ロシア

高速鉄道幹線事業、シーメンスとサムスンも応札検討

ロシアが計画する都市間高速鉄道幹線の整備で、独シーメンスと韓国サムスンがモスクワ―サンクトペテルブルグ線プロジェクトの応札を検討している。ブルームバーグ通信が10日伝えた。事業母体のハイスピード・レイル・ラインによると、 […]

トヨタ、ロシア工場の現地調達率を引き上げへ

トヨタ自動車は、ロシアのサンクトペテルブルク工場における現地調達率を15%から30%に引き上げる。現地経済紙『Wedomosti』がこのほど伝えた。トヨタは今後3年間に約27億ルーブル(6、800万ユーロ)を投資して2工

独シーメンス、ロシア合弁会社で列車を開発

ロシアの持ち株会社シナラ・グループと独電機大手シーメンスの合弁会社であるウラル・ロコモーティブズ(スヴェルドロフスク州)がローカル線の急行列車を開発する。ロシア国鉄がシーメンスに発注した「デジーロ・スワロー」をベースにし

アエロフロート、米旅行代理店と訴訟合戦

ロシア航空大手アエロフロートが9日、米国の旅行代理店リビエラ・トラベル&ツアーズを名誉棄損で告訴することを明らかにした。リビエラは今月初め、信用を傷つけられ経済的打撃を受けたとして、アエロフロートの現地合弁会社とそのロシ

露ズベルバンク、2011年大幅増益

ロシア銀行最大手のズベルバンクがこのほど発表した2011年の純利益(非連結、ロシア会計法ベース)は3,219億ルーブル(81億ユーロ)で、前年を75%上回る大幅増益となった。今年も一段の増益を目指すとしている。 \ 20

VW、ロシア・カルガ工場で40%増産

フォルクスワーゲン(VW)のロシア・カルガ工場は昨年、生産量を前年比40%増の13万4,500台に拡大した。ロシア経済サイト『Rosinvest.com』がこのほど報じた。2010年は約9万5,000台だった。 \ カル

ロシア最大手銀ズベルバンク、ワルシャワ証取への上場検討

ロシアの最大手銀行ズベルバンクが、ポーランドのワルシャワ証券取引所への上場を検討している。ゲルマン・グレフ総裁がこのほど明らかにした。 \ グレフ総裁はロシアのRIAノーボスチ通信に対し、「ワルシャワ証取は大きく発展する

EV充電スタンド3千カ所設置へ

電気自動車(EV)の開発や充電インフラを手がけるロシアのレボルタは1月31日、最大で15億ルーブルを投資して2013年までに全国3,000カ所にEV用充電スタンドを設置する計画を発表した。 \ レボルタのオソーリン社長に

2011年GDPは4.3%増

ロシア国家統計局(ロススタット)が1月31日発表した2011年の国内総生産(GDP、速報値)は前年比4.3%増となり、市場予想の4.1%増を上回った。失業率の低下に加えインフレの記録的低水準が消費需要を押し上げた。 \

ロシア国鉄、西タルゴと高速列車開発で提携

ロシア国鉄(RZD)の研究機関であるロシア鉄道研究所(VNIZhT)は25日、スペインの鉄道車両メーカーのタルゴと、高速列車「タルゴ」のロシア向け車両の開発で基本合意、契約に調印した。モスクワと欧州を結ぶ国際路線での運行

ロシアが環境ファンド新設、タタルスタン共和国が重点に

ロシアにおける環境技術の導入促進を目的とした「タタルスタン・クリーンテック・ファンド」が設置された。資産規模は1億1,000万ユーロ(1億4,530万米ドル)で、タタルスタン共和国のプロジェクトを中心に支援する。共同設立

国際債券の運用利益に課税、ロシア財務省が検討

ロシア財務省は国際債券の運用利益への課税に向け、法案の策定作業に入る方針だ。ロシアと二重課税防止協定を結ぶ国の債券保有者や、昨年末までに発効されたユーロ債については免税とする。対外貿易銀行(VTB)やバークレイズなど金融

