マクロ経済

2月のユーロ圏インフレ率1.8%、ECBの上限値を下回る

ユーロ圏で消費者物価の上昇圧力が弱まっている。EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の2月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.8%となり、前月の2%から0.2ポイント低下。欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とす […]

ユーロ圏景況感指数、2月も上昇

欧州委員会が2月27日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は91.1で、前月の89.5から1.6ポイント上昇した。景況感の改善は4カ月連続。なお長期平均の100を下回っているが、着実に上向きつつある

独企業景況感が大幅改善、4月以来の高水準に

Ifo経済研究所が22日発表した2013年2月のドイツ企業景況感指数は前月の104.3から107.4へと3.1ポイント上昇し、昨年4月以来の高水準となった。改善は4カ月連続で、ハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツ経済は勢

1月生産者物価1.7%上昇

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年1月の生産者物価指数は前年同月比1.7%増となり、2カ月連続で上昇した。エネルギーの価格が2.5%、非耐久消費財も同2.3%上がり、全体を押し上げた格好。エネルギーを除いたコアの

ドイツが5年ぶり財政黒字に

連邦(国)と州、市町村、社会保険機関を合わせたドイツ全体の財政収支が昨年41億ユーロの黒字となったことが、連邦統計局が22日に発表したデータで分かった。黒字は5年ぶりで、1990年のドイツ統一以降では3度目。景気の安定を

ハンガリー名目賃金、12年は4.6%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した2012年の名目賃金(月額ベース)は平均22万2,990フォリントとなり、前年から4.6%上昇した。民間部門が7.2%増の23万3,729フォリントに拡大して全体を押し上げた

ウクライナ貿易収支、12年は158億ドルの赤字に

ウクライナ国家統計委員会が20日発表した2012年の輸出高は前年比1%増の688億1,000万米ドル、輸入高は同3%増の846億5,800ドルで、収支は158億4,800万ドルの赤字となった。最大の貿易相手国である欧州へ

ユーロ圏建設業、12月も低迷

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の2012年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で4.8%減となり、12カ月連続で落ち込んだ。前月は4.7%減だった。(表参照) \ 分野別では建築が6

S&P、スロベニアを「A-」に格下げ

米国の格付け大手スタンダード&プアーズ(S&P)は13日、スロベニアの長期信用格付けを1段階引き下げ、「Aマイナス」に設定したと発表した。財政赤字の拡大と、経済見通しの不透明感が高まっていることが理由で、短期信

トルコの鉱工業生産、12月は3.8%減

トルコ統計局が8日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(2005年=100)は135.9で、前年同月を3.8%下回った。労働日数調整後では前年同月比で1.4%減、前月比(季節・労働日数調整後)では1.5%減となった。

ロシア連銀、4カ月連続で金利据え置き

ロシア連邦銀行は12日、主要政策金利である翌日物リファイナンス金利を8.25%に据え置くと発表した。政界からの利下げ圧力に抗し、インフレ対策を優先させた形だ。金利据え置きは5カ月連続。 \ 連銀は今後もインフレ率が目標値

ベラルーシのインフレ率、1月は23.1%

ベラルーシ国家統計委員会が13日発表した2013年1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で23.1%となり、前月の21.8%から2.3ポイント上昇した。食品は26.2%、サービスは41.9%と平均以上に上昇。非食品分

第4四半期GDP、実質0.6%減に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2012年第4四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比マイナス0.6%となり、減少幅は1月に示した見通し(0.5%)をやや上回った。マイナス成長は4四半期

コスト圧縮、DAX30社で200億ユーロ超に

コスト削減に取り組む大手企業が増えている。景気低迷や競争激化を受けて利益が減少したり赤字を計上するケースが増えているためで、経済紙『ハンデルスブラット』の試算によると、DAX(ドイツ株価指数)採用30社が現在行っているコ

チェコインフレ率、1月は1.9%

チェコ統計局が11日発表した2013年1月のインフレ率は前年同月比1.9%となり、前月の2.4%から大幅に縮小した。2%を割り込んだのは1年4カ月ぶり。過去12カ月平均のインフレ率は3.2%で、前月から0.1ポイント減速

12月のユーロ圏鉱工業生産指数、0.7%上昇

EU統計局ユーロスタットが13日発表したユーロ圏の2012年12月の鉱工業生産指数(季節調整済み)は前月比で0.7%上昇し、8月以来4カ月ぶりに上向いた。前月は0.7%の低下だった。市場では、世界経済の好転により欧州製造

