小売・流通

宿泊・飲食業界の売上、3月は過去最大の45%減に

ドイツ連邦統計局が20日発表した宿泊・飲食業界の3月の売上高(暫定値)は物価調整後の実質で前年同月を45.4%下回った。

宿泊・飲食業界の1月と2月の売上高は前年同月をそれぞれ1.5%、1.1%上回っていた。

減少幅は宿泊で19.0%、飲食で13.9%に上った。

消費者の4人に3人が現金払いを回避

30~49歳は同76%、50~64歳は75%でともに70%台に上っている。

「非接触で決済できる可能性がもっと増えることを望む」人の割合も16~29歳が最も高く76%に上った。

30~49歳は72%、65歳以上は62%だった。

企業景況感が改善、制限緩和で先行きに薄明かり

各部門の景況感指数(現状判断指数と期待指数=ともにDI=の中央値)をみると、製造業はマイナス26.2となり、前月のマイナス37.7から11.5ポイント改善した。

現状判断と期待指数がともに大幅に好転している。

現状判断指数はやや悪化した。

消費者景況感が改善

景気の見通しに関する5月の指数(6月向け予測値の算出基準の1つ)はマイナス10.4となり、前月のマイナス21.4から11ポイント改善した。

所得の見通しに関する5月の指数(同)も前月のマイナス19.3からマイナス5.7へと13.6ポイント上昇した。

高額商品の購入意欲に関する5月の指数(同)はプラス5.5となり、前月のマイナス4.6から10.1ポイント改善。

独ZFのアフターマーケット部門、CDCダンパーのラインナップを拡充

独自動車部品メーカーのZFフリードリヒスハーフェンは12日、「ザックス」ブランドで展開する電子制御CDC(連続可変ダンピングシステム)ダンパーのラインナップを大幅に拡充すると発表した。

アフターマーケット部門を強化する戦略の一環で、従来の高級車向けに加え、中小型車向けのスペアパーツを拡充した。

従来のダンパーシステムは車両への装着時にあらかじめ減衰力が設定されるのに対し、CDCダンパーはドライバーの運転のくせなどに応じて減衰力を瞬時に調整する。

4月の卸売物価3.5%低下、09年以来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が14日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比3.5%減となり、2009年10月以来の大きな下げ幅を記録した。

新型コロナ危機の影響で石油製品の価格が25.7%低下したことが最大の押し下げ要因。

4月の卸売物価指数は前月比でも1.4%減となり、下げ幅は前月の0.4%から拡大した。

フォルクスワーゲン―4月販売45%減少―

新型コロナ危機の直撃を受けた格好で、1~4月の累計も前年同期比28.6%減の248万台弱へと後退した。

4月販売は特に西欧が振るわず、前年同月を75%以上下回る7万5,800台へと減少した。

新型コロナの感染拡大が一服したことを受けて生産が再開され、販売も回復していることが大きい。

第1四半期GDPが11年来の大幅下落に、景気後退入り

19年第4四半期(10~12月)の成長率を0.0%からマイナス0.1%へと下方修正した。

昨年第3四半期(7~9月)の成長率については従来の02%から0.3%へと上方修正した。

同第1四半期と第2四半期(4~6月)はそれぞれ従来と同じ0.5%、マイナス0.2%。

カールシュタット・カウフホーフ―店舗数半減か―

新型コロナ危機で経営が急速に悪化しているためで、経営陣はカールシュタット、カウフホーフの2ブランドで展開するデパート計およそ170カ所のうち80カ所を閉める方向だ。

カールシュタットとカウフホーフの店舗は近接しているケースが多いことから、多くの都市でどちらかの店舗を閉める方向とみられる。

店舗閉鎖に伴い多数の従業員(現在2万8,000人)が削減されることになる。

露ネット通販最大手ワイルドベリーズ、スロバキアに進出

現地子会社を通して衣料品を中心に約170万点の商品を販売する。

欧州連合(EU)市場には昨年末、ポーランドで初進出し、直営24と契約先7,000の商品引渡しサービス網を確立している。

2019年の売上高は前年比88%増の2,235億ルーブル(28億900万ユーロ)で、ロシア衣料品小売市場で衣料品チェーン最大手のスポーツマスターを抜き、業界最大手に躍進した。

