金属

卸売物価の下落に歯止め、1月は横ばいに

ドイツ連邦統計局が11日発表した1月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月と同じ104.8となり、物価の下落に1年ぶりに歯止めがかかった。上げ幅が特に大きかったのは古材・残材(34.2%)、穀物・葉たばこ・種子・ […]

ティッセンクルップ―業績予測引き上げ―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは10日の決算発表で2021年9月通期の利益見通しを上方修正した。20年10-12月期(第1四半期)の業績が良好だったためで、営業損益(EBIT、調整済み)を従来予測の「1億ユーロのケ

半導体の次は鉄鋼、需要回復に追い付かず

欧州でこのところ鉄鋼製品が不足している。新型コロナ危機からの回復を受け製造業の幅広い分野で需要がにわかに拡大したことから、供給が追い付かない状況だ。自動車業界を減産や操業の一時停止に追いやっている半導体不足に続いて、鉄鋼

製造業の就労人口が10年ぶりに減少

ドイツ連邦統計局が16日発表した製造業の2020年の就労人口(捕捉対象は雇用規模50人以上の企業、暫定値)は550万人強となり、前年を2.2%下回った。減少は10年ぶり。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が響いた格好

英JLR、軽量複合材製のEVプラットフォーム開発を目指す

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は1月26日、軽量複合材料を使った電気自動車(EV)用プラットフォームの開発プロジェクト「Tucana」を開始すると発表した。炭素繊維やガラス繊維を活用することで剛性を高

輸入物価が昨年は4.3%下落、エネルギーは-31%に

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した2020年の輸入物価指数は前年比4.3%減となり、2年連続で下落した。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受けて多くの分野で価格が下落。特にエネルギーは下げ幅が31.3%と大きく、

BMW―サプライヤーの再生エネ使用義務、アルミにも拡大―

高級乗用車大手の独BMWは2日、再生可能エネルギー由来の電力を100%使用して製造するアルミニウムをアラブ首長国連邦のエミレーツ・グローバル・アルミニウム(EGA)から調達すると発表した。サプライチェーンで発生する二酸化

第2・3次産業の売り上げが12月も増加

ドイツ連邦統計局は1月28日、ロックダウン(都市封鎖)の強化にも関わらず第2次産業と第3次産業の12月の売上高が季節要因・営業日数調整値で前月比5.1%増(暫定値)となったと発表した。同売上は4月を直近の底に拡大が続いて

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

生産者物価が10カ月ぶりに上昇、20年は1%低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した12月の生産者物価指数は前年同月比0.2%増となり、10カ月ぶりに上昇した。電力価格が5.9%高くなったことが最大の押し上げ要因。中間財の上げ幅が2019年4月以降で最高の0.8%に上った

20年粗鋼生産10%減少、11年来の低水準に

独鉄鋼業界団体シュタールが22日発表した2020年の国内粗鋼生産高は前年比10.0%減の3,565万8,000トンとなり、2009年以来11年ぶりの低水準を記録した。減少は3年連続。コロナ禍の直撃を受けた格好だ。 高炉鋼

仏アルミ製品大手がルノーと提携、軽量ドア開発で

仏アルミ製品大手のコンステリウムは14日、自動車大手ルノーと持続可能な自動車用アルミソリューションの研究開発(R&D)事業で提携すると発表した。「ISA3」と呼ばれる同事業は予算規模が約700万ユーロ。アルミ製ドアの設計

ロスアトム、積層技術センターを開設

ロシア原子力公社(ロスアトム)が先月、モスクワでグループ初の積層技術センター(ATC)を開設した。この種の拠点はすでにロシアにも存在するが、国産設備のみを採用したのはロスアトムのATCが初めて。デバッグ(不具合の発見・修

生産者物価の下げ幅6カ月連続で縮小、11月は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が12月18日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比0.5%減となり、10カ月連続で低下したものの、下げ幅は6カ月連続で縮小した。エネルギーの下落幅が狭まり、中間財が上昇へと転じたことが大きい。エネル

