環境

独自動車3社がカーエアコン冷媒にCO2採用へ

高級車大手の独ダイムラーはカーエアコンの冷媒に二酸化炭素(CO2)を採用する方針だ。当初は温暖化防止効果の高い冷媒「R12345yf」を採用予定だったが、衝突事故の際に引火する恐れがあるため、昨年9月になって従来の冷媒「 […]

Lanxess AG―ブラジルのゴム工場刷新、ESBRからSSBRへ転換―

化学大手の独Lanxess(レバークーゼン)は4日、ブラジル南部のトリウンフォ工場を刷新すると発表した。環境性能の高い「グリーンタイヤ」の需要拡大をにらんだ措置で、生産するゴムの種類を汎用品であるエマルション重合スチレン

Alstom S.A.―海底送電ケーブル敷設を初受注―

重電大手の仏Alstom(ルヴァロワ・ペレ)は2月26日、ドイツの北海・フリースランド諸島沖に建設予定の洋上風力発電パーク「DolWin3」と陸地を結ぶ海底送電ケーブルの敷設を、高圧送電網大手のTennetから受注したと

Vattenfall

スウェーデンのエネルギー大手Vattenfallがドイツ事業から部分撤退するとの観測が浮上している。『dagens industri』紙が1日付で報じたもので、二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭発電所を放出し、排出権コ

ジルト島沖風力パークの稼働が1年遅れに

ジルト島(北海)沖合の風力発電パーク、Sylwin 1の稼働開始時期が当初予定よりも1年遅い2014年秋にずれ込むことが確実となった。海上に設置する同パーク用高圧直流(HVDC)転換プラットフォームの建設計画を大幅に変更

航空機のCO2排出規制凍結、欧州議会の環境委が承認

欧州議会の環境委員会は2月26日、EU域内を発着する航空機に対して実施している二酸化炭素(CO2)の排出規制について、EUと域外を結ぶ国際線への適用を一時的に凍結する案を賛成多数で承認した。同案は4月に欧州議会の本会議で

伊ピレリ、米CDTiと合弁設立で合意

伊タイヤ大手ピレリは2月20日、子会社ピレリ&C・アンビエンテが、エミッションコントロールシステムを手がける米クリーンディーゼルテクノロジーズ(CDTi)と合弁会社「エコエミッション・エンタープライズ」を設立することで合

Infineon Technologies AG―薄型パワー半導体生産開始―

半導体大手の独Infineon(ミュンヘン)は19日、墺フィラッハ工場で300ミリ薄型ウエハーの量産を開始したと発表した。同ウエハーはパワー半導体「CoolMOS」向けの基板となるもので、マレーシア・マラッカの後工程工場

サウジの再可エネ政策をDesertecが支援へ

北アフリカ、中東に太陽熱などの発電施設を建設し電力を欧州に供給する「デザーテック」プロジェクトの管理・運営機関Desertec Foundationは20日、サウジアラビアの再生可能エネルギー政策を支援すると発表した。サ

海底油田掘削の規制強化で合意、免許交付前に事故対策徹底

EU加盟国と欧州議会は21日、EU域内の海底油田・ガス田の掘削事業者の免許交付に関する規制を強化する法案の内容で合意した。事前に事故対策を徹底させることが柱。加盟国および欧州議会での承認を経て成立となる。 \ 同法案では

英政府の低炭素車技術開発支援、企業から高い評価

英政府の支援を受けて低炭素車技術に関する研究開発(R&D)プロジェクトを実施した企業の多くが、新しい製品と技術の開発や収益の増加など多くのメリットが期待できると考えていることが、このほど発表された調査報告書で明

チェコ自動車大手シュコダ、最新型プレスラインが稼働

チェコ自動車大手シュコダ・オートは14日、ムラダー・ボレスラフの本社工場で、高効率で環境に優しい最新型サーボプレスラインの稼働を開始すると発表した。 \ シュコダが進める環境戦略「グリーン・フューチャー」の一環として6,

再可エネ電力負担の抑制案を政府が発表

ドイツのアルトマイヤー連邦環境相とレスラー連邦経済相は14日、再生可能エネルギー法(EEG)の改正原案を発表した。助成に伴う消費者などの負担が急速に高まったことを受けた措置で、再可エネ電力の買い取り価格引き下げと、企業に

