チェコのシュコダ自動車は16日、2014年の世界販売台数が前年比12.7%増の103万7,200台となり、初めて100万台を突破したと発表した。14年の売上高は前年比13.9%増の118億ユーロ、営業利益は同56.5%増の8億1,700万ユーロと、いずれも過去最高を更新した。ヴァーラント最高経営責任者(CEO)は、「年間販売台数が初めて100万台を超えたことで、我が社は国際市場において量産メーカーとしての地位を確立した」と述べた。
今年に入ってからも販売は好調で、1~2月は16万3,000台と、前年同期から7.9%増加した。今後は「オクタビアRS230」、「ファビア・モンテカルロ」といった新型車のほか、「ファビア」、「ラピッド」、「オクタビア」、「イエティ」のスペシャルエディションを投入する予定だ。
シュコダは数年以内に世界販売台数を150万台に伸ばすことを目指している。この目標を達成するため、チェコ国内と国外にある工場の生産能力を強化する方針。