KKRの買収提案「資産価値を反映せず」、伊テレコムが条件引き上げ要求
伊通信最大手テレコムイタリアは24日、米大手投資ファンドKKRから提示された固定通信網の買収案について、KKRに財務データを提供して条件の引き上げを促す方針を明らかにした。同日開いた取締役会でKKRの提案について協議した […]
伊通信最大手テレコムイタリアは24日、米大手投資ファンドKKRから提示された固定通信網の買収案について、KKRに財務データを提供して条件の引き上げを促す方針を明らかにした。同日開いた取締役会でKKRの提案について協議した […]
EU排出量取引制度(EU-ETS)に基づく排出枠(EUA)価格が21日、2005年の取引開始以来、初めて1トン当たり100ユーロを超えた。欧州では天然ガスを中心にエネルギー価格が下落しているため、市場では燃料費が抑制され
仏パリとオランダのアムステルダムを本拠とする欧州の多国籍取引所ユーロネクストは22日、金融機関向けファンド・ディストリビューション・プラットフォームを運営するスペインのオールファンズに買収を提案したと発表した。事業の多角
独化学大手のエボニックは20日、リチウムイオン電池材料のスタートアップ企業である中国のHefei Haizhou New Material(通称スーパーC)に資本参加すると発表した。技術的なノウハウを拡充するとともに、電
化学大手の独エボニックは20日、リチウムイオン電池材料のスタートアップ企業である中国のHefei Haizhou New Material(通称スーパーC)に資本参加すると発表した。技術的なノウハウを拡充するとともに、電
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は17日、採用基準が最も厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。最大手企業40社を対象とする株価指数DAXにコメルツ銀行を採用する。工業ガス大手リンデがフラ
蘭国有送電網大手テネットは10日、ドイツ事業を同国政府に完全売却する方向で交渉する意向を表明した。再生可能エネルギー電力の増加に伴う送電網拡充の投資資金を捻出できないことから、独事業から撤退する意向だ。ドイツ政府はテネッ
総合医療大手の独フレゼニウスは9日付の適時開示で、人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)を連結対象から外すとともに、FMCの企業形態を「株式・株式合資会社(AG & Co. KGaA)」から株式
日産自動車と仏ルノーは6日、資本関係の見直しで正式に合意したと発表した。日産に対するルノーの出資比率を現在の43%から15%まで引き下げ、両社が相互に15%ずつ出資する形となる。これにより、20年以上にわたりルノーが支配
関西ペイントは2日、塗料製造の独CWSラックファブリク(CWSグループ)を買収したと発表した。成長分野への積極投資を通して事業ポートフォリオを強化し、B2Bビジネスへのシフトを進める戦略に沿った措置。オーストリア子会社カ
独銀最大手のドイツ銀行が2日発表した2022年12月期決算の税引き後利益は前期比125%増の56億5,900万ユーロとなり、07年12月期以来15年ぶりの高水準に達した。19年に開始した構造改革が奏功。米国事業の好調を受
伊通信最大手テレコムイタリアは2日、米大手投資ファンドのKKRから固定通信網を買収する提案を受けたと発表した。24日に開く取締役会で買収に応じるかどうかを決める。 買収案の詳細は不明だが、KKRは固定通信網部門の過半数株
関西ペイントは2日、独同業CWSラックファブリク(CWSグループ)を買収したと発表した。成長分野への積極投資を通して事業ポートフォリオを強化し、B2Bビジネスへのシフトを進める戦略に沿った措置。オーストリア子会社カンサイ
三菱製紙は1月30日、独北部のフレンスブルクにある工場を同国の投資会社カンタム・キャピタル・パートナーズに売却すると発表した。エネルギー価格の高騰など収益が圧迫されていることを受けた措置。昨年8月に同工場の事業からの撤退
企業ソフト大手の独SAPは1月26日の決算発表で、従業員3,000人を削減することを明らかにした。ERP(企業資源計画)事業を強化するため、周辺事業を整理。年コストを3億5,000万ユーロ圧縮する。2018年に買収した調
エンジン大手の独ドイツ(Deutz)は1月30日、ダイムラー・トラックと協業合意したと発表した。ダイムラーのエンジンを独自改良して顧客に販売する。開発費を抑制するとともに、製品ポートフォリオを拡充し顧客基盤を拡大する考え
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは1月25日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)の上場を廃止する計画がSGREの臨時株主総会で承認されたと発表した。今後はスペイン証券取引委
三菱製紙は1月30日、独北部のフレンスブルクにある工場を同国の投資会社カンタム・キャピタル・パートナーズに売却すると発表した。エネルギー価格の高騰など収益が圧迫されていることを受けた措置。昨年8月に同工場の事業からの撤退
企業ソフト大手の独SAPは26日、従業員3,000人を削減することを明らかにした。ERP(企業資源計画)事業を強化するため、周辺事業を整理。年コストを3億5,000万ユーロ圧縮する。2018年に買収した調査ソフトの米クア
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは25日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)の上場を廃止する計画がSGREの臨時株主総会で承認されたと発表した。今後はスペイン証券取引委員会
化学大手の独BASFは17日、2022年12月期の純損益が13億7,600万ユーロの赤字となり、前期の黒字(55億2,300万ユーロ)から大幅に悪化する見通しを明らかにした。ロシアに資産を持つ天然ガス・石油子会社ヴィンタ
航空大手の独ルフトハンザは18日、経営破綻した伊アリタリア航空の後継として設立された国有ITAエアウェイズの買収に向けた提案を伊経済・財務省に提出したと発表した。同省が同意すれば独占交渉を開始する。ITAをめぐってはルフ
独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が2022年は9億2,000万ユーロとなり、前年(23億ユーロ)を60%下回ったことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。過去最高となった20年(30億ユーロ)に比べると
