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2013/11/1

企業情報 - 自動車メーカー

PSAとボッシュ、HV向け機能を開発

この記事の要約

仏PSAプジョー・シトロエンと独ボッシュは10月24日、共同研究プロジェクト、オプティマル・エナジー・コンサンプション&リカバリー・ソリューション(OpENeR)で2つの新たな機能を開発したと発表した。スロープやカーブな […]

仏PSAプジョー・シトロエンと独ボッシュは10月24日、共同研究プロジェクト、オプティマル・エナジー・コンサンプション&リカバリー・ソリューション(OpENeR)で2つの新たな機能を開発したと発表した。スロープやカーブなどの地形に関するデータや交通標識などのインフラ情報を提供することによって効率的な運転を可能にし、エネルギー消費を15%削減する。また、車載カメラとレーダーによって他の車両や歩行者、障害物、交通標識を検知し、安全性と快適性を向上させる。

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OpENeRはハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)の航続距離を伸ばし、ドライバーの安全と快適性を向上させることを目的とした研究プロジェクトで、これまでに3つの先進技術を開発している。1つ目は、フロントとリアに置かれた電動パワートレインで、ドライバーは道路の状況などに応じて、前輪駆動または後輪駆動、四輪駆動を選ぶことができる。2つ目は、次世代のスタート/ストップシステムで、フリーホイールを可能にするもの。3つ目は、ボッシュの横滑り防止装置をベースにした回生ブレーキシステムだ。

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OpENeRは、欧州連合(EU)の欧州委員会の「グリーンカー」イニシアチブに呼応したもので、PSAとボッシュ、AVLリスト、カールスルーエ工科大学、ガリシアン・オートモーティブ・テクノロジー・センター(CTAG)が参加している。

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