仏自動車大手のルノーは8日、フランスのパリ郊外にあるランジス卸売市場を運営するセマリスが電気自動車(EV)「ゾエ」7台を市場に導入し、8日に運用を開始したと発表した。
ランジス市場は総面積234ヘクタールに及ぶ巨大卸売市場で、セマリスは敷地内の移動用に「ゾエ」を採用した。利用希望者はオンラインで予約できる。ルノーはEVの導入により、同市場を利用する1,200の企業や業者、2万5,000に及ぶ顧客の環境技術に対する意識が高まると期待している。
なお、パリ市の協力を得て、「ゾエ」の導入に合わせて敷地内に急速充電ステーションが設置された。