EUウオッチャー

三菱UFJ、英RBSの開発金融部門買収で交渉中

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)のプロジェクトファイナンス(開発金融)部門を買収する方向で交渉を行っていることが3日明らかになった。英フィナンシャ […]

独州立銀2行の合併協議が中止に

経営難にある独州立銀行ウェストLBとバイエルンLBは4日、6週間前から進めてきた合併協議を中止したと発表した。両行の合併は経営基盤の弱い州立銀業界の全面再編につながると期待されていただけに、政界内には失望感が広がっている

BMWが2013年からEV量産、新工場に4億ユーロ投資

高級車大手独BMWのライプチヒ工場で5日、環境に優しい電気自動車(EV)を生産する新工場棟の起工式が行われた。式典には地元ザクセン州のティルリヒ首相のほか、メルケル独首相や米ワシントン州知事も参列しており、EV事業のかけ

スペインBBVA銀、トルコのガランティ銀に出資

スペイン大手銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は2日、トルコのガランティ銀行に24.9%を出資することで合意したと発表した。スペイン市場への依存度を減らし、海外展開を拡大する戦略の一環だ。 \

BMW(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は8億7,400万ユーロで、前年同期の7,800万ユーロから11倍に拡大。販売が中国で急増したほか、米国での需要が回復し、収益を大きく押し上げた。売上高は35.6%増の159

コンティネンタル(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算で1,410万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(10億4,000万ユーロ)から黒字に転換。中国など新興市場での需要が急増し、収益が回復した。売上高は22%増の64億9,000万

メトロ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は1億4,900万ユーロで、前年同期の6,700万ユーロから急増。中東欧での売上げが急回復したほか、コスト削減も奏効し、大幅増益を達成した。売上高は4.5%増の163億ユーロ

BNPパリバ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は19億1,000万ユーロで、前年同期から46%増加。投資銀行部門は不調だったが、リテール銀行部門が米国で黒字に転換するなど好調で、収益を押し上げた。貸倒引当金が47%減少し

ソシエテ・ジェネラル(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は8億9,600万ユーロとなり、前年同期の4億2,600万ユーロから急増。貸倒引当金を39%減の9億1,800万ユーロまで圧縮したことが大きな増益要因となった。 \

アルカテル・ルーセント(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は2,500万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1億8,200万ユーロ)から改善。インフラ機器の販売が好調だったほか、年金絡みの特別利益も計上し、収益が向上した。売上高は

BP(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は17億9,000万ドルの黒字となり、米メキシコ湾の原油流出事故で巨額の損失を出した前期の赤字(172億ドル)から改善した。ただ、原油流出事故関連のコストが77億ドルに達し

ユニリーバ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)の純利益は12億5,000万ユーロで、前年同期から19%増加。新興市場を中心に販売が伸びたほか、コスト削減、ユーロ安効果もあって増益を確保した。売上高は13.2%増の115億ユーロ。 \

アンハイザー・ブッシュ・インベブ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は14億3,000万ドルで、前年同期から7.2%減少。インベブによるアンハイザー・ブッシュ買収で生じた負債を返済するため実施した事業売却で収益基盤が縮小したことが反映された。

セルビアの加盟手続き開始、EU外相理が承認

EU加盟国は10月25日にルクセンブルクで開いた外相理事会で、セルビアのEU加盟申請を受理し、欧州委員会に加盟に向けた手続きに入るよう求めることを決めた。これによりセルビアは悲願のEU加盟へ一歩前進した。 \ セルビアは

EU外務省のナンバー2にフランス人、アシュトン外相が任命

EUのアシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)は10月25日、EUの外務省にあたる「欧州対外活動庁」の事務局長にフランス人のピエール・ヴィモン氏を任命した。ヴィモン氏は現在、仏の駐米大使を務める人物。欧州対外活動庁のナ

9月ユーロ圏失業率は10.1%、最高記録を更新

EU統計局ユーロスタットが10月29日発表したユーロ圏の9月の失業率(速報値・季節調整済み)は10.1%となり、前月の10%(速報値の10.1%から改定)から0.1ポイント悪化し、ユーロ導入後の最高記録を更新した。景気回

10月のユーロ圏インフレ率、1.9%に上昇

EU統計局ユーロスタットが10月29日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.9%となり、前月の1.8%から0.1ポイント上昇した。インフレ率の上昇は4カ月連続で、2008年11月以来の高水準に達した

10月のユーロ圏景況感指数、約3年ぶりの高水準に

欧州委員会が10月28日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は104.1となり、前月の103.2から0.9ポイント上昇した。これは2007年12月以来、約3年ぶりの高水準。とくに製造業で景況感の改善

仏の年金改革が可決、労組側抵抗続もスト収束へ

フランス国民議会(下院)は10月27日、年金の支給開始年齢を現行の60歳から62歳に、満額支給年齢を65歳から67歳に段階的に引き上げることを柱とする年金改革法案を賛成336、反対233で可決した。すでに上院は承認してお

7-9月の英成長率は0.8%、市場予想を大きく上回る

英政府統計局が10月26日発表した2010年7-9月期の国内総生産(GDP)の実質伸び率(速報値)は前期比0.8%となり、4四半期連続でプラス成長を記録した。伸び率は前期の1.2%を下回ったものの、市場予想の2倍に達した

