マクロ経済

トルコ成長率、今年マイナス3.8%から来年は急反発=世銀予測

世界銀行は今月8日に発表した最新の「世界経済見通し」で、トルコの経済成長率が今年はマイナス3.8%に落ち込むとの予測を示した。新型コロナウイルス危機で世界経済が失速する中、トルコも外需の冷え込みによる輸出減少や感染抑制に […]

VAT引き下げなどを閣議決定

ドイツ政府は12日の閣議で、新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した景気の底支え策を了承した。付加価値税(VAT)率の引き下げなどを通して消費者や企業の負担を軽減し、経済の立て直しを図る。29日の連邦議会(下院)と連邦参議

VAT引き下げで物価は1.6%低下

ドイツ政府の計画通りに付加価値(VAT)税が7月1日付で引き下げられると、消費者物価は計算上、1.6%低下する。連邦統計局が15日、明らかにした。 新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した景気の底支えを狙い政府は12日、付

エネルギーが物価押し下げ、基礎インフレ率は1.2%に

ドイツ連邦統計局は16日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.6%、前月比がマイナス0.1%で、ともに速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比で8.5%下

卸売物価の下げ幅が09年以来の規模に

ドイツ連邦統計局が16日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比4.3%減となり、2009年10月以来の大きな下げ幅を記録した。新型コロナ危機の影響で石油製品の価格が32.2%低下したことが最大の押し下げ要因。古材・残材も

製造業の4月の延べ就労時間17%減少、自動車ではほぼ半減

ドイツ連邦統計局が15日発表した製造業(従業員数50人以上の企業が捕捉対象)の4月の延べ労働時間(暫定値)は前年同月比で16.9%減少した。新型コロナ危機に伴う操業時間の短縮と工場閉鎖が反映された格好。操短補助金制度の効

独製造・サービス業の人件費、昨年は2.6%上昇

ドイツ連邦統計局が9日発表した同国製造・サービス業の1時間当たりの人件費は昨年35.90ユーロとなり、前年比で2.6%上昇した。欧州連合(EU)平均(27.40ユーロ)を31%上回る水準で、域内では7番目に高い水準。最高

チェコの4月鉱工業生産33.7%減、過去最低のマイナス幅に

チェコ統計局(CSU)が8日発表した4月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で33.7%減少し、下げ幅は前月から21.2ポイント拡大した。これは統計を開始して以来最低の水準。新形コロナウイルスの感染拡大に伴う生産活動

ユーロ圏鉱工業生産、4月は17%低下

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の4月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比17.1%の低下となり、統計を開始した1991年以降で最悪の水準に落ち込んだ。4月は新型コロナウイルス感染拡大による

1~3月のユーロ圏GDP、3.6%減に上方修正

EU統計局ユーロスタットが9日に発表した2020年1~3月期の域内総生産(GDP)の最新統計によると、ユーロ圏のGDP伸び率は前期比でマイナス3.6%となり、既報値の同3.8%から0.2ポイント上方修正された。前年同期比

失業者数が一段と増加、就労者数は10年ぶりに減少

ドイツ連邦雇用庁(BA)が3日発表した5月の失業者数は281万3,000人となり、前月から16万9,000人増加した。増加幅は前月の同30万8,000人から縮小したものの依然として大きく、失業率は0.3ポイント増の6.1

電機業界の景況感改善、指数は15部門すべてでマイナスに

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独電機業界の5月の景況感指数はマイナス36.8となり、前月のマイナス44.8から改善した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための営業制限がドイツなど欧州各国で緩和されたほか、メ

4月機械業界受注31%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の4月の新規受注高は前年同月比で実質31%減となり、下げ幅は前月の9%から大幅に拡大した。新型コロナ危機が一段と深まったことが反映された格好。下落率は2008~09年の金

貯蓄率が急上昇、第1四半期は17%に

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて貯蓄率が上昇している。独連邦銀行(中央銀行)によると、今年第1四半期(1~3月)は16.7%となり、前期(昨年10~12月)の9.7%から7ポイント上昇した。コメルツ銀行は、第2四半期

4月のユーロ圏失業率は7.3%、小幅の悪化にとどまる

欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の4月の失業率は7.3%となり、前月の7.1%(速報値の7.4%から改定)から0.2ポイント上昇した。雇用情勢は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から悪化し

