政治

西バルカン6カ国のEU加盟プロセス加速、首脳会議で再確認

EUと西バルカン地域6カ国は6日、アルバニアの首都ティラナで首脳会議を開き、6カ国のEU加盟プロセスを加速させることを盛り込んだ「ティラナ宣言」を採択した。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、中国とロシアがバルカン半島 […]

英政府、30年ぶりに炭鉱開発承認

英政府は7日、イングランド北西部のウッドハウス炭鉱での石炭採掘事業を承認したと発表した。炭鉱開発が認められるのは30年ぶり。発電用の石炭ではなく、製鉄用コークスを賄うのが目的と説明しているが、脱炭素化に逆行する決定として

米が英の脱ロシア産エネルギーを支援、LNG供給を拡大へ

英国、米国の両政府は7日、エネルギー分野での連携を強化すると発表した。英国がロシア産エネルギーへの依存から脱却するのを米が支援し、英への液化天然ガス(LNG)供給量を2021年の2倍以上に増やす。 英金融情報会社リフィニ

クロアチアのシェンゲン協定参加が承認、東欧2カ国は見送り

EU加盟国は8日に開いた司法・内務理事会で、欧州内での人の自由な移動を保障するシェンゲン協定にクロアチアが参加することを承認した。一方、欧州委員会が同時に勧告していたブルガリア、ルーマニアの参加は、オーストリアとオランダ

ノルウェー、25年まで油ガス田の探査ライセンス発行凍結

ノルウェーのアースランド石油・エネルギー相は11月29日、2025年9月に実施予定の次回総選挙まで未開発地における油ガス田の探査ライセンスを発行しない方針を明らかにした。2023年予算案をめぐる交渉で、中道左派の労働党と

ヤンデックス顧問にクドリン元財相が就任

●同社の再編を経営側と政府側双方が満足できる形で進められると期待 ●同社は制裁対象ではないが、禁輸措置を受け経営が苦境に プーチン大統領の信頼が厚いことで知られるアレクセイ・クドリン元財務相(62)は5日、IT大手ヤンデ

エネ大手ユニパーが露ガスプロムに損賠請求

●同社はガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上 ●政府は同社を国有化の意向、支援額は最大330億ユーロの見込み エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手

蘭テネットの独送電網を政府が買収の方向

蘭国有送電網大手テネットのドイツ事業を独政府が買収する方向で蘭政府と交渉している。独ハーベック経済相が11月30日に明らかにしたもので、再生可能エネルギーの普及を加速するとともに、好ましくない投資家が重要インフラ企業に出

イネラテック―世界初のeフューエル量産施設を建設―

独グリーンテック企業イネラテック(INERATEC)は11月30日、炭素中立の合成燃料であるeフューエルの生産施設を建設すると発表した。世界初のeフューエル量産施設となる。航空機、船舶分野で大きな需要を見込んでおり、将来

エネ大手ユニパーがガスプロムに損賠請求

エネルギー大手の独ユニパーは11月30日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムを相手取り国際仲裁裁判手続きを開始したと発表した。ガスプロムからの供給停止に伴い巨額の損失を計上していることから、損害賠償を請求する。クラウスデ

バイエルンなど2州が車内マスク義務廃止

ドイツ南部のバイエルン州と東部のザクセン・アンハルト州は近距離公共交通機関でのマスク着用義務を廃止するもようだ。新型コロナウイルス対策の司令塔であるロベルト・コッホ研究所(RKI)はコロナと同じ呼吸器疾患であるインフルエ

VW、カナダで電池セル工場の候補地探し

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のオリファー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)とカナダのフランソワフィリップ・シャンパーニュ技術革新・科学・産業相は1日、VWの本社所在地ヴォルフスブルクで、協定の締結式を行った。8

ノルウェー、25年まで油ガス田の探査ライセンス発行凍結

ノルウェーのアースランド石油・エネルギー相は11月29日、2025年9月に実施予定の次回総選挙まで未開発地における油ガス田の探査ライセンスを発行しない方針を明らかにした。2023年予算案をめぐる交渉で、中道左派の労働党と

