金融

トルコ中銀が追加利上げ、政策金利19%に

トルコ中央銀行は18日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き上げ、19%とすることを決めた。利上げは2カ月ぶり。市場は1ポイントの上げ幅を予想していた。通貨安を受けて輸入品価格が高騰し、イ […]

パナソニック、欧州民生用電池事業を独社に売却

パナソニックは17日、欧州で展開する民生用電池事業をドイツの投資会社オーレリウス・グループに売却することで合意したと発表した。将来性の高いアジア、中南米市場などへの投資を重点強化する戦略に沿って、成熟市場の欧州から撤退す

ロシュ、分子診断の米ジェンマーク買収で合意

スイスの製薬大手ロシュは15日、分子診断システムの米ジェンマーク・ダイアグノスティクスを約18億ドル(約1,960億円)で買収することで合意したと発表した。両社の取締役会は既に買収計画を承認しており、2021年第2四半期

ロシア中銀が2年3カ月ぶり利上げ、政策金利4.5%に

ロシア中央銀行は19日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を4.25%から0.25ポイント引き上げ、4.5%とすることを決めた。利上げは2018年12月以来、2年3カ月ぶり。市場は据え置きを予想していた

露アルファバンク、国内スタートアップを買収

ロシアの大手銀行アルファバンクが、QRコードによるチップの支払いを自動化する技術を開発したスタートアップ企業のネットモネットを買収する。取引額は明らかにしていない。 ネットモネットは2019年の設立。QRコードを使うこと

インフレ率が11カ月来の水準まで回復、2月は1.3%

ドイツ連邦統計局が12日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比1.3%増となり、インフレ率は昨年3月以来11カ月ぶりの高水準まで回復した。新型コロナ危機対策の一環で昨年7月に引き下げられた付加価値税率が1月から元の水準

ECBが資産購入加速を決定、金利上昇を懸念

欧州中央銀行(ECB)は11日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、コロナ禍対策として実施している「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」に基づく資産購入のペースを4~6月期に加速させることを決めた。景気低迷が

英グリーンシルが経営破綻、ファンド凍結で苦境に

英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルは8日、裁判所に会社管理手続きを申請し、経営破綻した。同社にはソフトバンクグループ(SBG)が傘下のファンドを通じて出資している。 グリーンシルは企業間取引で生じる売掛債権を電子

英が23年から法人税率引き上げ、財政改善へ方向転換

英政府は3日に発表した2021年度予算案で、現行19%の法人税率を2023年から25%に引き上げると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で苦境に陥っている事業者への支援などは当面継続するが、これによって財政赤字が膨らむた

ボロコプター―NTTや東京センチュリーから資金調達―

空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターは3日、総額2億ユーロを投資家から調達する契約に調印したと発表した。自動車大手ダイムラーなど既存の出資者のほか、東京センチュリー、NTT、資産運用大手ブラックロック、インフラ大手アトラ

英レボリュート、東欧2カ国で預金サービス開始

英国のフィンテック企業レボリュート(Revolut)は2日、ブルガリアとルーマニアで新たに預金サービスの提供を開始すると発表した。両国の顧客はモバイルアプリを通じて同サービスを利用できる。 預金保護については、ブルガリア

英が23年から法人税率引き上げ、財政改善へ方向転換

英政府は3日に発表した2021年度予算案で、現行19%の法人税率を2023年から25%に引き上げると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で苦境に陥っている事業者への支援などは当面継続するが、これによって財政赤字が含むため

英が上場規則緩和へ、金融競争力維持で

EU離脱でロンドンの金融街シティーの地位低下に直面する英国が、株式市場に有望企業を呼び込むため上場規則の緩和に向けて動き出した。政府の要請を受けてロンドン証券取引所の上場基準の見直しを進めてきたジョナサン・ヒル卿が3日、

LIBOR、21年末に大半が廃止

英金融行為規制機構(FCA)は5日、短期金利の国際的な指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の大半を予定通り2021年12月末に廃止すると発表した。利用が多いドル建てLIBORについては、一部を除いて公表を続ける

英レボリュート、東欧2カ国で預金サービス開始

英国のフィンテック企業レボリュートは2日、ブルガリアとルーマニアで新たに預金サービスの提供を開始すると発表した。両国の顧客はモバイルアプリを通じて同サービスを利用できる。 預金保護については、ブルガリアではリトアニアの国

財政規律の運用停止、22年末まで延長=欧州委

欧州委員会は3日、新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機に対応するため、EU加盟国の財政赤字を厳しく制限する財政規律の適用を一時的に停止する措置を2022年末まで継続する方針を示した。加盟国の承認を経て最終決定する。

3月1日付の法令改正

・家電の省エネ度を示す欧州連合(EU)のラベルが変更。従来の「A+++」「A++」「A+」がなくなり、「A」~「G」で表示へ。「A+++」は「A」、「A++」は「B」、「A+」は「C」、「A」は「D」、「B」は「E」、「

BASF―20年は10億ユーロ超の純赤字に―

化学大手の独BASFが2月26日発表した2020年12月期決算の純損益は10億6,000万ユーロの赤字となり、前期の黒字(84億2,100万ユーロ)から大幅に悪化した。コロナ禍に伴い4-6月期と7-9月期に赤字を計上。1