スウェーデン中銀が追加利上げ、政策金利1%に

スウェーデン中央銀行は10月26日、政策金利を現行の0.75%から0.25ポイント引き上げ、1.0%にすると発表した。利上げは7月以降3度目で2カ月連続。景気回復に伴う消費者物価の上昇を見込み、追加利上げに踏み切った。

欧州議会と加盟国がファンド規制案承認、年内にも成立へ

EU加盟国、欧州議会、欧州委員会の3者は10月26日にブリュッセルで会合を開き、ヘッジファンドや未公開株式を投資対象とするプライベート・エクイティ・ファンド対する規制案を承認した。EU域外に籍を置くファンドの扱いをめぐり

8月のユーロ圏製造業新規受注、前年同月比24%増

EU統計局ユーロスタットが10月25日発表した8月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比24.4%増となり、上げ幅は前月の11.7%から大きく拡大した。とくに中間財、資本財が大幅に伸びた。(表参照) \

英レキットのSSL買収、条件付きで承認

欧州委員会は10月25日、英ヘルスケア製品大手のレキット・ベンキーザーが英同業SSLインターナショナルを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。レキットは英国、アイルランドでSSLの口腔痛治療薬事業を手放すことを求め

仏ベオリアによる英水道大手の事業取得を承認

欧州委員会は10月28日、英水道サービス大手ユナイテッド・ユーティリティーズ・グループの上下水道事業の一部を仏環境マネジメント大手ベオリア・グループの子会社2社が取得する計画を承認した。競争に与える影響はないため。 \

EU首脳会議、京都議定書の延長容認方針を承認

EU加盟国は10月29日の首脳会議で、11月末からメキシコのカンクンで開かれる国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)に向けたEUの対応について協議し、2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組み(ポスト京都

独メトロ、仏家電チェーン売却へ

独流通大手のメトロは10月29日、フランスの家電販売事業から撤退する方針を明らかにした。仏市場で急速な事業の拡大が見込めないことに対応。当面はロシア、トルコ、中国など将来性の高い市場を重点的に開拓していく意向だ。 \ メ

帝人、蘭パラ系アラミド繊維工場を本格再稼働

帝人は10月27日、アラミド繊維事業を展開する蘭子会社テイジン・アラミドB.V.(アーネム市)がパラ系アラミド繊維「トワロン」を製造するエメン工場の生産ラインを9月半ばからすべて本格稼働させていることを明らかにした。金融

ヴェスタス、3千人削減

風力発電用タービンで世界最大手のヴェスタス(デンマーク)は10月26日、従業員3,000人を削減すると発表した。業績悪化を受けたもので、デンマークとスウェーデンで実施する。 \ ヴェスタスが同日発表した7-9月期の純利益

ドイツ銀行(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算で12億ユーロの純損失を計上し、前年同期の黒字(13億8,000万ユーロ)から赤字に転落。保有するポストバンク株式の減損処理に23億ユーロを要したことが響いた。同要因を除いた損益は1

フォルクスワーゲン(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は21億ユーロで、前年同期の1億6,100万ユーロから急増。中国、西欧、北米、中米での販売が好調で収益を押し上げた。売上高は18%増の307億ユーロ。 \

UBS(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算で16億6,400万スイスフラン(17億2,000万ドル)の純利益を計上し、前年同期の赤字(5億6,400万スイスフラン)から黒字に転換。流出が続いていた富裕層向け資産管理部門で、リ

ダイムラー(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は16億1,000万ユーロで、前年同期の5,600万ユーロから急増。メルセデスベンツ部門、トラックの販売が好調で、大幅増益となった。売上高は30%増の250億7,000万ユー

バイエル(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は2億8,000万ユーロで、前年同期から12%増加。農業化学、ハイテク材料部門が好調で収益を押し上げた。売上高は16%増の85億8,000万ユーロ。 \

BASF(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は12億5,000万ユーロで、前年同期の2億3,700万ユーロから急増。世界的に需要が回復したほか、税負担の軽減で利益が膨らんだ。売上高は23%増の158億ユーロ。 \

SAP(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は5億100万ユーロで、前年同期から12%増加。米国、新興市場などでの需要が増え、増益を確保した。売上高は20%増の30億ユーロ。 \

STマイクロエレクトロニクス(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は1億9,800万ドルの黒字で、前年同期の赤字(2億100万ドル)から改善。自動車、家電、コンピューター業界での需要が急回復し、収益が大幅に拡大した。売上高は17%増の26

アストラゼネカ(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は15億5,000万ドルで、前年同期から27%減少。乳がん治療薬など主要薬の販売がジェネリック薬の攻勢で落ち込んだことや、新型インフルエンザワクチンの需要減少が響いた。売上高

ロイヤル・ダッチ・シェル(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は34億6,000万ドルで、前年同期から7%増加。需要増加で原油価格が上昇する中、生産量が増加し、収益が拡大した。コスト削減も奏効した。 \

バンコ・サンタンデール(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は16億4,000万ユーロで、前年同期から26.4%減少。スペイン中銀のルール改正に伴い、貸倒引当金を大きく積み増したことが収益を圧迫した。同要因を除いた利益は5.1%減の2

アルセロール・ミタル(2010年7-9月期決算)

2010年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は13億5,000万ドルで、前年同期から48%増加。景気回復による需要増が収益を押し上げた。売上高は30%増の210億4,000万ドル。同社は10-12月期について、原料価格

上部へスクロール