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2015/6/19

企業情報 - 部品メーカー

独コンチテック、乗用車用新製品を開発

この記事の要約

ゴム・プラスチック部品メーカーの独コンチテックはこのほど、振動制御部門のコンチテック・バイブレーションコントロールが乗用車用向けに新たなエアサスペンション・ベローズとトルククラッチを開発したと発表した。 エアサス・ベーロ […]

ゴム・プラスチック部品メーカーの独コンチテックはこのほど、振動制御部門のコンチテック・バイブレーションコントロールが乗用車用向けに新たなエアサスペンション・ベローズとトルククラッチを開発したと発表した。

エアサス・ベーローズは、ホイールアーチの内側に取付け、エアサス部品を石などの衝撃から保護し、製品寿命を長く保つ機能を持つ。今回開発した新製品は高級乗用車向けで、熱可塑性ポリウレタンを使用している。熱可塑性ポリマー製の従来製品に比べ柔軟性が高く、リバウンドの強さも高いという。

トルククラッチは、これまでの製品に比べて重量が半分以下と軽く、車両の燃費改善に寄与する。炭素繊維強化ポリアミドの採用が軽量化の主因で、熱可塑性ポリウレタンも構成部品に使用している。両素材の組み合わせがトルククラッチの耐摩耗性を高めているという。

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