環境

FCAセルビア子会社、ハイブリッド車の輸入開始

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモビールズ(FCA)のセルビア子会社FCAセルビアはこのほど、FCAのイタリア工場からハイブリッド車(HV)の輸入を開始した。国営テレビ局RTSによると、輸入開始は電気自動車 […]

7月1日付の法令改正

・新型コロナ危機への財政措置   付加価値税を年末まで引き下げ。標準税率を19%から16%、軽減税率を7%から5%に   子供手当(Kindergeld)の支給対象である保護者に特別手当を支給。額は子供1人当たり300ユ

エストニアで初の「廃プラ舗装道路」完工、実証実験を実施

エストニアでこのほど、プラスチック廃材を混ぜたアスファルトで舗装した道路の建設事業の第1号が完了した。同国の気候に対応できるかどうか確かめるためのプロトタイプとして施工されたもので、来年の春に状態を調査する。 道路管理局

ファルタ―国と州が補助金3億ユーロ―

電池大手の独ファルタ(エルヴァンゲン)は6月30日、国とバーデン・ヴュルテンベルク、バイエルン州から最大3億ユーロの補助金を受ける通知を受けた。電池分野で欧州がアジア企業に強く依存する現状の是正に向けた欧州連合(EU)の

クマの獣害増える~ルーマニア

欧州の原生林の3分の2があると言われるルーマニアで、人がクマに襲われる事故が増えている。襲われれば命の危険が伴うため、狩猟ロビーからはクマ猟解禁を求める声があがっている。これに対して、自然保護活動家は保護区設置でクマの生

BASF―マットレスのリサイクル技術を開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月29日、マットレスを化学的にリサイクルする技術を開発したと発表した。独東部のシュヴァルツハイデにある拠点で年内にパイロットプロジェクトを開始し、実用化を目指す。化石原

米除草剤訴訟でバイエルが和解、最大109億ドル支払いへ

ライフサイエンス大手の独バイエルは6月24日、同社の除草剤「グリホサート」を巡る訴訟で和解したと発表した。同剤の影響でがんを罹患したと主張する原告と、将来起こり得る訴訟の原告に最大で計約109億ドルを支払うという内容。バ

独電池市場が好調、昨年は17%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が6月23日発表した同国の2019年の電池市場規模は42億ユーロとなり、前年比で17%拡大した。ZVEIのクリスティアン・エッカート電池部会長は「様々な電池システムが多くの分野で重要になってい

KLM、オランダ政府が34億ユーロ支援

オランダ政府は26日、新型コロナウイルスの影響で経営難に陥っている欧州航空大手エールフランスKLMのオランダ部門であるKLMオランダ航空に、34億ユーロの支援を実施すると発表した。仏部門のエールフランスは4月に仏政府から

バイエル、除草剤めぐる訴訟で和解、最大109億ドル支払いへ

独製薬・化学大手のバイエルは24日、同社の除草剤「ラウンドアップ」をめぐる訴訟で和解したと発表した。同剤の影響でがんを罹患したと主張する原告と、将来起こり得る訴訟の原告に最大で計約109億ドルを支払うという内容。バイエル

FCAセルビア子会社、ハイブリッド車の輸入開始

欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモビールズ(FCA)のセルビア子会社FCAセルビアはこのほど、FCAのイタリア工場からハイブリッド車(HV)の輸入を開始した。国営テレビ局RTSによると、輸入開始は電気自動車

ルーマニアのロムガス、鉄鋼大手リバティと合弁設立

ルーマニアの国営ガス事業者ロムガスはこのほど、同国の鉄鋼メーカー、リバティ・ガラティと低排出な鉄鋼生産に向けた合弁会社の設立で合意した。ロムガスがブカレスト証券取引所に提出した書面で明らかになったもので、両社は天然ガスを

ルーマニアのロムガス、鉄鋼大手リバティと合弁設立

ルーマニアの国営ガス事業者ロムガスはこのほど、同国の鉄鋼メーカー、リバティ・ガラティと低排出な鉄鋼生産に向けた合弁会社の設立で合意した。ロムガスがブカレスト証券取引所に提出した書面で明らかになったもので、両社は天然ガスを

CO2多排出車の税額が来年から大幅増、少排出車は減税

ドイツ政府は12日の閣議で車両税改正法案を了承した。国内の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに1990年比で最低55%削減するという政府目標実現に向けた措置の一環として、車両のCO2排出量が多ければ多いほど税額を

卸売物価の下げ幅が09年以来の規模に

ドイツ連邦統計局が16日発表した5月の卸売物価指数は前年同月比4.3%減となり、2009年10月以来の大きな下げ幅を記録した。新型コロナ危機の影響で石油製品の価格が32.2%低下したことが最大の押し下げ要因。古材・残材も

車部品のZFに過料命令、排ガス不正問題で

独シュツットガルト検察当局は10日、自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンに4,250万ユーロの過料支払いを命じた。同社が顧客の自動車メーカーに販売したトランスミッション制御用ソフトに絡んで監督義務を怠ったためと説

ソラリス、燃料電池バスの試験走行進む

スペインの鉄道車両大手CAFのバス製造子会社であるポーランドのソラリスが、欧州の都市で燃料電池バス「ウルビーノ12」の試験走行を進めている。イタリア、オランダ、ドイツに続き、今月はオーストリアの首都ウィーンで1週間運行し

