ユーロ圏景況感指数の改善続く、3月は11年7月以来の高水準
欧州委員会が28日発表したユーロ圏の3月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.4となり、前月の101.2から0.2ポイント上昇した。景況感の改善は11カ月連続。2011年7月以来の高水準まで持ち直した。 ESIは […]
欧州委員会が28日発表したユーロ圏の3月の景況感指数(ESI、標準値100)は102.4となり、前月の101.2から0.2ポイント上昇した。景況感の改善は11カ月連続。2011年7月以来の高水準まで持ち直した。 ESIは […]
ドイツ政府の移民問題に関する諮問委員会は26日、移民の社会保障給付の受給資格を厳格化することなどを柱とした中間報告書をまとめた。自国より整った社会保障制度を目当てに域内の他の国に移動する「社会保障ツーリズム」の横行を防ぐ
キプロス政府は28日、金融危機を受けて実施している資本規制の柱である預金引き出し制限の撤廃を発表した。これまで銀行からの引き出しは個人で1日当たり300ユーロ、法人で同500ユーロが上限となっていたが、無制限で引き出せる
スペインの国家統計局は28日、3月のインフレ率は前年同月比マイナス0.1%だったと発表した。インフレ率の低下は2009年10月以来。ユーロ圏の主要国では初となる。ユーロ圏では同日発表されたドイツのインフレ率(EU基準)も
チェコ政府は24日の閣議で、EUの財政規律強化に向けた新協定への参加を決定した。議会の承認によって参加が正式に決まれば、協定未参加国は英国と、昨年7月にEUに加盟したばかりのクロアチアだけとなる。 チェコの中道右派の前政
EUと米国は26日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ロシアがウクライナへの軍事介入を拡大した場合、双方が連携して追加制裁を発動することで合意した。また、米国は欧州におけるエネルギー安全保障の強化を支援するため、欧州向けガス
EU加盟国と欧州議会の代表は20日、ユーロ圏の銀行の破綻処理一元化の制度設計について最終合意した。昨年末のEU首脳会議で合意した案に反発する欧州議会に加盟国側が歩み寄り、破綻処理に使う基金の完全整備前倒しや、処理決定に加
EUは20、21日に開いた首脳会議で、ウクライナとの間で政治・経済面の連携を強化する「連合協定」の政治条項に調印した。ロシアがウクライナに対する軍事圧力を強めるなか、EUとして同国を全面的に支援する立場を国際社会にアピー
ギリシャ政府は18日、欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)との財政再建をめぐる交渉が妥結したと発表した。これによって債務危機対応の次回融資の実施が決まり、5月に満期を迎える93億ユーロの国債の償還に
EU統計局ユーロスタットが17日発表した2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は0.7%となり、昨年10月に記録した2009年11月以来の低水準に並んだ。速報値では前月と同じ0.8%だったが、0.1
EUの金融安全網「欧州安定メカニズム(ESM)」が予算に関するドイツの主権を侵害しているとしてドイプラー・グメリーン元法相や法律家、市民が起こしていた違憲訴訟で、独連邦憲法裁判所(BVerfG)は18日、訴えを退ける判決
イタリアのレンツィ新首相は12日、2月に発足した新政権の経済改革計画を発表した。減税による景気押し上げを柱とする内容。財政再建重視から景気浮揚に舵を切った格好だ。 同日の閣議で承認された同計画では、月収が1,500ユーロ
欧州委員会は11日、ウクライナへの貿易支援策を正式に決定した。同国からの輸入品に対する関税を撤廃・削減することで、経済を下支えするのが狙い。加盟国や欧州議会から早期に承認を得て、遅くとも6月からの適用を目指す。 声明よる
アイルランド政府は13日、10年物国債の入札を実施し、順調に10億ユーロを調達した。同国は昨年12月に国際金融支援を脱却してから、1月に銀行団を通じて37億5,000万ユーロの10年物国債を発行したが、通常の入札は初めて
キプロス中央銀行のデメトリアデス総裁が10日、辞意を表明した。「個人・家庭上の理由」としているが、金融危機への対応をめぐるアナスタシアデス大統領との対立が背景にあると目されている。後任には会計検査院のクリスタラ・ゲオルガ
ユーロ圏の景気回復が軌道に乗ってきたようだ。EU統計局ユーロスタットが5日発表した2013年10~12月期の域内総生産(GDP)統計の詳細によると、景気の先行指標とされる設備投資は前期比1.2%増となり、伸び率は前期の0