チェコの1-3月GDPは3.3%減、速報値から上方修正

チェコ統計局(CSU)が2日発表した2020年1-3月期(第1四半期)の国内総生産(GDP)は実質ベースで前期比3.3%減となり、速報値(5月20日)の3.6%減から0.3ポイント上方修正された。前年同期比も2.2%減か

S&P、ブルガリア格付け見通しを「安定的」に引き下げ

米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ・グローバル・レーティングス(S&P)は5月29日、ブルガリアの格付け見通しを「強含み」から「安定的」に引き下げた。新型コロナウイルス流行の影響で経済成長見通しが悪化

トルコの5月インフレ率11.4%、3カ月ぶり上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で11.4%となり、前月(10.9%)から0.5ポイント拡大した。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。「巣ごもり消費」に伴う食品価格の高騰

1300億ユーロの景気策で与党合意

独政府・与党は3日、包括的な景気対策案を取り決めた。新型コロナ危機で急激に悪化した景気を立て直す同時に、産業競争力を強化することが狙いで、3月下旬に政府が決めた企業支援策に続く第二弾の巨額経済対策となる。アンゲラ・メルケ

ロシア5月インフレ率3%、前月から縮小

ロシア連邦統計局(ロススタット)がこのほど発表した5月のインフレ率は前年同月比で3%となり、上げ幅は前月(3.1%)から0.1ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月ぶり。価格変動の激しい食品と燃料を除いたコアインフレ

4月製造業受注26%減少、下落幅は統計開始後最大に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が5日発表した4月の製造業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比25.8%減(暫定値)となり、下げ幅は前月の15.0%から一段と拡大した。低下率は統計を開始し

4月鉱工業生産18%減少、自動車は下落幅75%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した4月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比17.9%減(暫定値)となり、下げ幅は前月の8.9%(修正値)から大幅に拡大した。新型コロナウイル

4月輸出31%減少、統計開始後最大の下落幅に

ドイツ連邦統計局が9日発表した4月の輸出高(暫定値)は前年同月比31.1%減の757億ユーロとなり、統計を開始した1950年以降で最大の下落幅を記録した。新型コロナ危機の直撃を受けた格好。輸入高も21.6%減の722億ユ

4月のユーロ圏失業率は7.3%、小幅の悪化にとどまる

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の4月の失業率は7.3%となり、前月の7.1%(速報値の7.4%から改定)から0.2ポイント上昇した。雇用情勢は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から悪化しているが、失

ユーロ圏小売業売上高、4月19.6%減

EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の4月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で19.6%減となり、過去最大の下げ幅を記録した。新型コロナウイルス対策として各国が外出制限や生活や社会の維持に不可欠

ユーロ圏生産者物価、4月は4.5%下落

EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の4月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で4.5%下落し、上昇率は9カ月連続でマイナスとなった。下げ幅は新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停滞の影響で、前月の2

工作機械業界受注、第1四半期は25%減に

独工作機械工業会(VDW)が5月29日発表した独業界の1~3月期(第1四半期)の新規受注高は前年同期を25%下回った。景気の低迷に新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた格好。ヴィルフリート・シェーファー専務理事は

化学業界が生産・売上予測を撤回

独化学工業会(VCI)は5月27日、独業界(製薬を含む)の今年の生産・売上予測を取り下げた。新型コロナ危機を受けて深刻な経済恐慌に陥る見通しが高まっているためだ。第1四半期(1~3月)の業界の業績は良好だったものの、クリ

4月小売売上6.5%減少、衣料品店などは7割減に

ドイツ連邦統計局が5月29日発表した4月の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同月を6.5%割り込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために小売店の営業が制限されたことが直撃した格好。ほとんどの

5月のユーロ圏インフレ率0.1%、デフレ寸前の状況に

欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが5月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.1%となり、前月の0.3%から0.2ポイント縮小した。エネルギー価格の下落が加速し、4年ぶりの低水準となった。

ポーランド中銀が3会合連続で利下げ、政策金利0.1%に

ポーランド中央銀行は5月28日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.4ポイント引き下げ、史上最低の0.1%に設定した。利下げは3会合連続。新型コロナウイルス流行の影響に苦しむ経済を支えるため予想外の追加利下げに

