マクロ経済

独中堅・中小企業の投資活発化の見通し

ドイツの中堅・中小企業の投資活動が活発化しそうだ。GEキャピタルが半年に1回、欧州7カ国を対象に実施するアンケート調査をもとに5月31日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 \ それによると独中堅・中小企業の […]

ハンガリー利下げ、史上最低の4.5%に

ハンガリー国立銀行(MNB)は5月28日、主要政策金利である14日物預金金利を29日から0.25ポイント引き下げ4.5%にすると発表した。インフレ率が大きく低下する中、低迷する経済を後押しする狙いで、過去最低の金利水準と

スロバキア景況感がやや改善

スロバキア統計局が5月29日発表した3-5月期の景況感指数(3カ月後方移動平均)は前期に比べて0.5ポイント高い93.1ポイントに改善した。産業景況感が上昇傾向にあるほか、5月には消費者景況感もやや改善し、全体としてプラ

スロベニアの1-3月GDP、前年同期比4.8%減

スロベニア統計局が5月31日発表した2013年1-3月期の国内総生産(GDP)は、前年同期に比べて4.8%縮小した。季節調整値では前年同期比で3.3%、前期比で0.7%、それぞれ低下した。前年同期比で前年水準を割り込んだ

トルコ、5月の業種別信頼感指数はまちまち

トルコ統計局は5月27日、5月の業種別信頼感指数を発表した。これによると、サービス業は前月比1.6%増の112.6となった一方、小売業が0.1%減の113.5、建設業が1.2%減の91.5にそれぞれ低下した。 \ サービ

ユーロ圏景況感、5月は上昇

欧州委員会が5月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は89.4となり、前月の88.6から0.8ポイント上昇した。建設業を除く全部門で上向いた。景況感の改善は3カ月ぶり。 \ ESI はEU内の

ユーロ圏インフレ率、5月は1.4%に上昇

EU統計局ユーロスタットが5月31日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比1.4%となり、前月の1.2%から0.1ポイント上昇した。エネルギー価格が0.2%のマイナスとなった一方で、食品・飲料・たばこの

EUの家庭向け電気料、12年下期は6.6%上昇

EU統計局ユーロスタットが5月27日発表した2012年下期のエネルギー価格統計によると、EU27カ国の同期の家庭向け電気料金の上昇率は前年同期比6.6%となった。家庭向けガス料金の上昇率は10.3%だった。 \ 同期の電

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

個人消費がGDPけん引、第1四半期0.8%増に

ドイツ連邦統計局は24日、2013年第1四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、個人消費は前期比で実質0.8%増加。GDPのプラス成長(0.1%)に大きく寄与した。企業投資が低調だったため、内需全体

企業景況感3カ月ぶりに改善

Ifo経済研究所が24日発表した2013年5月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の104.4から105.7へと1.3ポイント上昇し、3カ月ぶりに改善した。事業の現状判断が好転したことが大きい。Ifoのカイ

消費者景況感4カ月連続で改善

市場調査大手GfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の6月向け予測値は6.5となり、前月(5月)の6.2(確定値)から0.3ポイント上昇した。同指数の改善は4カ月連続。ユーロ圏の域内総生産(GDP)は6四半期連続でマ

4月輸入物価3.2%低下、09年11月以来の下落幅に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2013年4月の輸入物価指数は前年同月を3.2%下回り、09年11月以来で最大の下落幅となった。同指数の減少は4カ月連続。エネルギー価格が11.7%下がり、全体が強く押し下げられた格好だ。

Lanxess

独化学大手Lanxessのアクセル・ハイトマン社長は23日の株主総会で、「現在の需要低迷は一過性のものだ」と述べ、下半期から景気が回復してくるとの見方を示した。欧州市場は弱含みが続くものの、アジアが大幅に改善するとみてい

ブルガリアの家計1人当たり支出、第1四半期に15.5%増

ブルガリア国家統計局がこのほど発表した2013年第1四半期(1-3月)の家計収支統計によると、家計人員1人当たりの平均収入は1,180レフで、前年同期から15.5%増加した。家計収入で最も大きな割合を占めるのは賃金・給与

第1四半期GDP成長率、09年以来の低水準

ロシア統計局がこのほど発表した2013年第1四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比で1.6%増となり、金融危機で揺れた2009年以降で最低の伸びにとどまった。減速は5四半期連続。ユーロ圏の経済停滞で資源価格が低下したこ

