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2014/7/11

企業情報 - 部品メーカー

独レーハウ、シトロエン「C4カクタス」の衝撃吸収パネルを供給

この記事の要約

オランダのアムステルダムでこのほど行われたシトロエン「C4カクタス」の試乗会で、同車のプロジェクト責任者を務めるルートマン氏は自動車専門誌『ジャストオート』の独占インタビューに応じた。 ルートマン氏は、C4カクタスのエク […]

オランダのアムステルダムでこのほど行われたシトロエン「C4カクタス」の試乗会で、同車のプロジェクト責任者を務めるルートマン氏は自動車専門誌『ジャストオート』の独占インタビューに応じた。

ルートマン氏は、C4カクタスのエクステリアで最大の特徴となっている衝撃吸収パネル「エアバンプ」は、ドイツのポリマー樹脂加工大手レーハウから供給されていることを明らかにした。エアバンプはTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用。素材の内部に空気カプセルを配した弾力性に富む構造で、隣接する車のドアやショッピングカートなどによる軽微な衝撃から車両を保護する機能を持たせている。エアバンプのカラーは4色が用意されており、10色あるボディカラーと3色あるインテリアをオプションで組み合わせることができる。

レーハウはエアバンプをフランス北東部モランジュにある研究開発センターで開発。スペイン・カタルーニャ州トゥルトーザの工場で生産し、PSAプジョー・シトロエンのビリャベルデ工場に供給している。ビリャベルデ工場では4月にC4カクタスの生産を開始し、現在は1日380台を組み立てている。同車はまずフランスで発売され、その後欧州各国でも順次販売を開始する予定だ。

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