欧州航空大手の独ルフトハンザは18日、経営破綻した伊アリタリア航空の後継として設立された国有ITAエアウェイズの買収を伊経済・財務省に提案したと発表した。同省が同意すれば独占交渉を開始する。ITAをめぐってはルフトハンザ
仏パリとオランダのアムステルダムを本拠とする欧州の多国籍取引所ユーロネクストは8日、ロンドン証券取引所(LSE)グループと結んでいる株式、デリバティブ(金融派生商品)、商品取引の清算委託契約を2024年7~9月期までに打
ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国
ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国
欧州エンジニアリング大手のABB(スイス)は12月28日、日立製作所へのパワーグリッド事業売却が完了したと発表した。 日立は2018年、ABBから電力の送配電、制御システムなどなどパワーグリッド事業を買収することで合意し
コマツは12月20日、鉱山機械製造の独GHHグループを買収すると発表した。気候変動への意識の高まりを背景に需要の増加が見込まれる坑内掘りハードロック向け鉱山機械の分野で事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。2
経営再建中の独自動車部品大手レオニは13日、自動車用標準・特殊電線事業をタイ同業のスターク・コーポレーションに売却する契約がクロージング直前にスタークによって破棄されたと発表した。売却益を、債務の返済を含む財務の立て直し
コマツは20日、鉱山機械製造の独GHHグループを買収すると発表した。気候変動への意識の高まりを背景に需要の増加が見込まれる坑内掘りハードロック向け鉱山機械の分野で事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。2023
天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥った独エネルギー大手ユニパーの臨時株主総会が19日に開催され、同社を国有化する計画が承認された。欧州連合(EU)の欧州委員会が公的支援に関する審査でゴーサインを出せば計画が実施される。
独天然ガス輸入・貯蔵大手VNGは15日の臨時株主総会で総額8億5,000万ユーロの増資を決議した。ロシア産ガスの供給削減・停止を受け代替調達を余儀なくされ、支出が大幅に膨らんだことを受けた措置で、財務を強化する狙いがある
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは19日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)への株式公開買い付け(TOB)で、すでに保有する分も含め株式92.72%を確保したと発表した。今
英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)は12日、米マイクロソフトと戦略的提携で合意したと発表した。マイクロソフトがLSEGの株式約4%を取得。LSEGのデータ、データ分析のタプラットフォームをマイクロソフトのクラウド上
リチウムイオン電池セルの開発・製造を手がける独スタートアップ企業カスタムセルズは8日、シリーズAの投資ラウンドで総額6,000万ユーロを確保したと発表した。調達した資金は航空機向け電池、研究開発の強化、事業の国際化に充て
英通信大手ボーダフォン・グループは5日、ニック・リード最高経営責任者(CEO)が年内に辞任すると発表した。リード氏は2018年にCEOに就任したが、業績悪化で株価が下落し、投資家からの辞任圧力が強まっていた。 取締役会は
スペイン自動車部品大手のゲスタンプは1日、金属廃棄物処理大手ゲスクラップ(Gescrap)の株式の33.3%を取得したと発表した。循環型経済への取り組みを進め、部品生産にリサイクル材料をより多く取り入れるのが目的。二次原
仏タイヤ大手のミシュランは1日、電動車フリート向けサービス事業ワテア(Watea)の株式の30%を、仏金融大手クレディ・アグリコルのリース・ファクタリング部門であるクレディ・アグリコル・リーシング・アンド・ファクタリング
蘭国有送電網大手テネットのドイツ事業を独政府が買収する方向で蘭政府と交渉している。独ハーベック経済相が11月30日に明らかにしたもので、再生可能エネルギーの普及を加速するとともに、好ましくない投資家が重要インフラ企業に出
高級乗用車大手の独BMWは1日、先進的な銅採掘技術を持つ米国のスタートアップ企業ジェッティ・リソーシズに資本参加すると発表した。銅は電動車の増加に伴い使用量が増える金属であることから、同社はジェッティに出資することで環境
フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、主要な3株価指数(DAX、MDAX、SDAX)の入れ替えを発表した。最有力40社を対象とするDAXには高級スポーツ車のポルシェが採用され、スポーツ用品のプーマはワンラ
独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は11月22日、2回目のグリーンボンド(環境債)を発行し、30億スウェーデンクローナを調達したと発表した。資金は完全電気トラックの研究開発に投資する。
仏自動車部品大手のヴァレオは11月22日、2回目となるサステナビリティ連動債券(SLB)を発行したと発表した。発行額は7億5,000万ユーロ。利率(クーポン)5.375%の4年半満期で、償還期限は2027年5月28日。グ
協和キリンは24日、欧州・中東・アフリカ(EMEA)事業を統括する子会社協和キリン・インターナショナル(KKI)が医薬品13ブランドを独製薬大手グリューネンタールに売却することで合意したと発表した。同社はコロナ化や地政学
ドイツ連邦統計局が25日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で107.9(2015年=100)となり、前期を0.4%上回った。個人消費(民間最終消費支出)が大きく伸びて全
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは25日、グリーン・パンダ債を中国市場で発行し完売したと発表した。自動車メーカーがグリーン・パンダ債を発行するのも、欧州域外で同社がグリーン債を発行するのも今回が初めて。調達した資金は中
天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が従来計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむ見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化してい