日ロ外相が関係強化で合意、査証手続きを簡素化

ロシアのラブロフ外相は28日、訪問中の東京で玄葉光一郎外相と会談し、両国の経済関係を深め、安全保障分野での協力を強化することで合意した。一方で北方領土問題については歩み寄りがなく、交渉継続を確認するにとどまった。 \ 経

12月のロシア鉱工業生産、市場予測下回る

ロシアの鉱工業生産が落ち込んでいる。ロシア連邦統計局が発表した昨年12月の鉱工業生産高は前年同月比で2.5%増加したものの、市場予測の3.4%を下回り、2009年以来の低水準になった。部門別では、鉱山と製造がそれぞれ1.

2011年のロシア電子商取引高104億ドル、前年比30%増

ロシアで電子商取引が大きく伸びている。2011年の取引高は104億米ドルとなり、前年実績を30%上回った。ネット人口が年末で欧州一の6,000万人に増加するなど、電子商取引の前提となる環境が整ってきたことが背景にある。オ

ガスプロム、欧州向けガス価格を引き下げ

ロシア国営天然ガス企業ガスプロムは、欧州向けの天然ガス卸売価格を引き下げた。欧州経済の先行き不透明感が強まり欧州向け輸出の伸び悩みが予想されることから、値下げで市場シェアの維持を図る。 \ ガスプロムの輸出部門であるガス

ズベルバンク、大手投資銀トロイカの買収が完了

ロシア国営で銀行最大手のズベルバンク(ロシア貯蓄銀行)は23日、大手投資銀行トロイカ・ディアローグの買収手続きを完了したと発表した。これにより投資銀行事業を新設・強化する。取引規模は10億米ドル。昨年3月に株主と買収で正

ロシア国営ザルベジネフチ、OMVのGS網買収を提案

ロシア国営の石油ガス企業ザルベジネフチは、墺同業OMVがボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアに保有するガソリンスタンド網を買収する方針だ。ザルベジネフチのブルニッチ社長は17日、OMVに買収案を提示したと発表した。 \

独エーオン、ロシアでJI事業2件の承認獲得

独エネルギー最大手エーオンは17日、京都議定書に基づく共同実施(JI)事業2件がロシア政府から承認を受けたと発表した。 \ JIは京都議定書に規定される柔軟性措置の一つで、投資先進国が実施先進国で温暖化ガス削減事業を行い

墺小売大手ビラ、ロシアで買収検討

独小売り大手レーヴェ・グループ傘下で中東欧にスーパーマーケットを展開するオーストリアのビラ(Billa)が、ロシアのスーパーマーケットチェーンの買収を狙っている。16日付けの墺誌『スタンダード』が報じた。 \ ビラが買収

モスクワ地下鉄、Wi-Fi導入を検討

モスクワ・メトロ(モスクワ市営地下鉄)が、車両に公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを導入することを検討している。年内に一部の車両を使って接続試験を実施する予定だが、詳細は明らかにしていない。 \ 日刊紙『モスクワ・タイ

サッカーファンに無料航空券~ロシア

プーチン首相の取り計らいで、ロシアのサッカーファンは今夏の欧州選手権の開催地に無料で飛べることになりそうだ。イタル・タス通信が20日、アエロフロートの発表として伝えたところによると、ロシア代表チームの試合に出かけるサポー

ロシア新車販売、2011年は39%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2011年通期の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は265万3,408台となり、前年に比べ39%増加した。12月単月の販売は23%増の25万1,414台だった。AEBは2

経済犯罪が増加

ロシアで経済犯罪が深刻化している。中央銀行と内務省の推計によると、2011年の被害総額は5兆ルーブル(1,580億米ドル)で、国内総生産(GDP)のおよそ10%に達した。被害件数は5万6,700件だった。 \ 11年1~

