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2013/11/1

企業情報 - 部品メーカー

独レオニ、中国に新工場

この記事の要約

独電線大手のレオニは10月28日、中国の河北省廊坊市に建設した新工場を開設した。独自動車大手ダイムラーと北京汽車の合弁会社である北京ベンツ汽車有限公司(BBAC)の乗用車向けにワイヤリングシステムを供給する。\ 新工場の […]

独電線大手のレオニは10月28日、中国の河北省廊坊市に建設した新工場を開設した。独自動車大手ダイムラーと北京汽車の合弁会社である北京ベンツ汽車有限公司(BBAC)の乗用車向けにワイヤリングシステムを供給する。

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新工場の建設投資は3,000万ユーロ。当初は、メルセデス・ベンツ「Cクラス」向けにワイヤリングシステムを生産し、将来は「GLA」「GLK」向けにも製品を供給する。新工場の生産面積は約2万平方メートル。フル稼働体制になると従業員数は2,500人以上になる予定。

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新工場はレオニのワイヤリングシステム部門(WSD)にとって中国で4番目の工場となる。ワイヤリングシステム関連の売上高は今後4年間で2倍の4億ユーロに拡大すると見込んでいる。

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レオニはWSDの4工場に加え、ワイヤー・アンド・ケーブル・ソリューション部門(WCS)が中国に6工場を持つ。従業員数は約2,500人。WCSの2012年の売上高は約2億ユーロだった。WSDとWCSを合わせると中国工場は10カ所となり、従業員数は8,500人を超える。2013年は売上高で計約4億5,000万ユーロを見込んでいる。

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