マクロ経済

EU首脳が習主席と会談、投資協定の年内妥結で合意

欧州委員会のフォンデアライエン委員長などEU首脳は14日、中国の習近平国家主席とテレビ会談した。米国との関係悪化を受けて国際的な孤立を避けたいという中国に対し、EU側は経済関係の公正化や温暖化防止への取り組み強化、人権な […]

8月のEU新車販売18.9%減、コロナ禍で低迷続く

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の8月の新車販売(登録)台数は76万9,525台となり、前年同月から18.9%減少した。減少は8カ月連続。下げ幅は過去最大だった4月の76%から大

ユーロ圏鉱工業生産、7月は4.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日に発表したユーロ圏の7月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比4.1%の上昇となり、3カ月連続で伸びを記録した。ただ、上げ幅は前月の9.5%から大きく縮小。新型コロナウイルス対策

7月のユーロ圏貿易収支、279億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが16日に発表した7月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は279億ユーロの黒字だった。コロナ禍の影響で輸出が10.4%減ったが、輸入の下げ幅が14.3%と大きく、黒字幅は

トレイトン、子会社MANの吸収合併を先送り

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは17日、傘下のMANを吸収合併する計画を来年に先送りすると発表した。MANは業績改善に向けた構造改革を11日に打ち出したことから、まずは改革の実行に集中させる考えだ。M

米ムーディーズ、トルコ信用格付けを過去最低に引き下げ

米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは12日、トルコの信用格付けを従来の「B2」から引き下げ、過去最低水準の「B1」とした。格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」で、さらなる格下げの可能性がある。 今回の

インフレ率は8月も低水準、景気低迷とVAT引き下げで

ドイツ連邦統計局は11日、8月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.0%、前月比がマイナス0.1%で、ともに速報値と変わりがなかった。前年同月比は景気低迷と、新型コロナ

卸売物価7カ月連続で低下、8月は-2.2%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比2.2%減となり、7カ月連続で下落した。新型コロナ危機に伴い石油製品が16.9%低下したことが最大の押し下げ要因。下落幅自体は5月の4.3%をピークに3カ月連

シェフラー―再編強化で4.4千人を追加削減―

軸受け大手の独シェフラーは9日、組織再編に向けた取り組みの強化方針を発表した。新型コロナ危機を受けて市場の中期的な見通しが大幅に悪化したことに対応する狙い。生産能力の削減や拠点の統廃合を通して競争力を持続的に維持できる体

コンチネンタル―タイヤ工場を閉鎖―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)が独西部のアーヘンにある乗用車タイヤ工場を閉鎖する。化学労組IG BCEが15日、明らかにし、同社が追認した。 来年末までに工場を閉鎖する。広報担当者は市場が縮小しているためと

電機業界受注、7月は減少幅が5.9%に拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の7月の新規受注高は前年同月比5.9減となり、下げ幅は前月の同1.1%から拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が9.9%、ユーロ圏外が9.2%減少。国内は1.6%減と下げ

電機業界、今年は7~8%の生産・売上減に

独電気電子工業会(ZVEI)は9日、独電機業界の生産高と売上高が今年は前年比で7~8%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う危機は底を打ったものの、回復のスピードは鈍いと予想している。ZVEIが

財政規律の適用停止、当面は継続=ユーロ圏財務相会合

ユーロ圏19カ国は11日に開いた非公式財務相会合で、新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機に対応するため、EU加盟国の財政赤字を厳しく制限する財政規律の適用を一時的に停止する措置を当面は継続することを確認した。コロナ

ユーロ圏の4~6月期GDP、11.8%減に上方修正

EU統計局ユーロスタットは8日、2020年4~6月期の域内総生産(GDP)の改定値を発表した。ユーロ圏のGDPは前期比11.8%減となり、7月末発表の速報値から0.3ポイント上方修正されたが、下げ幅は前期の3.7%を大き

ユーロ圏生産者物価、7月は3.3%下落

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の7月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で3.3%の下落となった。下落は12カ月連続。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響は緩和されつつあり、下げ幅は5月の5.0