ロシアIT産業、4-6月期は損失免れず

ロシアIT産業の今年4-6月期(第2四半期)決算は新型コロナウイルス流行による景気後退を受け大幅な赤字になる見通しだ。政府は戦略的重要産業に対する支援措置の実施を発表しているが、IT企業は対象とされていない。このため業界

独は仏英に次ぐ欧州3位の投資先に

欧州を対象とする外国直接投資(FDI)の2019年の予告件数は前年比0.9%増の6,412件となり、過去最高となった17年(6,653件)に次ぐ高い水準を記録したことが、監査法人大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調

インフレ率が16年以来の低水準に、5月は0.6%

ドイツ連邦統計局が5月28日発表した同月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比0.6%増となり、2016年9月以来の低インフレ率を記録した。インフレ率の低下は3カ月連続。直近のピークである2月は1.7%に上っていた。新型

輸入物価が09年10月以来の下げ幅に、4月は-7.4%

ドイツ連邦統計局が6月2日発表した4月の輸入物価指数は前年同月比7.4%減となり、2009年10月以来の大きな下げ幅を記録した。前年同月割れは12カ月連続。新型コロナ危機を背景にエネルギーの低下率が前月の41.3%から5

企業売上の減少幅が拡大、4月は14%に

ドイツ連邦統計は5月28日、国内製造、建設、流通、サービス業の4月の売上高が季節要因・営業日数調整ベースで前月を13.8%下回ったことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために導入された営業制限措置などが響

ZF―従業員を最大1.5万人削減へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが従業員の最大1割を今後5年で削減する意向だ。新型コロナ危機を受けて需要が減少していることから、生産能力を調整する考え。ヴォルフヘニング・シャイダー社長が従業員に宛てた文書を

5月のユーロ圏インフレ率0.1%、デフレ寸前の状況に

EU統計局ユーロスタットが5月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.1%となり、前月の0.3%から0.2ポイント縮小した。エネルギー価格の下落が加速し、4年ぶりの低水準となった。デフレ寸前の

仏のGDP、4~6月期は20%減=公式予想

フランス国立統計経済研究所(INSEE)は5月27日、同国の2020年4~6月期の国内総生産(GDP)は前期比20%減になるとの見通しを示した。新型コロナウイルス対策として導入した外出・経済活動制限の影響で、1~3月期は

ユーロ圏景況感が3カ月ぶり改善、休業措置緩和で

欧州委員会が5月28日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は67.5となり、前月の64.9から2.6ポイント上昇した。景況感の改善は3カ月ぶり。3、4月は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出制限・

ユーロ圏建設業生産高、3月は15%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で15.4%減となり、3カ月ぶりのマイナスに転じた。新型コロナウイルス対策として多くの国で建設現場が閉鎖されたこと

4月の粗鋼生産24%減少

酸素製鋼は27.1%減の173万3,000トン、電磁鋼は16.1%減の82万4,000トンとともに減少幅が大きかった。

圧延製品の生産高は219万3,000トンで、27.0%減少した。

圧延製品は8.1%減の1,093万3,000トンだった。

建設業にも新型コロナの影響、3月受注が10.5%減少

ドイツ連邦統計局が25日発表した3月の建設業新規受注高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を10.5%割り込んだ。

前年同月比(物価・営業日数調整値)の減少幅も10.3%と大きかった。

前年同月比(物価・営業日数調整値)は2.9%減だった。

トルコ中銀が9会合連続で利下げ、政策金利8.25%に

トルコ経済へのダメージを避けるためには、金融市場の健全な機能の維持とクレジット・チャネル(金融政策の波及経路)の強化、企業のキャッシュフローの確保が重要になるとしたうえで、現行の緩和政策が金融の安定とコロナ後の回復に寄与するとの見方を示した。

今後の方針については、低インフレを維持することが景気回復にとり重要だとしたうえで、予想されるディスインフレの傾向と一致させるため引き続き慎重な金融政策をとるとしている。

中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。

企業景況感が改善、制限緩和で先行きに薄明かり

各部門の景況感指数(現状判断指数と期待指数=ともにDI=の中央値)をみると、製造業はマイナス26.2となり、前月のマイナス37.7から11.5ポイント改善した。

現状判断と期待指数がともに大幅に好転している。

現状判断指数はやや悪化した。

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