2014/1/15

CIS諸国

ウクライナ新車市場が縮小 景気減速で-10%に

この記事の要約

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が9日発表した同国の2013年通期の乗用車(新車)販売台数は21万3,322台となり、前期比で10.2%減少した。景気減速の直撃を受けた格好となる。\ 販売台数が最も多かったメ […]

ウクライナ自動車工業会(ウクルアフトプロム)が9日発表した同国の2013年通期の乗用車(新車)販売台数は21万3,322台となり、前期比で10.2%減少した。景気減速の直撃を受けた格好となる。

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販売台数が最も多かったメーカー(ブランド)は韓国・現代自動車で、1万8,001台に上った。前期比で21.3%落ち込んだものの、12年に引き続きトップとなっている。2位には僅差で国内メーカーZAZ(2.3%減の1万7,709台)がつけ、3位以下は吉利汽車(35.8%増の1万6,453台)、トヨタ自動車(1.7%減の1万5,436台)、起亜自動車(17.9%減の1万3,224台)が続いた。前年に比べ販売台数が特に大きく落ち込んだのはロシアのアフトワズ(53.5%減の9,162台)とシボレー(53%減の4,524台)、最も高い伸びを示したのは中国・BYD(143.9%増の1,888台)だった。

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商用車は25%減の16,393台に後退した。ブランド別のトップはフィアット(2.2%増の3,128台)で、2位はフォルクスワーゲン(21%減の2,394台)、3位はアフトワズ(38%減の1,904台)だった。

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