スロベニアの軽飛行機、EASAの型式認定を取得

スロベニアの軽飛行機メーカー、ピピストレルはこのほど、同社が開発した2人乗り電気飛行機「ヴェリス・エレクトロ」が完全電動航空機として初めて欧州航空安全局(EASA)の型式認定を取得したと発表した。ボスカロルCEO(最高経

商用車大手スカニア、電動パワーシステムのコンセプトを発表

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は2日、独自開発したハイブリッドおよびフル電気駆動動力システムのコンセプトを発表した。これにより、二酸化炭素(CO2)排出量のさらなる削減を求める顧客の

ボルボ・カーズ、中国成都工場の再可エネ利用率が100%に

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは5日、中国最大の成都工場で再生可能電力の利用率で100%を達成したと発表した。これにより全世界の製造拠点における再可エネの利用率は80%に拡大する。 100%のうち65%を水力発電

電動車用チャージポイントが1年で6割増加

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は8日、国内の電動車用チャージポイントの数が5月時点で約2万7,730カ所に達し、前年同月の約1万7,400カ所から59%増加したと発表した。急速充電機は全体の約14%を占める。BD

トヨタ・ポーランド、HV対応エンジンの生産拡大

トヨタ自動車のポーランド子会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ポーランド(TMMP)は3日、南西部のイェルチ・ラスコヴィツェにある工場でハイブリッド車(HV)対応の新世代1.5リットル3気筒ガソリンエンジンの生

チェコCEZ、石炭火力発電所を閉鎖

チェコ国営電力CEZが今月末で同国北西部に位置するプルネージョフ第1石炭火力発電所の運転を停止する。欧州連合(EU)の大気汚染物質排出規制が7月から厳格化されるためで、環境保護団体は同発電所の閉鎖を歓迎している。 プルネ

ブルガリア、太陽光発電のFIT制度再導入を検討

ブルガリア政府が太陽光発電に関する固定価格買取制度(FIT)を再導入することを検討している。3日付の英字紙『ノビニテ』によると、政府は発電容量が5キロワット未満の施設からは1キロワット時当たり0.12ユーロ、5キロワット

CO2多排出車の税額を大幅引き上げ、SUVに打撃

二酸化炭素(CO2)排出量が多い車両の自動車税を引き上げる方向でドイツ政府が法改正の準備を進めている。財務省の法原案をもとにロイター通信が8日、報じたもので、現在、省庁間の調整が行われている。排気量が大きいSUVは税額が

スペイン部品大手ゲスタンプ、EIBから2億ユーロ融資

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは5月26日、欧州投資銀行(EIB)から2億ユーロの融資を受けると発表した。車両の軽量化や安全性の向上、環境負荷の低減に寄与する金属加工技術の研究開発を強化する。新技術をもとにしたシャシ

コロナ「復興基金」創設案を欧州委が発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は5月27日、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けたEU経済の復興に向けた7,500億ユーロの基金を創設する計画を発表した。欧州委が市場で調達した資金をEUの中期予算に組み込み、補助

6月1日付の法令改正

・コロナ危機に伴う育児休暇手当の時限ルール。◇操短で給与が減少しても手当受給額が減額されない◇看護など社会システムを維持するうえで重要な職業に従事しているがゆえに今年3月1日~12月末までの期間中に育児休暇を取得できなく

ダイムラー―燃料電池セルをロールスロイスに供給―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5月26日、商用車子会社ダイムラー・トラックがエンジン大手の英ロールスロイスに燃料電池セルを供給することで基本合意したと発表した。ダイムラー・トラックがスウェーデン同業のボル

BASF―生分解性プラスチックで中国企業と協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は5月28日、生分解性プラスチック(PBAT)の分野で中国同業のトウ程新材料集団(レッド・アベニュー・ニュー・マテリアルズ)と協業すると発表した。認証取得済みのBASFのP

BASF―社債で20億ユーロ調達、初の環境債も発行―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は5月29日、社債発行を通して市場資金を計20億ユーロ調達したと発表した。そのうち10億ユーロは環境債(グリーンボンド)が占める。同社が環境債を発行するのは初めて。環境債は

肉摂取を控える傾向が鮮明に

食肉の摂取を控える傾向がドイツの消費者の間で強まっていることが、連邦食糧・農業省が5月29日に発表した2020年版『栄養レポート』で分かった。動物福祉や健康志向の高まりが反映された格好だ。 同レポートは食糧・農業省の委託

ごみ排出量が過去最高に、有効利用率も上昇

ドイツ連邦統計局が2日発表した2018年の国内ごみ排出量は前年比1.2%増の4億1,720万トン(暫定値)となり、統計を開始した06年以降の最高を更新した。建築ブームを背景に同分野の排出量が3.6%増えて全体が強く押し上

ルーマニア、原子炉新設における中国CGNとの提携を破棄

ルーマニア国営の原子力発電事業者ヌクレアルエレクトリカが、チェルナヴォダ原発における原子炉新設計画に関する中国広核集団(CGN)との提携を破棄する方針だ。6月12日の臨時株主総会で株主の承認を得た上で、解約手続きを進める

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