輸入物価が11月も大幅下落、エネルギーは-28%に

ドイツ連邦統計局が12月23日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比3.8%減となり、これまでに引き続き大きく下落した。エネルギーが27.8%低下したことが最大の押し下げ要因。エネルギーを除いたベースでは下げ幅が0.8

粗鋼生産2カ月連続増加、11月は+15%に

独鉄鋼業界団体シュタールが12月18日発表した11月の国内粗鋼生産高は前年同月比14.8%増の337万6,000トンとなり、上げ幅は前年の3.1%を大きく上回った。増加は2カ月連続。高炉鋼が15.1%増の225万2,00

卸売物価10カ月連続で低下、11月は-1.7%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した11月の卸売物価指数指数(暫定値)は前年同月比1.7%減となり、10カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が18.1%低下したことが最大の押し下げ要因。このほかペット・家畜(-2

製造業輸出見通しが大幅悪化

Ifo経済研究所が11月25日に発表した独製造業の11月の輸出期待指数(DI)は前月の7.0ポイントからマイナス2.1ポイントへと9.1ポイント減少し、5月(-25.7ポイント)以来の低水準を記録した。マイナスの領域に沈

10月輸入物価3.9%低下、エネルギー除くと下落幅は1%

ドイツ連邦統計局が11月27日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比で3.9%低下し、下げ幅は前月の0.4ポイント下回った。エネルギーの低下率が前月の29.7%から27.4%へと縮小したことが大きい。エネルギーを除いた

生産者物価の下げ幅5カ月連続で縮小、10月は-0.7%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比0.7%減となり、9カ月連続で低下したものの、下げ幅は5カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギ

ティッセンクルップ―人員削減を約2倍に拡大―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は19日の決算発表で追加人員削減方針を明らかにした。新型コロナ危機で業績が一段と悪化したためで、新たに5,000人を今後3年で整理。削減規模は昨年春に打ち出した6,000人

粗鋼生産8カ月ぶり増加、10月は+3.1%に

独鉄鋼業界団体シュタールが23日発表した10月の国内粗鋼生産高は341万7,000トンとなり、前年同月を3.1%上回った。増加は2月以来で8カ月ぶり。電炉鋼が6.6%増の118万9,000トン、高炉鋼が1.3%増の222

ティッセンクルップ、人員削減を2倍に拡大

ドイツの鉄鋼系複合企業ティッセンクルップは19日、追加の人員削減を発表した。コロナ禍で業績が悪化したためで、新たに5,000人を今後3年で整理。削減規模は19年春に打ち出した6,000人から1万1,000人に拡大すること

卸売物価9カ月連続で低下、10月は-1.9%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比1.9%減となり、9カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が17.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほかペット・家畜(-22.2%)、電算

メルセデスベンツ―電池セル調達をSDGsで選別―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は12日、調達先の選別基準に「持続可能な開発目標(SDGs)」を加える方針を明らかにした。車載電池の原料の採掘で人権侵害や環境破壊が起きている現状を踏ま

9月輸入物価4.3%低下、エネルギー除くと下落幅は1.3%に

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比で4.3%低下し、下げ幅は前月の0.3ポイント上回った。エネルギーの低下率が前月の26.2%から29.7%へと膨らんだことが響いた格好で、エネルギーを除

英JLR、次世代モデルの軽量化に航空宇宙技術を活用

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は22日、航空宇宙技術を活用して車両の軽量化を目指す研究開発プロジェクトに参加していると発表した。次世代の軽金属や複合部材について、あらゆる天候や地形での使用を想定した性

ブラックストーン・リソーシズ―独東部で電池セル生産へ―

電池用の資源事業を手がけるスイスのブラックストーン・リソーシズ(バール)はこのほど、独東部のデーベルンを電池セルの生産拠点に決定したと発表した。独子会社ブラックストーン・テクノロジーが同地のアム・フックスロッホ工業団地で

