スコットランドでこのほど、電気自動車の普及促進に向けて政産学が協力する新プロジェクト「Eクロス(E-Crosse)」が発足した。スコットランド政府が推し進める気候変動防止政策の一環で、自動車メーカーからは日産などが参加している。このほか、電力会社、地方自治体、大学、世界自然保護基金(WWF)スコットランド支部が参加している。28日付けの英エコカー情報サイト「グリーンカーウェブサイト」が報じた。
\同サイトによると、WWFスコットランドは同プロジェクトの主催機関として、◇政産学によるフォーラムの実施◇ロードマップの作成◇ロードマップを実行するためのプロジェクトの設立―の3つを柱とする活動を4月から開始する。
\同プロジェクトには、スコットランド交通局(Transport Scotland)、英バッテリーシステムメーカーのAxeon、独電機大手のシーメンス、電力大手のスコティッシュパワー、ダンディー市議会、ストラスクライド大学などが参加している。自動車メーカーからは、日産のほか、スコットランドのグラスゴーを拠点とするアライド・ビークルズ(Allied Vehicles)が参加している。
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