国家・地方自治体

独の4~6月GDPはプラス、横ばいから上方修正

ドイツ連邦統計局が25日発表した2022年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP、2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前期を0.1%上回る107.50となり、コロナ禍発生直前の19年第4四半期(1 […]

ユーロ圏建設業生産高、6月は0.1%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の6月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.1%増となり、6カ月連続のプラスだった。ただ、上げ幅は前月の2.3%から大きく縮小した。(表参照) 分野別では

英のロシアからの燃料輸入、ついにゼロに

英政府統計局は24日、ロシアからの石油など燃料の輸入が6月はゼロだったと発表した。ウクライナ侵攻への経済制裁として輸入を減らしてきたが、ついに完全に止まった。ロシアからの燃料輸入がゼロとなるのは、25年前に統計を開始して

水素分野で独がカナダと協業

ドイツ政府とカナダ政府は23日、水素分野の協力協定(カナダ-ドイツ水素アライアンス)を締結した。再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の国際市場立ち上げを加速させる狙い。カナダ産のグリーン水素とその誘導体を2025

米モデルナのオミクロン対応2価ワクチン、英が初承認

英政府は15日、米モデルナが開発した新型コロナウイルスの従来株と変異株「オミクロン」に対応する2価ワクチンを承認したと発表した。成人(18歳以上)のブースター接種(追加接種)に使用する。英メディアによると、2価ワクチンの

英経済、4~6月期は0.1%のマイナス成長

英政府統計局(ONS)が12日に発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動分を除いた実質ベースで前期比0.1%減だった。マイナス成長となるのは21年1~3月期以来5四半期ぶり。物価高で個人消費

インフレ率2カ月連続低下、負担軽減策の効果で7月は7.5%に

ドイツ連邦統計局が10日発表した7月の消費者物価指数は前年同月比で7.5%上昇した。インフレ率はロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格の高騰、サプライチェーンのひっ迫、川上レベルの物価高騰を受け、これまでに引き続き高

10~3月はマイナス成長も

独連邦銀行(中銀)は22日発表の最新月報で、同国の国内総生産(GDP)が今年10月から来年3月にかけて縮小する公算が大幅に高まったとの見解を表明した。物価高騰で購買力が目減りしているうえ、天然ガスの供給と価格の先行き懸念

EnBW―送電網事業を合弁化、国が出資の方向―

西南ドイツを拠点とするエネルギー大手EnBWは19日、送電網事業を手がける完全子会社トランスネットBWの合弁化に向け入札手続きを開始すると発表した。再生可能エネルギーをベースとするエネルギー経済の実現に必要な投資資金を確

ユニパー―上期純赤字124億ユーロに―

エネルギー大手の独ユニパーは17日発表の2022年6月中間期決算で124億1,800万ユーロの純赤字を計上した。ロシア産天然ガスの供給が大幅に削減され、割高なスポット市場などで代替調達を強いられていることが響いた格好で、

アディダス―中国のコロナ規制や不買運動に苦慮―

スポーツ用品世界2位のアディダスが中国事業で大きな問題を抱えている。2022年4-6月期の世界売上高が10.2%増の55億9,600万ユーロと2ケタ成長を確保するなか、同国売上は大幅に縮小。主要市場のなかで唯一、落ち込ん

物価高騰で6割の世帯が貯蓄不能に

物価の高騰で貯蓄できない消費者が急速に増えているもようだ。独貯蓄銀行・振替銀行連合会(DSGV)のヘルムート・シュレヴァイス会長は日曜版『ヴェルト』紙に、そうした世帯の割合が近い将来、1年前の15%から最大60%に拡大す

トルコの軍用機大手バイカール、ウクライナに工場建設

●同社は攻撃用ドローン「バイラクタルTB2」で有名 ●今年2月のロシア侵攻前に工場を着工したとのうわさも トルコの軍用機メーカー、バイカール(Baykar)がウクライナに無人航空機(UAV)の生産拠点を構える。ボドナール