シュコダ、最新型プレスラインが稼働

チェコ自動車大手シュコダ・オートは14日、ムラダー・ボレスラフの本社工場で、高効率で環境に優しい最新型サーボプレスラインの稼働を開始すると発表した。 \ シュコダが進める環境戦略「グリーン・フューチャー」の一環として6,

Audi AG―小型車A2の電気自動車開発を中止―

高級車大手の独Audiが小型車「A2」の電気自動車開発を中止するもようだ。各種メディアが報じたもので、同社関係者は『南ドイツ新聞』に対し、車両価格が4万ユーロを超えるにも関わらず、航続距離が短いため、需要を期待できないと

トルコ初の原発、19年に稼働へ

ロシア原子力公社(ロスアトム)は15日、トルコ初の原子力発電所が2019年に操業を開始する見通しを明らかにした。建設に向けた準備は順調で、予定通り2015年半ばに着工できるもようだ。 \ トルコは石油・ガス輸入への依存を

EUが牛肉加工食品のDNA検査実施、馬肉混入問題に対応

EU加盟国は15日、英国などで馬肉が混入した牛肉の加工食品が販売されていたことが発覚したことを受けて、域内で牛肉加工食品のDNA検査を実施することを決定した。 \ 問題の発端となったのは、アイルランド食品安全庁が1月中旬

スコットランド、260万ポンド投じEV充電インフラ整備

英スコットランド政府は6日、電気自動車(EV)の普及を促進するため、大規模な充電インフラ整備構想を発表した。260万ポンドを投じて道路や公共施設への充電スタンド設置を加速するほか、一般家庭が充電設備を設置する場合には費用

メルセデス・ベンツ、新型「アテーゴ」リリース

メルセデス・ベンツは6日、新型トラック「アテーゴ」の販売を5月1日から開始すると発表した。新型アテーゴは欧州排ガス基準の「ユーロVI」に対応しており、現行モデルに比べ環境性能や経済性などが改善されている。 \ 新型アテー

ワンウェーとリターナブル容器、小売店に明示義務づけへ

ドイツ政府は6日の閣議で、「デポジット飲料容器販売に際しての販売店の表示義務」政令案を承認した。ワンウェー容器かリターナブル容器かが消費者に分からないケースが多いことを踏まえ、どちらの容器であるかを分かりやすく表示するこ

Siemens AG―世界初の電動フェリーを共同開発―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は8日、世界初の電動カーフェリーをノルウェーのFjellstrand造船所と共同開発したと発表した。海運会社Norledが2015年からノルウェー南部のラヴィク(Lavik)~オッ

欧州新興国で風力エネの普及進む

中東欧地域を中心とする欧州新興国で、風力エネルギーの普及が加速している。欧州風力エネルギー協会(EWEA)は5日発表した欧州新興国における風力発電の動向に関する報告書『Eastern Winds』の中で、欧州連合(EU)

洋上風力発電パーク、ジルト島沖合に建設へ

デンマークの年金ファンドや独シーメンスなどの投資家からなるコンソーシアムは8日、ドイツ最北ジルト島の西32キロの海域に風力発電パークButendiekを建設すると発表した。海底送電網の敷設が遅れるなどして発電した電力を供

チェコLEZ政令制定、地方自治体に決定権

チェコ政府は6日、地方自治体に低排出区域(LEZ)の設置を認める政令案を承認した。早ければ1年以内に導入が始まる見通しだ。 \ LEZへの乗り入れは、一定の排出基準を満たす自動車にのみ許される。区域の広さや排出基準の設定

中国製ソーラーガラス、業界団体が反ダンピング調査要請

欧州連合(EU)域内の太陽光発電用ガラス(ソーラーガラス)メーカーの業界団体である「EUプロサン・ガラス」は5日、中国製品に対する反ダンピング(不当廉売)調査の開始を欧州委員会に要請したことを明らかにした。太陽光発電設備

GE、ルーマニアで風力タービン受注

米ゼレラルエレクトリック(GE)は4日、ルーマニアの再生可能エネルギー企業、エネルジア・ヴェルデ・ヴェントゥーノから風力タービンを受注したと発表した。受注額は約3,000万米ドル。 \ EVVは、ルーマニアの再生可能エネ

