環境

ボルボ・トラックス、化石燃料フリー鋼板の採用を決定

スウェーデンのトラック大手ボルボ・トラックスは5月24日、世界で初めて化石燃料フリーの高品質鋼板を採用したトラックを生産する計画を明らかにした。同鋼板は同国の鉄鋼大手SSABが水素技術を用いて製造するもので、今年7-9月 […]

スカニア、物流技術大手から電気トラック110台を受注

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは5月23日、スウェーデンの物流テクノロジー企業アインライド(Einride)から電気トラックを110台受注したと発表した。これは同社の電気トラックの受注と

中国BYDと英ADL、電気バスの納入数が1,000台に

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は5月27日、英国のバス大手アレクサンダー・デニス(ADL)と提携し、スコットランドのアバディーン市にダブルデッカー(二階建て)電気バス「Enviro400 EV

BMW、中国で電池リサイクル確立

独高級乗用車大手のBMWは5月25日、中国子会社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)が廃電池のリサイクルを確立したと発表した。中国は世界最大の電動車市場で、今後は大量の廃車から使用済み電池が回収される見通し。B

BMW―中国で電池リサイクル確立―

高級乗用車大手の独BMWは5月25日、中国子会社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)が廃電池のリサイクルを確立したと発表した。中国は世界最大の電動車市場で、今後は大量の廃車から使用済み電池が回収される見通し。B

ネクスト・イー・ゴー―ブルガリア投資案を当局に提出―

電気自動車の独スタートアップ企業ネクスト・イー・ゴー・モバイルはこのほど、ブルガリア北部ロヴェチでの工場建設計画に関連し、市当局に投資案を提出した。6月半ばに着工し、来年末までに全設備の設置を終える計画で、2024年下半

BMW、中国で電池リサイクル確立

高級乗用車大手の独BMWは25日、中国子会社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)が廃電池のリサイクルを確立したと発表した。中国は世界最大の電動車市場で、今後は大量の廃車から使用済み電池が回収される見通し。BMW

ボルボ・カーズ、空気浄化システムの最新版を導入

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは18日、車内の空気の質向上に向け、空気浄化システム「アドバンスト・エアクリーナー」の最新モデルを導入していると発表した。同システムはアレルギーの原因となる花粉のほか、PM2.5(微

ボルボ・カーズ、BEVの充電と決済の簡易化に取り組む

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは19日、完全電気自動車(BEV)の充電と料金決済を容易にする取り組みを進めていると発表した。BEVの普及拡大を後押しする狙い。スマートフォンアプリの「ボルボ・カー・アプリ」に様々な

カタールが24年にも独へのLNG供給開始、セネガルとは集中協議

ロシア産天然ガスへの高い依存からの脱却に向けたドイツ政府の取り組みが前進している。輸入先を拡大するための外交攻勢を積極展開。主要産出国のカタールから中期的に供給を受けることにメドを付けた。西アフリカのセネガルからも調達す

欧州委がエネルギー脱ロシア計画発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は18日、エネルギー分野におけるロシア依存からの脱却と持続可能なエネルギーの安定供給に向けた計画案「リパワーEU (REPowerEU)」を発表した。2027年までに官民で2,100億ユーロ(

EU加盟国に一定量のガス備蓄義務付けへ

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は19日、加盟国に一定量のガス備蓄を義務付ける規則案の内容で基本合意した。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴いエネルギー価格の高騰が深刻化するなか、EUはロシア依存からの脱却を図りなが

北海の風力発電拡大へ、EU4カ国が合意

欧州連合(EU)加盟国ドイツ、オランダ、ベルギー、デンマークの首相や欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は18日、デンマーク南西部のエスビアウで会談し、北海の洋上風力発電拡大に向け協力することで合意した。地球温

ZF―グリーン製鉄のH2GSから鉄鋼調達―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは18日、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に低減したグリーン製鉄のスタートアップ企業H2グリーン・スチール(H2GS)から鉄鋼を長期調達することで合意したと発表した。自社の

エルリングクリンガー―排ガス系部品工場を閉鎖―

自動車部品大手のエルリングクリンガーがドイツ南部のランゲンツェンにある工場を閉鎖する。同工場では排ガス処理装置用のサーマルシールドなどを生産している。内燃機関車の減少を背景に需要が後退していることから、閉鎖を決めた。広報

シーメンス・エナジー―風力発電機子会社にTOB―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは21日、風力発電機子会社ガメサの完全買収と上場廃止方針を発表した。ガメサは業績の足かせとなっていることから、自らに統合して抜本的な再建を進める考えだ。 ガメサはスペインに本社を

北海の風力発電を大幅拡大へ、EU加盟4カ国が合意

EUに加盟するドイツ、オランダ、ベルギー、デンマークの首相と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は18日、デンマーク南西部のエスビアウで会談し、北海の洋上風力発電拡大に向け協力することで合意した。温暖化防止に共同で取り組

