EU情報

EUが米中などに温効ガス削減目標引き上げ要請か

EUは11月にエジプトで開催される国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)に向け、米国や中国などの経済大国に対して温室効果ガス削減目標の引き上げを求めるもようだ。ロイター通信が25日、COP27に向けた交渉方

独の4~6月GDPはプラス、横ばいから上方修正

ドイツ連邦統計局が25日発表した2022年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP、2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.1%上回る107.50となり、コロナ禍発生直前の19年第4四半期(1

ユーロ圏建設業生産高、6月は0.1%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.1%増となり、6カ月連続のプラスだった。ただ、上げ幅は前月の2.3%から大きく縮小した。(表参照) 分野別では

ユーロ圏の4~6月期成長率、0.6%に下方修正

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した2022年4~6月期のユーロ圏の域内総生産(GDP)は前期比0.6%増となり、上げ幅は速報値の0.7%から0.1ポイント下方修正された。前年同月比は3.9%増で、こちらも0.1ポ

ユーロ圏鉱工業生産、6月は0.7%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の6月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.7%の上昇となった。プラスとなるのは3カ月連続。上げ幅は前月の2.1%を上回った。(表参照) 分野別ではエネルギ

ユーロ圏貿易収支、6月も赤字

EU統計局ユーロスタットが16日に発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は246億ユーロの赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で輸入依存が高いエネルギーの価格が急騰したことなどが響き、前年

7月のユーロ圏インフレ率、確定値も8.9%

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した7月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.9%だった。前月の8.6%から大きく拡大し、統計を開始した1997年以降の最高記録を更新し

ギリシャ、EUの特別財政監視から脱却

EUの欧州委員会は10日、ギリシャが財政監視に関する特別な枠組みから20日に脱却すると発表した。ギリシャはユーロ圏と国際通貨基金(IMF)から金融支援を受けて深刻な債務危機を乗り切った後も財政がEUの監視下に置かれてきた

スペイン産コロナワクチン、EUが調達契約を締結

欧州委員会は2日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの調達契約を締結したと発表した。同ワクチンがEU当局の認可を得れば、EU14カ国と共同で最大2億5,000万回分を購入する。 イプラは動物用ワ

ノババックス製ワクチン、副反応に心筋炎・心膜炎=EU当局

EUの欧州医薬品庁(EMA)は3日、域内で認可されている米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、副反応として新たに心筋炎、心膜炎が起きる可能性を製品情報に追加するよう勧告したと発表した。 2021年12月に

ユーロ圏の小売業売上高、18カ月ぶりマイナス

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比3.7%減となり、18カ月ぶりのマイナスに落ち込んだ。物価高が個人消費を圧迫していることが鮮明となった。(表参照) 前

ユーロ圏生産者物価、6月は35.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の6月の生産者物価(建設業を除く)上昇率は前年同月比35.8%だった。上げ幅は前月の36.2%を下回ったものの、エネルギー価格の高騰を背景に歴史的な高水準が続いている。(表

ユーロ圏失業率、6月も6.6%

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の6月の失業率は6.6%だった。前月から横ばいで、統計を開始した1998年4月以降で最低の水準を維持した。経済再開が加速していることで雇用改善が続いている。(表参照) EU

ユーロ圏のGDP、4~6月期は0.7%増

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表した2022年4~6月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.7%増となり、伸び率は前期の0.5%(速報値の0.2%から改定)を上回った。ロシアのウクラ

7月のユーロ圏インフレ率8.9%、過去最高を更新

EU統計局ユーロスタットが7月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比8.9%だった。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギーなどの値上がりが加速する状況が続き、前月の8.6%から大きく拡大。統計を開始

EUがサル痘感染拡大に危機感、欧州委が各国に協調対応要請

EUが天然痘に似たウイルス感染症「サル痘」の流行への警戒を強めている。欧州委員会のキリアキデス委員(保健担当)は7月27日、EU各国の保健相に送った書簡で、EUがサル痘感染の「中心地」になっていると危機感を表明し、加盟国

ユーロ圏の22年予想成長率、IMFが大幅下方修正

国際通貨基金(IMF)は7月26日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2022年の予想成長率を2.6%とし、前回(4月)の2.8%から0.2ポイント引き下げた。ロシアのウクライナ侵攻の長期化、物価上昇のほか、欧州

