2014/1/27

欧州ビジネスウオッチ

フィリップス、テレビ合弁から撤退

この記事の要約

電機大手のフィリップス(オランダ)は20日、台湾の冠捷科技(TPVテクノロジー)と設立したテレビ合弁会社の株式30%をTPVに売却すると発表した。これによりテレビ事業から全面撤退する。 フィリップスは2011年、テレビ事 […]

電機大手のフィリップス(オランダ)は20日、台湾の冠捷科技(TPVテクノロジー)と設立したテレビ合弁会社の株式30%をTPVに売却すると発表した。これによりテレビ事業から全面撤退する。

フィリップスは2011年、テレビ事業をTPVとの合弁会社に移管した。出資比率はTPVが70%で、フィリップスは保有30%を売却する権利を当初から持っていた。

同合弁で生産するテレビは知名度の高いフィリップス・ブランドで販売してきた。TPVはテレビ売上の2.2%をフィリップスに支払い今後も同ブランド名を使用する。