カタール、24年にも独にLNG供給開始

ドイツ政府は20日、カタールとエネルギー分野で協業することで基本合意した。カタールからLNG(液化天然ガス)の供給を受けることが最も緊急性の高い案件。カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アール・サーニー副首相

新車の排出35年までにゼロ、欧州議会の担当委員会が承認

欧州議会の環境委員会は11日、欧州連合(EU)で新車の二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までにゼロにするという欧州委員会の提案を賛成多数で承認した。数カ月以内に本会議で採決される見込みだ。 欧州委は21年7月、30年

仏ルノー、EV事業などの分社化に向け調査を実施

仏自動車大手のルノーは12日、電気自動車(EV)など成長性の高い事業を独立させる計画について、実現に向けて広範囲な調査を実施していると発表した。同計画ではEV事業の分社化に加え、新たにハイブリッド(HV)技術に特化した事

LNGインフラの建設迅速化へ、法案起草支援を政府が了承

ドイツ政府は10日、LNG(液化天然ガス)インフラの建設を迅速化するための法案の起草支援を決議した。同国はロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア産ガスへの依存から早急に脱却する方針を打ち出しており、その実現に向けLNG再ガ

ノースボルト―独セル工場に補助金1.5億ユーロ―

ドイツ経済・気候省は11日、スウェーデンの電池スタートアップ企業が独北部に建設予定の巨大電池セル工場(ギガファクトリー)に補助金1億5,540万ユーロを交付すると発表した。欧州連合(EU)の「欧州の共通利益に適合する重要

ティッセンクルップ

独複合企業ティッセンクルップは16日、電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラ(旧ティッセンクルップ・ウーデ・クロリンエンジニアズ)がオーストラリア西南部のパースに事務所を開設したと発表した。同国は太陽光・風力資源が豊富で

トルコ科学者チーム、生分解性ウェラブル太陽電池を開発中

●電池フィルムは衣服などの取り外しが可能 ●太陽電池は有機プラスチック製で、「自然に帰せる」作りに トルコの科学者チームが、生分解性ウェラブル太陽電池の開発に取り組んでいる。電池技術的には実現の目途がついており、後は使い

シュコダ自、MEB車向けバッテリーシステムの生産を開始

●同バッテリーを手がけるVWの欧州工場はドイツとチェコのみ ●シュコ、VW、アウディ、セアトブランドのMEB車に搭載 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、ムラダー・ボレスラフ本社工場で

ソラリス、チェコに同社初の電気バス納入

●昨年3月にチェコ側と交わした24台の供給契約の一環 ●納入した電気バスはプラグインとパンタグラフ双方で充電可 ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、チェコ東部オストラバの公共交通運営事業者ドプラブニー・ポドニク・

新車の排出35年までにゼロ、欧州議会の担当委員会が承認

欧州議会の環境委員会は11日、EUで新車の二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までにゼロにするという欧州委員会の提案を賛成多数で承認した。数カ月以内に本会議で採決される見込みだ。 欧州委は21年7月、30年までにEU域

ソラリス、チェコに同社初の電気バス納入

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、チェコ東部オストラバの公共交通運営事業者ドプラブニー・ポドニク・オストラバ(DPO)に対し電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」8台を納入したと発表した。昨年3月にDPOと交

仏フォルシア、内装品への再生プラ利用でヴェオリアと協力

フォルヴィアグループ傘下の仏自動車部品大手フォルシアは3日、自動車の内装部品への再生プラスチックの活用に向け、水・廃棄物処理大手の仏ヴェオリアと提携すると発表した。2025年までに原材料に占める再生プラの割合を平均30%

ボッシュ―水電解槽向け部品事業に参入―

自動車部品大手の独ボッシュは4日、水電解槽向け部品事業に参入すると発表した。脱炭素化の流れを背景に再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の需要が大幅に増えると見込まれることから、水素生産に用いる電解槽の部品を提供。

ポルシェ―電池負極材メーカーに出資―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェは4日、米国の電池材料スタートアップ企業グループ14テクノロジーズに資本参加すると発表した。ポルシェは子会社セルフォースを通して高性能電池の内製を計画しており、同電池用の負

エボニック―パフォーマンスマテリアルズ部門を清算―

特殊化学大手の独エボニックは事業を再編する意向だ。クリスティアン・クルマン社長の発言としてロイター通信などが報じたもので、将来性の高い事業を強化するほか、収益力の低いパフォーマンスマテリアルズ部門を清算する。ロシア事業は

乗用車新車登録の減少幅拡大、4月は前年同月比22%減に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比21.5%減の18万264台となり、減少幅は前月の17.5%から拡大した。減少は2カ月連続。部品不足による生産低迷がロシアのウクライナ侵攻で加速

アグリテック開発 Green Growth(ラトビア)

農作物の収量を可視化するソリューションを開発している。コンバインに取り付けた光学センサーを通じて畑における収穫量の違いをヒートマップで表し、農作物生産の最適化に役立てる。このほど実施したラウンドでは20万ドルを獲得してお

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