マクロ経済

ユーロ圏鉱工業生産、9月は0.4%低下

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.4%低下し、5カ月ぶりのマイナスとなった。イタリアで大きく落ち込んだことが響いた。(表参照) 分野別では家電な

トルコ、新経済戦略は物価・金融安定化優先

トルコのエルドアン大統領は11日、物価、金融市場、金融政策の安定を柱に据えた新経済戦略を発表した。急激な物価上昇とトルコリラ下落に歯止めがかからない中、大統領は「トルコは金利、為替相場、インフレという『魔の三角地帯』と経

ユーロ圏の7~9月期GDP、12.6%増に下方修正

EU統計局のユーロスタットは13日、2020年7~9月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDP伸び率は前期比12.6%増となり、前期の11.8%減から急回復したが、10月末に発表した速報値の12.7%

「ワクチンですべてが変わる」、来年は5%成長も可能

独ビオンテックと米ファイザーが共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンは効果が極めて高いとする暫定結果の発表を受けて、景気の先行き見通しがにわかに明るくなってきた。独世界経済研究所(IfW)のガブリエル・フェルバーマイル

21年のユーロ圏成長率、4.2%に下方修正=欧州委

欧州委員会は5日に発表した秋季経済予測で、ユーロ圏の2020年の域内総生産(GDP)実質伸び率をマイナス7.8%とし、前回(7月)の同8.7%から0.9ポイント上方修正した。しかし、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大

鉱工業生産5カ月連続増加、9月は+1.6%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で94.3(暫定値)となり、前月を1.6%上回った。同指数の改善は5カ月連続。経済省は、新型コロナ

製造業の回復続く、トラック走行距離が増加

ドイツ連邦統計局が9日発表した10月のトラック走行指数(2015年=100)は季節要因・営業日数調整後の実質で112.8となり、前月を0.3%上回った。同指数の改善は6カ月連続。新型コロナ危機のピークに当たる4月(指数9

トルコの金融政策転換に希望、中銀総裁解任と財務相辞任で

トルコにおける中央銀行総裁解任と財務相辞任で、同国金融政策の転換に市場の期待が高まっている。レジェップ・エルドアン大統領の意向をくんだ低金利政策で通貨リラ安、高インフレ、経常赤字の悪化が続くなか、総裁交代を利上げの前触れ

輸出の回復続く、9月は前月比2.3%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した9月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月比2.3%増となり、5カ月連続で拡大した。増加幅は6月の15.2%をピークに縮小しているものの、新型コロナ危機からの回復は続いてい

BMW―2四半期ぶり黒字に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2020年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比17.4%増の18億1,500万ユーロへと拡大した。黒字計上は2四半期ぶり。前期はコロナ禍の直撃を受けて赤字に転落

独機械業界受注、9月は減少幅10%に縮小

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の9月の新規受注高は前年同月比で実質10%減となり、減少幅は新型コロナウイルス感染症の影響が鮮明になった4月以降の最低を3カ月連続で更新した。国内受注は比較対象である昨年

「ワクチンですべてが変わる」、来年は5%成長も可能

独ビオンテックと米ファイザーが共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンは効果が極めて高いとする暫定結果の発表を受けて、景気の先行き見通しがにわかに明るくなってきた。独世界経済研究所(IfW)のガブリエル・フェルバーマイル

鉱工業生産5カ月連続増加、9月は+1.6%に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で94.3(暫定値)となり、前月を1.6%上回った。同指数の改善は5カ月連続。経済省は、新型コロナ

製造業の回復続く、トラック走行距離が増加

ドイツ連邦統計局が9日発表した10月のトラック走行指数(2015年=100)は季節要因・営業日数調整後の実質で112.8となり、前月を0.3%上回った。同指数の改善は6カ月連続。新型コロナ危機のピークに当たる4月(指数9

輸出の回復続く、9月は前月比2.3%増に

ドイツ連邦統計局が9日発表した9月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月比2.3%増となり、5カ月連続で拡大した。増加幅は6月の15.2%をピークに縮小しているものの、新型コロナ危機からの回復は続いてい

BMW―2四半期ぶり黒字に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が4日発表した2020年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比17.4%増の18億1,500万ユーロへと拡大した。黒字計上は2四半期ぶり。前期はコロナ禍の直撃を受けて赤字に転落

独機械業界受注、9月は減少幅10%に縮小

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の9月の新規受注高は前年同月比で実質10%減となり、減少幅は新型コロナウイルス感染症の影響が鮮明になった4月以降の最低を3カ月連続で更新した。国内受注は比較対象である昨年

21年のユーロ圏成長率、4.2%に下方修正=欧州委

欧州委員会は5日に発表した秋季経済予測で、ユーロ圏の2020年の域内総生産(GDP)実質伸び率をマイナス7.8%とし、前回(7月)の同8.7%から0.9ポイント上方修正した。しかし、欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大

ユーロ圏の小売業売上高、9月は2.2%増

EU統計局ユーロスタットが5日に発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で2.2%増となり、4カ月連続で伸びを記録した。7月は0.1%減となっていたが、0.1%増に上方修正された。(表参照)

ユーロ圏生産者物価、9月は2.4%下落

EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の9月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で2.4%の下落となった。下落は14カ月連続。前月は2.6%の下落だった。(表参照) 分野別ではエネルギーが8.4%、中間財が

ECBが12月の追加金融緩和を予告、コロナ感染再拡大に対応

欧州中央銀行(ECB)は10月29日に開いた定例政策理事会で、金融政策の維持を決めた。一方、ラガルド総裁は新型コロナウイルス感染が欧州で再拡大し、ユーロ圏の景気をさらに圧迫しかねない状況にあることから、12月に開く次回の