英国のミニキャブ運営会社、プリウスのミニバン導入

英国ロンドンでミニキャブと呼ばれるプライベートハイヤー・サービスを展開するエンバルケ(Embarque)は、トヨタのハイブリッドMPV「プリウス+(プリウス・プラス、日本名:プリウスα)」を近く導入すると明らかにした。

天華陽光、チェコ・ソーラーパークの運営資金調達

中国のソーラー発電開発事業者である天華陽光集団(スカイ・ソーラー)は4日、チェコにおけるソーラーパーク運営資金の調達が完了したと発表した。 \ 東欧の投資会社PPFバンクから、総投資額の75%にあたる1,460万ユーロ(

Eon SE―欧州発電能力を削減へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は1月30日の2012年暫定決算発表で、欧州における同社の発電能力を削減する方針を明らかにした。ドイツの再生可能エネルギー優先政策を受けてガス発電の採算が悪化しているほか、欧州

Wirsol Solar AG―中国市場開拓に意欲―

ソーラー発電プロジェクト事業者のWirsol Solar(ヴァークホイゼル)が中国市場の開拓に積極的に取り組んでいる。現地市場の急速な拡大が今後も期待できるうえ、発電効率の高いメガソーラーを建設する能力で中国企業の能力が

BASF SE―GMポテトの欧州申請を取り下げ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1月29日、欧州における遺伝子組み換え(GM)ポテトの認可申請を取り下げると発表した。GM作物規制の先行きが読みにくいうえ、消費者や農家、一部政治家の反対が根強いため、欧

VW、米テネシー工場のソーラーパークを稼働

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は1月23日、テネシー州のチャタヌーガ工場に建設していた太陽光発電施設を稼働させた。同ソーラーパークは太陽光発電プロジェクト開発・運営会社のフェニックス・ソーラーが建設したもので、

排出権価格が最安値更新

欧州連合(EU)の排出量取引制度(EU-ETS)の排出権価格が24日、一時1トン当たり2.81ユーロと過去最安値を記録した。これは同日午前の欧州議会エネルギー・産業委員会で、EU-ETS第3期間(13-20年)に有償配分

Robert Bosch GmbH―大幅減益に―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は23日、2012年の営業利益が11億ユーロ程度となり、前年の27億ユーロから大幅に減少するとの見通しを明らかにした。欧州経済低迷のほか、太陽電池部門で約10億ユーロの特損

Siemens AG―10-12月期の純利益12%減少―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)が23日発表した2012年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は12億1,400万ユーロで、前年同期から12.2%減少した。Deutsche Bahn(DB)への高速鉄道ICEの

Solarworld AG―経営危機に、任意整理を要請―

太陽電池大手の独Solarworld(ボン)は24日夜に公開したプレスリリースで、債権の大幅な放棄を社債購入者や銀行に要請する方針を表明した。市場でのし烈な価格競争を受けて業績が急速に悪化。外部機関の鑑定を受けた結果、経

EU各国のEVスタンド数目標を欧州委が設定

欧州連合(EU)の欧州委員会は24日、電気自動車(EV)をはじめとする代替燃料車の普及に向けて充電・燃料供給スタンドを域内にくまなく整備するべきだとする提言を発表した。車両価格の高さや充電スタンド不足から消費者がEV購入

ダイムラー・フォード・日産が燃料電池開発で提携

自動車大手のダイムラーとフォード、日産自動車の3社は28日、燃料電池車の開発で提携すると発表した。提携により各社の投資コストを圧縮するほか、規模の効果を活用して生産コストを低減。早ければ2017年にも手ごろな価格の量産モ

原発新設計画、再審議へ=ブルガリア

ブルガリアで27日、原子力発電所新設の是非を問う国民投票が行われた。中央選管速報値によると、賛成票が60.5%と過半数を占めたものの投票率が21.7%と成立要件である60%(=前回の議会選挙投票率)に満たず、無効となった

独建設大手M.ベーグル、ルーマニアにウィンドファーム建設

独建設大手マックス・ベーグルは、ルーマニアに集合型風力発電所(ウィンドファーム)を建設する。21日付け現地日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』(電子版)が、同社のBotcan取締役の話として報じた。 \ ルーマニア南東部ド

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