ウクライナ

クリミア危機で株価下落、欧州ガス不足の懸念は小さく

ロシア政府がウクライナ領クリミア自治共和国に軍隊を派遣して初の取引日となった3日、欧州、米国、アジアでは一様に株価が下落した。一方で天然ガス、原油価格は上昇し、危機に強いとされる金も値上がりした。ロシアからの原油・ガス供 […]

ウクライナと連合協定締結の用意、EU加盟国が確認

EU加盟国は2月28日、アテネで非公式外相・貿易相会合を開いてウクライナ情勢への対応について協議し、同国との間で自由貿易協定(FTA)を含む連合協定を締結する用意があることを確認した。ロシアが軍事介入をちらつかせて揺さぶ

ウクライナ西部に初の工業団地設立へ

ウクライナ西部に、同国初の工業団地が3カ所設立される。投資・国家プロジェクト庁のカスキフ長官は13日、イヴァーノ=フランキーウシク州のドリーナ、フメリヌィーツィクィイ州のスラヴータ、リヴィウ州のリアスネ-2の3つの工業団

ウクライナ、チェルノブイリにソーラー発電所建設へ

ウクライナの環境・天然資源省は13日、チェルノブイリ地区に太陽光発電所を建設する計画を明らかにした。建設は伊ヴィピエンメ・ソーラーが請け負う。 ヴィピエンメはチェルノブイリの立入禁止区域内に出力0.5メガワット以内のソー

ウクライナ首相辞任、混乱収拾を狙う

ウクライナのアザロフ首相が28日、辞意を表明した。国内の混乱収拾に向けた判断だ。国内法に従い他の閣僚も総辞職することとなる。同日にはまた、ウクライナ議会が、集会・表現の自由を制限する「反デモ法」の廃止を圧倒的多数で可決。

ウクライナ新車市場が縮小 景気減速で-10%に

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が9日発表した同国の2013年通期の乗用車(新車)販売台数は21万3,322台となり、前期比で10.2%減少した。景気減速の直撃を受けた格好となる。 \ 販売台数が最も多かった

米カーギル、ウクライナ農業大手に出資

ウクライナの農業大手ウクルランドファーミング(ULF)は13日、昨年末付で米国の穀物商社カーギルに自社株5%売却したと発表した。英『フィナンシャル・タイムズ』紙の報道を認めた形だ。取引額は2億米ドルに上る。 \ ULFは

EBRD、ウクライナの農業最大手への融資拡大

欧州復興開発銀行(EBRD)がウクライナの農業事業最大手ミロヴィンスキ・フリボプロダクト(MHP)への融資を拡大する。2010年に行った5,000万米ドルの融資と合わせると、総融資額は1億米ドルとなる。MHPは調達資金を

ウクライナ、風力発電が拡大

ウクライナは代替エネルギーの開発に力を入れており、なかでも風力エネルギーの利用拡大を促進している。ビジネスニュースサイト「Delo.ua」が、ウクライナ風力エネルギー協会(UWEA)のコネチェンコフ会長の話として伝えたと

欧州復興開発銀、ロシアとウクライナの穀物事業を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は19日、穀物大手ルイ・ドレイファス・コモディティーズ(本社:オランダ・ロッテルダム)のグループ会社で穀物サイロをロシアで運営するルイ・ドレイファス・コモディティーズ・サイロスに3,050万米

ロシアとウクライナがまたも対立、天然ガス未払いで

天然ガス料金の支払いをめぐるロシアとウクライナの対立が再燃している。ガスプロムは10月29日、ウクライナが8月供給分の8億8,200万米ドル(6億3,900万ユーロ)をまだ払っていないと発表。契約に基づき、料金の先払いを

ウクライナの新車販売伸び悩み、景気減速反映し

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)がまとめた2013年9月の新車販売台数は2万333台で、前年同月から0.6%増加した。9月1日から自動車リサイクル税が導入された影響で、前月比では8.4%のマイナスとなった。1

ウクライナが地域熱供給システム近代化、天然ガス消費削減へ

ウクライナ政府は、天然ガス消費量の削減に向け地域熱供給システムの近代化を計画している。地域発展・建設・公共サービス省は先ごろ、2015年までに熱生産に使用する天然ガスを50%削減させるという政府目標を達成するため、地域熱

ウクライナ政府、都市ごみ問題解決に本腰

ウクライナでは増え続ける都市ごみの処理が大きな課題となっている。都市ごみの排出量は年2~3%のペースで増加しており、地域開発・建設省のまとめによると、2012年の排出量は1,200万トンだった。 \ 政府は国家プロジェク

