デジタル宣言」の採択を世界各国政府に呼び掛けた。コロナ危機の経験を踏

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