12年のユーロ圏貿易収支、818億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが17日発表した2012年の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は818億ユーロの黒字となり、前年の赤字(157億ユーロ)から大幅に改善した。輸出が7%増の1兆8,686億ユ

中東欧景況感が改善、景況見通しを中心に=OeKB調査

オーストリア管理銀行(OeKB)がこのほど発表した最新の「中東欧景況感指数」は83.4ポイントとなり、前回調査(10月)から1.2ポイント改善した。昨年7月と同水準まで回復したことになる。 \ 現況評価は83.2ポイント

4カ月連続で利下げ、3.75%に

ポーランド国立銀行(NBP)は6日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.25ポイント引き下げ3.75%にすることを決めたと発表した。利下げは4カ月連続。経済活性化を図ると同時に、インフレ率が中期的に目標を割り込

M&A取引額、12年は69%増=E&Y

国際コンサルティング大手のアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)がまとめた中東欧の2012年企業合併・買収(M&A)調査リポートによると、ハンガリー企業が関わったM&A件数は82で、うち3分の

企業の事業見通し改善、ユーロ危機の一服感がプラス材料に

独商工会議所連合会(DIHK)は12日、会員企業を対象に実施した最新の定期アンケート調査の結果を発表した。昨秋に実施した前回調査では景況感がにわかに悪化したものの、今回は回復。ドイツでは企業景況感が3カ月連続で改善するな

スロバキア、12月の小売売上4.4%減

スロバキア統計局が5日発表した2012年12月の小売売上高は前年同月比4.4%減の17億3,200万ユーロとなり、7カ月連続の減少となった。12年通年の小売売上高は179億ユーロで、前年から1%減少した。 \ 12月は、

製造業に底打ち感、12月受注0.8%増に

ドイツ連邦経済省が6日発表した2012年12月の製造業受注指数は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を0.8%上回った。第4四半期を月別でみると11月は1.8%減となったものの、10月は3.8%増加。3カ月中2カ月

ブルガリア鉱工業生産、12月は2.4%上昇

ブルガリア統計局(NSI)が7日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(季節・労働日数調整済み)は前月比で2.4%上昇した。前年同月比では4.2%増。同指数の上昇は前月比・前年同月比とも2カ月連続。 \ 業種別(前月比

ユーロ圏景況感が大幅改善

Ifo経済研究所が6日発表した2013年第1四半期のユーロ圏景況感指数(2005年=100)は前期の81.7から95.1へと大幅上昇し、3四半期ぶりに改善した。現状判断指数は前期の98.9から95.1へと低下したものの、

セルビア中銀、政策金利を11.75%に引き上げ

セルビア国立銀行(NBS)は5日、主要政策金利である1週間物レポ金利を0.25ポイント引き上げ、11.75%に設定した。管理価格をはじめとする物価の高騰を受けた措置だ。利上げは昨年7月以来6度め。2週間物レポ金利を採用し

製造業売上4カ月連続減少、12月は-0.9%に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2012年12月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比マイナス0.9%となり、4カ月連続で低下した。12年第4四半期は景気の谷に当たっており、それが反映された格好。国

バルト3国の貿易収支、12年も赤字

バルト3国の2012年の貿易収支統計(速報値)が11日までに出そろった。それによると、リトアニアは輸出高が前年比14.5%増の796億5,600万リタス、輸入高が9.9%増の865億7,800万リタスで、貿易収支の赤字幅

ドイツ企業のロシア事業、現状良好

ドイツ・ロシア商工会議所は7日、ロシアに進出する独企業135社を対象に実施した景況感アンケート調査の結果を発表した。それによると、事業の現状について「非常に良好」とした企業は13%で、前回調査(2011年)に比べ3ポイン

1月のインフレ率7.1%に上昇、利下げ遠のく

ロシア連邦統計局は5日、1月の消費者物価指数が前年同月比で7.1%上昇したと発表した。上昇率は前月の6.6%から加速し、市場予想の6.9%を上回った。前月からは1.0%の上昇だった。ロシアでは政府サイドから利下げ圧力が高

ウクライナ、1月CPIは0.2%減

ウクライナ統計局が6日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%低下した。前月比では0.2%増加した。 \ 食品・ノンアルコール飲料と衣料品・靴がそれぞれ2.2%減少した。特に野菜(-20.4%)、砂糖

ユーロ圏小売業、12月も低迷

EU統計局ユーロスタットが5日発表したユーロ圏の2012年12月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で3.4%減となり、9カ月連続で低迷した。下げ幅も前月の1.9%から膨らんだ。(表参照) \ EU27カ国ベ

