ポーランド

ポーランドの風力発電、今年の新規能力は500MWに

ポーランドで風力発電への取り組みが進んでいる。APA通信によると、ポーランド風力エネルギー協会のプラサレク会長は先ごろ、現地日刊紙『ジェチポスポリタ』に対し、今年の投資額は過去最高の30億ズロチに上り、新設される施設の発 […]

ポーランドのセメント販売、記録更新の見通し

ポーランドのセメントメーカーの販売量が今年、記録を更新する見通しだ。現地紙『プルス・ビジネス』がこのほど報じた。 \ 同紙によると、今年1-4月期の販売量は430万トンで、前年同期から33%増加した。4月単月では17.4

BGZ銀の民営化、政府は3.1億ズロチ調達へ

ポーランド政府は18日、国有銀行BGZの新規株式公開(IPO)による株式売却益が3億1,200万ズロチになるとの見通しを明らかにした。1株あたりの公開株価は、仮価格帯の66~90ズロチを下回る60ズロチとなった。BGZ株

PTC、ブランド名を「Tモバイル」に変更

ドイツテレコム傘下のポーランド携帯電話サービス3位PTCは19日、6月5日から移動通信サービスのブランド名を現行の「Era」から親会社のグローバルブランド「Tモバイル」に変更すると発表した。変更コストは約1億ズロチ。まず

ポーランドの4月鉱工業生産6.6%増

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した4月の鉱工業生産指数(速報値)は前年同月比6.6%増となったが、伸び率は前月から0.4ポイント縮小した。これは、2009年11月以来で最も低い水準。アナリスト予測も0.3ポイ

ポーランド民間賃金、4月に5.9%増

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した4月の民間平均賃金は3,597.8ズロチとなり、前年同月を5.9%上回った。これは、年間の上げ幅として2010年1月以来で最も大きい。インフレ加速により、被用者の賃上げ要求が

ポーランドでアイ・ミーブのリース事業開始

ポーランドに三菱「i-MiEV(アイ・ミーブ)」のリース事業者が登場した。同国の大富豪ヤン・クルチク氏が率いるクルチクグループの「E+」で、このほど法人向けにEV(電気自動車)リースサービスを開始した。当初はワルシャワの

下院で原発法案が可決

ポーランド下院は13日、同国初の原子力発電所建設に向けた一連の法案を可決した。これらの法案が上院を通過するのはほぼ確実と見られており、原発建設にゴーサインが出た格好だ。 \ 石炭火力発電に依存するエネルギー体制からの脱却

1-3月期のCO2排出量2%減

ポーランド電力最大手ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)は16日、2011年1-3月期の二酸化炭素(CO2)排出量は前年同月比2%減の1,520万トンで、欧州連合(EU)の排出権取引システム(EU-ETS)の無

ポーランド経済相、石炭大手民営化にゴーサイン

ポーランドのパヴラク経済相は12日、コークス炭の欧州最大手であるヤスチェンベ石炭(JSW)の部分民営化計画を承認した。JSWと労働組合との交渉が先ごろ、部分合意に至ったことを受けたもので、同社はワルシャワ証券取引所(WS

石油大手ロトス、1-3月期利益28倍に

ポーランド2位の製油会社ロトスが11日発表した2011年1-3月期の純益は6億3,520万ズロチ(2億3,300万米ドル)となり、前年同期の27.7倍に達した。原油価格やズロチ高といった外的要因に加え、生産能力の強化が奏

ワルシャワ市営熱供給会社にBGEとBGNiGが合同応札

ポーランドの電力最大手BGEとガス大手BGNiGがこのほど、ワルシャワ市営熱供給会社SPECの売却入札に合同応札した。現地日刊紙『ジェチポスポリタ』が非公式の情報として報じたところによると、合同の買収提案は財務省の承認済

国鉄貨物部門の民営化で12社が買収提案

ポーランド国鉄の貨物事業部門PKPカーゴの民営化が国内外の戦略・金融投資家から大きな注目を集めている。ポーランド国鉄によると、12日の締め切りまでに12社から買収提案が届いた。政府は保有するPKPカーゴ株97.53%のう

最大手銀行PKO、1-3月期は増益

ポーランドの最大手銀行であるPKOバンク・ポルスキは10日、2011年1-3月期の純利益が8億7,100万ズロチとなり、前年同期から21%増加したと発表した。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想中央値は9億4,1

ポーランド中銀、予想外の利上げ

ポーランド中央銀行(NBP)は11日、政策金利である7日物レファレンス金利を0.25ポイント引き上げ4.25%とした。政府・中銀が今月初め、インフレ抑制のため、外為市場でユーロ売り・ズロチ買いの為替介入を行ったことから、

ポーランドでインフレ加速、4月CPIは4.5%

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で4.5%増となり、前月の4.3%増から0.2ポイント上昇した。これは2008年9月以降で最も高い水準で、インフレが加速している。前

MOL、スロベニアのガソリンスタンド買収

ハンガリーの石油ガス大手MOLは13日、スロベニアの小売系複合企業TUSホールディングから同社傘下のTUSオイルのガソリンスタンド19店舗を買収する契約に調印した。スロベニアの車両燃料小売市場でのシェア拡大が狙い。買収価

