環境

英MIRA、ボックストレーラーの抗力低減に成功

英国の自動車エンジニアリング大手MIRAはこのほど、空力効率の改善により、抗力係数を30%低減することができるボックストレーラーのデザイン開発に成功したと発表した。 \ MIRAは、CADジオメトリとモーフィング技術を駆 […]

二酸化炭素と水から合成ガス生産、太陽熱エネルギー利用で

太陽エネルギーを利用して二酸化炭素(CO2)と水(H2O)から合成ガス(一酸化炭素(CO)と水素(H2)の混合ガス)を生産する技術を、チューリヒ工科大学(ETH)を中心とする国際研究チームが開発した。太陽エネルギーの新た

省エネ住宅向け支援措置、KfWが3月に再開

ドイツ復興金融公庫(KfW)グループは4日、省エネ住宅の部分改装向け支援措置を3月に再開すると発表した。断熱材の取り付けや最新式の窓や暖房装置への交換など省エネのための部分改築に低利融資または投資助成金を提供する同措置は

ビニール製レジ袋の販売、伊で全面禁止に

イタリア政府は1日から、国内の小売店などにおける買い物用のビニール製レジ袋の販売を禁止した。代替品として消費者には布、紙、生体分解可能なビニール製の袋が有料で提供される。同国の環境保護団体「レガアンビエンテ」によると、ビ

メルセデス・ベンツ、ドイツポストから大型受注

独自動車大手のダイムラーは12月22日、独郵便・ロジスティクス大手のドイツポストからメルセデス・ベンツ「スプリンター」を1,300台受注したと発表した。11年内に納車する。車両は小包配送車として全国のポスト拠点に配備され

仏ヴァレオ、北京自動車と共同開発のEVを公開

仏自動車部品大手のヴァレオはこのほど、中国の北京自動車と共同開発した電気自動車(EV)のデモカーを公開した。 \ 両社は昨年初頭、今年からEVを共同生産することで合意した。今回公開されたデモカーが搭載するパワートレインは

EADS N.V.―風力発電設備市場に参入―

欧州航空宇宙大手EADSが宇宙部門Astriumを通して風力発電設備市場に本格参入する。Astrium経営陣への取材をもとに12月23日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』が報じたもので、すでに仏エネルギ

Deutsche Boerse AG―エネルギー取引所EEX買収へ―

フランクフルト証券取引所を運営するDeutsche Boerseは12月23日、傘下のオプション取引所Eurexがエネルギー取引所European Energy Exchange(EEX)への出資を拡大すると発表した。州

エタノール10%混合燃料、販売開始に遅れ

エタノールを10%混合したガソリン「E10」の販売開始が法令に定める今年1月1日よりも大幅に遅れる見通しだ。同燃料の販売に関する政令案が議会で成立したのが12月半ばと遅かったため、燃料メーカーやガソリンスタンドの対応が間

ヴァレオ、仏研究所とパワートレイン共同開発へ

仏自動車部品大手のヴァレオは13日、公的研究機関のIFPエネルジ・ヌベルとパワートレインの共同開発で合意し、協定に調印したと発表した。環境負荷の少ないクリーンなパワートレインの開発を目指す。 \ ヴァレオは電気・ハイブリ

Conergy AG―債務整理で債権者と合意―

経営難の太陽電池メーカーConegy(ハンブルク)は17日、債務整理計画で債権者と合意が成立したと発表した。減資と増資を通して債務を大幅に圧縮することが柱で、12月21日に失効する融資枠契約も4年間の延長が認められた。同

Systaic AG―経営破たんに―

太陽電池メーカーの独Systaicは14日、地元デュッセルドフルの区裁判所に会社更生手続きの適用を申請したと発表した。ソーラーブームを受け南欧で取り組んできだ発電パークプロジェクトが現地の補助金削減などの影響で凍結。事業

西仏送電網プロジェクト、シーメンスが受注

スペインとフランスを結ぶ高圧送電網建設プロジェクトで電機大手の独シーメンスが変電所を受注した。同プロジェクトは両国国境のピレネー山中に全長64キロメートル、送電容量2,000メガワットの直流高圧(HVDC)地下ケーブルを