富士通などがPC受注、大統領選ネット中継で

今年3月のロシア大統領選挙で投票所の様子をネット中継する政府のプロジェクトで、中国のレノボ・グループ(聯想集団)と富士通がコンピューター(PC)の主要発注先に選ばれた。調達台数は10万台強。2001年第3四半期のロシア出

プーチン首相、選挙サイトで政権公約を発表

プーチン首相は12日、3月4日の大統領選挙に向けたネットサイト「www.putin2012」を立ち上げ、政権公約を掲載した。インターネットに懐疑的な姿勢を示していた同首相だが、12月の大規模な抗議集会がネットを利用して組

11年のロシア新車販売、39%増

欧州ビジネス協会(AEB)は12日、ロシアの新車販売が2011年に前年比39%増の265万台に拡大したと発表した。第1四半期に大幅な伸び(前年同期74%増)を示したが、最終四半期は同23%にペースダウンした。このため、2

EUの温暖化ガス排出規制、ロシア航空会社に打撃

欧州連合(EU)が今月1日から導入した航空機の温暖化ガス排出規制が、ロシアの航空業界にとって新たなコスト要因となっている。モスクワタイムズが10日、アルファ銀行のアナリストの話として報じた。EUの規制は、EU域内に発着す

独競争当局、ガスプロムの対子会社議決権行使を承認

ドイツ連邦カルテル庁は13日、同国東部のガス卸会社フェアブントネッツ・ガス(VNG)に10.52%を出資するロシアガス大手ガスプロムに対し、出資率に見合った議決権の行使を許可する方針を発表した。 \ ガスプロムが提携パー

ロシア、銀行の最低資本金を1.8億ルーブルに引き上げ

ロシア中央銀行は年初から既存銀行の最低資本金額を従来の9,000万ルーブル(21億6,000万ユーロ)から1億8,000万ルーブルに引き上げた。金融機関の財務強化の一環で、新規設立に当たっては3億ルーブルを用意することを

電子機器のロイヤルティ引き下げへ

ロシア政府は、電子機器・電子デバイスに課している著作権使用料(ロイヤルティ)の料率を機器の種類によって変更することを検討している。11日付けの英字紙『モスクワタイムズ』が、関係筋の話として伝えた。 \ ロシアでは、映画や

日本とロシア、ウラジオストクにLNGプラントを共同建設

日本とロシアがウラジオストクに天然ガス液化プラント2基を共同で建設する。伊藤忠商事や石油資源開発(JAPEX)などがガスプロムと協力して実施するもので、2013年着工、2020年の稼動を目指す。モスクワ・タイムズが日本発

11年のロシア民生家電、市場規模240億ドル規模に

英調査会社のバーティカル・エッジが12月30日発表した『ロシア民生家電リポート(2012年第一四半期号)』によると、同市場は昨年、239億5,000万米ドルに拡大したもようだ。携帯電話端末、コンピューター、デジタルテレビ

ネット利用者数で欧州トップに

ロシアのイーゴリ・シチョーゴレフ情報技術・通信相はこのほど、国内のインターネット利用者が2011年に前年比5.4%増の7,000万人に達したことを明らかにした。伸び率は2010年から鈍化したものの、利用者は2013年には

ルノー・日産、アフトワズの経営権取得へ

仏自動車大手ルノーと日産自動車は、ロシア同業アフトワズの経営権取得で3月にも合意する見通しが強まった。アフトワズのコマロフ最高経営責任者(CEO)が12月27日、電子メールによる声明で明らかにした。 \ コマロフCEOに

ロシアでバイオガスへの注目高まる、農業部門を中心に

ロシアでバイオガス発電への注目が高まっている。エネルギー庁(REA)によると、国内ではすでに12施設が稼動し、今年末までにその数は最大40施設に増加する見通しだ。導入の主体は大手農業事業者だが、天然ガス世界最大手のガスプ