欧州議会の最大会派である中道右派の欧州人民党(EPP)は7日にダブリンで開いた党大会で、次期欧州委員長の候補にルクセンブルクのユンケル前首相を指名した。これで主要会派は委員長候補が決まり、5月の欧州議会選に臨む、 EPP
国際通貨基金(IMF)のリトアニア調査団のクリンゲン団長は3日、同国が2015年1月のユーロ導入に向けた準備が順調に進んでいるとの見解を示した。 ビリニュスでブトケヴィチュース大統領と会談したクリンゲン団長は記者会見で、
伊国家統計局(ISTAT)が3日発表した2013年の経済・財政統計によると、財政赤字は国内総生産(GDP)比3%となり、前年と同水準だった。EUの財政規律ではGDP比3%が赤字の上限となっており、イタリアは2年連続でぎり
EUは6日に臨時首脳会議を開き、ウクライナ南部クリミア半島で実効支配を強めるロシアに対して段階的な制裁措置をとることを決定した。第一段階として同国との査証(ビザ)免除協議などを凍結。緊張緩和に向けた姿勢がみられない場合に
欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは4カ月連続。ユーロ圏では景気回復が力強さを欠き、物価上昇の足取りも
欧州委員会は2月25日に発表した最新の経済予測で、ユーロ圏の2014年の域内総生産(GDP)予想伸び率を1.2%とし、前回(11月)の1.1%から0.1ポイント上方修正した。13年はマイナス0.4%だったが、ドイツの成長
EU統計局ユーロスタットが2月28日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.8%で、前月と同水準だった。1月は速報値で0.7%となっていたが、0.1ポイント上方修正された。(表参照) 価格変動が激しい
EU統計局ユーロスタットが2月28日発表したユーロ圏の1月の失業率(速報値・季節調整済み)は12%で、4カ月連続で同水準となった。EU28カ国ベースの失業率は10.8%で、こちらも横ばいだった。(表参照) 国別では、ギリ
欧州委員会が2月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は101.2となり、前月の101から0.2ポイント上昇した。景況感の改善は10カ月連続。長期平均の100を3カ月連続で超えた。 ESIはEU
EU加盟国は2月28日、アテネで非公式外相・貿易相会合を開いてウクライナ情勢への対応について協議し、同国との間で自由貿易協定(FTA)を含む連合協定を締結する用意があることを確認した。ロシアが軍事介入をちらつかせて揺さぶ
欧州議会の最大会派である欧州人民党(EPP)は2月27日、ルクセンブルクのユンケル前首相が同会派の次期欧州委員長候補として出馬したことを明らかにした。EPPは3月の総会で委員長候補を指名することになっている。 EUの内閣
ドイツの連邦憲法裁判所は2月26日、欧州議会選挙で得票率が3%に達しない政党に議席を配分しないことを定めた国内法(欧州選挙法)は違憲との判断を下した。選挙権の平等原則と政党の機会均等原則に抵触するとしている。今回の判決を
欧州議会は2月27日に開いた本会議で、モルドバの市民がEUの大部分の国を旅行する際のビザ(査証)取得義務を免除する案を承認した。同案はEU加盟国の承認を経て正式決定となる見込み。 ビザ免除は、生体認証(バイオメトリック)
アイスランドの2与党は21日、EU加盟交渉の打ち切りを国民投票を経ずに決定することで合意した。昨年4月の総選挙でEU加盟反対を掲げて勝利し、連立政権を組む両党は当初、国民投票で加盟交渉継続の可否を問う方針だったが、漁業権
ドイツのショイブレ財務相は18日に開かれたEU財務相理事会で、ユーロ圏の銀行の破綻処理に活用する統一基金の創設について、前倒しで進めることに応じる姿勢を示した。10年をかけて基金を完全に整備するという加盟国の合意案に対し
チェコで先ごろ発足したソボトカ新政権は19日、EUの財政協定参加に向けた協議を開始した。前政権の欧州懐疑主義から脱却し、親欧州統合路線へとかじを切る。 財政協定はユーロ圏の財政規律と監視の強化を図るもので、2012年3月
英政府は19日、中東欧など他のEU加盟国からの移民の流入を制限するため、社会保障給付の受給資格を厳格化する方針を打ち出した。自国より整った社会保障制度を目当てに域内の他の国に移動する「社会保障ツーリズム」の横行を防ぐため
欧州委員会は16日、EUの研究・開発(R&D)、教育交流ブログラムへのスイスの参加に向けた交渉を凍結すると発表した。同国がEU加盟国などからの移民の受け入れ制限を決めたことへの対抗措置となる。 欧州委の報道官に
