電子、電機

仏アルストム、ルーマニアから列車17編成を追加受注

●「コラディア・ストリーム」17編成の受注額は2.2億ユーロ ●最高時速160キロ、非電化区間用にバッテリーか燃料電池を搭載 仏アルストムが、ルーマニアの鉄道改革庁(ARF)から長距離列車「コラディア・ストリーム」17編

ボッシュ―車業界のBEV一辺倒に社長が危機感―

自動車業界が次世代車両の開発・生産をほぼ全面的に電気自動車(BEV)へと絞り込んでいる現状に、サプライヤー大手ボッシュのマルクス・ハイン社長が警鐘を鳴らしている。同氏は地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』などのイン

テスラ―電池工場建設で独より米国を優先―

電気自動車(BEV)大手のテスラは米テキサス州オースティンに建設する車載電池工場の完成を、独グリュンハイデの電池工場よりも優先する意向だ。同社の確認を得た情報として独メディアが報じた。米国で新しい法律が成立し、手厚い補助

メルセデス―自社敷地で風力発電へ―

高級乗用車・バン大手のメルセデスベンツは19日、独北部のパーペンブルクにある自社テストコースの敷地内に風力発電設備を設置すると発表した。生産での再生可能エネルギー電力使用を増やすとともに、外部へのエネルギー依存を引き下げ

シーメンス―P2Gプロジェクトで水素生産開始―

電機大手のシーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素

ヘンケル―米社の熱伝導性材料事業を買収―

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない

電機貿易、今年は21世紀初の入超に

独電気電子工業会(ZVEI)が15日発表した同国の7月の電機製品輸入高は前年同月比21.2%増の202億ユーロとなり、輸出高(8.3%増の195億ユーロ)を4カ月連続で上回った。中間財価格の高騰やドル高ユーロ安が反映され

米ロッキード・マーティン、ルーマニアとAI研究で協力

●クルジュ・ナポカ工科大が同社と提携 ●両者は開発したAI技術を軍事と環境の両分野で活用 ルーマニア政府は13日、同国のクルジュ・ナポカ工科大学と米防衛大手ロッキード・マーティンが提携し、人工知能(AI)分野の研究開発を

トルコのテュルクサット、英アヴァンティと衛星通信で提携

●アフリカ・中東地域の顧客に広範で中断のないサービスを提供 ●両社は地域間の「デジタル格差」の解消を目標に協力 トルコ国営の衛星運用会社、テュルクサット(Turksat)は13日、英国の通信衛星運用・サービス会社のアヴァ

アグリテック・プラットフォーム Trapview(スロベニア)

畑の害虫のデジタル監視ソリューション。畑に設置したトラップ(罠)が自動的に害虫のデータを集めることで、効率的でほぼメンテナンス不要の監視を可能にする。収集したデータは高度な人工知能(AI)分析を通じて農家に送信され、害虫

ポーランド、電動バスの輸出で欧州トップに

●2017年から21年にかけての輸出台数は1,937台、EU全体の31% ●輸出先としてはドイツとイタリアが最も多い ポーランド代替燃料協会(PSPA)がこのほど発表した報告書によると、欧州連合(EU)加盟国から輸出され

日本電産、ブルガリアR&D拠点向けにオフィスを賃貸

●同拠点では次世代モデル向けのハード・ソフトウエアを開発 ●オフィス面積は700平方メートル、予定従業員数は100人 日本電産はこのほど、ブルガリアに設置する研究開発(R&D)拠点用に、ソフィア空港センター内の

イスラエルの新興企業、新タイプのEVバッテリーを開発中

●化学的に操作したカーボン電極を用い、5分で100%充電が可能 ●同社は今後「比較的短期間で」商用サイズのセルを製造する予定 イスラエルの新興企業エークシオン(EEXION)が電動車(EV)向けに新しいタイプのバッテリー

一時金3000ユーロまでは税・社会保険料免除

ドイツのオーラフ・ショルツ首相は15日、首相官邸で雇用者団体、労働組合の代表と会談し、労使協定で取り決める一時金が年3,000ユーロ以内であれば税金と社会保険料を全額免除する意向を表明した。インフレ高進を踏まえた特例措置

韓国万都、イスラエルのITセキュリティ企業と提携

●自動運転車のサイバーハッキングを未然に防ぐ目的 ●アーガス社は車両用ITセキュリティ分野の技術力で知られる 自動車部品の韓国・万都が自動運転車向けサイバーセキュリティシステムの開発でイスラエルのアーガスと提携する。アー

シーメンス、P2Gプロジェクトで水素生産開始

独シーメンスは14日、同社がゼネコンとして独南東部のヴンジーデルに設置したグリーン水素生産施設が操業を開始したと発表した。製造した水素は同市と周辺地域に供給する。 同社は2020年、再生可能エネルギーを用いて水素を製造す

ヘンケル、米社の熱伝導性材料事業を買収

化学大手の独ヘンケルは15日、米国の研究開発企業ナノラミック・ラボラトリーズから熱伝導性材料(TIM)事業を取得したと発表した。市場が急成長するTIM分野で自社のポートフォリオの拡充が狙い。買収金額は明らかにしていない。