独ネクスト・イーゴー、北マケドニアにEV工場設置

●独アーヘン工場、建設中のブルガリア工場に続く第3の生産拠点 ●北マケドニアにとり初の完成車工場であり、EV工場でもある 電気自動車(EV)の独スタートアップ企業ネクスト・イーゴー・モバイル(Next.e.GO Mobi

英ボーダフォン、ハンガリー事業を現地企業に売却

●取引額150億フォリント、欧州事業再編と債務削減を図る ●新事業体は固定通信と携帯電話双方で国内2位の事業者となる 英携帯電話大手ボーダフォン・グループは22日、ハンガリー子会社ボーダフォン・ハンガリーを、同国のIT大

欧州委、ルーマニアの水素生産助成事業を承認

●グリーン水素の生産事業に1億4,900万ユーロを助成 ●プロジェクトごとに最大5,000万ユーロが支給される予定 欧州委員会はこのほど、ルーマニアのグリーン水素の生産事業に対し1億4,900万ユーロを助成することを承認

ガス分担金1kWh2.4セントに、総額340億ユーロ

ドイツ政府は15日、天然ガス調達コストの高騰で財務が悪化しているエネルギー輸入会社を支援するための分担金を1キロワット時(kWh)当たり2.419セントに設定することを明らかにした。同分担金は需要家である企業や一般世帯が

チェコ政府、助成金で家計の光熱費負担を軽減

●光熱費が収入の30%~35%を超えた場合、差額を全て助成 ●再生可能エネルギー上乗せ料金の徴収も止める チェコのフィアラ首相は17日、エネルギー価格高騰による家計負担を軽減させるため、光熱費への公的支援を行うことを明ら

FSRUへのLNG供給で政府がエネルギー4社と合意

ドイツ政府は16日、今年末から来年初頭にかけて稼働開始予定の浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)向けにエネルギー4社からLNG(液化天然ガス)の供給を受けることで基本合意した。同国ではロシア産天然ガスの供給削減を受

トルコ中銀が予想外の利下げ、インフレ率80%を目前に

●経済を下支えするためと中銀は説明 ●利下げはエルドアン大統領の指示を受けたもの=エコノミスト トルコ中央銀行は18日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、13%に設定した。利下げは

ユーロ圏の4~6月期成長率、0.6%に下方修正

EU統計局ユーロスタットが17日に発表した2022年4~6月期のユーロ圏の域内総生産(GDP)は前期比0.6%増となり、上げ幅は速報値の0.7%から0.1ポイント下方修正された。前年同月比は3.9%増で、こちらも0.1ポ

ユーロ圏鉱工業生産、6月は0.7%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の6月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比0.7%の上昇となった。プラスとなるのは3カ月連続。上げ幅は前月の2.1%を上回った。(表参照) 分野別ではエネルギ

ユーロ圏貿易収支、6月も赤字

EU統計局ユーロスタットが16日に発表した6月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は246億ユーロの赤字だった。ロシアのウクライナ侵攻で輸入依存が高いエネルギーの価格が急騰したことなどが響き、前年

7月のユーロ圏インフレ率、確定値も8.9%

EU統計局ユーロスタットが18日に発表した7月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比8.9%だった。前月の8.6%から大きく拡大し、統計を開始した1997年以降の最高記録を更新し

米モデルナのオミクロン対応2価ワクチン、英が初承認

英政府は15日、米モデルナが開発した新型コロナウイルスの従来株と変異株「オミクロン」に対応する2価ワクチンを承認したと発表した。成人(18歳以上)のブースター接種(追加接種)に使用する。英メディアによると、2価ワクチンの

英経済、4~6月期は0.1%のマイナス成長

英政府統計局(ONS)が12日に発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動分を除いた実質ベースで前期比0.1%減だった。マイナス成長となるのは21年1~3月期以来5四半期ぶり。物価高で個人消費

独ユニパー、上期に赤字拡大

エネルギー大手の独ユニパーは17日発表した2022年6月中間期決算で124億1,800万ユーロの赤字を計上した。ロシア産天然ガスの供給が大幅に削減され、割高なスポット市場などで代替調達を強いられていることが響いた格好で、