コベストロ―20年は減益も第4四半期は大幅増益に―

化学大手の独コベストロが新型コロナ危機の痛手から急速に立ち直っている。需要が回復しているうえ、コスト削減も奏功したためで、2020年10-12月期(第4四半期)の純利益は前年同期の3,700万ユーロから8倍強の3億1,2

ビルケンシュトック―事業拡大に向け身売り―

サンダルで有名な独ビルケンシュトックは2月26日、同社の過半数資本を米仏系投資会社Lキャタルトンと仏アルノー家の資産管理会社フィナンシエール・アガシュに売却することで合意したと発表した。中国やインドなど将来性の高い市場で

HSBC、世界のオフィススペースを40%削減

英金融大手HSBCホールディングスは2月23日、世界中の拠点のオフィススペースを40%削減すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を機に在宅勤務が広がり、大人数に対応するスペースの必要性が薄れてきたため。業績悪化による

ギリシャ大手銀、108億ユーロの不良債権を米ファンドに売却

ギリシャ大手銀行のアルファバンクは2月22日、同行の不良債権のうち108億ユーロ相当を米ヘッジファンドのデービッドソン・ケンプナーに証券化して売却すると発表した。ギリシャ政府が10年以上前に起きた債務危機の影響が尾を引く

独ビルケンシュトック、事業拡大に向け身売り

サンダルで知られる独靴メーカーのビルケンシュトックは2月26日、過半数株式を米仏系投資会社Lキャタルトンと仏アルノー家の資産管理会社フィナンシエール・アガシュに売却することで合意したと発表した。中国やインドなど将来性の高

米フィッチ、ブルガリアとトルコの格付け見通しを引き上げ

米格付け大手のフィッチ・レーティングスは19日、ブルガリアとトルコの格付け見通しをそれぞれ引き上げた。 ブルガリアについては、格付けを「BBB」で据え置く一方、見通しを「安定的」から「強含み」に引き上げた。根拠として(1

ダイムラー―大幅増配へ―

自動車大手の独ダイムラーは18日の決算発表で2020年12月期の配当を前期の90セントから1.5倍の1ユーロ35セントに引き上げる方針を明らかにした。昨年はコロナ禍の影響で春季に業績が大幅に悪化したものの、その後の市場回

フォルクスワーゲン―金融サービス部門が自転車事業に参入―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は18日、金融サービス子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズが自転車のリース、融資サービスをドイツで開始すると発表した。電動アシスト自転車の需要が急速に伸びていることか

ダイムラー―大幅増配へ―

自動車大手の独ダイムラーは18日の決算発表で2020年12月期の配当を前期の90セントから1.5倍の1ユーロ35セントに引き上げる方針を明らかにした。昨年はコロナ禍の影響で春季に業績が大幅に悪化したものの、その後の市場回

フォルクスワーゲン―金融サービス部門が自転車事業に参入―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は18日、金融サービス子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズが自転車のリース、融資サービスをドイツで開始すると発表した。電動アシスト自転車の需要が急速に伸びていることか

BNPパリバ、アマゾン森林破壊に関与する企業との取引停止

仏最大手銀行のBNPパリバは15日、南米アマゾンの森林破壊を防ぐため、森林開拓地で生産された農産物を売買する事業者との取引を停止すると発表した。2008年以降に開拓された農場、牧場で大豆、牛肉を生産する事業者と、これらを

VW、自転車リース事業に参入

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は18日、金融サービス子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズが自転車のリース、融資サービスをドイツで開始すると発表した。電動アシスト自転車の需要が急速に伸びていること

ランクセス―米社を買収、抗菌・保存剤事業を強化―

特殊化学大手の独ランクセスは14日、米同業エメラルド・カラマ・ケミカルを投資会社アメリカン・セキュリティーズから完全買収することで合意したと発表した。ランクセスは家禽向け消毒・衛生製品や食品添加剤分野の製品を手がける仏テ

アリババ、ロシアの決済・金融サービスで合弁

中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループ(阿里巴巴集団)の金融子会社アント・グループは12日、ロシアにおける決済・金融サービスの合弁提携で、現地のIT大手メール・ルなど4社・機関と契約を結んだ。各サービスごとに合弁

露ズベルが子供向けAIコンテストを実施、国内外から参加募る

ロシアの国営金融・テクノロジー大手ズベル(旧ズベルバンク)はこのほど、人工知能(AI)に関する若年層向けの国際コンテストの開催を発表した。同コンテストは子供や若者のAIに関する関心を高めることを目的としたもので、1万人の

ロシア中銀、政策金利を4.25%に据え置き

ロシア中央銀行は12日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を4.25%に据え置くことを決めた。金利据え置きは4会合連続。経済がコロナ禍の打撃から立ち直りつつあるものの、インフレ率の上昇に歯止めがかからな

復興基金の中核ファシリティー、欧州議会が承認

欧州議会は10日の本会議で、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた「復興基金」の中核となる「復興・強靭化ファシリティー(RRF)」の創設、運用規則を承認した。11日にはEU加盟国が最終承認

コメルツ銀が巨額赤字に転落、年内に190支店閉鎖へ

独金融大手コメルツ銀行が11日発表した2020年12月通期決算の最終損益は28億7,000万ユーロの赤字となり、前期の黒字(5億8,500万ユーロ)から大幅に悪化した。リストラ費用(8億1,400万ユーロ)と営業権・その

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