フォルクスワーゲン―本社工場を5月は計4日停止―

新型コロナ危機に伴い需要が低迷しているためで、15日、20日、25日、29日の生産を見合わせる。

VWは需要の掘り起こしに向けて販売プログラムを実施する。

失業時のローン返済をサポートする保険も販売する。

コロナ危機で食品ネット通販の利用者急増

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて食料品をインターネットで購入する消費者が増えている。

情報通信業界連盟(Bitkom)がドイツ国内の消費者1,003人を対象に実施したアンケート調査によると、ネット通販で食品を購入する人の割合はコロナ危機前の16%から30%へと倍増した。

ネット通販の種類別でみると、ネットマーケットの利用者はコロナ危機前の7%から19%へと拡大した。

4月インフレ率は0.9%、エネルギーを除くと1.5%に

前年同月比のインフレ率は前月の1.4%から大きく低下した。

エネルギーを除いたインフレ率は1.5%に上った。

価格変動が激しい食料品とエネルギーを除いた基礎インフレ率は1.2%だった。

チェコの富豪、米メイシーズに出資

チェコの富豪ダニエル・クレチンスキー氏はこのほど、米老舗百貨店メイシーズの株式5%を買収した。

クレチンスキー氏は傘下の投資会社ヴェサ・エクイティ・インベストメントを通じて株式を取得した。

今月に入って英郵便事業者ロイヤルメールの株式5.9%を買収したほか、昨年には仏小売企業カジノ・ギシャール・ペラションにも投資した。

露ネット通販最大手ワイルドベリーズ、スロバキアに進出

現地子会社を通して衣料品を中心に約170万点の商品を販売する。

欧州連合(EU)市場には昨年末、ポーランドで初進出し、直営24と契約先7,000の商品引渡しサービス網を確立している。

2019年の売上高は前年比88%増の2,235億ルーブル(28億900万ユーロ)で、ロシア衣料品小売市場で衣料品チェーン最大手のスポーツマスターを抜き、業界最大手に躍進した。

4月の乗用車新車登録61%減少、プラグインハイブリッドは87%増に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が6日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比61.1%減の12万840台へと激減した。

4月の新車登録を動力源別でみると、ハイブリッド車は1.4%減の1万6,573台とやや落ち込んだものの、シェアは前年同月の5.4%から13.7%へと大幅に拡大した。

一方、独自動車工業会(VDA)が同日発表した4月の国内乗用車生産台数は1万900台で、前年同月を97%下回った。

コロナ規制緩和を今後は州が決定、感染者増の地域では制限再強化へ

ドイツのアンゲラ・メルケル首相と国内16州の首相は6日の電話会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため実施している制限措置を一段と緩和することを決議した。

ただ、制限措置が緩和されると感染者が増加する恐れがあることから、新規感染者数が一定水準を超えた地域では制限措置を再強化するというルールが盛り込まれている。

感染者が再び急増することを強く警戒するメルケル首相は州が競うように緩和を進めることに危機感を示してきたが、緩和を禁じる権限を国(連邦)は持たないことから、各州が緩和措置を自ら決定・実施することを認めざるを得なくなった。