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは21日、ばね・スタビライザーの分野で約500人規模の人員削減を実施することで従業員代表と合意したと発表した。グループ全体で6,000人を整理する計画に基づく措置。今回の合意により独西

9月粗鋼生産10%減少、電炉鋼は2%増加

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した9月の国内粗鋼生産高は301万8,000トンとなり、新型コロナ危機が深刻化した4月以降で初めて300万トンを超えた。ただ、前年同月を9.7%下回っており、水準自体は依然として低い。

生産者物価の下げ幅4カ月連続で縮小、9月は-1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、8カ月連続で低下したものの、下げ幅は4カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギー

リバティ・スチール―ティッセンの鉄鋼部門買収を提案―

英エネルギー・金属大手GFGアライアンス傘下のリバティ・スチール(ロンドン)は16日、独ティッセンクルップの鉄鋼部門の買収に向けて拘束力のない提案を行ったと発表した。過剰生産能力など欧州鉄鋼業界が抱える問題の解決と、環境

国内発電に占める製造業の割合が拡大、19年は13.8%に

独製造業の2019年の発電量は534ギガワットだったことが、ドイツ連邦統計局の16日の発表で分かった。国内発電総量に占める割合は13.8%で、前年から1.2ポイント拡大。08年に比べると5.2ポイントも上昇した。統計の捕

英リバティ・スチール、ティッセンに鉄鋼部門買収を提案

英鉄鋼大手リバティ・スチールは16日、独ティッセンクルップに鉄鋼部門の買収を提案したと発表した。過剰生産能力など欧州鉄鋼業界が抱える問題の解決と、環境に優しい「グリーン製鉄」実現の加速につながると意義を強調している。 リ

米アルミ大手ノベリス、ベルギー工場を英GFGグループに売却

米アルミ圧延大手のノベリスは2日、米同業アレリスのベルギー・デュフェル工場を英エネルギー・金属大手GFGアライアンスのアルミニウム事業部門であるアルバンス(Alvance)に売却したと発表した。同工場の売却は、ノベリスに

ベルギーのユミコア、コバルト事業を再編

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは9月30日、傘下のコバルト事業会社コバルト・アンド・スペシャルティマテリアルの再編計画を発表した。フィンランドのコッコラ工場と米国のナッシュビル工場に生産統合する。リチウムイオン電池の原料

8月輸入物価4%低下、エネルギー除くと下落幅は1.3%に

ドイツ連邦統計局が9月30日発表した8月の輸入物価指数は前年同月比で4.0%低下した。下げ幅は5カ月連続で縮小したものの、依然として大きい。エネルギーが26.2%下落したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

カザフ自動車産業、ロシアとの共同事業が相次いで始動

カザフスタンでロシアとの自動車分野における共同事業の実施が相次いでいる。このほどロシアのトラック大手カマズの工場建設が開始されたほか、ロシアの石油化学大手タトネフチはタイヤ工場の設置で現地当局と合意した。 カマズの工場は

ティッセンクルップ―自動車産業向け設備事業を分割―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は29日、自動車産業向け設備事業ユニット「システム・エンジニアリング」を独立会社2社へと改めると発表した。組織再編方針に基づく措置。コロナ禍で自動車業界を取り巻く環境が悪化

シュコダ自、シリンダーブロックにプラズマコーティング採用

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ自動車は16日、ムラダー・ボレスラフ本社工場のエンジン生産工程でプラズマコーティング技術を新導入したと発表した。現在シリンダーブロックに採用している鋳鉄製のシ

生産者物価の下げ幅3カ月連続で縮小、8月は-1.2%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比1.2%減となり、7カ月連続で低下したものの、下げ幅は3カ月連続で縮小した。新型コロナ危機に伴うエネルギー価格下落の幅が狭まっていることが大きい。エネルギー

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