スロベニア、財政均衡化法案が可決

財政悪化に直面するスロベニアの議会は24日、財政均衡化の法案を賛成多数で可決した。憲法を改正し、2015年から政府が単年予算の歳出を歳入の範囲内に抑えることを義務付ける。 \ 2007年にユーロを導入したスロベニアは、不

3月のユーロ圏の貿易黒字、過去最高の229億ユーロに

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した2013年3月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は229億ユーロの黒字で、前年同月の69億ユーロ、前月の101億ユーロから急増し、過去最高を更新した。輸

ユーロ圏建設業生産高、3月は7.9%減

EU統計局ユーロスタットはこのほど、2013年3月のユーロ圏の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で7.9%減少したと発表した。前月は14カ月ぶりに伸びたが、再びマイナスに転落した。(表参照) \ 分野別では

中東欧の倒産件数が再増加、来年も悪化へ=仏コファス

フランスの信用保険会社コファスによると、中東欧企業の2012年の倒産件数は前年に比べて3.5%増となり、再び上昇に転じた。同地域では数年前から倒産が増える傾向にあり、2009年比では38%増加した。コファスでは今年と来年

スロベニアの信用力低下、トルコは「投資適格」へ

中東欧の新興国の信用格付けが財政状況を反映した動きを見せている。不動産バブルがはじけたスロベニアの信用は下がる傾向にあり、トルコは「投資適格」に仲間入りしつつある。スロバキアは継続して良好な評価を維持している。 \ フィ

ブルガリアのインフレ率、4月は2%

ブルガリア統計局が14日発表した2013年4月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比2.0%で、3カ月連続で低下した。4月までの過去12カ月間の平均上昇率は3.4%だった。 \ 前月比では0.4%の下落。食品・非ア

トルコ中銀、2カ月連続で利下げ

トルコ中央銀行は16日、主要政策金利である7日物レポ金利を0.5ポイント引き下げ4.5%に設定した。利下げは2カ月連続。景気減速の懸念に加え、通貨リラの為替相場が上昇していることに対処する。翌日物預入金利と貸出金利もそれ

セルビアの非公式経済、GDPの3割占める

セルビアでは、公式の経済統計には現れないシャドー・エコノミー(非公式経済)の国内総生産(GDP)に占める割合が30%に上ることが、米国国際開発庁(USAID)の調べでこのほど明らかになった。 \ 中東欧各国のシャドー・エ

ドイツ経済、景気後退入りを回避

ドイツ連邦統計局が15日発表した2013年第1四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.1%増(速報値)となった。2四半期連続のマイナス成長(景気後退入り)は回避された格好(グラフ参照

4月生産者物価、上げ幅0.1%まで低下

ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年4月の生産者物価指数は前年同月比0.1%増となり、上げ幅は前月の同0.4%、前々月の1.2%を大きく下回った。川上の輸入物価は1月から下落し続けており、今後は川下の生産者物価も低

独化学業界売上、第1四半期は1%増に

独化学工業会(VCI)が15日発表した独業界(製薬を含む)の2013年第1四半期の売上高は458億ユーロとなり、前期比で1.0%増加した。国内が2.5%増加、国外も1.0%伸びた。生産高はマイナス0.5%、出荷価格はマイ

DAX30社の業績が13四半期ぶりに悪化

DAX(ドイツ株価指数)採用30社の2013年1-3月期の売上高と営業利益(EBIT)がともに前年同期を下回ったことが監査法人大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)の調べで分かった。減収減益となるのは2009

ユーロ圏の1-3月GDP0.2%減、6期連続のマイナス成長に

EU統計局ユーロスタットが15日発表したユーロ圏の2013年1-3月期の域内総生産(GDP、速報値)は前期比0.2%減で、前期の0.6%減から改善したもののマイナス成長となった。マイナス成長は2011年10-12月期から

フィッチがギリシャを格上げ、財政再建を評価

欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスは14日、ギリシャの長期信用格付けを「CCC」から1段階引き上げ、「Bマイナス」にしたと発表した。財政再建が軌道に乗りつつあり、デフォルト(債務不履行)の懸念が遠のいたと判断したた

4月のユーロ圏インフレ率、確定値も1.2%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した4月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比1.2%で、前月の1.7%から0.5ポイント縮小した。エネルギー価格の上昇率が原油安で前月のプラ

ユーロ圏鉱工業生産指数、3月は1%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で1%上昇し、2カ月連続で伸びを記録した。上げ幅も前月の0.3%から拡大した。(表参照) \ 分野別では中間財、非耐久消費財を