仏政府が1千億ユーロの経済対策発表、企業・雇用支援など柱

フランス政府は3日、新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化、雇用不安に対応するための追加の経済対策を発表した。企業の競争力強化、雇用支援などに2年間で1,000億ユーロを投じる。国内総生産(GDP)の4%に相当する規模

仏政府が1千億ユーロの経済対策発表、企業・雇用支援など柱

フランス政府は3日、新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化、雇用不安に対応するための追加の経済対策を発表した。企業の競争力強化、雇用支援などに2年間で1,000億ユーロを投じる。国内総生産(GDP)の4%に相当する規模

鉱工業生産が3カ月連続で改善、水準自体は低く

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.2%増の91.8(暫定値)となり、3カ月連続で改善したものの、上げ幅は前

中東欧8月製造業PMI、下半期の景気回復を示唆

中東欧の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)は、多くの国で7月並みの高い水準にとどまり、下半期における景気回復の見通しを改めて強めるものとなった。チェコは新規受注の縮小が続き、回復がやや遅れそうだ。 ポーランドのPMI

7月輸出は前月比4.7%増、3カ月連続で拡大

ドイツ連邦統計局が8日発表した7月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後の実質で前月比4.7%増の989億ユーロとなり、3カ月連続で拡大した。新型コロナ危機からの回復が続いている。輸入高(同)も1.1%増えて809

トルコの8月インフレ率11.8%、前月から横ばい

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した8月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で11.8%となり、前月から横ばいとなった。燃料や食品価格は上昇しているものの、たばこ製品の値上げ幅が縮小して全体を相殺した。 上げ

情報通信業界の景況感が安定化

Ifo経済研究所の調査をもとに情報通信業界連盟(Bitkom)が3日発表した独情報通信技術(ICT)業界の8月の景況感指数(現状判断を示す指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数の中央値)は12.4となり、前月を1.1ポイ

化学・製薬業界の生産高、上期は2.5%減少

独化学工業会(VCI)が8日発表した独化学・製薬業界の1~6月(上半期)の生産高は前年同期を2.5%下回った。新型コロナ危機が響いた格好で、危機がピークに達した4~6月(第2四半期)は減少幅が5.8%に達した。第2四半期

機械業界生産高、今年は17%減少の見通し

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の今年の生産高が前年比で17%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行と保護主義、自動車業界などの構造転換を背景に設備投資を控える動きが強いためだ。VDMAの

機械受注に底打ちの兆し

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比で実質19%減少したものの、減少幅はこれまでに比べ大幅に縮小した。VDMAの主任エコノミストは比較対象の2019年7月の受注が極めて高い水準

7月小売売上4.2%増加

ドイツ連邦統計局が2日発表した7月の小売売上指数は物価調整後の実質で前年同月を4.2%上回った。食品・飲料・たばこ店が4.2%、非食料品店が4.4%の幅で増えた。新型コロナウイルス感染症が流行する直前の2月に比べても小売

中国依存引き下げ指針を採択、日本やASEANとの関係強化へ

ドイツ政府は中国への経済的な依存度を引き下げる意向だ。自由、民主主義、市場経済をベースとする冷戦後の国際秩序を強権国家の中国が強力な経済力や軍事力を用いて変容させようとしているほか、世界の覇権をめぐる米中両国の対立が深刻

製造業受注3カ月連続で改善、増加幅は鈍化

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が4日発表した7月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で94.3(暫定値)となり、前月を2.8%上回った。ロックダウン(都市封鎖)の緩

7月のユーロ圏失業率、7.9%に上昇

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の7月の失業率は7.9%となり、前月の7.7%から0.2ポイント悪化した。コロナ禍で多くの企業で苦境が続き、雇用環境は悪化しているものの、各国政府による雇用支援措置の効果で

ユーロ圏の小売業売上高、7月は0.4%増

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の7月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で0.4%増となり、2カ月連続で伸びた。ただ、上げ幅は前月の1.3%から縮小。前月比では1.3%減と3カ月ぶりのマイナ

独の20年GDP、政府がマイナス5.8%に上方修正

ドイツ政府は1日、2020年の国内総生産(GDP)予測を上方修正した。ロックダウン(都市封鎖)終了後に経済が予想を上回る勢いで回復しているためで、実質成長率を従来予測のマイナス6.3%からマイナス5.8%に引き上げた。新