キプロス政府は21日、金融危機を受けて実施している資本規制の緩和を発表した。国内銀行の定期預金が満期になっても引き出しを制限する規制を撤廃する。また、国内銀行間の資金移動の上限を個人で月1万5,000ユーロから2万ユーロ
イタリアで22日、同国史上最年少の首相となるレンツィ新首相(39)率いる新政権が発足した。連立政権は前政権と同じ枠組みだが、政権交代をアピールするため閣僚の半数に女性を起用。閣僚の平均年齢も47.8歳と、歴代内閣で最も若
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の2013年10~12月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.3%増で、3四半期連続でプラス成長となった。主要国のドイツ、スペインの伸びが拡大したほか、フランス、イタ
イタリアのレッタ首相は13日、辞意を表明した。母体である中道左派の与党・民主党が同日の幹部会で、現政権の財政再建など構造改革の遅れを批判し、新政権発足を求めることを決議したのを受けたもの。昨年2月の総選挙後の混乱を収拾す
スイスで9日、外国人の移住制限を求める住民投票が行われ、賛成50.3%、反対49.7%で可決された。政府は住民投票に沿った政策を3年以内に実現することを義務づけられるため、EUとの間で結ぶ「国境を越えた人の自由な移動に関
英中央銀行のイングランド銀行は12日、金融政策の指針である「フォワード・ガイダンス」を修正すると発表した。失業率7%を利上げ検討の目安とする従来の方針を見直し、今後は幅広い指標に基づいて労働市場の状況を評価した上で、利上
ポルトガル政府は11日、10年物国債の入札を実施し、予定通り30億ユーロを調達した。債務危機によりEUと国際通貨基金(IMF)から受けている金融支援が5月に打ち切られるが、景気回復を追い風に応募が殺到し、市場の信頼回復を
欧州中央銀行(ECB)は6日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは3カ月連続。ユーロ圏ではデフレ懸念がくすぶっており、ECBが同日に
ドイツの連邦憲法裁判所は7日、欧州中央銀行(ECB)が債務危機対策としてユーロ圏諸国の国債を無制限で買い入れることの合法性をめぐる訴訟で、判断を欧州司法裁判所に付託すると発表した。これによってECBによる国債購入が合法と
ドイツのメルケル首相は6日、欧州委員会の次期委員長にルクセンブルクのユンケル前首相を推す意向を表明した。キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)の党首で、同党が属する欧州議会の最大会派・欧州人民党(EPP)に大きな影響
ユーロ圏で財政赤字の是正が進んでいる。EU統計局ユーロスタットが3日発表した最新の財政統計によると、2013年7-9月期のユーロ圏17カ国の財政赤字(季節調整済み)は域内総生産(GDP)比3.1%となり、前期の3.3%か
EUと米国は、政治的混乱が深まっているウクライナに金融支援を実施する方針だ。EUのアシュトン外交安全保障上級代表が2日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで語った。 ドイツのミュンヘンでインタビューに応
英上院は1月31日、EU離脱の是非を問う国民投票の実施に関する法案を反対多数で否決した。与党・保守党と連立を組む自民党と野党・労働党が反対票を投じた。この結果、4月までの会期中に国民投票の実施を明文化した法案が成立する可
EU統計局ユーロスタットが1月31日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.7%となり、前月の0.8%から0.1ポイント縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。10月に記録した2009年11月以来4年
EU統計局ユーロスタットが1月31日発表したユーロ圏の12月の失業率(速報値・季節調整済み)は12%で、3カ月連続で同水準となった、10、11月は速報値で12.1%となっていたが、今回の統計で12%に下方修正された。(表
欧州委員会が1月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.9となり、前月の100.4から0.5ポイント上昇した。景況感の改善は9カ月連続。長期平均の100を30カ月ぶりに突破し、2011年