インフレ率10月もマイナスに

ドイツ連邦統計局が10月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で0.2%低下し、インフレ率は2カ月連続でマイナスとなった。新型コロナ危機で冷え込んだ景気のてこ入れ策として付加価値税(VAT)が7月1日付

9月輸入物価4.3%低下、エネルギー除くと下落幅は1.3%に

ドイツ連邦統計局が10月28日発表した9月の輸入物価指数は前年同月比で4.3%低下し、下げ幅は前月の0.3ポイント上回った。エネルギーの低下率が前月の26.2%から29.7%へと膨らんだことが響いた格好で、エネルギーを除

失業者数2カ月連続で減少、操短はピーク時の半分以下に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月29日発表した同月の失業者数は276万人となり、前月を8万7,000人下回った。減少は2カ月連続。季節要因を加味した失業者数は3万5,000人減少し4カ月連続で縮小した。コロナ禍の影響は依

ドイツ銀行―7-9月期黒字転換―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が10月28日発表した2020年7-9月期(第3四半期)決算の純損益は1億8,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(9億4,200万ユーロ)から大幅に好転した。同行の足を長年

フランクフルト空港の拡張が延期に

フランクフルト国際空港運営会社フラポートは同空港の拡張を延期する意向だ。コロナ禍を受けて激減した旅客需要の回復が当面、期待できないことから、先送りする。シュテファン・シュルテ社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明

9月小売売上、前年同月比で実質6.5%増加

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した9月の小売売上指数(暫定値)は物価調整後の実質で前年同月を6.5%上回った。比較対象の2019年9月に比べ営業日数が1日、多かったという事情はあるものの、コロナ禍のなかで個人消費は堅

7~9月のユーロ圏GDP12.7%増、前期の反動で急回復

EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表した2020年7~9月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比12.7%増となり、前期の11.8%減から急回復した。前期にコロナ禍の影響で統計が開始された

ユーロ圏インフレ率、3カ月連続マイナスに

EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表した同月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.3%下落し、3カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は前月と同水準だった。(表参照)。 分野別ではエネルギーが8.4%、工業製品が0

ユーロ圏失業率、9月も8.3%

EU統計局ユーロスタットが10月30日に発表したユーロ圏の9月の失業率は8.3%で、前月と同水準だった。コロナ禍で雇用市場は厳しい環境が続いているが、各国政府の雇用支援策で失業者の急増を抑えている状況だ。(表参照) 8月

ユーロ圏景況感指数、10月は横ばい

欧州委員会が10月29日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は90.9となり、前月と同水準だった。9月まで5カ月連続で上昇していたが、新型コロナウイルス感染が再拡大していることで景気の先行き不安が

消費者景況感が悪化、コロナ感染急増で楽観吹き飛ぶ

市場調査大手GfKが22日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値はマイナス3.1となり、前月の確定値(-1.7)から大きく低下した。同指数の悪化は3カ月ぶり。新型コロナウイルスの新規感染者数が急速に増えているこ

製造業の就労者数、今後20年で2割減少

独製造業の就労者数は自動車や機械業界の構造転換を受けて2040年までに現在の770万人から610万人へと20%減少する見通しだ。連邦職業教育研究所と労働市場・職業研究所の調査をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が

ダイムラー―利益見通し引き上げ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は23日の決算発表で2020年12月期の業績見通しを引き上げた。7-9月期(第3四半期)の業績が良好だったうえ、主要市場の回復が今後も続くと見込まれるためで、営業利益(EBIT

トレイトン―7-9月期は利益確保―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は21日、2020年7-9月期(第3四半期)の営業損益が特別費を除いたベースで約2億1,000万ユーロの黒字となり、前期の赤字から好転したことを明らかにした

SAP―コロナ禍で業績予測引き下げ―

企業向けソフト世界最大手の独SAP(ヴァルドルフ)は25日、2020年12月期の業績見通しを引き下げた。下方修正は4月に次いで2度目。コロナ禍の影響で顧客企業が投資を抑制していることが響いており、同社は中期目標の達成時期

ルフトハンザ

航空大手の独ルフトハンザは冬ダイヤの運行能力を前年同期比で75%縮小する意向だ。これまでは同50%の削減を予定していたが、需要が従来の想定を大幅に下回ると見込まれることから、削減幅を大きく拡大。冬季ダイヤへの投入を予定し

電機業界輸出、8月は減少幅7.7%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が21日発表した同国の8月の電機製品輸出高は前年同月比7.7%減の154億ユーロとなり、減少幅は前月の6.7%から拡大した。今年は工場の夏季休業が8月に多かったことが反映された格好。 8月のユ

鉄道設備業界の上期受注6%減少、コロナ禍の影響で

独鉄道設備業界団体VDBが20日発表した加盟企業の1-6月期(上半期)の新規受注高は75億ユーロとなり、前年同期を6.3%下回った。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて国外受注が36.1%減の23億ユーロへと大きく後退

西バルカン経済、今年は4.8%縮小=世銀予測

世界銀行は22日に発表した西バルカン経済秋季予測で、同地域6カ国の今年の経済成長率を4.8%のマイナスとし、春季予測のマイナス3.1%から下方修正した。新型コロナの流行が主因だ。西バルカンの景気回復は、パンデミックの進行

9月粗鋼生産10%減少、電炉鋼は2%増加

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した9月の国内粗鋼生産高は301万8,000トンとなり、新型コロナ危機が深刻化した4月以降で初めて300万トンを超えた。ただ、前年同月を9.7%下回っており、水準自体は依然として低い。

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