フィンランド製紙大手メッツァ、ポーランドに工場新設

フィンランドの製紙大手メッツァ・ティシューがポーランドのクラプコヴィツェにある生産拠点に工場を新設する。投資規模は5,500万ユーロで、同社としては過去最大。投資には最新の製紙機械2台、ガス熱電供給システム、加工用の作業

携帯電話2位ポルコムテルに4件の買収提案

ポーランドの携帯電話2位ポルコムテルに国内外の4法人・個人が買収を提案した。情報筋によると、提案締め切りの6日までに、スウェーデンの通信最大手テリアソネラ、ポーランドのメディア王、Zygmunt Solorz-Zak氏、

ポーランド政府、化学業界の民営化再開へ

ポーランド政府は、9月から化学業界の民営化を再開する方針を固めた。2日付けの現地紙『ワルシャワ・ヴォイス』が レシュキエビチ国有財産省次官の話として伝えた。 \ 政府は2007年に化学業界の民営化に着手したものの、投資家

ポーランドPMI、4月は低下

ポーランドの4月製造業購買担当者指数(PMI)は54.4となり、3月の54.8から低下した。ただ、PMIを集計・発表しているHSBC銀行は、新規受注、生産、雇用、仕入れについて増加基調を維持していることから、同国製造業の

赤字の製造企業が減少

ポーランド中央統計局(GUS)が4月28日発表した2010年の企業統計によると、国内で営業する従業員49人以上の製造業企業のうち最終赤字を計上したのは全体の21.6%となり、赤字企業の割合は09年から2.6ポイント減少し

10年の財政赤字、対GDP比7.9%

ポーランド中央統計局(GUS)は4月26日、2010年の同国の財政赤字が1,112億ズロチ(413億米ドル)となり、前年から127億ズロチ増加したと発表した。10年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は7.9%と、前年

風力発電への関心高まる

ポーランドで風力発電事業に対する関心が中小企業や農家の間で高まっている。4月27日付けの『ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル』が、再生可能エネルギー研究所による報告書を引用して伝えた。 \ 報告書によると、小規模事業者によ

ボリシェフ、競合買収に意欲

ポーランドのプラスチック・自動車部品大手のボリシェフが、競合の買収に意欲を示している。3月末に経営破たんした仏シーリンクス、4月初めに社名非公表で欧州の自動車部品大手に買収オファーを提示したのに続き、ドイツの会社更生手続

トランスシステム、独VWから設備の改修・新設を受注

ポーランドの搬送システム大手であるトランスシステムが、独大手自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)から、ヴォルフスブルク本社工場の生産ラインの改修・新設工事を受注した。主力モデル「ゴルフ」の製造ラインが対象。新規ライ

ポーランド、再可エネ比率を19年までに16.8%に

ポーランド政府は12日、電力消費に占める再生可能エネルギーの比率を2015年までに13%、2019年までに16.78%へ引き上げる計画を明らかにした。二酸化炭素の排出を削減する欧州連合(EU)の方針に基づくもので、EUに

ポーランド初の原発、7月に入札実施

ポーランド電力最大手ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)は、同国初の原子力発電所の建設をめぐる入札を7月に実施する。12日付けの現地日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ(DGP)』が報じた。 \ 石炭火力発電

ポーランドとチェコ、高速鉄道建設で協力

ポーランドとチェコの交通インフラ担当省は先ごろ、高速鉄道インフラ構築での提携に関する基本合意を交わした。ポーランドの日刊紙『ジェチポスポリタ』によると、共同開発の対象となるTGV走行区間として、ワルシャワ=プラハ区間と、

ポーランド、インフレ加速

ポーランド中央統計局が13日発表した2011年3月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比4.3%だった。2月の3.6%から急拡大し、市場予測の3.8%を大きく上回った。インフレ加速の主因となっている食品と燃料は、そ

ポーランド鉄鋼業界、好況を見込む

ポーランド鉄鋼生産は昨年、前年比12%増の800万トンに拡大した。昨年4月時点での予測を大きく下回ったものの、需要が着実に伸び、価格も上昇する傾向にあることから、業界企業は今後の業況を楽観視している。 \ 熱延鋼、冷圧鋼

ポーランドの中古車輸入、2月は微減

ポーランド財務省がこのほど発表した2011年2月の中古車輸入は5万2,924台となり、前年同月から0.7%減少した。前月比では12.53%の増加だった。1~2月の累計輸入台数は9万9,953台と、前年同期から1.92%増

タウロン、バイオマス発電に大型投資

ポーランドの電力大手タウロンが、国内南部ティヒにある火力発電所をバイオマス発電に転換する工事に1億2,000万ズロチを投資する。3月末にカトヴィツェの地方環境保護水源管理基金と3,000万ズロチの投資助成融資契約に調印。

ポーランド政府、炭鉱3社の統合を計画

ポーランド国家財産省が国営炭鉱会社3社の統合を計画している。現地日刊紙『ジェチポスポリタ(Rzeczpospolita)』が消息筋の情報としてこのほど報じた。 \ 同紙によると、欧州最大の無煙炭輸出会社であるWeglok