ブリヂストン―独タイヤ販社を買収―

ブリヂストンはこのほど、ドイツのタイヤ販売会社ライフ・ライフェン・ウント・アウトテヒニクを買収する契約に調印したと発表した。

フィンタイヤの他の独子会社とともに経営破綻したことから、売却先を模索してきた。

フィンタイヤの独子会社は支払い不能と債務過剰に陥り、2月初旬に会社更生手続きの適用を申請した。

ヤンデックス、新型コロナで宅配事業が急伸

宅配サービスの強化に向けては、配車サービスに登録する運転手を宅配分野に配置するなどの措置をとっている。

投資会社アトンのアナリスト、ヴィクトル・ディマ氏は、新型コロナウイルスに関連する「制限が解除された後、(ヤンデックスの)成長ペースが急激に上がる」と予想する。

ヤンデックスは「政府の影響はない」としている。

アマゾン、ポーランド・ウッチに第2物流拠点

ネット通販大手の米アマゾンがポーランド中部のウッチに第2物流拠点を設置する。

同社は昨年11月、ウッチ近郊のパブリコビツェで物流センター(面積4万5,000平方メートル、従業員数700人)を開所したばかり。

アマゾンは2014年にポーランドに進出した。

ブリヂストン、独タイヤ販社を買収

ブリヂストンは4日、ドイツのタイヤ販売会社ライフ・ライフェン・ウント・アウトテヒニクを買収する契約に調印したと発表した。

フィンタイヤの他の独子会社とともに経営破綻したことから、売却先を模索してきた。

フィンタイヤの独子会社は支払い不能と債務過剰に陥り、2月初旬に会社更生手続きの適用を申請した。

仏が外出制限緩和計画を発表、独なども新たな緩和措置

欧州では新型コロナウイルスの新規感染者数や死者数の増え方が緩やかになっていることから、段階的に外出制限を緩和し、経済活動を再開する動きが広がっている。

ドイツでは4月20日から一部の店舗で営業が再開されたが、メルケル首相は30日、新たな緩和措置を打ち出した。

また、オーストリア政府は28日、新規感染者が大幅に減少したことを受け、外出制限を4月30日で解除すると発表した。

デリバリー・ヒーローズ―食品宅配強化へ―

注文が入ると配達員が倉庫から商品をピックアップして配達する。

注文件数は2億3,900万件、注文総額は24億ユーロだった。

20年通期では売上高が約70%増の24億~26億ユーロに拡大すると見込んでいる。

動物園や博物館が再開、州に押される形で制限緩和の第二弾を決議

その効果で感染拡大のスピードが鈍化したことから、メルケル首相と州首相は4月15日、規制解除の第一弾を決議。

緩和が新型コロナの感染拡大につながらないかどうかの評価を下すには最低2週間の時間の経過が必要なことから、メルケル首相は30日の会議で追加緩和を決めることに反対してきたが、制限措置の長期化に伴う負の影響を懸念する声は強く、妥協せざるを得なくなった格好だ。

一部の州は国との決議から逸脱するルールを制定しており、ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)は売り場面積800平方メートル超の家具販売店の営業をすでに認めている。

3月小売売上2.8%減少、衣料品などは半減 スーパーや通販は新型コロナの追い風で大幅増に

薬局/コスメティック用品・医療品販売店も7.0%拡大した。

食品・飲料・たばこ販売店が6.1%増加。

繊維・衣料品・靴・革製品販売店が20.1%減、デパートなど様々な分野の商品を取り扱う小売店が9.9%減、家具・家電販売店/ホームセンターが3.5%減と振るわなかった。

チェコ、非接触式決済が増加

同国の最大手銀行CSOBによると、4月のATMからの現金の引き出し回数は47%減少した。

消費者は電子決済の利用を増やした模様で、同国のコメルチニーバンクによると、実店舗の営業が制限されて以来オンライン上でのカード払いが14%増加した。

VISAヨーロッパによると、非現金決済全体に占めるネット決済の割合が倍増した一方で、実店舗でのカード払いの頻度が減少した。

営業制限続けば3割の企業が3カ月以内に倒産

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために現在、行われている営業制限が継続されると、ドイツ企業の29.2%が3カ月以内に経営破綻する見通しだ。

「現在の営業制限措置が長期化した場合、御社はどの程度の期間、存続できると思いますか」との質問に、2カ月未満(「1カ月未満」と「1カ月」の合計)と回答した企業は計3.7%と比較的少なかったものの、「2カ月」は同10.2%、「3カ月」は15.3%に上った。

6カ月以内は計52.7%と過半数に達しており、調査担当者は「今後の倒産の波を示唆する懸念すべき数値だ」と警鐘を鳴らした。

トルコ電子商取引市場、19年は39%増の831億リラ

トルコの電子商取引(EC)市場は昨年、前年比39%増の831億リラ(146億米ドル)に拡大した。

うち、実店舗を持たない小売事業者は48%増の308億リラ(54億ドル)を売り上げ、最も高い伸び率を記録した。

デジタル技術で事業を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)やECに重点を置く企業がトルコだけでなく国際市場で注目を浴びる存在になっていくと予想する。