ルノー・日産、アフトワズの経営権取得へ

仏自動車大手ルノーと日産自動車は、ロシア同業アフトワズの経営権取得で3月にも合意する見通しが強まった。アフトワズのコマロフ最高経営責任者(CEO)が12月27日、電子メールによる声明で明らかにした。 \ コマロフCEOに

ロスネフチ、1~9月の石油生産で世界首位

ロシアの国営石油会社ロスネフチが2011年1~9月の石油生産量で米エクソンモービルを抜いて世界首位となった。12月22日付けの現地紙『ベドモスチ』が伝えた。 \ 11年1~9月の石油生産量はロスネフチが8,860万トン(

ロシア企業の利益が増加

ロシア企業の2011年1-10月期の利益は6兆1,700億ルーブル(1,954億8,000万米ドル)となり、前年同期から22.4%増加した。インタファクス通信が12月22日、連邦統計局のデータを引用して伝えた。黒字を計上

ズベルバンクと仏BNP、消費者金融事業で提携

ロシア大手銀行のズベルバンクと仏同業BNPパリバは28日、消費者金融事業で提携すると発表した。ズベルバンクが70%、BNPパリバが30%を出資して2012年夏までに合弁会社Cetelemを設立、ロシアの消費者金融市場で3

ロシアのWTO加盟決定、経済効果に期待

世界貿易機関(WTO)の定例閣僚会議は16日、ロシアの加盟を正式決定した。18年に及ぶ交渉が結実したもので、ロシア議会の批准から30日後に正式加盟が成る。これにより、WTOは世界貿易の97%をカバーすることになる。 \

富士重工、スバル車のロシア生産を検討

富士重工がロシアにおけるスバル車のセミノックダウン生産を2013~14年に開始することを検討している。年産規模は3万台以上。『コメルサント』紙が15日、ロシア子会社スバル・モーターズの吉田和志社長の話として報じた。 \

ロシア新車販売、11月は26%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年11月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比26%増の23万9,539台だった。1~11月の累計は240万2,043台となり、前年同期から41%増加し

サウス・ストリーム、終着点は北イタリアに

天然ガス世界最大手のガスプロムは、ガスパイプライン計画「サウス・ストリーム」の敷設ルートに関し、オーストリアのバウムガルテンに接続する選択肢を放棄したもようだ。ロシアのメディアが14日、ガスプロムに近い筋の情報として報じ

「原子力エネルギーはいま、興隆期に」=プーチン首相

モスクワの北300キロメートルのウドムリャにあるカリーニン原子力発電所で12日、新設の第4号炉が正式に稼動した。稼動を記念する式典に出席したプーチン首相は「原子力エネルギーはいま、興隆期にある。ルネッサンスとも言うべき新

シーメンスがロシア国鉄から高速鉄道受注

電機大手のシーメンスは19日、ロシア国鉄(RZD)から高速鉄道8編成を受注したと発表した。取引価格は6億ユーロで、30年間の保守サービスも含まれる。受注した車両はドイツの高速鉄道ICE 3をベースに開発したもので、Sap

鉄鋼最大手エブラズ、同業2位との合併に前向き

ロシアの鉄鋼最大手エブラズが、同2位セベルスタリとの合併に前向きな姿勢を示している。アブラモフ社長が13日、英『フィナンシャル・タイムズ』に明らかにしたもので、両社の合併は「理にかなうこと」と語った。これまでも両社の合併

J&J、消毒剤メーカーと販売代理店契約

総合ヘルスケア企業の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は14日、ロシアの消毒剤メーカー、ベンタス・ラボラトリーズ(Bemtus Laboratories)と販売代理店契約を締結したと発表した。J&Jは、ベンタスの

11月のロシア鉱工業生産、3.9%増加

11月のロシア鉱工業生産高は前年同月比で3.9%拡大し、前月から0.3ポイント加速した。国家統計局(ロススタット)が15日発表した。製造業が4.9%増加して全体をけん引したほか、公益部門も3.2%増と健闘した。鉱業は1.

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