ポーランド、電動バスの輸出で欧州トップに

ポーランド代替燃料協会(PSPA)がこのほど発表した報告書によると、欧州連合(EU)加盟国から輸出された電動バスの3分の1がポーランドで生産された車両であることが分かった。2017年から21年にかけての同国からの電動バス

トルコのテュルクサット、英アヴァンティと衛星通信で提携

トルコ国営の衛星運用会社、テュルクサット(Turksat)は13日、英国の通信衛星運用・サービス会社のアヴァンティ・コミュニケーションズと5年間の提携契約を交わしたと発表した。これまでの協働関係から一歩進み、今回の提携で

メルセデス、プラグアンドチャージをPHVモデルにも導入

独自動車大手のメルセデスベンツは7日、充電時の認証を自動で行うプラグアンドチャージ(PnC)機能をプラグインハイブリッド(PHV)モデルにも導入したと発表した。対象車種は「Cクラス」と「Sクラス」、および新型「GLC」(

蘭トムトム、ナビアプリ「GO」にトラック専用のナビ機能を追加

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは8日、同社の衛星測位ナビゲーションアプリ「GO」に、トラック専用のナビゲーション機能を追加したと発表した。ドライバーはトラックの特性を踏まえたナビサービスを受けられるようになる

BMW―新電池セル開発、円筒形でアーキテクチャーに最適化―

高級乗用車大手の独BMWは9日、電動車に搭載する新たなリチウムイオン電池セルを開発したと発表した。同社第6世代の新電池セルは新しいアーキテクチャーを踏まえ、これまでの角型から円筒形へと変更されている。2025年以降に市場

独ボッシュ、ハンガリーR&Dセンターの建設に着手

●新センターは自動運転車走行試験場「ザラゾーン」に隣接 ●2025年に開所し、エンジニア200人を雇用する計画 独自動車部品大手ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)セン

ボッシュ―燃料電池バンの公道試験開始、IAAで試乗可―

自動車部品大手の独ボッシュは13日、動力源に燃料電池を用いたバンの公道走行試験を開始したと発表した。電気自動車(BEV)のバンは航続距離が短く、充電時間が長いという弱点があることから、同社は燃料電池バンの需要があると判断

中国系EV部品メーカー、ハンガリーに工場建設

●投資額は4,000万ユーロ超、欧州での事業関係の強化が目的 ●同社として初の海外生産拠点となる 中国の自動車部品メーカー、浙江華爍科技がハンガリー東部のデブレツェンに電気自動車(EV)用部品工場を建設する。同社として初

ボッシュ―ハンガリーでR&Dセンター着工―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)センターの起工式を行った。投資額は42億フォリント(106万ユーロ)で、政府から12億フォリントの助成を受ける。2

ロシア、国内自動車業界の振興に数兆ルーブル

●欧米の技術に頼らず、35年までに需要の8割を国産品で賄う目標 ●競争力育成のため2.7兆ルーブルを研究開発用途に充てる ロシアのプーチン大統領はこのほど、自動車産業振興に向けた長期プログラムの作成を政府に命じた。同プロ

値上げに歯止めかからず

Ifo経済研究所が7日発表した8月のドイツ価格計画指数(DI)は前月の45.6ポイントから47.5ポイントへとわずかに低下した。水準自体は依然として高い。調査担当者は、電力・天然ガス取引所価格の高騰分がこれまでのところご

ハンガリーの発電所、テスラのメガパックを導入

●同国でメガパックが設置されるのは初めて ●蓄電システムの容量は7.68MWh、2時間の放電が可能 スイスのエネルギー企業METグループがブダペスト近郊で運営するドゥナメンティ・ガス火力発電所(出力:794メガワット)に

iPhone 14の販売価格、トルコが最高

米アップルが今月発売したiPhone 14(アイフォン・フォーティーン)の販売価格を世界37カ国で比較したところ、トルコが最も高いことが判明した。価格の差は各国の課税の違いによる。 最新ガジェットの価格比較サイト「nuk

燃料電池列車の初走行試験、DBとシーメンスが実施

ドイツ鉄道(DB)と電機大手シーメンスは9日、共同開発中の水素燃料電池列車の初走行試験を独西部のヴェークベルク市にあるシーメンスのテストセンターで実施した。DBは2040年までの炭素中立実現を目指しており、近距離交通で使

電機業界新規受注、7月は再び2ケタ増に

電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の7月の新規受注高は前年同月比16.7%増となり、増加幅は前月の0.5%から大幅に拡大した。増加は8カ月連続、2ケタ増は2カ月ぶり。国内受注が19.5%増え、13.9%減

シーメンス・エナジーがDAX昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、主要株式指標の入れ替えを発表した。電機大手シーメンスから分離・独立した発電設備製造のシーメンス・エナジー(SE)が最上位40銘柄からなるDAXにワンランク下のMDAX

メルセデス、BEVを東欧で合弁生産

●競争力を保つため、人件費が安い中東欧に合弁工場を設置 ●米スタートアップ企業リヴィアンと協力しBEV大型バンを生産 自動車大手の独メルセデスベンツは8日、大型バンの欧州生産ネットワークを再編すると発表した。車両の電気自

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