仏が外出制限緩和計画を発表、独なども新たな緩和措置

欧州では新型コロナウイルスの新規感染者数や死者数の増え方が緩やかになっていることから、段階的に外出制限を緩和し、経済活動を再開する動きが広がっている。

ドイツでは4月20日から一部の店舗で営業が再開されたが、メルケル首相は30日、新たな緩和措置を打ち出した。

また、オーストリア政府は28日、新規感染者が大幅に減少したことを受け、外出制限を4月30日で解除すると発表した。

消費者景況感が急速悪化、過去最低の-23.4に

景気の見通しに関する4月の指数(5月向け予測値の算出要素の1つ)はマイナス21.4となり、前月から2.2ポイント低下した。

所得の見通しに関する4月の指数(同)は前月のプラス27.8からマイナス19.3へと47.1ポイント低下した。

これを受けて、高額商品の購入意欲に関する4月の指数(同)も36ポイント減のマイナス4.6へと下落した。

独企業の半数が操短、在宅勤務は76%が実施

業界別では流通が55%で最も高く、これに製造(53%)、サービス(48%)、建設(37%)が続いた。

営業・生産を停止したのは15%で、流通では23%、製造では19%に上った。

製造が87%と最も高く、これにサービス(76%)、建設(67%)、流通(60%)が続いた。

企業景況感が過去最低に、すべての部門で大幅悪化

Ifo経済研究所が24日発表した4月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月の85.9から74.3へと急落し、過去最低を記録した。

現状判断指数(DI)と期待指数(同)は製造、サービス、流通、建設の4部門すべてで大幅に下落。

各部門の景況感指数(現状判断指数と期待指数の中央値)は例外なくマイナスの領域に沈んだ。

制限緩和の歩調に乱れ、「第二波」警戒のメルケル首相は一部の州を批判

ドイツでは感染拡大のスピードが大幅に鈍化したことから、メルケル首相と国内16州の首相は15日、新型コロナの感染拡大を防ぐために3月から導入している規制を一部解除することを決議。

RKIのシャーデ副所長はこれを踏まえ、1日当たりの感染者数が数百人まで低下しなければ制限措置を一段と緩和することはできないと指摘した。

30日に予定する州首相との次回の会議では制限措置の変更について協議しないとしている。

売り場面積800メートル規制は違憲=バイエルン州行政裁

売り場面積800メートル超の小売店に対する営業禁止措置を解除しないバイエルン州政府の措置は不当として高級デパートKaDeWeが提訴していた係争で、バイエルン行政裁判所(BayVGH)は27日、この訴えを認める決定を下した。

BayVGHは今回の決定で、◇売り場面積が800平方メートルを超えていても書店や自転車販売店は営業再開を認められているのに対し、デパートは認められていない◇売り場面積20平方メートル当たりの顧客数を最大1人とする規制を書店や自転車販売店など一部の業種で免除している――バイエルン州の規則は平等原則に反するとの判断を示した。

一方、バイエルン州のマルクス・ゼーダー首相は同日、州内で感染拡大に一段と歯止めがかかっていることを受けて、小売店の営業制限をこれまで以上に緩和する見通しを明らかにした。

アディダス―営業益93%減少、第2四半期は赤字転落―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)が27日発表した2020年第1四半期(1~3月)決算の営業利益は6,500万ユーロとなり、前年同期の8億7,500万ユーロから92.6%減少した。

第1四半期の売上高は47億5,300万ユーロで、前年同期を19.2%下回った。

第1四半期時点で新型コロナの感染が最も深刻だった中国の売上高は58%(8億ユーロ)縮小した。

第2四半期GDP12%縮小=Ifo予測

Ifo経済研究所は28日、新型コロナ危機の影響でドイツの国内総生産(GDP)が第2四半期(4~6月)に前期比で実質12.2%減少するとの予測を発表した。

第3四半期(7~9月)から景気の回復が始まるものの、GDPが危機前の水準に戻るのは2021年末になると予想している。

今回の予測は◇コロナウイルスの感染拡大が今後数カ月で抑止され、感染の「第二波」が回避される◇ドイツとその販売市場、調達市場で企業倒産の嵐が発生せず、金融システムの不安定化が回避される――を前提にしている。

仏PSAのウェブストア、融資サービス機能を追加

新型コロナウイルス危機を受けて販売店が営業を休止する中、ネット販売を通して顧客サービスの充足を図る。

同サービスを利用できるのは現在フランスのみだが、順次欧州全域および域外の国にも広げていく予定。

これらのネットストアでは現在市販されているすべてのモデルが購入できる。

新型コロナ対策の制限緩和で行程表、検査体制の確立など条件に=欧州委

欧州委員会は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて加盟国が導入した制限措置の段階的な解除に向けた「出口戦略」の行程表を公表した。

EUでは感染拡大を受けて加盟国が独自に国境封鎖や医療物資の輸出制限などの措置を導入した結果、物流が停滞したり、医療機関でマスクや人工呼吸器などが不足するといった事態を招いた経緯がある。

