日本たばこ産業（JT）は7月31日、2016年末までにモスクワ工場を閉鎖すると発表した。サンクト・ペテルブルク工場にモスクワ工場の生産業務を移管し、ロシアのたばこ市場が大幅に縮小している現状に対応する。従業員573人は全員退職する。
今回の決定についてJTは、◇度重なる増税◇規制強化◇経済環境悪化――によってロシアの総需要が大幅に減少し、事業環境が厳しくなったことを挙げた。
モスクワ工場では昨年、約400億本を製造した。
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