鉱工業生産、3月は2.9%低下

ハンガリー中央統計局が7日発表した3月の鉱工業生産指数(速報値、稼働日調整前)は前年同月比で2.9%低下し、7カ月連続で前年を下回った。ただ、下げ幅は前月の5.3%から縮小した。 \ 労働日数調整済みベースでは同0.7%

チェコ、3月の貿易黒字は縮小

チェコ統計局(CSU)が7日発表した2013年3月の貿易収支(速報値)は323億4,000万コルナの黒字となり、黒字幅は前年同月から41億コルナ縮小した。1~3月の累計では960億4,000万コルナの黒字だった。 \ 3

税収記録、今年も更新の見通し

ドイツ経済は国際競争で中期的に有利な立場に立っているようだ。国内総生産(GDP)の成長率は昨年から鈍っているものの、税収は今後も過去最高の更新が続く見通しで、増税の必要性は低い。経済成長の足かせ懸念である労働力不足につい

トルコの3月鉱工業生産、前年比1.4%上昇

国家統計局(TUIK)が8日発表した2013年3月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月から1.4%上昇し、3カ月連続で前年を上回った。前月比では0.9%下落した。 \ 財別では資本財が最高で前年同月比8.9%、耐

DAXが過去最高更新

ドイツの主要上場企業30社を対象としたDAX(ドイツ株価指数)は7日午後、8,206.01に達し、2007年7月13日に記録した過去最高(8,151.57)を更新した。日米欧の金融緩和と主要国債の金利低下を背景に投資マネ

3月製造業売上1.7%増、自動車がけん引

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年3月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.7%増(暫定値)となり、2カ月連続で改善した。自動車が好調で全体が押し上げられた格好。地域別ではユーロ圏外

鉱工業生産が大きく拡大、3月+1.2%に

ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年3月の鉱工業生産指数(製造、エネルギー、建設業が対象)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.2%増となり、2月に引き続き改善した。製造業受注がこのところ好調なほか、悪天

独輸出2カ月連続で減少、3月-4.2%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年3月の輸出高(暫定値)は前年同月比4.2%減の946億ユーロとなり、2カ月連続で低下した。ユーロ圏向けが7.0%減少したほか、欧州連合(EU)のユーロ非加盟国とEU域外向けもそれ

石油製品がインフレ率押し下げ

連邦統計局は13日、2013年4月の消費者物価指数(CPI)統計の詳細を発表した。それによると、前年同月比の物価上昇率は1.2%にとどまり、4カ月連続で縮小。10年8月以来の低水準を記録した。自動車燃料と灯油がそれぞれ6

卸売物価が3年5カ月ぶりに下落、4月-0.4%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年4月の卸売物価指数は前年同月を0.4%下回った。同指数の減少は09年11月以来で3年5カ月ぶり。川上の輸入物価は1月から低下が続いており、その影響が川下の卸売物価にも波及した格好

理系専門職の人材難が深刻に

財界系シンクタンクのドイツ経済研究所(IW)は6日、理系専門職の人材養成・雇用などに関する春季調査報告書を発表した。それによると、数学、IT、自然科学、工学のいわゆる「MINT」系専門職の今年3月時点の空きポスト数は12

建設業界売上、今年は2%増の見通し

ドイツの建設業界団体HDBとZDBは14日発表した共同予測で、2013年の業界売上高が前年比2%増の945億ユーロ(名目)に拡大するとの見通しを明らかにした。冬の悪天候が長引いた影響で、第1四半期売上は減少したものの、業

中東欧・旧ソ連で金融緩和続行、4カ国が利下げ

ユーロ圏の政策金利を史上最低水準まで下げた欧州中央銀行(ECB)と歩調を合わせ、中東欧・旧ソ連諸国でも利下げの動きが続いている。ポーランドが8日、過去最低の3%に引き下げたほか、中央アジアのグルジアも同日、金融緩和を継続

ユーロ圏小売業売上高、3月は1.7%減

EU統計局ユーロスタットが6日発表したユーロ圏の3月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で2.4%減となり、12カ月連続で落ち込んだ。下げ幅も前月の1.7%から膨らんだ。(表参照) \ 部門別では食品・飲料・

Continental AG―「4-6月期には業績拡大」―

自動車部品大手の独Continental(ハノーバー)は3日の決算発表で、第1四半期に悪化した業績が第2四半期からは再び上向くとの見通しを示した。乗用車生産が世界的に安定する兆しが出ているためで、第2四半期(4-6月期)

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