収束の兆しが見え始めた一部の加盟国は既に制限措置の緩和に着手しており、出口戦略の統一に向けて首脳会議が欧州委に行程表の策定を要請していた。

ポーランド石油大手オルレン、独小売市場で自社名ブランド展開

2003年にドイツ市場に参入した同社はこれまで格安ブランドの「スター」(Star)として580余りのスタンドを展開してきた。

PKNオルレンは昨年、外国市場におけるブランド強化を行うことを決定し、ドイツでは11月からテレビCMやウェブ広告を利用したキャンペーンを開始した。

当初はオルレンとスター両方のブランドの浸透を図る方針で、スロバキアでもオルレンのほか、格安スタンドのベンジナ(Benzina)を並行して展開していく方針だ。

トヨタ―独販売店が営業再開―

トヨタ自動車は16日、ドイツの販売店が週明けの20日から営業を再開すると発表した。

同社は小型車「ヤリス」を生産する仏バランシエンヌ工場と、ヤリス向けのエンジンとトランスミッションを生産するポーランドのイェルチ・ラスコビツェ、バウブジフ工場で操業を再開することも明らかにした。

バランシエンヌ工場を22日、イェルチ・ラスコビツェとバウブジフ工場を23日に再稼働する。

新型コロナ対策の制限緩和で行程表、欧州委が公表

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて加盟国が導入した制限措置の段階的な解除に向けた「出口戦略」の行程表を公表した。

EUでは感染拡大を受けて加盟国が独自に国境封鎖や医療物資の輸出制限などの措置を導入した結果、物流が停滞したり、医療機関でマスクや人工呼吸器などが不足するといった事態を招いた経緯がある。

収束の兆しが見え始めた一部の加盟国はすでに制限措置の緩和に着手しており、出口戦略の統一に向けて首脳会議が欧州委に行程表の策定を要請していた。

今年は成長率-4.2%に、新型コロナが長期化すると金融システムにも波及

来年は今年の反動でV字回復するとみているものの、下振れリスクを排除していない。

第2四半期(4~6月)は同9.8%へと大幅に拡大し、縮小幅は4半期ベースのGDP統計を開始した1970年以降で最大となる。

ただ、秋季GDは新型コロナの流行が長引いたり再発する可能性を排除していない。

営業制限を部分緩和、社会的距離規制は継続 マスク着用を奨励

ただ、制限措置を大幅に緩和すると感染者が再び急増し、これまでの成果が台無しになることから、差し当たっては感染リスクを比較的抑制しやすい小売店などに緩和対象を制限する。

同アプリでは利用者同士が近接した際に、近距離通信技術ブルートゥースを利用して匿名化した識別情報を交換する。

連邦と州は今回の取り決めの効果を見極めたうえで、制限措置をさらに緩和するか、あるいは新たな規制を導入するかを5月3日までに決定する。

新型コロナ対策の制限緩和で行程表、検査体制の確立など条件に=欧州委

欧州委員会は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて加盟国が導入した制限措置の段階的な解除に向けた「出口戦略」の行程表を公表した。

EUでは感染拡大を受けて加盟国が独自に国境封鎖や医療物資の輸出制限などの措置を導入した結果、物流が停滞したり、医療機関でマスクや人工呼吸器などが不足するといった事態を招いた経緯がある。

収束の兆しが見え始めた一部の加盟国は既に制限措置の緩和に着手しており、出口戦略の統一に向けて首脳会議が欧州委に行程表の策定を要請していた。

アディダスが謝罪、テナント料支払い見合わせを撤回

4月分のテナント料はすでに支払ったことを明らかにした。

政府は賃貸料の不払いを理由とする解約の禁止を柱とする時限法案を作成し、議会で可決させた。

このルールは一般消費者や零細企業を想定して導入されたものだが、アディダスやメディア・ザトゥーン(家電販売)などの大手は便乗。

イエナ市がマスク着用を義務化、現時点で全国導入はなし

独東部のイエナ市は3月30日、マスクの着用を義務化することを明らかにした。

イエンス・シュパーン保健相は市民が任意でマスクを着用することは良い兆候だとしながらも、「現在の状況下では義務化の必要はない」との見解を示した。

それにもかかわらず政府が着用義務化を見合わせる背景には、マスクが不足する現時点で導入を強行すれば不足に拍車がかかるという事情がある。

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