8月のユーロ圏インフレ率、16年5月以来のマイナスに

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の8月のインフレ率(速報値)は前年同月比で0.2%下落し、16年5月以来のマイナスとなった。エネルギーの値下がりに加え、ドイツが消費税率の引き下げでマイナスに転じたことなど

失業者数が2カ月連続で実質減に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した8月の失業者数は季節要因調整後の実質で前月を9,000人、下回った。減少は2カ月連続。名目の失業者数は4万5,000人増の295万5,000人に拡大したものの、BAのデートレフ・シェ

操短が緩やかに減少、業種内の差は大きく

Ifo経済研究所は8月31日、操業短縮を行う企業がほぼ全業種で緩やかに減少していることを明らかにした。操短を実施する企業の割合は製造業で7月の57%から8月は53%へと低下。サービス業(39%から33%)、流通業(31%

インフレ率、8月は0%に

ドイツ連邦統計局が8月31日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比横ばいとなり、インフレ率は前月のマイナス0.1%から0.0%へとやや上昇した。エネルギーの下げ幅が6.7%から6.3%へと縮小したことが大きい

7月輸入物価4.6%低下

ドイツ連邦統計局が8月28日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比で4.6%低下した。下げ幅は4カ月連続で縮小したものの、依然として大きい。エネルギーが31.5%下落したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

コンチネンタル―人員削減を1.5倍の3万人に拡大―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は1日、2029年までの10年間に従業員を約3万人削減する方針を発表した。昨秋時点では2万人の削減を予告していたが、新型コロナ危機の影響で世界の自動車生産の低迷が長期化する公

DMG Mori―コスト2億ユーロ圧縮へ―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は今年、コストを2億ユーロ削減する意向だ。新型コロナ危機の直撃を受けて利益が圧迫されていることから、構造費用と人件費をそれぞれ1億ユーロ圧縮する。クリスティアン・テ

白物家電市場にコロナの追い風

新型コロナウイルスの感染拡大が独白物家電市場の追い風となっている。在宅勤務や休校を受けて消費者が自宅で過ごす時間が全般的に増加したためだ。夏季バカンス旅行を見送った世帯の多くは家具や家電の買い替えに資金を投じたという事情

石油製品販売量、上期は6.9%減少

独石油業界団体MWVは8月25日、国内の石油製品販売量が上半期は前年同期比で6.9%減少したと発表した。新型コロナ危機を受けて自動車や旅客機の利用が減少したことが反映された格好。減少幅は航空機燃料で44.6%、ガソリンで

自動車業界で現状改善

Ifo経済研究所は1日、独自動車業界の状況が改善していることを明らかにした。8月の現状判断指数(事業の現状を「良い」とする企業の割合から「悪い」とする企業の割合を引いた数値=DI)はマイナス34.8ポイントとなり、前月の

産業用バルブ業界、上期売上9%増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が8月25日発表した独産業用バルブ業界の1-6月期(上半期)の売上高は前年同期比で9%増加した。長期プロジェクトがけん引車となり国内売上が20%拡大。国外も同3%伸びた。新型コロナ危機で経済

住宅価格の上昇止まらず、第2四半期は+1.4%に

ドイツ連邦統計局が8月26日発表した4-6月期(第2四半期)の住宅価格(速報値)は前期比でプラス1.4%となり、これまでに引き続き上昇した。市場には新型コロナウイルス感染症の流行を受けて不動産市場が悪化したとの見方もあっ

建設業受注、6月は12%増加

ドイツ連邦統計局が8月25日発表した6月の建設業界新規受注高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を12.4%上回った。大型受注で水準が押し上げられたとしている。建設業界団体ZDBによると、アウトバーンA3号線の拡

ユーロ圏景況感、4カ月連続改善

ユーロ圏で新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んでいた景況感の改善が進んでいる。欧州委員会が8月28日に発表したユーロ圏の8月の景況感指数(ESI、標準値100)は87.7となり、前月の82.4から5.3ポイント上昇

上部へスクロール