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2012/6/8

企業情報 - 部品メーカー

横浜ゴム、ロシアの乗用車用タイヤ工場を開設

この記事の要約

横浜ゴムは5月30日、ロシアのリペツク特別経済区に建設していた乗用車用タイヤ工場の開所式を行った。新工場では、内径13~18インチのロシア市場向けの主力商品などを生産する。生産能力は年140万本。2013年夏にフル稼働体 […]

横浜ゴムは5月30日、ロシアのリペツク特別経済区に建設していた乗用車用タイヤ工場の開所式を行った。新工場では、内径13~18インチのロシア市場向けの主力商品などを生産する。生産能力は年140万本。2013年夏にフル稼働体制に入る予定という。

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同社は48億ルーブルを投じて、24ヘクタールの敷地に4.3ヘクタールの工場を建設した。現地の生産能力を順次増強していく方針で、敷地には工場を拡張する余地があるとしている。

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新工場では、乗用車用タイヤ「C.drive2」や乗用車用スタッドタイヤ「ice GUARD iG35」などを生産。ロシア市場だけでなく、一部の製品は欧州市場にも輸出する。

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同工場は横浜ゴムと伊藤忠商事が共同で設立したタイヤ生産販売会社ヨコハマR.P.Zが運営する。ヨコハマR.P.Zは2008年12月の設立で、出資比率は横浜ゴムが80%、伊藤忠商事が20%となっている。両社は2005年4月にタイヤ販売会社ヨコハマロシアを設立し、販売網を整備してきた。

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