トルコの軍用機大手バイカール、ウクライナに工場建設

トルコの軍用機メーカー、バイカールがウクライナに無人航空機(UAV)の生産拠点を構える。ボドナール在トルコ・ウクライナ大使が米『ニューズウィーク』誌のインタビューでこのほど明らかにしたもので、すでに工場建設にかかっている

独ネクスト・イーゴー、北マケドニアにEV工場設置

電気自動車(EV)の独スタートアップ企業ネクスト・イーゴー・モバイル(Next.e.GO Mobile)は15日、北マケドニアに工場を設置すると発表した。すでに工事を開始しており、2024年10-12月期に稼働を開始する

欧州委、ルーマニアの水素生産助成事業を承認

欧州委員会はこのほど、ルーマニアのグリーン水素の生産事業に対し1億4,900万ユーロを助成することを承認した。ウェブ紙『ルーマニア・インサイダー』によると、助成は欧EUの復興レジリエンス・ファシリティー(RRF)の枠内で

チェコ政府、助成金で家計の光熱費負担を軽減

チェコのフィアラ首相は17日、エネルギー価格高騰による家計負担を軽減させるため、光熱費への公的支援を行うことを明らかにした。水道・ガス・電力料金が収入の30%(プラハは35%)を超えた場合、差額を全て助成する。助成予算と

トルコ、ロシアへのガス代金の一部をルーブル払い

●両国大統領の会談を機に一層の関係強化へ ●露中銀の電子決済システム「ミール(Mir)」の利用も拡大 トルコのエルドアン大統領は5日、訪問先のロシア・ソチでプーチン大統領と会談し、両国の関係を強化することを確認した。ロシ

ガス調達コスト転嫁政令が施行、備蓄率73%弱に

天然ガスの供給不足懸念とエネルギー価格高騰への対策が政財界で進められている。政府は調達コストの膨張で財務が悪化しているガス輸入会社の経営破たんを回避するための政令案を作成。企業は天然ガスに代わるエネルギー源の確保や省エネ

天然ガス消費15%削減、EUが正式採択

欧州連合(EU)加盟国は5日、ロシアからの天然ガス供給がさらに減少、または途絶した場合に備え、各国が2023年春までのガス消費を15%削減する目標を定めた規則案を正式に採択した。エネルギー需要が増える冬場に供給不足となる

鉱工業生産、6月は0.4%増に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で97.9(暫定値)となり、前月を0.4%上回った。増加は2カ月ぶり。同指数はロシアのウクライナ侵

秋からコロナ規制を再強化

独政府・与党は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための新たな措置で合意した。秋の到来で気温が下がり感染者数が大幅に増えると、医療ひっ迫のリスクが高まることから、そうした事態を回避できるようにする狙い。当該法案を

エボニック―天然ガスの40%をLPGなどで置き換え―

特殊化学大手のエボニックは8日、ドイツ国内での供給不足が懸念されている天然ガスについて自社工場での使用を最大40%、他のエネルギー源に置き換えることができると発表した。生産に大きな支障は出ないとしている。クリスティアン・

Helaba

独ヘッセン・チューリンゲン州立銀行(Helaba)は4日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてモスクワの駐在員事務所を閉鎖していることを明らかにした。再開する考えはないとしている。ロシア事業の直接的なリスク額は3,000万ユー

セルビアがイノベーションハブを設置、EITと協力

●新ハブ「EITコミュニティRISハブ」を設立する計画 ●セルビアのイノベーターがEITの活動に参加しやすくなる セルビアが欧州イノベーション・技術研究所(EIT)と協力し、イノベーションハブを設置する。ネナド・ポポビッ

ロシア、6G技術研究に300億ルーブル投資

●2025年までの導入を目指す計画 ●同国では現在、5Gの周波数帯域は諜報機関が利用 ロシア政府は、100ギガビット/秒を超える超高速通信を実現する第6世代移動通信システム(6G)の研究開発プログラムに300億ルーブル(

上部へスクロール