バッテンフォール、原発2基の経営権を譲渡の方向

独エネルギー大手エーオンとスウェーデンの国営エネルギー会社バッテンフォールは15日、両社がドイツ北部で共同運営している原発2基について、運転再開と運営最適化に向けた手続きを実施することで合意したと発表した。原発事業者は原

ロンドンで燃料電池バスの運行開始

ロンドン交通局(TfL)は10日、二酸化炭素(CO2)を排出しない水素燃料電池バスの運行を今月18日から開始すると発表した。ボリス・ジョンソン市長が進める大気汚染改善政策の一環。 \ 燃料電池バスは、自動車向け環境技術を

Thyssenkrupp AG―ブラジル工場が環境汚染か、捜査当局が起訴―

独Thyssenkruppが6月に操業を開始したブラジルの新鉄鋼工場が周辺の環境を汚染しているとして、地元リオデジャネイロ州最高検察庁はこのほど、現地子会社の経営者を起訴した。裁判の結果次第では賠償金支払いや補助金削減、

Wacker Chemie AG―米国に多結晶シリコン工場新設―

化学大手の独Wacker Chemie(ミュンヘン)は9日、米テネシー州に多結晶シリコン工場を新設すると発表した。太陽光発電向けを中心に需要の拡大が今後も続くと判断、同社全体の生産能力を大幅に引き上げる。総額11億ユーロ

Conergy AG―風力発電事業売却―

経営難の太陽電池メーカー独Conergy(ハンブルク)は9日、子会社EPURONが管理する風力発電パーク事業の一部を投資ファンドImpax Asset Managementに売却すると発表した。経営資源をソーラー発電分野

ランダウの地熱発電所、地震の発生源に

独ラインラント・プファルツ州政府は8日、同州ランダウで2009年に発生した地震について、「同地の地熱発電所が地震の発生源になった可能性が高い」とする外部専門家による鑑定結果を明らかにした。州政府は同鑑定結果を受け、今後は

輸入木材に関する新規制が発効、13年3月から罰則ルール導入へ

途上国などで違法に伐採された木材とそれらを原材料とする木材製品のEU市場への輸入・販売を禁止する新規則がこのほど発効した。違法な伐採を抑制して世界規模で森林破壊を防止し、生物多様性の維持を図るのが規制の狙い。加盟国はEU

ポーランド、日本に排出枠売却

ポーランドが京都議定書で割り当てられた売却可能な温暖化ガス排出権(AAU)の一部を日本に売却する。取引量は二酸化炭素(CO2)換算で400万トン。日本政府とポーランド環境省が9日発表した。取引額は公表されていないが、市場

PSA、小型商用車EVの販売を開始

仏PSAプジョー・シトロエンはこのほど、小型商用車のプジョー「パートナー」、シトロエン「ベルリンゴ」の電気自動車(EV)バージョンの販売を開始した。最初の引き渡し先は郵政公社ラ・ポストで、250台を納車した。 \ EV版

旧東独の核廃棄物、ロシア移送を環境相が不許可に

ドイツのノルベルト・レットゲン環境相は6日、旧東ドイツの核廃棄物をロシアに移送する計画を当面許可しないと発表した。輸送先となる露マヤーク再処理工場の安全性に疑問を持っているためで、懸念が払しょくされるまでは許可できないと

CO2分離でパイロット施設稼働、低コストと循環利用が特徴

火力発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を低コスト・省エネルギーで分離・回収する2つの新技術を投入したパイロット施設が11月からダルムシュタットで稼働を開始した。1つは石灰を利用したCO2分離、もう1つは酸化金属から

電球型蛍光灯、破損で水銀放出の危険

連邦環境庁(UBA)は2日、電球型蛍光灯(エコ電球)が落下などで破損した時に室内に放出される水銀(蒸気)の量が、環境基準(0.35マイクログラム/平方メートル)の最大20倍に達するとの測定結果を発表した。消費者センター全