ユーロ圏生産者物価、12月も2.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の2012年12月の生産者物価指数(建設業を除く)上昇率は前年同期比2.1%で、前月と同水準だった。エネルギーの上昇率が0.4ポイント低下した一方で、中間財で拡大した。(表参

政策金利5.5%に、6カ月連続で利下げ

ハンガリー国立銀行は1月29日、主要政策金利である14日物預金金利を0.25ポイント引き下げ、5.5%とすることを決めた。利下げは6カ月連続。通貨フォリントの下落にもかかわらず、金融緩和を継続した。5.5%は2010年3

スロバキア景況感、8カ月連続で悪化

スロバキア統計局が1月30日発表した同月の景況感指数(ESI、2010年=100)は前月を0.9ポイント下回る88.7となり、2009年12月以来の低水準となった。同指数の悪化は8カ月連続。サービス、流通業の不振が足を引

ブルガリア景況感、1月は3.2ポイント低下

ブルガリア国家統計局が発表した2013年1月の景況感指数は、総合指数が12年12月から3.2ポイント低下した。小売業で景況感の悪化が目立った。 \ 業種別で見ると、製造業は前月比で1.9ポイント低下した。ただ、今後3~6

2012年成長率3.4%に減速、構造改革が課題

ロシア連邦統計局(ロススタット)が7日発表した2012年の国内総生産(GDP、推定値)は前年実績から実質3.4%の上昇にとどまった。2010、11の両年の成長率はいずれも4.3%で、減速傾向が明らかだ。国際通貨基金(IM

1月インフレ率1.7%に低下

ドイツ連邦統計局が1月31日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.7%となり、前月の同2.1%から縮小した。前月比はマイナス0.7%。クリスマスが終了し旅行料金などが大幅に下がった前月比の減少の

1月のユーロ圏インフレ率2%、10年11月以来の低水準に

EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の1月のインフレ率(速報値)は前年同月比2%となり、前月の2.2%から0.2ポイント低下した。エネルギー価格の低下などにより物価上昇圧力が弱まり、2010年11月以来の低水準

ユーロ圏景況感指数、1月も上昇

欧州委員会が1月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は89.2となり、前月の87.8から1.4ポイント上昇した。同指数の上昇は3カ月連続。信用不安問題が改善に向かい、金融市場の混乱が収まりつつ

EUがユーロ圏住宅価格統計を開始、7-9月は2.5%下落

EU統計局ユーロスタットが1月31日発表した2012年7-9月期の住宅価格統計によると、ユーロ圏の価格は前年同期比で2.5%下落し、下げ幅は前月の2.1%から膨らんだ。EU27カ国ベースでは1.9%下落した。(表参照)

小売売上高、11月は4.1%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が25日発表した11月の小売売上高(速報値、暦調整済み)は6,920億フォリントとなり、前年同月比で4.1%減少した。前年同月を下回るのは8カ月連続。1-11月期では前年同期比2%減の7兆4

スロバキア、2011年貿易黒字10.2億ユーロに

スロバキア統計局は25日、2011年の貿易統計(確定値)を発表した。それによると、輸出高は前年比17.6%増の567億8,320万ユーロ、輸入高は17.4%増の557億6,760万ユーロを記録した。貿易収支は10億1,5

ドイツ経済に底打ち感、企業景況感が3カ月連続で改善

ドイツ経済はすでに景気の谷を通過したもようだ。2012年第4四半期は国内総生産(GDP)が前期比で実質0.5%減少するなど先行きへの懸念が強まったが、景気の重要な先行指標である企業景況感はこのところ上昇基調が継続。消費者

独経済界が円安警戒

独産業連盟(BDI)のウルリヒ・グリロ新会長は29日、デフレ脱却に向けた日本の金融緩和政策について「もちろん懸念している」と明言した。円安が進む結果、主要通貨間の値下げ競争に発展し、ドイツの輸出産業に大きな打撃を与えかね

Volkswagen AG―新型「Golf」の販売が低迷―

自動車大手のVolkswagen(VW、ヴォルフスブルク)が昨年10月に発売した新型「Golf」の販売が低迷しているようだ。デュースブルク大学自動車リサーチセンター(CAR)のデータをもとに各種メディアが報じたところによ

スペインの10-12月GDPは0.6%減、6期連続のマイナス成長

スペイン中央銀行が23日発表した2012年10-12月期の国内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで前期から0.6%減少し、6期連続のマイナス成長となった。緊縮策が景気を一段と圧迫し、下げ幅は前期の0.4%から膨らんだ

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