ウクライナがEUとの連合協定を承認、11月の首脳会議で調印へ

ウクライナ政府は18日の閣議で、欧州連合(EU)との間で貿易、政治、社会、文化、安全保障面の結びつきを強めるための連合協定の草案を承認した。11月に予定されるEUと旧ソ連6カ国の首脳会議での調印を目指す。ただ、ロシアは旧

ウクライナ、貿易赤字が縮小

ウクライナ国家統計委員会が20日発表した2013年1-7月期の貿易収支は58億1,200万ドルの赤字で、赤字幅は前年同期の86億5,900万ドルから縮小した。輸出高は8.9%減の359億2,700万米ドル、輸入高は同13

中国がウクライナで耕地300万ヘクタールを賃借

中国がウクライナで広大な農業用地を借り入れる。期間は50年。穀物栽培や養豚が目的で、まずは肥沃さで知られる東部ドニプロペトロウシク州の10万ヘクタールを賃借する。最終的に借入面積を近畿地方よりやや広い300万ヘクタール弱

MTS、ウクライナとトルクメニスタンの通信網を近代化

ロシア移動通信最大手のモバイル・テレシステムズ(MTS)が、ウクライナとトルクメニスタンにおける自社通信網を近代化する。来年末までに2億米ドルを投じて、GSM規格および第3世代、第4世代規格の基地局を6,000局設置する

ウクライナ、輸入医薬品規制を厳格化

ウクライナの医薬品市場の規模は2012年に前年比15%増の342億フリブナ(33億3,000万ユーロ)に拡大した。薬局の医薬品販売は数量ベースでは5.5%の増加だったが、金額ベースでは医薬品価格の上昇により17.4%増加

ウクライナ利下げ、6.5%に

ウクライナ国立銀行は13日、主要政策金利である割引金利を7%から6.5%へ引き下げた。割引金利の利下げは今年に入って2度め。前回は6月に0.5ポイント引き下げた。 \ インフレ率が依然として低く、今後も低率が続く見通しの

ロシアがウクライナからの輸入を妨害、国境検査を厳格化

ウクライナの雇用者団体によると、ロシアが14日以来、ウクライナからの輸入を妨害する施策をとり始めた。過去数週間に導入された、チョコレートやチーズなど特定の品目を対象にした検査強化が全品目に適用された形だ。ウクライナ由来の

米エクソン、ウクライナ領黒海のガス田探索に7.35億ドル

米石油メジャーのエクソンモービルは12日、ウクライナ領黒海海底におけるガス田探索で同国政府と契約を締結した。契約料として3億3,500万米ドルを政府に支払うほか、4億ドルを地震探査と抗井2本の試掘に投資する。エネルギー省

墺コーヒーチェーン大手、ウクライナに初出店

墺コーヒーチェーン大手コーヒーショップ・カンパニーはこのほど、今年9月にウクライナのリヴィウに出店する計画を明らかにした。ウクライナへの出店は初めて。さらに、今年12月もしくは来年1月に、キエフに出店することも視野に入れ

シベリア横断鉄道をウィーンまで延長、4カ国の国鉄が覚書調印

ロシア、ウクライナ、スロバキア、オーストリアの国鉄総裁は5日、シベリア横断鉄道をウィーンまで延長するプロジェクトに関する覚書に調印した。ウラジオストク、上海などの極東成長市場と中央アジアを結び、欧州への鉄道輸送ルートを整

欧州復興開発銀、ウクライナ地域暖房近代化に3千万ユーロ

欧州復興開発銀行(EBRD)は13日、ウクライナ・リヴィウ市の地域暖房インフラの近代化に3,000万ユーロを提供すると発表した。◇設備効率化を通じた二酸化炭素(CO2)の排出削減◇コスト縮小による自治体財政の改善◇自治体

ウクライナのCPI、6カ月連続で低下

ウクライナ統計局が6日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比マイナス0.4%となり、6カ月連続で低下した。食品・非アルコール飲料や衣料・靴製品が下落、全体が押し下げられた。前月比では0.1%上昇した。 \ 前

ウクライナ、関税同盟に参加へ

ウクライナのニコライ・アザロフ首相は5月31日、ミンスクで開催された旧ソ連邦諸国(CIS)首脳会議で、ロシア、カザフスタン、ベラルーシの3カ国で構成する関税同盟のオブザーバー・ステータス獲得に関する覚書に調印した。これは