EnBWがケニアでCDM事業検討

エネルギー大手EnBW(カールスルーエ)がケニアでエコ発電事業を実施することを検討している。同社の広報担当者が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたところによると、主に風力発電事業を視野に入れており、すでに関係機関と

REACHの第一次登録終了、4300種のデータベース公開へ

欧州化学物質庁(ECHA)は1日、EUの新たな化学物質規制「REACH」について、既存化学物質に対する第1段階の登録期限に設定された11月30日までに約4,300種の物質がECHAに登録され、2万4,675件の登録申請を

ディーゼル燃料の低硫黄化、EUがリード

米国に本部を置く国際燃料品質センター(IFQC)は1日、ディーゼル燃料に残留する硫黄分を制限する規則の改善が進んでいる上位100カ国の最新リストを公表し、EU加盟国が上位を占めていることを明らかにした。 \ EUは域内全

Lufthansa―バイオ燃料の実用試験を定期便で実施―

独航空大手のLufthansa(フランクフルト)は11月29日、定期便の燃料に植物油を混合したバイオケロシンを投入することを明らかにした。長期投入に伴う機材への影響を調べるのが目的。欧州連合(EU)は二酸化炭素(CO2)

ぼた山をエコ電力の蓄電池に

独電力大手RWEと石炭大手RAGは11月23日、風力揚水発電所を建設することで基本合意した。同発電所は風力発電による電力を利用して揚水し、電力需要が大きくなる時間帯に水力で発電するというもので、風力電力の蓄電池として機能

ダイムラー、ガートナーのグリーンIT賞に

独自動車大手のダイムラーは23日、同社のグリーンITイニシアチブ「エコロジカル思考、エコロジカル行動」が「ガートナー・データセンター・エクセレンス・アワード」を受賞したと発表した。同賞は米IT調査・コンサルティング大手の

Eon AG―ベトナムで事業開始―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は19日、ベトナムでクリーン開発メカニズム(CDM)事業を開始したと発表した。首都ハノイ近郊のナムソンごみ処理場から排出されるメタンガスを提携先の仏プロジェクト会社Bioner

電気自動車で外国と協調=政府諮問委委員長

電気自動車(EV)の分野で世界トップになることを目指しドイツ政府が5月に立ち上げた諮問委員会(Nationale Plattform Elektromobilitaet)のヘニング・カーガーマン委員長は18日付『ファイナ

靴製品から有害物質、当局が警鐘

連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は16日、2009年の年次報告書を発表した。それによると、サンダル、ブーツなどの靴製品331点を対象に実施した検査で、全体の83%に当たる274点から多環芳香族炭化水素(PAH)が検出

東アフリカはソーラー産業の有望な投資先

国際技術協力事業団を手がけるドイツの国営会社GTZはこのほど、東アフリカが今後魅力的な再生可能エネルギーの市場になるとの調査報告書を発表した。ここ数年で目覚しい経済発展を遂げたエチオピア、ケニア、ルアンダ、タンザニア、ウ

プジョー、充電スタンド整備でドイツ鉄道子会社と提携

仏自動車メーカー、プジョーの独法人(プジョー・ドイチュラント)は、ドイツ鉄道(DB)のエネルギー子会社DBエネルギーとドイツ国内の電気自動車(EV)用充電スタンドの整備で提携することで合意し、11日に趣意書に署名した。D

Eon AG―欧州外市場の開拓強化へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は10日、収益力の強化に向けた新しい事業戦略を発表した。急速な成長が期待できる欧州域外の事業を大幅に増強するほか、市場環境の変化に対応して事業構造をスリム化することが柱。これに

Duales System Deutschland GmbH―英投資会社に売却―

包装材の回収・分類・リサイクリングで独最大手のDSD(ケルン)は11日、親会社の投資会社Kohlberg Kravis Roberts(KKR)が同社を英投資会社Solidus Partnersに売却すると発表した。取引

Eberspaecher

自動車部品大手のEberspaecherはこのほど、ドレスデン西部のヴィルスドルッフに新工場を建設すると発表した。2014年から商用車に義務づけられる欧州排ガス基準「ユーロ6」に対応した排ガス処理システムを製造する。まず

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