仏オレンジのベルギー社買収、欧州委が本格調査に着手

欧州委員会は7月28日、仏通信大手オレンジがベルギーのケーブル事業者VOOを買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。買収によってベルギーの一部地域で寡占化が進み、固定通信と携帯電話の融合サー

ユーロ圏景況感が急激に悪化、7月は長期平均割れ

ユーロ圏で景況感が急激に悪化している。欧州委員会が7月28日に発表した同月の景況感指数(ESI、標準値100)は99.0となり、前月の103.5から大幅に低下。長期平均の100を割り込んだ。 景況感の悪化は5カ月連続。分

ユーロ圏建設業生産高、5月は2.9%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の5月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.9%増だった。増加は5カ月連続。上げ幅は前月の2.8%をわずかながら下回った。(表参照) 分野別では建築が3.

ECBが11年ぶり利上げ、政策金利0.5%に

欧州中央銀行(ECB)は21日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。利上げは11年ぶり。ユーロ圏ではロシアのウクライナ侵攻などの影響で景気悪化の懸念が高まっているが、ECBは物価の急上

6月のユーロ圏インフレ率、確定値も過去最高の8.6%

EU統計局ユーロスタットが19日に発表した6月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.6%だった。前月の8.1%から大きく拡大し、統計を開始した1997年以降の最高記録を更新し

EU、アゼルバイジャン産天然ガスの輸入倍増へ

EUとアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるアゼルバイジャンは

EU、北マケドニア・アルバニアとの加盟交渉開始

EUは19日、バルカン諸国のうち北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアとの正式な加盟交渉を開始した。両国は何年も前に加盟候補国と認定されながら、次のステップとなる加盟交渉開始が見送られていた。EU加盟に向けて大きく前進

EUが英国に新たな法的措置、北アの通商ルール破棄巡り

EUの欧州委員会は22日、英政府は6月13日、EUと締結した離脱協定のうち、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドの自由な通商を維持するため設けたルールの一部を一方的に破棄しようとしていることを巡り、英国に対する法的

仏バルネバ製ワクチン、EUが調達を大幅削減

欧州委員会は20日、仏ワクチンメーカーのバルネバが開発した新型コロナウイルスワクチンの調達契約を見直したと発表した。当初はEUが2022年から23年にかけて最大6,000万回分を調達することになっていたが、ワクチン不足が

EU人口が2年連続減少、新型コロナの影響で

EU統計局ユーロスタットは11日、2022年1月1日現在の域内の人口は4億4,680万人となり、前年から17万2,000人減ったと発表した。人口減少は2年連続。新型コロナウイルス感染拡大に伴って多数の死者が出たことが影響

6月のEU新車販売15.4%減、12カ月連続マイナスに

欧州自動車工業会(ACEA)が15日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の6月の新車乗用車の販売(登録)台数は88万6,510台となり、前年同月から15.4%減少した。販売低迷は12カ月連続。サプライチェーンの混乱で販

ユーロ圏鉱工業生産、5月は0.8%上昇

EU統計局ユーロスタットが13日に発表したユーロ圏の5月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.8%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月連続。上げ幅は前月の0.5%を上回った。(表参照) 分野別ではエネルギ

ユーロ圏貿易収支、5月も赤字

EU統計局ユーロスタットが15日に発表した5月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は263億ユーロの赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で輸入依存が高いエネルギーの価格が急騰したことなどが響き、前年

22年のユーロ圏成長率、欧州委が2.6%に下方修正

欧州委員会は14日に発表した夏季経済予測で、ユーロ圏の2022年の域内総生産(GDP)実質伸び率を2.6%とし、前回(5月)の2.7%から0.1ポイント下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限が緩和され、経

北マケドニア、EU加盟交渉開始へ

EU加盟を目指す北マケドニアの議会は16日、歴史認識を巡る隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲介案を賛成多数で承認した。これによって加盟国ブルガリアが北マケドニア加盟への反対を取り下げ、加盟交渉が開始される。

クロアチアのユーロ導入が正式決定、来年1月から流通開始

EUは12日に開いた財務相理事会で、クロアチアの欧州単一通貨ユーロの導入を最終承認した。クロアチアは20カ国目のユーロ参加国となり、2023年1月1日からユーロの流通が開始される。 ユーロ導入には前段階である欧州為替相場

上部へスクロール