米玩具大手トイザらス、年内のポーランド市場参入を計画

米国の玩具販売大手トイザらスがポーランド市場に進出する。現地日刊紙の『プルス・ビズネス』によると、年内に第1号店をオープンする予定。詳細は夏に発表されるもようだ。 \ トイザらスは、ショッピングモールや商業地域で面積1,

ポーランドが再利上げ、政策金利4%に

ポーランド中央銀行(NBP)は5日、政策金利である7日物レファレンス金利を0.25ポイント引き上げ4%とした。1月の利上げに続くもので、インフレの抑制に加え、経済過熱を防止する狙いがある。今年と来年は経済成長率が4%とな

政府、資産売却を加速

ポーランド政府は、国有資産の売却を加速させる。6月にヤスチェンベ石炭公社(JSW)の新規株式公開(IPO)を実施するほか、9月には国内最大の銀行であるPKOバンク・ポルスキ(PKO-BP)の持ち株を売却、年内に総額150

ポーランド、道路建設投資額300億ズロチ

ポーランドでサッカー欧州杯開催を2012年に控え、交通インフラの整備・刷新が急ピッチで進められている。同国の道路建設投資額は10年までの3年間で524億ズロチだったが、今年は高速道路や基幹道路の整備が集中するため投資計画

印タタ・モーターズ、FSO買収に関心

印自動車大手タタ・モーターズは、ポーランド同業 Fabryka Samochodow Osobowych(FSO)の買収を検討している。3月28日付けの印日刊紙『インディアンエクスプレス』が、タタに近い筋の情報として伝え

中国3社、石炭火力発電に150億ズロチ投資を検討

中国の3企業がポーランドの石炭火力発電所建設計画への投資を検討している。1日付の現地有力紙『ジェチポスポリタ』が報道したところによると、複数の交渉が進行中で、すべて実現した場合の投資総額は150億ズロチ(52億8,500

シェル、シェールガス開発に意欲

英蘭系国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェルが、ポーランドでのシェールガスの開発プロジェクトへの参画に意欲を見せている。3月29日付けの現地日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ(DGP)』が報じた。 \ シ

「原発推進政策に変更なし」=財務副大臣

ポーランドのブリ財務副大臣は3月29日、ポーランド・ラジオとのインタビューで、原子力エネルギーを推進する政府の方針に変更はないことを強調した。 \ 環境負荷の大きい石炭火力発電に依存するエネルギー体制からの脱却を目指すト

エネア民営化、仏EDFとの交渉失敗

ポーランド国家財産省は1日、国営電力会社エネアの株式売却をめぐる仏電力公社EDFとの交渉が失敗に終わったことを明らかにした。ポーランド政府は保有するエネア株式60.43%のうち51%を売却するため、独占交渉権を持つEDF

原発建設、国民投票実施も=トゥスク首相

ポーランドのトゥスク首相は23日、福島第1原子力発電所の事故を受けて原発の安全性に対する懸念が高まっていることを受け、同国が計画している原発建設計画の是非を問う国民投票を実施する可能性を示唆した。 \ 環境負荷の大きい石

自動車部品の仏フォルシア、ポーランドで工場拡張

フランスの自動車部品大手であるフォルシアが、ポーランド西部にある工場の拡張に4,000万ズロチ(約990万ユーロ)を投資する。独フォルクスワーゲン(VW)向けの部品を生産する目的で、すでに用地の取得作業に入っている。フォ

ポーランド、LNGターミナルの建設開始

ドイツとの国境に近いポーランド北西部の港湾都市シフィノウイシチェで23日、液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設が開始された。カタールなどからタンカーでLNGを輸入し、ロシアの天然ガスへの依存率を減らすのが狙いだ。投資総

政府、電力2位タウロンの持ち株売却

ポーランド国家財産省は24日、国内2位の電力会社タウロンの持ち株11.9%を売却したと発表した。売却はブックビルディング方式で行われ、売却価格は12億8,000万ズロチ(1株当たり6.15ズロチ)。売却益は財政赤字の補て

石油大手ロトス、売却価格は今秋に決定=ポーランド政府

ポーランド政府は28日、国内石油第2位ロトスの政府保有株53.2%の買収価格を9月か10月に決定すると発表した。政府は昨年10月にロトスの民営化手続きを開始。当初は今年3月までにロトス株を売却する方針を示していたが、拘束

国営ガスPGNiG、2010年大幅増収増益

ポーランドの国営ガス石油会社PGNiGが21日発表した2010年決算は、売上高が前年比10%増の213億ズロチ、純利益が前年のほぼ2倍の24億6,000万ズロチだった。ガス事業が好調だったことに加えて、子会社の資産損失償

アセコ、グローバル企業目指し買収加速

ポーランドのIT(情報技術)最大手アセコが買収を加速する。欧州IT業界の上位10社に名を連ねるアセコは昨年末、同社として過去最高の1億4,500万米ドルという買収価格でイスラエルのフォーミュラ・システムを傘下に収め、イス

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