モンサント、ウクライナでトウモロコシ種の現地生産を計画

世界最大手の種苗メーカーである米モンサントは、ウクライナでトウモロコシの種の現地生産を計画している。同国の農業の発展の勢いを事業拡大につなげる戦略で、現地工場建設に1億4,000万ドルを投資する。現地経済紙『コメルサント

ウクライナ現地法人を設立

日本電気(NEC)は17日、ロシア・独立国家共同体(CIS)事業強化に向けて、ウクライナに現地法人「NECウクライナ」を設立したと発表した。資本金は15万ユーロで、ロシア現地法人ネバ・コミュニケーションシステムズの100

米がウクライナ制裁も、知的財産権侵害で

米国通商代表部(USTR)はこのほど、米国著作権の保護を怠っている国としてウクライナを批判した。同国との貿易で適用する優遇措置の停止も視野に入れ、是正に向けた圧力を強める方針だ。 \ USTRは今年の「外国貿易障壁報告書

ウクライナ、輸入車の関税引き上げ

ウクライナ政府は3月12日から、自動車の輸入にかかる関税を引き上げた。国内自動車メーカー生産台数が輸入車に押されて減少し続けていることを受け3年間の時限措置として実施するもので、現行の輸入関税率(10%)に、排気量に応じ

ウクライナ、バイオガス発電の普及に期待

ウクライナでは今年1月からバイオガス発電が固定価格買取制度(FIT)の対象に加わったことで、バイオガス発電の普及が加速すると期待されている。 \ 昨年11月末にヤヌコビッチ大統領が署名し成立した再生エネルギーの促進に関す

欧州復興開発銀、ウクライナ原発安全事業に3億ユーロ

欧州復興開発銀行(EBRD)は12日、ウクライナの原子力発電所の安全性向上プロジェクトに3億ユーロを融資することを決めたと発表した。同行の原発安全事業に対する融資としては過去最大規模となる。 \ ウクライナの国営原子力企

ウクライナ建設業生産高、2月は14.9%減

ウクライナ国家統計委員会が19日発表した2013年2月の建設業生産高(速報値)は前年同月比で14.9%減少した。下げ幅は前月の15.2%からわずかに縮小した。 \ 分野別にみると、土木が20%減少、建築も9.7%落ち込ん

ウクライナの自動車市場が好調

ウクライナの自動車市場は順調に成長を遂げている。ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)がまとめた2012年の新車(乗用車)販売台数は23万7,602台で、前年から14.5%増加した。 \ 12年のメーカー別販売台数

ウクライナ貿易収支、12年は158億ドルの赤字に

ウクライナ国家統計委員会が20日発表した2012年の輸出高は前年比1%増の688億1,000万米ドル、輸入高は同3%増の846億5,800ドルで、収支は158億4,800万ドルの赤字となった。最大の貿易相手国である欧州へ

キエフ、道路の老朽化が深刻に

ウクライナの首都キエフで道路インフラの老朽化が深刻な問題となっている。キエフ市のポポフ行政府長官はこのほど、市内の道路の85%が耐用年数の限界に来ていると明らかにした。 \ キエフ市の道路総面積は2,600万平方メートル

ウクライナ、1月CPIは0.2%減

ウクライナ統計局が6日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%低下した。前月比では0.2%増加した。 \ 食品・ノンアルコール飲料と衣料品・靴がそれぞれ2.2%減少した。特に野菜(-20.4%)、砂糖

ロシア・ウクライナ間の関係緊迫、天然ガス問題で

天然ガス取引をめぐるロシアとウクライナの関係に再び緊張が走っている。ガスプロムが先週、ウクライナに対して契約違反を理由に70億米ドルの支払いを正式に要求したためだ。ウクライナ側は契約を正しく履行しており請求に応じる必要は

ウクライナ、シェールガス開発でシェルと契約

ウクライナ政府は24日、非在来型ガス資源(シェールガス)開発事業で英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルと生産分与協定(PSA)を締結した。シェルは同国東部のユジフスカにあるシェールガス鉱区の探査・開発を行う。投資規模は

ウクライナ、02年以来のデフレに

ウクライナ統計局が8日発表した2012年12月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年比マイナス0.2%で、2002年に通年でマイナス0.6%を記録して以来、初めてのデフレとなった。 \ 消費者物価は前月に比べ0.2%上昇

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