カタールが独にLNG供給へ、26年から15年間

エネルギー大手の米コノコフィリップスは11月29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロ

ハンガリーなど4カ国、天然ガス回廊の実現で合意

ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の相互接続と輸送能力の向上に向け協力することで覚書(MoU)を交わした。4カ国を経由して欧州の南北間でガスを双方向に輸送する「垂直ガス回廊」の実現

Siemens

独電機大手のシーメンス は11月23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミン傘下のエレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。超高速直流充電器「Sicharge D」と商用・住宅用の交流充電シス

カタールが独にLNG供給へ、26年から15年間

エネルギー大手の米コノコフィリップスは29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロシア産

消費者信頼感2カ月連続改善

市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・

欧州半導体法案、EU加盟国が合意

欧州連合(EU)加盟国は23日の大使級会合で、域内での半導体の研究・開発や生産を推進するための「欧州半導体法案」について合意した。12月1日の閣僚理事会で正式承認する予定。その後は欧州議会で審議される。 欧州委員会が2月

トレイトン―「中国市場は必要不可欠」=社長―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは中国事業を今後も強化する方針だ。地政学リスクは高まっているものの、世界トラック市場(6トン車以上)の4割を占める同国から撤退すれば、業界最大手になるという長年の目標を

シーメンス―サウジにBEV充電器を供給―

電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミンの傘下企業エレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国

ユニパー―国の出資が80億から最大330億ユーロに拡大―

天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が従来計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむ見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化してい

LNG再ガス化船がドイツに初到着

LNG(液化天然ガス)を再ガス化する浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)「ネプチューン」が23日、独北東部のリューゲン島ムクラン港に入港した。FSRUがドイツに入るのは初めて。当局の承認を得て稼働を開始する予定だ。

独ユニパー、国の出資が最大330億ユーロに拡大

天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り、国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が当初計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむとの見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化

シーメンス、サウジにBEV充電器を供給

電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミン傘下のエレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国的な

ドイツ初のグリーン水素輸入ターミナル、ハンブルクに建設へ

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

ブルガリアなど3カ国のシェンゲン協定参加、12月に承認か

ブルガリアなど3カ国のシェンゲン協定参加、12月に承認か 欧州委員会は16日、欧州内での人の自由な移動を保障するシェンゲン協定について、ブルガリア、ルーマニア、クロアチアの参加を認めるよう欧州連合(EU)加盟国に勧告した

ブルガリアなど3カ国のシェンゲン協定参加、12月に承認か

●同協定は加盟国間を出入国審査なしで往来が可能にするもの ●承認されれば、11年のリヒテンシュタイン以来の新規加盟に 欧州委員会は16日、欧州内での人の自由な移動を保障するシェンゲン協定について、ブルガリア、ルーマニア、

グリーン水素国際市場の成長を加速、独が基金設立へ

ドイツのスヴェーニャ・シュルツェ経済協力開発相とシュテファン・ヴェンツェル経済政務次官は15日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、新たな水素基金2本を立

「ベルリン州議選は無効」、憲法裁がやり直しを命令

独ベルリン州憲法裁判所は16日、同州で2021年9月26日に実施された州議会選挙と州区議会選挙は無効だとの判決を下した。同選挙では実施計画に問題があったことから、本来の投票時間内に投票が終了しないという問題が発生。また、

独初のグリーン水素輸入ターミナル建設へ、26年稼働

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

独製造業の生産成長率、今年は大幅低下

ドイツ産業連盟(BDI)は22日、同国製造業の生産成長率が今年は0.25%となる見通しを明らかにした。受注残高が多いことからかろうじてプラス成長を保つものの、前年の4.7%からは大幅に低下する。来年についてはエネルギー価

「ドイチュラントチケット1月スタートは無理」=与党議員

ドイツ与党・社会民主党(SPD)のドロテー・マルティン連邦議会議員(交通政策担当)は21日に開催された独運輸企業連盟(VDV)の会議で、国内の近距離公共交通機関を月49ユーロの定期券ですべて利用できる「ドイチュラントチケ

ブルガリアなど3カ国のシェンゲン協定参加、12月に承認か

欧州委員会は16日、欧州内での人の自由な移動を保障するシェンゲン協定について、ブルガリア、ルーマニア、クロアチアの参加を認めるようEU加盟国に勧告した。加盟国は12月に可否を判断する。 シェンゲン協定は加盟国間を出入国審

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